ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀

[ナイトオブザリビングデッドシリョウソウセイキ]
Night of the Living Dead
1990年上映時間:90分
平均点:6.70 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスSFリメイクゾンビ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-12-06)【イニシャルK】さん
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監督トム・サヴィーニ
助監督ニコラス・マスタンドレア
キャストトニー・トッド〔男優・1954年生〕(男優)ベン
パトリシア・トールマン(女優)バーバラ
ビル・モーズリイ(男優)ジョニー
トム・トウルズ(男優)ハリー・クーパー
大塚明夫(日本語吹き替え版)
土井美加(日本語吹き替え版)
飛田展男(日本語吹き替え版)
松井菜桜子(日本語吹き替え版)
麦人(日本語吹き替え版)
荘司美代子(日本語吹き替え版)
清川元夢(日本語吹き替え版)
脚本ジョージ・A・ロメロ(オリジナル脚本&脚本)
ジョン・A・ルッソ(オリジナル脚本)
撮影フランク・プリンツィ
製作ジョン・A・ルッソ
製作総指揮ジョージ・A・ロメロ
メナハム・ゴーラン
配給日活
その他マーク・S・フィッシャー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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7.《ネタバレ》 '68年のオリジナルと同じタイトルです。ジョニーの車が'60年代からある縦目のベンツなので、時代設定も当時のままかと思っていました。家もガソリンスタンドも、モノクロのテレビなんかもきっと当時モノなので、恐らく視聴者に『当時の作品をまんまリメイクしたんだな』ってミスリードとして、敢えて’60年代風に、始まってます。

オリジナル以上に感心した部分が、作品から滲み出る、死者を含む人間への敬意と思いやりです。事件は突然起きるので、世の中がどうなっているかまだ把握できてない主人公たち。動けないゾンビにとどめを刺す。リビングに転がる家主の遺体をカーペットでくるむ。ゾンビ映画を観慣れてると「ゾンビ=バンバン殺してOK」ってなりますが、現実に起こったらきっと、彼らのようにするでしょう。
オリジナルは主要メンバーが外部の人間ばかりでしたが、トムの叔父の家にしています。叔父の生前の写真を映したり、ベンが2階に上がるときトムにいとこの死体を見せないよう布をかけるなど、ゾンビと言えど殺しにくい事情を加味しているのは流石です。

オリジナルと本作の一番の違いは、時代に合わせた『強い女性』の登場でしょう。ジョニーに言われっぱなしの、母親の尻に敷かれっぱなしの、行き遅れの、お一人様女子なバーバラ。母が死んで、彼女は今後どう生きればいいか解らなくなっていたんでしょう。だから何度も母の墓にきて…恐らくあの伊達(!)メガネは、現実を直視したくない彼女と世間の防御壁のような存在だったんでしょう。
彼女の願いが叶ってか、世界はゾンビによって“リセット”されました。家族のしがらみ無くなった。守るものは身一つ。なんか私射撃上手い。よし!この世界なら私生きていける!!…なんかこう書くと、異世界転生もの走りにも思えますね。
最後の方で「私たちは彼らと一緒ね」って独り言のあと、ハンターたちに「楽しい?」と聞きます。コレどう考えても彼女自身がこの世界を楽しんでるんです。だってこの映画で“人間”を殺したのって、彼女だけなんですよ。

時代設定のミスリードの話をしましたが、終盤、ベンが地下に籠った時のラジオで、ようやく1989年8月23日と解ります。クラシカルなリメイクホラーと思わせつつ、公開当時の現代に繋げてますね。
警察やハンターが集まる安全地帯には、真面目に治安維持活動してる人たちと、ゾンビをいたぶって楽しんでる連中が混在してますが、コレゾンビに出てきたバイカー=暴走族たちです。
そして彼女が陣地で目覚めたとき、上空をヘリが飛んでますが、あれフライボーイのと同型のベル206なんです。スティーブン「ハリスバーグは半時間前に通過した、~もうすぐジョンズタウンだ」の、あの場所がこの場所だったんですね。※もちろん11年の開きがあるのでパラレルですが。
『ゾンビ』はフランが目覚めるシーンから始まりました。本作はバーバラが目覚めるシーンから『ゾンビ』の世界に繋がっていくんです。よく出来てますねぇ。トム・サビーニのゾンビ愛が詰まってます。
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 8点(2024-12-30 13:40:19)
6.人間同士の争いも混ぜて、ゾンビとのバトル。そんな絶望的な状況も燃えました。
真尋さん [DVD(吹替)] 8点(2012-05-31 23:51:39)
5.気心の知れた連中が再び集まって作ったリメイク作。別に同じ映画2本も作らんでいいいやんか。とは言いません、やっぱりイイよなあ。普通のヒトが(一応、設定は死人とは言え)普段着のまま襲ってくる。理由も何もない。とりあえず生き残った人々は一軒の家に立てこもる。立てこもり映画って最高。ゾンビからの襲撃を防ぐために、棚板が、扉が、机が、窓に打ちつけられ、家の中の光景は非日常空間へと変容していく。人々は、まるで丑の刻参りごとく、敵の侵入防止を祈願し、ひたすら釘を、打つ、打つ、打つ(←門田泰明調)。ヒーロー役はここでもやっぱり黒人。ゾンビも、ラストに出てくるハンターも、どうやら皆、白人ばかりで、彼は結局のところ、異分子にすぎない。繰り返される衝突。板を打ち付け、銃で武装し、阿鼻叫喚の「外」に立ち向かっているはずが、結局は「外」にも「中」にも、悪夢が循環し続ける。そんな中で、一見冷静なヒロインの活躍が、本作の特徴ですが、結局は彼女も含め、すべてが狂気へと埋没するラストがやるせない。一軒屋を取り巻いていた修羅場の、その外側には、さらなる狂気が無限に広がっていた、という・・・。 (ところで、設定は8月なんですか?吐く息が白かったようですが。ここは南半球か?)
鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-23 03:24:49)
4.よく作られています。
spputnさん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-09 22:04:37)
3.最初のゾンビ登場シーンにやられた。旧作ファンを驚かせようとしてあんな演出にしたんだろうけど、あまりに唐突すぎて笑ってしまった。他にもジーパンに履き替えた途端にリプリー化するバーバラや、最後まで生き残るクーパーなどとにかく意表を突かれっ放し。個人的にはオリジナル版を超えていると思う。
終末婚さん [DVD(字幕)] 8点(2004-10-29 22:52:40)
2.リメイク版だけど面白かった!
黒人青年ベンが、キャンディマンのトニー トッドだったことに、キャストをチェックするまで気づきませんでした・・。

オリジナルではテンパっているだけで役に立たなかったバーバラが、過激な位強い女性になっていたのが小気味良く印象的。
ゆきむしさん 8点(2004-05-05 15:35:35)
1.オリジナルを後追いで観たが、印象は変わらない。良いんでない?ところで、ゾンビって身体を撃たれると痛いのかなぁ?だとしたら、逆さ吊りで撃たれてるの、かわいそうだなぁ。と言うわけで、ゾンビに襲われたら頭を撃ち抜いてあげましょう。お互いの為に。
ぽろぽろさん 8点(2003-07-24 20:38:45)
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 6.70点
000.00%
112.13%
200.00%
312.13%
412.13%
548.51%
61225.53%
71634.04%
8714.89%
936.38%
1024.26%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.80点 Review5人
2 ストーリー評価 7.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review5人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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