1.アフガニスタンから米国が撤退して2ヶ月になろうかというタイミングで観た。
イラク戦争はまるでなかったかのような報道は、やはり大量破壊兵器があるかのような報道を続けてきたメディアの罪悪感がそうさせているのかもしれない。
政治の失敗は兵士が償う。
アメリカにとって重いこの言葉は、全ての戦争や紛争に当てはまる。
真実を追い、最後までイラク侵攻をさせまいと奮闘した記者たちがいたことをこの映画で初めて知ったが、なぜイラク侵攻に固執したのか、ということまで描くことができないのは、上映時間の関係だけではない気がする。
佳作。