1.《ネタバレ》 以前なんかのDVD雑誌で「地球滅亡年表」なるものが掲載されてましたけど、これはどこら辺に位置すんのかな?まあいいか。それにしても…うわぁすんごい平均点低いなぁ…まあ確かにハリウッドの真似事みたいな事だけど、個人的にゃかなり楽しめたがなぁ。VFSは邦画とは思えないくらい頑張ってるし、皆さんの演技もそれほど酷く気になるまでじゃなかったし(少なくとも「うずまき」よりは何百倍もマシ!!)SAYAKAは可愛かったしね(上戸より好みだ)。トンネルの中とかであんな可愛い子にそばで「やだ、怖い」なんて言われたら思わず守ってあげたくなるじゃないよ!!しかし、まあここまでならば5点が限界ってもの。じゃあ何で8点かといえば、ストーリーの根幹に位置するものに「バトルロワイアル」と同質のもの、つまりは「生」のテーマを感じたから。火山弾が廃墟と化した都市を必要以上に破壊するのは、地球に生きる生物としてあまりにも出すぎてしまった人間を淘汰しようという地球の意思のようなものを感じされられたし、その絶対的絶望の中での、ラストの「(2人で)絶対生き残ってやる!」という台詞が、そうした意思に背いてまで生き残り、より良い未来を築く希望の掛け橋になろうという姿勢が見られたから。言い換えれば「試練」というものでしょうか。これはエンドロールの、始めは曇ってた空に段々日の光がさし、最後には晴れ渡る演出で確信に変わった。なんかやたら評価が低いけど、こうした観点から見なかったとしても、そんなに悪い作品じゃないように思えるがなぁ。