24.長丁場にもかかわらず飽きずに楽しく観れた。悪もちゃんと裁かれて良かったです。 新おにぃはキターって感じでした。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-05-06 10:07:10) |
23.内容からしてしかたがないが、最初から最後まで重い気持ちで見なければならず、つらかった。録画して、何日にも分けて見なければならなかった。特に、最初の事故のシーンはつらくてつらくて、もう見るのをよそうかと思ったが、何とか最後まで見られた。個人的には、豪華俳優陣を揃えた映画は好きではない。西村雅彦は西村雅彦として、小林稔侍は小林稔侍として見てしまい、役柄として見ることができないからだ。しかし、渡辺謙だけは恩地元として見ることができた。本当にいい俳優だと思った。ただ、渡辺謙と三浦友和が同世代の設定なのが非常に違和感があった。この2人の俳優の実年齢は7年9か月の差があり、私の感覚としては、三浦友和は渡辺謙の1時代前の俳優だからだ。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-17 10:24:44) |
22.《ネタバレ》 原作未読。中盤あたりの上層部の思惑や政治家の駆け引きは、端折った感じがしてならなかった。しかし、内容は共感できた。どんな状況でも負けなかった主人公とそれを支える家族。最後に飛行機事故の遺族に、私の今まで受けた苦しみはあなたには到底及ばないと言い切る。俺もあんなふうに生きたいね。 【ラグ】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-02-28 22:14:34) |
21.《ネタバレ》 日本航空というナショナルフラッグが何故沈んでしまったのかが良くわかる作品でした。 官僚主義がはびこる大企業、政・官・財が癒着して一部の人間が甘い汁を吸う社会構造・・・・昭和の日本社会の暗部がこれでもかと映し出されています。会社員をやっているものからすれば、やや主人公をヒーローとして描きすぎな印象を受けました。自分は優秀なのだからそれに見合うキャリアを進ませるべきだ、それなのに腐敗した幹部が私怨で邪魔をしているというような思い上がりとも思える本音がどうも鼻につくんですよね。ただ、善悪をはっきりと分けているので非常に物語としては面白く、3時間を超す上映時間も苦になりませんでした。 日航機墜落をモデルにしたと思われる、墜落事故とその後の様子は非常に興味深かったです。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-02-13 16:37:34) |
20.久々の長編小説の映画化であり力作であるが、正直に言って原作者の主張が十分発揮された作品であるとは言い難い。 たしかに原作をなぞってはいる。しかし、あれもこれもという形だから散漫になっているし、時代背景や組合活動、それに親方日の丸と揶揄される会社組織の実態を知らないと上っ面だけを見てしまう結果になる。 高度成長期の頃は利益を上げることが優先されすぎて、飛行機の安全点検や労働環境改善などは軽視されていた。また国が後ろ盾になることで放漫経営が発生し、閉鎖性によって内部組織は腐敗していた。これは国民航空だけでなく、三公社五現業と言われる団体は似たり寄ったりであった。 原作者はこれにメスを入れることで、どうあるべきかを社会に問うているのである。 飛行機事故は一度起これば常に大惨事を招く。そうならぬよう、常に99.99%以上の安全性を図らねばならないということを強く印象づける映画であってほしかった。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-12 22:02:23) |
19.200分を超える重厚な作品で決して派手さがある作品ではないですが、その長さが全く気にならなかった。会社とは、仕事とは一体何なのか?会社と遺族と、守るべき家族の間で苦悩しながらも良心や己の信念を貫く恩地という一人の実直な男の生き様には考えさせられることが多い作品でした。労組の委員長としては組合員の生活を守るという立場もあるが、その頃もその後も一貫して彼の心は常に乗客の安全にあり常に遺族のためにあった。実際にあの会社にモデルとなった方がおられたのでしょうか?会社から不当な扱いを受けようとも己の信念を曲げない(これは会社勤めの人間には本当に難しく辛い生き方です。)一人の男の誇りと生き様を演じた渡辺謙の素晴らしい演技を堪能しました。一方で恩地と同期であり労組でも同じ釜の飯を食ったがその後は対極の道を歩んだ男を演じた三浦友和の感情を押し殺したような演技もまた素晴らしかったです。同じ会社勤めの人間として、恩地の生き様にはいい勉強をさせてもらったと感じています。 【とらや】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-02-11 23:57:12) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 3時間を飽きさせない壮大な映画。原作が素晴らしいのでしょう。日本人として決して忘れてはならない航空機事故を正面から捕らえた真摯な映画です。邦画の底力を感じました。 【カボキ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-08 02:34:37) |
17.《ネタバレ》 企業トップの不正や政界との癒着を告発するような正義を描いた作品とは思わなかったです。一人のサラリーマンの生き方、その矜持とはどういうものかがテーマだと思います。恩地の海外勤務が延長された時、彼には辞める選択肢もあったはず。何故、辞めなかったのか? 負けた気がするからです。誰に? 楽な道を歩もうとするもう一人の自分に。人は基本的に弱い生き物で、すぐに楽な道に流れて行こうとします。そんな誘惑と戦う意思の総体が「矜持」です。自負・プライド・意地・自信・信念・虚栄、などで構成される。それは個をかたち作ると同時に縛るものでもある。自らの矜持と心中するような恩地の生き方は、お世辞にも上手とは言えません。一方の行天も彼なりの「矜持」は持ち合わせているが、順風を受けている時には現れず「欲」によって封じられる。この二人を較べたとき、人間の強さという概念が浮かびます。私は一概にどちらの生き方が良いとは言えません。いつか、それぞれが人生を振り返ったとき、その胸に去来するものでしか人生は測れない。私事ですが、過去に不本意な異動を命ぜられたことのある者として、本作は重い作品であると同時に興味深い作品でした。本作に描かれる矜持は、徹底して楽に生きないための戒めです。私は恩地ほど意固地じゃないけれど、職を辞さないのであれば、不本意と自らの矜持に折り合いを付ける必要が生じます。それは葛藤であり、生き方の軌道修正を余儀なくされる。生き方とは環境と矜持の接点から導かれるのだと思います。個人的に「沈まぬ太陽」とは矜持を抱き続ける姿勢と解釈します。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-01 15:19:17) |
16.《ネタバレ》 あらすじをさら~と見ている感じ。まあ、でもそれは原作が長編なので、逆に未読の方は原作読んでみたい,と思わせるかも。 個人的に好きな会長室篇がだら~となってるのは惜しいかも。 キャストは確かに豪華なんだけどなんか全員ちょっと力み過ぎな。渡辺謙も。演技が大袈裟(=いつもどうり) 大仰な演技が目立ったのは脇役陣も。下手な人はもっと目立つ(鈴木京香)。小林稔侍はもう本当に酷い。。 個人的には三浦友和が最もインパクトがあったかなー。良かった凄く。 感情の起伏の表現の仕方が本当に巧い。 最後,誠に惜しい音楽。以上。 【Pecco】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-11 23:51:52) |
15.長時間だったけど十分堪能できた。それでも、原作自体がボリューム十分なんで、浅くなぞった感も伴う。テレビドラマ2クールくらいの時間が欲しかったかなあ。主演の渡辺の演技力も作品の評価をあげる。三浦は少しいい人オーラが潜在的にあるんで、少し食い足りなかったか。邦画としては十分合格点には達している。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-10 23:34:02) |
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14.フィクションだろうけど、現実の事件や団体などと合致してまるでドキュメンタリーのようで面白かった。俳優陣も豪華です。ただ、飛行機の映るシーンは合成写真のようで安っぽくてちょっと残念。ラストもちょっと尻すぼみ気味。それでも、十分3時間楽しめたので観て損はないかと思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-10 22:13:13) |
13.《ネタバレ》 原作未読。この映画にJALさんは随分お怒りだったようで、そういう意味で、どこまでが真実なのかは分からないけど、それにしても勉強になった気分。政府出資のフラッグ・キャリアが労組のリーダーを不当に海外に飛ばした上、「詫びを入れれば日本に戻してやる」と卑怯なやり方でいじめるなんて嘘であってほしいが、本当だとしたらよく辞めずに耐え抜いたと思う、家族を犠牲にした面はあるが、妻は夫を支え続け、息子も大人になって理解を示してくれたってことで、まあ良かったんじゃないかな。3時間超でもあまり長いと感じさせなかったのは渡辺謙の力によるところが大きいと思うし、三浦友和も国内映画賞の助演男優賞を多数受賞したのが妥当だと分かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-07 18:30:58) |
12.原作を上手に映画化したと感じます。ズシリとした見ごたえの良作。原作の印象では主人公はもっとゴツイ感じをイメージしていましたが渡辺謙さんも良かったです。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-05-31 21:28:39) |
11.《ネタバレ》 角川映画もやるじゃん。良かったよ、この映画。石坂浩二はこんな役もできるんだね。元々演技がうまいし、安定感のある演技で会長を演じていた。三浦友和も渡辺謙も良かった。特に後半の渡辺謙は良かった。前半はちょっと力みすぎ?だったかな。久しぶりに見応えのある邦画を観れたのがうれしい。こういう社会派は大歓迎だよ。ただ、1点気になったのが、為替の穴埋めに香川照之が空港券を安売りチケットに横流ししてた金をあてたの?この辺がよく分からなかった。為替の問題がどうしてうやむやになったのかを分かりやすく見せて欲しかった。やっぱ原作読んでないからかなあ。でもこの映画で山崎豊子に興味を持ったよ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-23 21:51:20) |
10.《ネタバレ》 40年前に勤めていた会社を思い出しました。労働組合が3つあり2つは御用組合でした。従業員同士が対立するという嫌な雰囲気で、第一組合の委員長は有能でしたが閑職を与えられており、一方、御用組合の役員はつぎつぎと昇格して管理職となっていきました。あの時代では珍しいことではありませんでした。恩地さんが会社を辞めなかったのは理解できます。私の知っている委員長も決して辞めませんでした。正義感とプライドが彼らの支えだったのでしょう。 【くだごんべ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-02 16:01:09) |
9.《ネタバレ》 見応えがありました。上映時間が長くても見飽きなかったのでもっと長くても良かったですね。渡辺謙の熱演も良かったですが三浦友和も素晴らしかったです。個人的には夫を支え続けた鈴木京香が立派で感動しました。 【ギニュー】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-25 19:35:18) |
8.ケニアでの象狩での眉間に銃弾を浴びて倒れる巨象とジャンボジェット機の事故シーンをオーバラップさせるのは少しブラック過ぎる気もしたけれど、邦画に新しい部分を開くと言う面で意欲的な作品であるとして評価できます。これだけの企画だから際物を狙ったのではないだろうけれど、担当大臣の発言で株価が乱高下している昨今をみると航空会社の政治性と言うのが今更ながら印象づけられます。最後のほうにチラと見せられるように当時では優待券、現在ではこれにマイルとか言う換金性の高い商品が政治資金のための現金源として大きな意味を持つのでしょう。航空会社では路線獲得や機材購入などの面が経営上の大きな位置を占めるので主役はその方面の人々でテクノクラートの位置が相対的に低いことが安全性に影を落としていることはこの作品では覗うのは難しいようです。三浦友和の悪役は珍しいけれど結構うまく作品を引き立てています。 【たいほう】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-24 23:42:00) |
7.《ネタバレ》 ・何人か前にも書かれていますが、八木さんが気の毒でしょうがなかった。同じ報復人事でも、恩地の海外僻地左遷は、機材整理や八木に比べると遙かにマシと思う。特に八木への仕打ち、支店で座っているだけ、誰からも話しかけられない上、姿勢を崩すことも許されないのは堪えると思う。1日が死ぬほど長く感じることだろう。さらにその後も、そして最後まで貧乏くじを引かされたし。 ・飛行機墜落シーン、特に機内の様子はインパクトがあった。子供が映ると心が痛んだ。自分も元々飛行機に乗るのは苦手だったが、今後は乗りたくないと思った。 ・遺体安置所が整然として綺麗すぎるのでは。もっと悲惨な状況だったと思うが、余り忠実にやると別の映画になってしまうかも。 ・長い映画だがテンポが早くてついて行くのに大変だった。時代をいったり来たりしていたが、単純時系列でも良かった。 ・行天がその後どうなったか知りたい。 ・原作未読につき勝手な思いだが、最後、もう少しスカッと終わって欲しかった。 ・途中の休憩は、個人的には非常に有り難かった。 【ベッカー】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-24 18:18:16) |
6.オンチさんは日航の企業戦士。会社から踏みにじられ続けながらも決してあきらめない。日航のダメなとことオンチさんのガンバルところを三時間半かけて観る映画です。 【kaneko】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-18 20:13:23) |
5.《ネタバレ》 近年の邦画では稀に見る上映時間200分を超える長編大作。決して譲ることのできない矜持(誇り)、かけがえのない家族愛・友情、容赦ない権力闘争。多くの人の関わり合いによって動かされる会社模様を写実的に映し出した社会ドラマですね。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-09 13:39:45) |