15.《ネタバレ》 面白い、よくできてる。どこまでホントかわかんないけど、カナダとかイギリスとかフランスとかキューバとかすごいね~。日本はどっちかというとちょっとアメリカよりなんじゃない?とか思ってしまった、まぁアメリカの状況程はひどくないけどね。なかなかいろいろと勉強になりましたハイ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-07 08:10:32) |
14.アメリカの医療問題に苦言を言いたいがあまり、フランスの紹介が明らかにおかしくなってますね。まるで天国のように見せているのがマイケル・ムーアの手癖というか、公平なドキュメンタリーではないです。ただ、深く考えさせてくれるのはさすがです。キューバに乗り込むところとか、普通の作家では考えられないだろうし、不可能でしょう。ムーアのすごさを感じられる映画ですよ。いい意味でも悪い意味でも。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-14 16:15:54) |
13.《ネタバレ》 今後、アメリカ映画を見るたびに、「この人、今、腕吹っ飛ばされちゃたけど、ちゃんとした医療保険に入ってるんだろうか」とか、考えてしまうかと思うと、いささかしんどい。……、えーと、ウソです。すみません。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-21 23:14:30) (笑:1票) |
12.《ネタバレ》 全てにおいて洗練されて格好よくて優れていると思っていたアメリカへの憧れが音を立てて崩れ去る、そんな事実を突きつけてくれた作品。超金持ちは超貧乏と一緒にされたくない。だから皆保険制度なんてもんは超金持ちにとってはくだらない理想論でしかない。確かに、毎月一億円も税金を払う人と毎月10万円の生活保護をもらう人が同じ条件で手術させられたらたまったもんじゃない。でも英仏やカナダやキューバはそうなんだよね。すごいね。オバマさんは真剣にこの問題に取り組むらしいけど、もしそれが叶えられたらこの映画はきっとアメリカ史に残る偉業を達成した(映画が政治を動かした)ことになるのかな。 でもうちの故郷にIターンしてるフランス人は「自国では若い人は税金が高すぎて(起業の)チャンスがない」と言っていた。きっとどっちが優れていたかは後世の歴史家が判断するんだろうけど、やっぱり自分は日本にも英仏加を目指してもらいたいと思いつつ、税金あがるのはヤダなとヘタレてみたり・・・。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-20 00:32:21) |
11. マイケル・ムーア監督の作品は、「ボウリング~」「華氏911」と見てきましたが、これが一番素直に見られたような気がします。押しつけがましいところも少なく(っていっても結構あるかもしれないけれど)、良い問題提起になっているのではないかと思います。レビューの数がまだそれほど多くないようですが、できるだけ多くの人に見てもらいたい作品です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-22 18:31:20) |
10.とてもシリアスなことをユーモアと情熱たっぷりで伝えてくれたムーアさん。 勉強になりました。 ありがとう。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-09 23:57:18) |
9.前の2本に比べると「なんかまとも」な感じでした.今回やっつけようとしている対象とその比較対象とのコントラストが激しすぎる感じはありましたが,まあその辺は「映画」ということで・・・全てを鵜呑みにはできないにしても,現在の日本人に何かしら考えさせる内容であることは間違いないと思います.今晩から報道ステーションのスポーツ・お天気コーナー以外もちゃんと見ようと思ったり. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-10-19 15:16:32) |
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8.《ネタバレ》 満足です。以前の作品のような皮肉たっぷりさが少し薄れているかな、と思いましたが、 最後の船のあたりはらしさがあったと思います。 アメリカへの対比として取り上げていたヨーロッパが、よく描かれすぎている気もしましたが、でも医療に関しては現実なのでしょう。 9.11のヒーロー・ヒロインが、キューバの病院で涙を流すというのは、衝撃的でした。日本の、昨今の生活保護の問題や老人の生活困窮の問題を考えると、他人事と思えない部分もあったり。いろいろ考えさせられました。 でもマイケル・ムーア、歳とったなぁ。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-10 01:21:46) |
7.ドキュメンタリーってのは、フィルムを通して撮影者が思ってもいなかったものを発見していく、ってのが本当の姿だと思うので、この人の映画は正確には「意見表明パンフレット」みたいなものだと思う。作者はすでに描くものを決定していてそれに沿って映像を組み立てている。最初から驚き呆れてみせることを目的としてカナダやヨーロッパを訪れている。私は映画にはいろんなジャンルがあればいいなと思っているので、こういうジャンルも歓迎するが、ときに、たとえばラストのグアンタナモへ行くパフォーマンスみたいに、ちょっとあざとすぎるとこがあるのが鼻に付くけれど。ジャーナリズムに必須なのは、現状に驚き呆れる才能だ。映画の中で誰かが言ってた「彼ら(保険会社)も商売だからね」で納得してしまってはどうしようもない。M・ムーアには間違いなくその才能があるが、彼は映画を撮る前の段階で驚き呆れ、それを土台にして、意見表明をより効果的にショーアップするべく、けっこう冷静に作品を構成しているようだ。これはこれでいいと思う。さて内容だが、ちょうど堤未果の「ルポ貧困大国アメリカ」を読んだ直後だったので、お互いがお互いを補う形でよく理解できた。民営化による小さな政府ってのは、つまり本来政治が取るべき責任も民間に分散させてしまう政府ってことなんだな。日本だって小泉改革以後(ってことはアメリカ系保険会社のコマーシャルがやたらハナに付くようになったころってことだが)こういう方向に向かっているわけだから、他人ごとでなかった。保険会社には、書類の不備を探す専門の部署があって、本人も忘れているような病歴を見つけてくるってのが、さすがに驚き呆れる。役所の出来るだけ仕事をしないようにする体質と、こういう民間企業のがむしゃらに金を取ろうと働きまくる体質と、うまく間を取っていいところを生かし合える社会に出来ないものか。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-10 12:16:28) |
6.ドキュメンタリーをちゃんと二時間観るって意外ときつい気がしましたが、エンターテイメント性も兼ね備えていて、それほど興味の無い人でも観れますね。しかしやはりあまりに偏りすぎているというか、切り取り方によっていくらでも見せ方はあるなと思いました。 とはいえアメリカの保険制度のおかしさには誰もが気づけるようになっていて、啓発的な映画だと思います。これを観てアメリカ人はどう思ったんだろうか? 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-16 00:24:18) |
5.《ネタバレ》 前作の「華氏911」は見るからにプロパガンダ映画でしたけど、今回の作品はかなりの説得力を持ったメッセージ力のある作品だなと思いました。アメリカでは国民皆保健制度を「社会主義医療」だと言って批判するという、あれは実に興味深く、この意見に対するムーアの反論が実にうまい。あるいはまた、米国でムーアを批判する人は、よくムーアのことを社会主義者だ、共産主義者だと言って罵ることが多いので、そういう自分への当てつけに対してのアンチテーゼみたいな面もあるんでしょう。作り方はこれまでのやり方を踏襲していて、古い映画のシーンをはさみコミカルポップに展開し、諸外国を引き合いに出し米国の駄目っぷりを露呈するという感じですが、ただ相変わらずムーアのやり方というのは帰納的で、演繹的、体系的に論点を持っていかないですよね。勿論、これが彼のスタイルなんだと言ってしまえばそれまでですが、観る側としてはそういうことも忘れてほしくないわけです。例えばフランスの進んだ医療や福祉制度に対して、これらの財源はどこから来てるのかという話になるのですが、それがただ単にフランスに住んでる夫婦一組に話を聞いてみただけで終わっちゃってる。こういう重要な点を帰納的取材だけで話を終わらせちゃう。この点はそんな簡単に流しちゃいけないんです。世界の先進諸国を見ると、税金は低いけど福祉は手薄いアメリカみたいな国か、税金は高いけど福祉は手厚い北欧みたいな国かのどっちかに別れる。要するに、米国にこれからも前者の立場でやり続けるのか、と。まぁいろいろ意見はありますが、でも間違いなく良作だし、面白いのは事実です。それにしても、米国は国民皆保健を社会主義だと言って毛嫌いするけど、一番大事なのはその国の国民が満足し、幸福になる、そういう制度が必要であり、それをやるのが国の仕事ではないのか、と。当たり前の様ですが、この作品を観てその当たり前のメッセージがむしろ新鮮な印象を持ったのは、実は自分たちの国もこの「当たり前」のことを忘れていってしまってるからなのでは・・・。人事ではない作品であります。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-02 23:21:19) |
4.《ネタバレ》 大統領候補指名争いで、ヒラリーがNational Health Care政策をアピールしていた国内の背景がよくわかり興味深かった。マイケルムーアのドキュメンタリー映画を初めて見たのだが、対照的な状況を交互に見せるやり方、当事者へ取材法、皮肉の効いた味付けなど上手いと思う。ある種電波少年(古いけど)的な志向ともいうべきか。 健康保険料を支払えない人のみではなく、払っている(いた)人さえも十分な医療行為を受けられない現実が次々と紹介される。アメリカの医療制度では医療従事者、医療施設、保険業界、医薬品業界の力が強く、自由主義の名の元の利益優先のため患者自体が置き去りになっているのかもしれない。9.11のグラウンドゼロで活躍した救命士ボランティア達が、キューバの病院で十分な治療を受けられて涙を流すところなんか、アメリカ人は誰も見たくないんじゃないかな。 日本の医療制度の方向を考える上で、一度見ておいて損は無いドキュメンタリーだと思います。 【アステカ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-29 11:39:45) |
3.おちおちアメリカには行けないね。日本はまだましなことがよくわかった。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-15 03:54:09) |
2.《ネタバレ》 大統領選挙でも争点となっている医療制度。 この映画をムーアが撮影したときと状況は変り、今は導入の財政問題が争点になっているらしいですね。 民間医療保険会社もここまで悪辣なことを続けられなくなって、公的医療制度自体への反対はしていないらしい。 一方、フランスの制度も素晴らしいけど、子どもを2人産めば納税もほとんどなくなり、育児手当を月に約16万円も受け取れる上に、無料のヘルパー派遣・・。 結婚しない・子どもを持たない人たちはすごい高負担なんですよね。 「社会保障」を比較すると、その国の性格も見えてくるかもしれないですね。 しかしアメリカって何でも極端な国だわ・・。 【グレース】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-04 18:45:49) |
1.映画館で鑑賞しました。華氏911でそれなりに有名になったマイケル・ムーアですがこの映画あまり人気ないのでしょうか。他に鑑賞者誰もいませんでした。映画の内容はアメリカの医療制度を知るには充分な情報を教えてくれる。この映画をそっくり信じるとアメリカって何てひどい国なんだろう?と思ってしまいます。まさにムーアの思うツボ。この手の映画は真実も教えてくれるが誇張もある、という目で見ています。アメリカの医療制度と比較してフランスやイギリスの医療制度を絶賛してますが、フランスが抱える最近の失業・雇用問題など全く触れずにただ「なんてすばらしい国だ!」と絶賛するには抵抗があります。全編通してかなり、ムーア自身の誇張も入っており真実を知るドキュメンタリーとしてはクエスチョンマークが付きます。 【やぶからスティック】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-09-01 22:52:06) |