3.《ネタバレ》 ニコラス・ケイジの良いところがしっかり出ている映画。
大作ではないが、B級とも言えない、しっかり地に足の着いた感じの作風。
わかりやすい内容。個性的な出演者。テンポの良い展開。ハラハラしすぎないハラハラ。うまくいきそうでいかないもどかしさ。
どれも私と相性ぴったり。
『めっちゃ面白かったよ。』と人に勧めるほどではありませんが、『これ面白い?』と聞かれたら素直に面白かったと言えるレベル。
もとが銀行強盗ですから。素直に主人公に肩入れはできませんが。でも娘を助けるためにFBIに助けを求めたり、もう足を洗ったのに金塊強盗に手を出したり。娘のためのブレない一貫した姿勢はとても好感がもてます。主人公が共感できる人物というだけで、その映画はそれなりに面白くなるものです。
娘の脱出劇パートも面白い。ウィルパートだけだったら物足りなかったかもしれません。トランクから穴開けて、乗車客の服を掴もうとするところなんか妙にドキドキ。白バイに停められるシーンも好き。そこで女の子が逃げ出せちゃうってのは意外ではありましたが、結局行き止まりでまた捕まっちゃうっていうのはあるある。こーゆーあるある、定番が好きだったりするのです。
FBIの刑事も憎めないキャラで良かった。『金塊を盗んだのはヴィンセントだ。そうだろう?』って、ウィルを見逃す刑事さん。罪を憎んで人を憎まずってか~。もしかしたらウィルの言うことに耳を貸さず、ウィルの娘を危険な目に遭わせてしまったっていう負い目もあったのかも~。
小気味良いオチも大好きです。