1.《ネタバレ》 ゴダールの初期の方の作品(と言ってももう60年代)で、軽快なミュージカル・タッチの犯罪コメディ。突然一分間沈黙しようと言い出したり、ルーブル美術館をひたすら疾走するといった突飛なアイディアが面白い。映画の面白さが詰まっています。途中で延々と続くかのように思えるマディソンダンスのシーンも、個人的には名シーン。ただ犯罪映画と言ってもサスペンスの要素はちょっと薄いので、そちらの方に期待する人は肩透かしを食らうかも。ちなみにクエンティン・タランティーノの製作会社「BANDE A PART」は、この作品から由来しているとのことです。以上ちょっとしたトリビアでした。