20.《ネタバレ》 大学生の頃に友人たちとレンタルビデオで借りて大いに盛り上がった名作。 今観ても、やはりその稀有な輝きを失っていないのは嬉しいばかり。 サングラスをかけると異星人を見分けられるって、なんてB級なんだ! そんな設定を映画にしてしまうなんて、やっぱりカーペンター監督は普通じゃない。 カントリー調のBGMは西部劇のテイストで、カーペンター監督の「最後の聖戦」を思い出した。 しのごの言わずにやっつけるぜ!なノリがたまらない。 風刺もピリッとな後世に残したい名作。 |
19.《ネタバレ》 ほらね~、こんなアイデア勝負の作品があるから、旧作あさりも捨てたもんじゃない! 特にカーペンターB級は面白そうなのが多そうだよね。 魂を失った人間への風刺を効かせたSFアクションもの。 カーペンターのは古き良き力で勝負のアメリカ人が出てくるものが多いよね。 「ニューヨーク1997」のスネークとかね。 このB級SFの雰囲気がとにかく好き。 絶体絶命で孤立しても、アメリカ人スピリッツを失わない。 この真っ直ぐなたくましさに惚れ惚れしてしまう。 暗い夜のシーンが多いんだよね。 この調子でカーペンターSFを漁ろう♪ 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2018-03-05 01:23:37) |
18.この映画をB級たらしめているのは基本的に主人公がおバカだからである。 サングラスをgetしてこの世界の秘密に気が付いた主人公だが、もっとじっくり攻めて行けばいいものをやたらと焦りすぎている為、すぐ敵にばれてしまう。 そして、とにかく何でも力で解決しようとする力馬鹿だ。 仲間を説得するにも話し合いより殴り合い。女性を助けるも説明下手な為怪しまれて2階から派手に突き落とされる。それでもこの主人公はめげない。なんというタフさか。そして、いよいよ敵の基地に乗り込むラストでは勿論何も考えずに銃乱射だ。とにかく撃って撃って撃ちまくる!脳筋最高! 【ヴレア】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-10-09 19:52:17) |
17.面白い。枯れてる一作。誰か、新作落語にリメイクしてくれないか。いい塩梅で空気が抜けていてブラックでなんか不条理なのは、そういう感じ。舞台は、江戸でお願いしたい。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-24 19:50:26) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 この発想力には脱帽ですね。現在の日本にもはびこっている商業主義、競争社会、経済格差等々の問題を見事に戯画化していて興味深く観ることができましたし、いろいろと考えさせられました。実際、広告なんて商品を購入させたいという目的に、われわれ消費者を従わせるための手段なわけですからね。 社会の中で当たり前のように為されていることに疑問を感じたり、変えようとすることは確かに面倒臭いし、抵抗感すら感じることかもしれませんが、ただ流されるばかりではいけないのだなと思ったりしました。 まあ、この作品の世界観も突き詰めていくと、ナチスのユダヤ人政策の根底にあった思想を思いおこさせるような面もあって危険さも感じましたので、あくまでも娯楽SF作品として楽しむのがいいのかもしれませんね。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-13 23:57:44) |
15.たまたまTVで見た。見ながら、これを撮った人は間違いなく有名に違いないと確信していった。後で調べたら、誉れ高きカーペンター先生ではないか。光る眼とか、透明人間とかだけ見て、もういいや、、、と放置していました。大変失礼致しました。 【コーラL】さん 8点(2004-11-30 01:18:59) |
14.《ネタバレ》 素直に面白かった。世間が宇宙人だったなんて怖すぎ!それにしてもプロレスシーン長すぎだっつーの!!最初は「シックスセンス」みたいに主人公も実は宇宙人だった!と思ってたんだけどハズれました。 |
13.子供の頃妄想していたこと。この世は全てまやかしで、見えること聞こえること触れるものも全て、それを感じてこの世は確かに存在すると錯覚させているんじゃないかと。何でそんなことを妄想したかは分かりませんが、そんな妄想を持っていた子供だった私にとってはまさにツボだったことはご理解いただけるかと。見えないことが真実という歌でよくありそうなテーマで語られるのはTVや雑誌や広告などで造られた消費社会への風刺、なんだけど哀しいことにそれがアメリカのGDP(当時の言い方ならGNPかな)を押し上げているから、おかしいなあと思いつつも正面切って批判することは難しい。こんなことができるのはB級とマイケル・ムーアくらいだよね。「デス・レース2000」もそうだけどB級の名作といわれる映画ってアメリカや世の中の真実をえぐるような内容が多いから見応えある。ただいくら批判してみせたとしても、結局はアメリカという巨大な消費システムの中でないと生きていけない。ジョン・カーペンターもそれは自覚しているようで、中盤の殴り合いは主演のロディ何とかさんが元プロレスラーってこともあって後半はプロレスと化していたけど、もうちょっとあっさりさせてもいいのにプロレスに興味がないとホント苦痛ですよね。あれも監督が観客に服従を強いているような感じなんだけど、今まで書いて思ったけど案外「クソ」がつくほど長くしたのはメディアが民衆に服従を強いていることを実感させるための演出手法だったようにも思えます。それにまんまと乗せられて私も長いなあ・・・と思ったわけですが。とにかくそんな訳で、ラストは女の驚く顔で終わらせたのもその先は決してハッピーな未来が待っている訳ではない、消費文化になれきった人間はこの先どうなるか予測がつかない(つくんだけどやっぱり悲観的になりそう)からじゃないかと思うんですよ。 |
12.《ネタバレ》 社会の権力を握る者達が宇宙人と手を組んで大衆を広告や電波を使って洗脳しているという風刺からサングラスをかけるかけないでバックドロップに発展するバカっぷりまで、この映画には全てが詰まっている。ジョン・カーペンターが一番やりたかったのは一番最後のJ・ロメロや自分自身を社会に悪影響をもたらすと批難している評論家への攻撃だったのかも。 【コーヒー】さん 8点(2004-02-09 03:43:07) |
11.《ネタバレ》 皆さんが指摘する通りプロレスシーン以外はイケてる映画だと思う。 エイリアンの顔とコマーシャルがまた良い。最初B級SF映画にありがちなストーリーだと思ったが強烈な風刺もあり楽しめる!カーペンター監督にパラノイア路線の映画を作らせたら天下一品! 【わーる】さん 8点(2004-01-20 22:31:48) |
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10.カーペンター作品の中でも上位に位置する傑作!そしてB級おバカ映画!「サングラスをかけてみろ」「いやだ」そして殴り合い。遂には路上でバックドロップ!この良さがわかるあなた!なかなかのセンスの持ち主です。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-12-22 00:33:05) |
9.こりゃー傑作でしょう!ジョン・カーペンター作品は2003年にして初体験でしたが素晴らしい。風刺が利いてるよね。「金持ち父さん、貧乏父さん」って本が流行ったけど、金持ち父さんはエイリアンっていう映画だよね。無茶な暴れようとか、むやみな殴り合いとか、そりゃーやんねーだろ!って突っ込みたくなるところもあるけど、そこがまた気楽に笑いながら見られて良かった。やっぱ主人公は無茶じゃなくちゃね。 【kithy】さん 8点(2003-12-11 19:43:43) |
【拇指】さん 8点(2003-11-23 21:54:54) |
【ロカホリ】さん 8点(2003-10-18 18:57:46) |
6.《ネタバレ》 上流階級が実は地球を侵略してるエイリアンで、主人公はなんの躊躇いも一度の逡巡もなく殺しまくったり、突然仲間と格闘し始めてコンクリにバックドロップかましたり、その他つっこみどころ多すぎでなおかつ面白い作品に仕上がってます(笑)。上質のB級映画といえるのではないでしょうか。 【Nervous】さん 8点(2003-09-07 02:58:02) |
5.ストーリーは単純だけど、おもろかった。最後のシーンはかなり笑える。 【エアロ】さん 8点(2003-02-12 22:02:02) |
【サラエボの銃声】さん 8点(2003-01-17 17:34:56) |
【死霊の狂騒】さん 8点(2002-11-20 17:26:26) |
2.ものの側面であるとはいえ痛烈な社会批判を前面に押し出した様な映画ですね。ある日サングラスをかけたら世の中が全く違って見えた、なんて。異星人に支配されつつある、なんていうのも滑稽です。侵食されつつある社会を何とか取り戻そうとする主人公。異星人のアンテナが放送局っていうのも笑えます。メディアに支配されている現代、モニターの前の貴方も侵食されているのかも…? 【FeTT】さん 8点(2002-06-29 23:26:15) |
1.ラストシーンの間抜けさが忘れられない。思わず「ぷ」と笑った後、「あの後どうなったんだろ?」と想像してちょっと怖くなりました。 【ぽんぽこ】さん 8点(2001-05-12 17:14:53) |