1.《ネタバレ》 凄いな~クストー船長は。40年もむか~しの作品なんだが、SFの世界を完全に作っちゃってます。水深11Mにむさ苦しい男が何人も生活できるコテージ(洗面器に空気を入れたまんま沈めた感じ)を造り、26Mに実験的な居住スペース、50Mに鮫避け檻、300M近く潜れるアダムスキー型潜水艇(二人乗り)ともうあっけにとられっぱなし。この潜水艇の海底ドックなんか面白すぎです。前作よりもかっこよくなったウエットスーツにボンベを背負ってコテージの底からまるで勝手口から出入りするように海中へ泳ぎだす。水中スクーターなんか更に進化していて、もうやりたい放題。いろんな生物も捕まえたり、寝ている魚を観察したり、テズルモズルに驚いたり(これは僕もびびった)と楽しそうで楽しそうで。オープンウォーターとしてはうらやまし~。でも潜水艇の探検はもっと凄い。今ではたいした深度ではないが、なにせパイオニアだから緊迫感が違う。真っ暗な海底に何がいるんだろうとドキドキしてくる。オンデンザメ?が出てきた時は音楽もあって本当にびっくらこいた。珍しい深海生物を探しながら今回は300Mで終わったが、更に深い底を覗き込む映像とナレーションがとっても印象的でした。次は「海の百科」でも見るか~。