34.本家猿の惑星のリメイクとして作られたとのことで 出た時すぐに観たが、 リメイクの事はおいといて、 普通に面白く娯楽作品としては十分だと思った。 多分5回以上DVDを借りて観ている。 先日も見る物がなかったので迷わず手に取ったぐらいだ。 創世記をはじめとする3部作はあまり好きではない。 猿の進化の説明はいらないと思うのは私だけだろうか。 【プエルトガレラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2020-10-10 18:26:58) |
33.《ネタバレ》 過去の猿の惑星を見ており、ストーリー展開はだいたい想像がつくので、ハードルを上げざるを得ない面はあったのだが、見るものをグイグイ引き込んでいく展開、地味ではあるが極めて自然な特撮、しっかりとした個々の人物(猿物?)描写、細かい部分で破綻のないシナリオ等々、全体的にかなりクオリティーは高く、最後までしっかり楽しめた。 主人公は一匹の猿を助けようとして追っかけたら、猿に支配された惑星に着いちゃって、何とか逃げることばかり考えてる。 主人公に責任感も大それた思想もない。ただ個人的に逃げたい帰りたいだけであり、逃亡劇から成り行き上、猿達との大戦争に発展。 ご都合主義は多々あるものの、一貫して主人公は逃げたいだけの平凡な人間であり、単純な主人公の逃亡劇を芯にストーリーが進むのだが、その流れで、テンポよく、ダイナミックなアクションを交えつつ、猿の惑星の成り立ちやそれぞれの猿達の性格付けをうまく描写し、社会の矛盾や人間への皮肉を散りばめて、クライマックスまで一気に見せるのは、なかなか練られたシナリオである。 で、結果、最初に助けようとした一匹の猿に助けられるところは、完全にこの作品のオリジナルであり見事。 さらに、その後のどんでん返しはリメイクゆえにハッピーエンドにするわけに行かずに考えたものだろうが、ここだけは、疑問符が残ってしまう。 どうしても1968年の最初の「猿の惑星」が大きなインパクトを与え過ぎており、それを超えるインパクトを与えるのは難しく、極めて不利なリメイクである中、なかなか頑張ったと思う。 しかし、猿の惑星の造形や色使いにもっともっとティム・バートンらしさを出して欲しかった。 特殊メイクに金をかけすぎてセットまで回らなかったのかと思いたくなる。 【nobo7】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-01-03 01:27:05) (良:2票) |
32.《ネタバレ》 人間がサルより下で家畜扱いされているという惑星での設定。それならいっそ主役のレオ(=マーク・ウォールバーグさん)以外の人間はしゃべれないという設定でいって欲しかった。家畜が喋れて意思疎通が図れればそりゃあ情も湧くでしょう。むしろ意思疎通が図れる生き物に家畜扱いができることが不自然。言葉を持つ知能を持つ生き物を飼いならそうなんて設定がそもそも無茶。まあ相手がサルだから間を取りにくかったのでしょうが・・・(類人猿とか??)ただ愛玩と奴隷役のためにあれだけの人間が必要かというと疑問符が残る。サルのためにある惑星という設定で、人間の役割とかその数とか、知能とか、そういう細かいところに不満・疑問が残る作品だったことは言いたいですね。 しかし「もし自分たち(人間)が家畜になったら」という想定で観る分にはインパクトは十分にあり、考えさせられる作品だったと思います。家畜の気持ちが少しはわかるかな、と。グロくはなりますがそれこそ食肉用の家畜だったらもっとひどいことになるだろうとか、豚や牛もこんな気持ちになったりするんだろうかとか考えました。犬や猫も互いに言葉が喋れるくらいの知能がありコミュニケーションを取れたら、人間に反乱を起こしてるかもしれませんね。そんなことを考える作品。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-28 10:36:53) (良:2票) |
31.創世記よりこっちが面白かった。猿の女性色っぽさはさすがに気持ち悪い。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-12-21 22:57:12) |
30.《ネタバレ》 原作に忠実なプロットがもたらす、「マーズアタック!」同様の自国に対する痛烈なアイロニー。「奴隷解放の人格者」的側面だけが喧伝されるエイブラハム・リンカーンのもう一つの側面、(米国最大の内戦であり、米国型戦争の原型でもある)「南北戦争」の強面指揮官・戦略家としての姿とその功罪を考えたとき、劇中で強調されていた戦闘的なチンパンジーの凶暴さ・残忍さとシンクロするラストが戦慄すべきものとなる。最後に画面上に登場する猿人が、警察・マスコミ関係者であるという意味深さ。「イラク侵略」の元凶たる、公開当時の悪名高き大統領が歴代の中で最もリンカーンへの信奉を広言していたという皮肉。ティム・バートン監督らしい現代風刺だ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-14 22:13:55) |
29.《ネタバレ》 どうしてもオリジナルの猿の惑星と比較してしまうが、こちらはこちらで面白い、メイクも素晴らしいし、猿アクションもいけてる。しかし私には判らないことがあります。最初の方で、主役のレオは、実験に使われているチンパンジーを助けるべく、ミニ宇宙船に乗って時空間移動をして未来(宇宙船の西暦を表す数字が上がっている)に行ってしまう、そこでたどり着いた所は、猿が・・・いえ猿人が支配する惑星であった。しかし彼らの生活は決して近代的とはいえない。で、いろいろあって、主役のレオはミニ宇宙船で、来た道を帰ろうとして、上手く時空間移動で過去(宇宙船の西暦を表す数字が下がっている)に戻ったが、そこはやはり猿人が支配する近代的な都市で有った。おまけにリンカーンに似た像はセード将軍で有った・・・おかしくないですか?セード将軍の像が有ると言うことは、そこは間違いなく今までいた猿の惑星なのに、未来から過去に時空間移動すると文明が近代化してるんですよ?普通逆でしょ???私理屈っぽいですか?・・・それとも単純に宇宙船の西暦を表す表示が壊れていたとか? 【みんてん】さん 7点(2005-03-17 00:45:02) |
【ネフェルタリ】さん 7点(2005-01-29 18:52:02) |
27.ティム・バートン最高駄作と言われている本作だが、個人的にはさすがティム・バートンという感じの映画でした。68年版と比べれば独特で不気味な雰囲気はなくなっているが、ティム・バートン監督作品として、監督の遊び心がいきとどていると思う。そして監督の世界観も上手に描かれているのではないかとも思う。気になったのは、猿の話し方が人間臭く(しかもアメリカン)感じたことと、猿がアメリカンジョークを言っていることだが、それを除けばなかなか面白い作品だと思います。この映画は"猿の惑星"ですが、旧猿の惑星とは完全に切り離してみるといいと思います。前の作品とは雰囲気もまるで違いますから。。。 【A.O.D】さん 7点(2004-09-17 10:03:52) |
26.あのオリジナルを超えなくては、というプレッシャーによく耐えたとは思います。特にオチですが、これはこれでいいと思います。もちろんオリジナルを超えてはいませんが…。これはちょうど、ジャン・ピエール・ジュネ監督が「エイリアン4」を撮ったのと同じようなものだと考えます。氏の「アメリ」に相当するのが、「ビッグ・フィッシュ」だと考えれば、怒りも治まります。 【金子淳】さん 7点(2004-07-15 02:17:08) |
25.猿が軍隊化してて、そういうところは迫力あったけど、あとはまあまあかな。ラストは一体どういうことなのか、よく理解できなかった。アンハッピーエンドってとこは、元ネタと一緒ってのはわかったけど。 |
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24.普通におもしろかったです。特殊メイクが素晴らしかった。 【ギニュー】さん 7点(2004-02-01 16:17:40) |
23.オリジナルは不朽の名作ですが、これはこれで、なかなか良い。CGを多用した映像は美しく、ストーリー展開も悪くない。楽しめます。 【エンボ】さん 7点(2004-01-22 01:14:53) |
22.《ネタバレ》 エステラ・ウォーレンが美しく、セクシー!さすがモデル!あんまりしゃべらないのがいいね。旧作よりラストがはっきりしていていいかも。。 【蝉丸】さん 7点(2004-01-02 21:08:17) |
21.みなさん評価が低くその理由も分からないではないけど、個人的には非常に楽しい映画だと感じた。「猿の惑星」という絶対的な名作のリメイクである以上、それと比較されるのは仕方なく、当然ながらオリジナルを越える映画ではないと思うが、娯楽映画としての条件はそつなくクリアーしていると思う。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-12-20 13:05:37) |
【guijiu】さん 7点(2003-11-28 15:26:22) |
【亜空間】さん 7点(2003-10-29 10:50:43) |
18.これはこれで楽しめました。音楽もいいし、オチも好きです。あの名作と比較すること自体、ナンセンスですから。 【あおみじゅん】さん 7点(2003-10-24 20:42:00) |
17.猿の惑星シリーズの映画の中で、このリメイク版を最初に観た。ラストシーンなんかもこの映画を観て初めて知ったから、自分の中では結構評価したい作品。映像にも迫力があったし、エステラ・ウォーレンはやたらかわいいし。いいと思うな。 【ブン】さん 7点(2003-10-23 18:12:26) |
16.将軍の父親のセリフがテーマになってるんだろうね。「人間ほど狡猾で残酷な生き物はいない」 立派な武具や、家具、織物、社会システムなど、いちおうちゃんとした文明を築くことができた知能を持っているのに、保存されていた「銃」を真似して武器をつくらなかったエイプのご先祖は偉い!前作とはまったく別物ということで見ればおもしろいと思う。それにもまして、肉体派マーク・ウォルバーグのタフガイぶり、エイプといい勝負だぞ!眉間のシワもいいぞ(笑)セリフも軍人らしくクールでいいや。 【solo】さん 7点(2003-06-11 21:54:18) (良:2票) |
15.「猿」とひとくくりにしてもゴリラ、チンパンジー、オランウータンなどその性質も特徴も様々。それを今回はよく描き分けていた。一番凶暴なのがチンパンジーで、セード将軍はまさにその凶暴なチンパンジー。ティム・ロスのサルっぷりは見事だった。M・クラーク・ダンカンはメイクなしでもいけそう。ウォルバーグもなんだかサルっぽい。老猿のC・ヘストンに「銃は危ない」と言わせたり、バートンらしい遊び心も見られて面白い。話はともかく、私はこれはこれでバートン流の猿を結構楽しく見た。 【キリコ】さん 7点(2003-06-05 20:17:48) (良:2票) |