16.《ネタバレ》 少々期待しながら見たせいで、期待はずれの気持ちのほうが大きい。
それでもそこそこ楽しく見れたので甘めの採点です。
最初のうちはそれなりの緊張感をもってドキドキしながら鑑賞。
そしてヘヴィメタメイクの人たちが集会みたいなのをやっているところで気分が一気に冷めます。
まあそーゆー作品と知っていればよかったのでしょーが、ホラーと思って見てしまうと間違いなくここで冷めるはずです。
こーなってくるとホラーではなく、B級エンタメアクション。嫌いではないのですが、何が起こっているのかわからない序盤のテイストのほうが好みに合っています。
『やっつけたら、ゴーストみたいなもんが乗り移ってくる』という設定も好きではありません。
攻略のしようがない。希望があるから、恐怖感や焦燥感も増すのだと思います。結局は倒せないというのがわかっていると、どうしようもありません。
体がスパスパ切られていく演出は好き。スケールの小ささ、B級感たっぷりのチープな感じもきらいじゃありません。火星の各種デザイン、特に居住区なんかは、一昔前のRPGみたいで結構好き。
警察グループ、犯罪者グループの戦闘能力が高いのが良い。
好きなポイントもたくさんある映画。
その一方で、ヘレナ隊長がいつの間にか殺されていたり、人の使い方がもったいないと思う点もあります。
仲間が死んでも、話題にすらあげないのは、さすがに事務的過ぎる気もします。
好きなジャンルの作品。ですが気になる点多々あり。惜しい。