13.いつも通りのストーリーと思っているとちょっと捻りをきかせてきます。こういうの好きです。今回は、脇役の老女がベストです。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 15:30:20) |
12.《ネタバレ》 最初に見たのはNHKでの放送だったのですが、どうも見方を間違えたようです。双子が出てきたとたん、「これは2人の共犯なんだろう」と思い、結局その通りだったわけです。しかし製作側としては、「2人のうちどちらが犯人だろうかと思わせておいて、実は共犯だった」という話を作ったようです。というわけで評価に困るのですが、結末を知ってから見てもなかなか面白い。特に、“犯行前に”警報装置のスイッチを切る場面。単独犯ならあんなことをする必要はないわけです。さりげなく、しかし大胆に伏線を描くあたりはおみごと。リサの死もちゃんと描写されず、そのため殺人かどうかもわからないわけですが、どちらが犯行を行ったのかわからなくするためにあえて描写を避けている。ここのところもキッチリしています。ペック夫人にドヤされるコロンボは笑えますが、ちょっとヒステリックではないでしょうか。料理番組に参加すする場面はアドリブらしいのですが、ここはあんまり面白くなかった。 このシリーズの「構想の死角」で、ケン・フランクリンが「ミステリで双子が出てくるときは目くらましで、犯人は別にいる」とか言っていますが、その裏をかくような作を作ってしまうのも、とぼけたところがあっていいと思います。もっとも、実際にはミステリ小説を書いていない人の言うことですから、当てになるのやら。 【アングロファイル】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-16 22:25:14) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 だらしないと叱責されるコロンボ、お料理番組でガチガチのコロンボ、いろんなコロンボを楽しめます。 『二つの顔』って言っても、一つの顔(双子)で、その共犯。 推理モノのパターンとしては掟破りな感じもしますが、40年以上前の作品ですからね。 パターンとか言われる以前の、偉大なコロンボシリーズに改めて感心しました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-09-20 14:46:44) |
10.コロンボシリーズといえば、事前に犯人が誰なのかわかっていて、それをどう追い詰めて行くかを楽しむ作品だと思うのだけど、この作品はちょっと邪道というか、誰が真犯人なのか惑わせるミスリードが仕込まれている。 それはそれで面白かったので、悪くは無かったけどね。 あと、怒られるコロンボも面白くて、あれ以上やったら確実にコロンボが殺されてたと思うよ。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-01-11 17:13:11) |
9.《ネタバレ》 このシリーズには2つのお楽しみがあります。1つはいかに警部が犯人のトリックを崩していくか、という所ですが、本作はそれだけじゃなく双子のどちらが犯人か?というミステリが2重の構造になっており、2人共にひと癖ある怪しい言動もよく考えられていて、警部だけじゃなく見ている僕たちをも悩ませてくれます。 そして2つ目のお楽しみであるユーモラスな警部の笑いドコロもふんだんに盛り込まれていて、ミステリと笑いドコロ、2つのお楽しみのバランスもとてもいい作品です。いつもの警部vs犯人だけじゃなく、警部vs家政婦さんのバトルや、料理番組にご出演の警部の姿も必見です。 「構想の死角」では被害者の奥さんにオムレツを作ってあげたり、「美食の報酬」では料理研究家の犯人に「あなたは料理人になるべきだった・・・」と料理の腕前を絶賛されていました。警部、やっぱり料理がお好きなんですねえ。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-08-15 01:18:03) |
8.双子の容疑者、どっちが犯人だ…?と、終盤まで本気で悩んでいた。ミステリ歴、結構長いのになぁ。私。ボサッと観てたからかなぁ。(いいわけ) 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-06-07 01:40:16) |
|
7.《ネタバレ》 以前から、あの葉巻から落ちる灰は誰が掃除するのか気になっていました。 コロンボとメイドのやりとりは最高に笑えます。 犯行の手口を最初に見せるのが、この番組のスタイルですが、コロンボの前に双子の犯人を登場させるのは当時としては斬新だったのではないでしょうか? このエピソードは、日本のドラマで頻繁にパクられていて、私の記憶でも、テレ朝の「相棒」で水谷豊さん演じる片山刑事が料理番組に無理矢理登場させられたり、「トリック」でも双子を使っています。勿論これだけではないでしょう。 「刑事コロンボ」が、どれだけ日本の推理ドラマに影響を与えているか伺えるエピソードです。 停電(?)の間に時間を計って犯行をシュミレーションするシーンもなかなかのもんです。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-05-01 00:37:37) |
6.《ネタバレ》 これは「双子のどちらが犯人?」という疑問が最後まで続くので、厳密に言えば「最初に犯人は明らかになっている」という他のコロンボシリーズとはパターンが違うと言っていい。その点で結末はかなり意外なものになっていると思う。だがそのせいで第二の殺人についてどちらの犯行だか示されないし、しかも結局謎解きも何もされないので、いかにもとってつけたようになってしまっている。それにしても全財産が結婚予定だった女性に行くというのはよくわからないのだが、遺留分とかないのだろうか? 特に甥たちを嫌っていたわけではないと思うのだが、妙な設定だと思う。あとペックさん怒りすぎです(笑)。 【空耳】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-04-07 16:19:00) |
5.コロンボの話を全く聞かないで有無を言わさずコロンボを怒鳴りつけるとは・・・あの使用人のおばちゃんコロンボシリーズ見てるな。 【taron】さん 7点(2004-10-03 19:36:03) |
4.《ネタバレ》 普通の殺人事件かと思いきや、双子の兄が出てきてびっくり。結末にもおどろきでした。殺害もミキサーなんて料理研究家ならではやね。TV番組で料理作ってるコロンボ、ほんとに楽しそうだったです。結構料理作ってるよね。そしてTV好きのペック夫人にひどく嫌われてたコロンボ。だけど、このお話にはこのペックさんの怒りも又必要だったわけですね。 【fujico】さん 7点(2004-05-06 20:37:28) |
3.夜中に起こる殺人で登場するコロンボは、いつも眠そうで、笑えます。いくら寝ぼけてるとはいえ、葉巻の灰まき散らしては、怒られますよ。二人目の殺人はちょっとかわいそうでした。最後まで、犯人がわからない設定も違う興味を引っ張れていいですね。仲が悪い双子の兄弟のおちとしては、けっこうオーソドックスかな。やっぱり、コロンボは卵料理が得意みたいですね。 【パセリセージ】さん 7点(2004-04-30 19:20:39) |
2.《ネタバレ》 一人二役を逆手に取った二人一役のトリック、少々ズルイ気もしますがよく出来ています。お手伝いのおばあちゃんに怒られまくるコロンボが傑作です。TV初出演のコロンボも見ものです。サスペンスと笑いの緩急がバランスよく面白いです。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-04-14 08:18:27) |
1.《ネタバレ》 倒叙ミステリーでありながら最後まで犯人が分からないという点が新しい。この点がコロンボ的でないので面白くないと考えるコロンボファンもいるらしいが、私は単純に「これはすごい!」と思った。家政婦とコロンボのやりとりも楽しい。 |