銀座二十四帖のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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銀座二十四帖

[ギンザニジュウヨンチョウ]
1955年上映時間:117分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-09-14)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2007-06-25)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2021-01-26)【イニシャルK】さん
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監督川島雄三
助監督今村昌平
キャスト月丘夢路(女優)京極和歌子
三橋達也(男優)三室戸完
北原三枝(女優)仲町雪乃
河津清三郎(男優)京極克己
岡田真澄(男優)赤石峰男
大坂志郎(男優)望月三太郎
安部徹(男優)桃田豪
佐野浅夫(男優)ジープの政
芦田伸介(男優)三ツ星五郎
浅丘ルリ子(女優)ルリちゃん
山田禅二(男優)キャロルのマスター
深江章喜(男優)
光沢でんすけ(男優)
小泉郁之助(男優)
相馬幸子(女優)京極みつ
河上信夫(男優)築地警察の老刑事
小夜福子(女優)鈴木とし
長弘(男優)八重洲口の運転手
福田トヨ(女優)菊川の女中
関弘子(女優)久子
森繁久彌ナレーター
原作井上友一郎
脚本柳沢類寿
主題歌森繁久彌
撮影横山実
製作岩井金男
配給日活
美術中村公彦
編集中村正(編集)
録音福島信雅
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3.《ネタバレ》 題名通り、銀座の町並みが沢山出てきて、それだけでも十分楽しめる。
開発中の有楽町駅前の映像には特にビックリ!
私がつい最近までごやっかいになっていたビルの敷地が更地ではないか!
しかも、当時更地ということは、今存在するビルの一つ前のビルが建築されている最中という、非常に興味の湧く貴重な映像を観ることができた。

出演陣でインパクトがあったのが北原三枝と安部徹。
北原三枝は、相変わらずの日本人離れした抜群のプロポーションを惜しげもなく披露。
露出度の高い服に、たわわな胸を強調した服を着ており、思わずスクリーンに目が釘付けになってしまった。
脚、特にふくらはぎが綺麗だし、この頃の北原三枝にはオーラがかった若さと勢いを感じる。

それと安部徹。
オカマっぽい画家を演じているが、これがなかなかの熱演!
すっかりオカマキャラをモノにしているところが凄い。
役者魂炸裂!といったところだろうか。

しかし個人的にやや苦手な三橋達也が主演をはっている点はマイナス。
それに河津清三郎は相変わらずの棒読み口調。

それと月丘夢路が劇中で「美人、美人」とはやしたてられていたが、そこまで強調する程の美人とは思えない。
少なくとも、劇中のセリフである「男なら誰でも魅力を感じる女性」というのには疑問符が残る。

しかし、本作のバッドエンドはなかなかの後味!
あそこで都合良く結ばれないのは、かえってスッキリとしていて、私にとっては好印象を残した。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-15 01:37:43)(良:1票)
2.ここまで、銀座の街を徹底的に撮るとは・・・
もう物語云々よりも「銀座を撮る」という方を優先しているようにもみえる。森繁さんのナレーションも銀座の歴史・広さなどの統計や全国の「○○銀座」まで様々な角度から調べ、紹介しているし、ヘリで銀座の全景を撮ったりしている。
ジョッキーとして森繁久弥を起用したのは成功だと思う。

その分、物語については面白味は感じなかったが、街を舞台としているので川島さん得意の演出(狭い所で動かす)は発揮しずらい環境もあったかと思う。
その中で、北原三枝は素晴らしい。美しい容姿にときにはコミカルで溌剌とした動きが凄く好感が持てる。彼女がズッコケル、三越のモデルショーのシーンなんかは最高でした。
銀座をここまで撮った作品は他には無いという意味で価値はあるし、楽しめる一品でもある。(NFC「川島雄三特集」)
サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2007-08-01 12:44:26)(良:1票)
1.森繁久弥の歌とナレーション付き、昭和30年当時の最先端銀座風景を克明に追った通俗映画。それ以上でもそれ以下でもない。監督曰く、物語より銀座風景を捉える事に重点を置いたというコメント通り、オハナシがあんまり面白くないのが難点w美しきヒロイン(月丘夢路)の肖像画を一体誰が描いたのか?っていう滑り出しは興味を惹かれたものの、その後の展開が少々ルーズ・・・。ギャングとか拳銃とか安易に出さなければ良かったのに。『風船』と連続して「裕次郎相手役以外」の北原三枝という女優を見たけど、とにかくスタイル抜群だし生き生きしてて良いですね~。これまで自分が持っていた「男顔の何となくくすんだイメージの女優」という印象が一気に払拭されました。どちらかと言えば受身的な裕次郎の相手役というカテゴリー枠に押し込めてしまったのは、彼女の女優としての可能性をも封じ込めてしまったみたいで残念です。でもそれがご本人の希望だったのかな?デビュー当時の超美少女時代浅丘ルリ子も観られるし、若かりし佐野「黄門様」浅夫がチンピラヤクザで出てきたり、脇役も充実していてかなりのお得感有り。何より都電が路面を走っている当時の銀座風景が存分に見られるのと、森繁のナレーションが薬味となって映画自体も洒落ているので決して観て損したような気持ちにはなりません。川島雄三監督ファンにはおすすめ!
放浪紳士チャーリーさん [映画館(邦画)] 7点(2007-07-07 11:32:33)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

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