4.《ネタバレ》 律儀で真面目な父親と、草の根的で自由奔放な息子。当然のことながら考え方が合わなく、常に言い争いばかりしている。
そんな親子の姿に強い共感を覚えます。人として、血縁関係として、経営者としての考え方として。
牛の処分シーンは実に切ないですが、青空をバックに映像的には美しいショットで印象深かったです。
働いてる女性に手を出そうとしたりするのは全くいかんですし、そんな彼の性格のせいで孤独さが際立つラストなんですが、
ただハッドの考えや言うことも個人的にはわかる部分もあり、こういう衝突というのは、現実の親子でもよくあるなと思いました。
古い映画ですが、ドラマの真髄は普遍的なもので古くなることはないと思います。