15.《ネタバレ》 重厚な内容にグイグイ惹かれました。不条理な人種差別と抵抗を描いた前半、それらを伝えるための故郷を捨てての逃亡劇を描いた後半では確かに色合いが全く違います。この映画の伝えたいことは前半の内容のはずなので、逃亡劇に半分時間が割かれていることにふと疑問も抱いたのですが、どちらも命を賭けた尊い行動であり、この逃亡劇の成功がなかったらそもそもこの映画は存在しなかったのでしょう。そう考えると、逃亡劇が半分となっていることに納得がいくような気がします。一見の価値がある映画だと思います。 【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 13:58:58) |
14.ドキュメントとしては最高だと思います。キリングフィールドと並ぶ作品だと思います。 【トメ吉】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-05-09 20:19:00) |
13.《ネタバレ》 Afrikanerの友人がいるので非常に興味深く見ることができてラッキーでした. タクシーを捕まえるシーンでDutch系白人言語のAfrikaansが聞けます. 映画は娯楽として楽しめる造りになっていてよかったと思います. あのおぞましい場面 ... Soweto Uprisingの起こった日は「若者の日」として現在では休日になっているそうです. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-20 12:36:24) |
12.この映画を見たおかげでビコという人物を知ることができた。パワーのある映画だ。 【雪駄】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-16 18:43:36) |
11.アパルトヘイトによって多くの人が犠牲になり、それを命を賭けてまで伝えようとした物語。ひとりでも多くの人が見なければならない。忘れられない、忘れてはならない事実。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-22 22:30:07) |
10.《ネタバレ》 公開当時(南アフリカでは劇場が爆破されたとのこと)も続いていたアパルトヘイト政策に真っ向から立ち向かった、歴史の真実を伝えるためにも大変意義のある作品。後半の脱出劇は娯楽作品としても楽しめる。ラストのテロップが胸にずしりと響きました。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-12 22:46:30) |
9.デンゼル・ワシントン、この頃から存在感抜群ですね。アパルトヘイトの悲惨さを学ぶとともに、今の南アの現状を考えると、非常に考えさせられる作品でした。 【コスッタルイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-30 19:57:12) |
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8.描かれる歴史的な事実は置いておいて、主人公とビコが静かに語り合うシーンなどが、置かれている状況と強烈に対比されていて、映画全体は静かなトーンなのに、すごい緊張感があって、すばらしいです。内紛もの(?)は、テーマがテーマなだけに、商業映画として作るのは難しいと思うのですが、うまくサスペンス映画の要素もとり入れて、成功していると思います。エンディングの、青空の中を飛びすぎていく飛行機の長いカットが映画の内容とともに、忘れられません。 【かねたたき】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-02 19:02:20) |
7.こわーい映画でした。アパルトヘイト政策や、人種差別について学べる映画。 白人が好きなように黒人を利用する法律、又はその社会。その地域の白人も真実が語られず、差別がおこってると知らされていない。多数の考えは、少数の権力者、マスコミ、武力よって制御される。。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 13:01:46) |
6.名作である事は変わりないが、、ビコの後の話をもうちょっと詰めて先の話を織り交ぜて欲しかった。 |
5.《ネタバレ》 重い題材を扱っていながら、ビコの言動そのものと同様に、決して声高になったり仰々しくなったりせずに、誠実に力強く主張を伝えてきているのが素晴らしい。だから、この作品は、観衆のそれぞれに普遍性を持ってこの問題を認識させることができるのである。中盤までの充実ぶりに比べ、後半がロードムービーみたいになってやや主題から外れ気味なのがちょっと残念。●と、思っていたのだが、再見して気づいた点。この作品は、「ビコという偉大な人がいました」というだけで終わらせてはいない。それを受け取った者が何をするか、がむしろ主題なのである。ウッズの場合は、すべてを捨て去り、家族まで命の危険にさらしての国外逃亡であった。だから、前半以上に時間が投入されているのも理解できる。そして、クラインもデンゼルももちろん素晴らしいが、ぎりぎりのところで冷静さを保つ妻の立場を的確に表現したペネロープ・ウィルトンの演技も素晴らしい。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-01-01 03:39:09) (良:1票) |
4.あれだけ毎日、理不尽な暴力(貧困も、暴力の一種だと言っていた)を受けていたのに、復讐や怨嗟に走らず、壮大なビジョンを仲間達に唱え続けていたビコ。理性を失わない闘い。尊敬され、護られるべき文化。白人に迎合しない、黒人としての誇りを持ち続けられるコミュニティーの建設。彼の目には、未来が見えていた。だから、彼の言葉はポジティヴなエネルギーを失わない。それこそが人間の神髄だと思うのだ |
【ジョー大泉】さん 8点(2003-05-02 11:13:54) |
2.監督としてのアッテンボローの作品との出会いは多分「遠すぎた橋」だったと思う。マーケットガーデン作戦という第二次世界大戦における連合軍の恥部ともいうべきものをモチーフにした後は,何とアパルトヘイトにメスを入れた。その勇気と覇気を賛嘆したいと思う。今年,確か主人公が亡くなったはずである。そう,これは実話だった。 【koshi】さん 8点(2001-12-23 13:54:22) |
【ケン太】さん 8点(2001-07-23 20:54:55) |