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赤い鳥逃げた?

[アカイトリニゲタ]
1973年上映時間:98分
平均点:5.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1973-02-17)
ドラマ犯罪もの青春もの
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タイトル情報更新(2014-02-21)【にじばぶ】さん
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監督藤田敏八
助監督長谷川和彦
キャスト原田芳雄(男優)坂東宏
桃井かおり(女優)石田マキコ(マコ)
大門正明(男優)南部卓郎
白川和子(女優)中根不二子
内田朝雄(男優)石黒雅彦
穂積隆信(男優)中根一郎
殿山泰司(男優)中村元刑事
地井武男(男優)長谷川
江幡高志(男優)刑事
佐原健二(男優)刑事
青木義朗(男優)部長刑事
阿藤快(男優)留置人
戸浦六宏(男優)警官
山谷初男(男優)飛行機売りの男
広瀬正一(男優)やくざ
脚本藤田敏八
ジェームス三木
作詞樋口幸男
製作奥田喜久丸
配給東宝
美術樋口幸男
編集井上治
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1.《ネタバレ》 70年代の日本映画には独特の味わいというか、個性がある。
おそらく時代を反映しただけで、意図的に演出されたものではない。
だけど、70年代の日本映画には、それ以前の日本映画全盛期にもなく、その後の洗練された21世紀にもない、稀有な個性的魅力を感ずる。

本作は、まさにその時代的魅力が発揮されている作品である。
風来坊の男女3人が、あてのない生活をしている。
おそろしくけだるく、そして将来性のない生活。
お互いの詳しい素性も知らない。
この設定がまた、70年代の日本映画っぽくて良い。

悪役たる会社の重役たち。
この人たちも、ステレオタイプ的な面白さがある。
フェンダーミラーの社用車に乗り、高そうなスーツを身にまとい、悪だくみをしている。
そして喧嘩になると、途端に弱い。
こいつらに暴力をふるう原田芳雄が、またかっこいい。

ストーリーは大したものではなく、ラストの破綻的なオチも何だか物足りない。
でも仕方ない。
70年代の、この系統の日本映画の中身なんて、大体こんなもんだ。

本作を観ていると、なんだか不思議と同時代の香港カンフー映画を思い出す。
良い意味でのチープ感、内容より勢い重視の作り。
観た後の満足度は低いが、不思議と定期的に観たくなる魅力を感じる。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-18 00:10:49)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4240.00%
500.00%
6120.00%
7120.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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