2.《ネタバレ》 吉永小百合って知名度の割には、好きな女優じゃなかったんだけど、この作品を観て、サユリストが何故サユリストになったのか、(ちょっとだけ)解った気がした。
というか、吉永小百合の体当たり的な演技が観られて面白い。
下ネタもあったりして、意外と楽しめるんじゃないでしょうか。
「おちんちんが元気になって」
とか言わせちゃうし。
それに、犬と犬の交尾の話をさせたり。
アイドル的女優にこういうセリフをしゃべらせる。
さぞ、当時のサユリストはもえただろうなぁ。
ラストのオチは、「やっぱり吉永小百合は誰のものでもないんだ」と、当時のサユリスト達を安堵させたに違いない。
というか、安堵させる為の無理矢理なオチだった気がする。
だって、相手のことを本当に好きだったら、すぐに結婚できないからとか、行き遅れるとかの理由で諦めはしないでしょうに。
でも、この作品って、結構参考になった部分もあったりする。
女性の心理を吉永小百合が一人語りするくだり。
これって、結構、女性心理をついているような気がして、真剣に聞き入ってしまった私です。