思い出のマーニーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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思い出のマーニー

[オモイデノマーニー]
When Marnie Was There
2014年上映時間:103分
平均点:6.04 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-07-19)
公開終了日(2015-03-18)
ファンタジーアニメミステリー青春もの小説の映画化
新規登録(2014-05-08)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
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監督米林宏昌
高月彩良佐々木杏奈
有村架純マーニー
松嶋菜々子佐々木頼子
黒木瞳久子
寺島進大岩清正
根岸季衣大岩セツ
森山良子老夫人
吉行和子ばあや
大泉洋山下医師(北海道特別出演)
安田顕十一(北海道特別出演)
戸次重幸紳士(北海道特別出演)
音尾琢真町内会役員(北海道特別出演)
森崎博之美術教師(北海道特別出演)
杉咲花彩香
甲斐田裕子マーニーの母
白石晴香みよ子
伊藤陽佑
脚本丹羽圭子
安藤雅司
米林宏昌
音楽村松崇継
撮影奥井敦(映像演出)
製作鈴木敏夫
奥田誠治(製作担当)
スタジオジブリ(「思い出のマーニー」製作委員会)
日本テレビ(「思い出のマーニー」製作委員会)
電通(「思い出のマーニー」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「思い出のマーニー」製作委員会)
三菱商事(「思い出のマーニー」製作委員会)
東宝(「思い出のマーニー」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「思い出のマーニー」製作委員会)
高井英幸(「思い出のマーニー」製作委員会)
島谷能成(「思い出のマーニー」製作委員会)
市川南〔製作〕(「思い出のマーニー」製作委員会)
製作総指揮フランク・マーシャル(英語吹き替え版)
プロデューサー西村義明
川上量生(プロデューサー見習い)
制作星野康二
スタジオジブリ
配給東宝
作画安藤雅司(作画監督)
小西賢一(原画)
本田雄(原画)
山下高明(原画)
山下明彦(作画監督補)
古屋勝悟(原画)
高坂希太郎(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
美術種田陽平(美術監督)
男鹿和雄(背景)
武重洋二(背景)
高屋法子(ハーモニー)
矢内京子(場面設計)
録音東北新社(音響制作協力)
東京テレビセンター(音響制作協力)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
電通(提携)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
三菱商事(提携)
東宝(提携)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(提携)
三浦しをん(協力)
IMAGICA(デジタルラボ)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
札幌に住む12歳の少女・佐々木杏奈(高月彩良)は、喘息の療養のため、夏休みの間、釧路の親戚の家に滞在する事になる。ある日外出した際、杏奈は「湿っ地屋敷」と呼ばれる古い洋館を見かけ、心に強く惹き付けられる。夏祭りの帰り、杏奈は屋敷に住むという金髪の少女・マーニー(有村架純)と出会い、親友となる。
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78.《ネタバレ》 内向的で自己嫌悪の強いローティーンのあまり可愛くない主人公の女の子には好感が持てました。 自分に通ずる所が少なからずあったからだと思います。  彼女がどの様に、また、どの程度変わっていくのかという話なのは明白なのでその辺りに注目しながら観ていました。 杏奈の自己嫌悪による孤独、孤独を受け入れる事での対人否定、それによる苦悩等は痛みとして伝わってくる程の描写だったと思います。 マーニーが出てくる世界と現実の世界のあやふやな境界の表現などは良かったと思いますし、マーニーと会っているうちに少しずつですが杏奈に表情が戻り、他人と自然に言葉が交わせるようになっていく行程は丁寧に描かれていたと思います。  しかし、置いて行かれる事にトラウマとも言える程の拒絶感を持っている杏奈がサイロでマーニーに置いて行かれた事を何故許す事が出来たかという心理的描写や論理的理由が無かったように思えます。 『ふとっちょブタ』と罵られた相手が手打ちにすると言ってきた提案を許す事が出来なかった彼女が、それとは比にならないくらいの事柄と大事な相手に対して許したのなら『ふとっちょブタ』事件からのそれに見合った大きな成長がなくてはいけないと思いますが、そのような大きな成長過程は描かれていない為に、杏奈と作品自体にかなり重要なターニングポイントとなるこのシーンに全く説得力を感じる事が出来なくなってしまっています。  この辺りから不安定な10代の主人公を繊細な描写で描いていた前半の良い雰囲気は姿を隠して杏奈とマーニーのドラマティックな関係を紐解く事に軸足が移ってしまいます。 また、肉親関係にした為に2人が出会う事に運命的な必然性が生まれて遅かれ早かれ、なるようにしてなったという予定調和的な話になってしまい、物語としての不確定要素による緊張感が薄れて、閉じた世界の他人の家(ひとんち)の話になり最終的には客観視で捉えてしまう割合が大きい作品になってしまった印象で私としては残念でした。 個人的には杏奈とマーニーは似たような境遇を違う立場で経験した他人の方が良かったと思います。
しってるねこのちさん [地上波(邦画)] 7点(2015-12-29 21:26:59)(良:2票)
77.《ネタバレ》 杏奈が人形を抱いているシーンはひっかけだったらしい、マーニーは杏奈が小さい頃抱いていた人形かと思い込んで前半を見ていた。かと思えば、七夕祭りのトラブルで重要なヒントがバッチリ出されているとか、後から考えたらいろいろ仕組まれていたなあと苦笑。杏奈があまりにもかわいげのないキャラクターだったので、逆に悔しいほどぐいぐい物語に引き込まれてしまった。ただ、彼女が夜間出歩くという設定は、かなりマイナスポイント。魅力的な大岩夫婦が、預かった12歳の女の子の夜歩きを叱責しない、無責任な大人に見えてしまうからだ。暗くなるシーンが来るたび (何時に帰る気だ!?)とヒヤヒヤするわ、雷を恐れるあまりかマーニーの口から唐突に和彦の名が出たために、幻想のサイロ内でさらに二重の幻想が盛り込まれるわ、マーニーが杏奈と突然別れねばならないタイミングの必然性がよくわからないわと、つまりファンタジーの部分がもろもろ整理しきれていないので、観ているこちらも気持ちよく浮遊感 (現実を離れることの解放感) を味わえない。最大の混乱は、杏奈自身がマーニーは自分の空想の女の子と認識していること。なのに、サイロで置いてきぼりにされたと動揺したり、激怒してマーニーを責めたりするから、彼女がこの金髪の親友をどう信じているのか、わけがわからなくなり、「もちろんよ、許してあげる!」という熱弁を聞いてわけがわからないまま感動して涙を流す羽目に。煙に巻かれながら泣かされるこちらの身にもなってほしい・・・・・・。(でも、視聴してよかったと思える作品だった)
tonyさん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-13 00:09:00)(良:2票)
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76.《ネタバレ》 一度見た後に、杏奈とマーニーの本当の関係を思い起こしながら劇中の二人の様子を反芻し、二度目見る事があれば、その時には二人の関係を念頭に置きつつリアルタイムで彼らの内面に注目しながら見返す・・・そんな楽しみ方ができる映画だと思います。  劇中杏奈が見せるような「愛されていない」「見捨てられた」という意識は、まだまだ未成熟な年若い精神にとって、とても辛い、孤独で切実なものだと思います。  また冒頭の、公園で描いた絵を杏奈が先生に見せようとする時に、頬を赤らめながら、しかし何か期待するようにその絵を先生に差し出そうとした場面を考えると、杏奈は最初から「誰かに受け入れられること」を求めていたのではないかという風にも見えます。  その事と、養母が自分を養育するのに市から交付金を受け取っているという事実に深く傷ついた様子を考え合わせると、彼女は「誰かから愛され、また自分も愛したいのに、それが裏切られるのが怖い、そしてそんな裏切りを犯した対象を許せない」というメンタリティを持っていたようにも見えます。  そんな未成熟ながらも一生懸命に悩んでいる若い精神にとって、例えば劇中でのマーニーとの関係を通して杏奈が得たような「無条件に愛され、そして愛している、そしてその上で裏切られたと自分が感じても相手を許し、愛し続ける」という経験は、そのような辛さや孤独、そして「誰かを愛そうとして裏切られることへの怖れと怒り」を乗り越えるために必要な物だったのだと思います(実際杏奈は、マーニーと貴重な関係を築き、最終的に彼女を許すという経験を通して初めて、養母の愛に気付くことができました)。  「太っちょブタ」と杏奈から罵られたあの娘が傍から見れば普通に良い子であるはずなのに明確に美醜を基準にして悪者のように表現されているという手つきの安易さや、あるいは痛ましい虐待事件がしばしば報道される今の時代状況を考え合わせた上での、杏奈の「幸せさ」とその悩みの「生温さ」を指摘することも、もしかしたらできるかもしれません。  しかし僕自身はそれでも、この作品の中にある杏奈の悩みは、決して少なくない人たちが経験するものであり、そして彼女がその悩みを克服するうえで通過した「愛し愛される、そして相手を許す」という経験は、間違いなく人間にとって不可欠なものだと思います。この映画では、そのような「葛藤と浄化の過程」が、「祖母と孫の時を超えた交流」というドラマチックな要素も含めて、静かに、しかし確実に感動的に表現されていると思います。
マーチェンカさん [映画館(邦画)] 9点(2014-08-10 23:21:56)(良:2票)
75.ストーリーは単純だが、美しい背景と共に、物語の展開もとても丁寧に作られている。特に、杏奈とマーニーが過ごす時間がこの上なく幸せなものとして上手に描かれており、マーニーが杏奈に語りかけると、その度に観ている私も涙が止まらなかった。ジブリ作品というよりは往年の世界名作劇場のような味わいで印象に残る、とても良い映画です。
DAIMETALさん [映画館(邦画)] 10点(2014-08-07 00:16:04)(良:2票)
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74.《ネタバレ》  前半は全くノレなくて困りました。『アリエッティ』同様、またギスギスしたキャラが楽し気な姿を見せる事もなく鬱々とした物語を展開させてゆくのかと。記号的な性格の悪いキャラを登場させるあたりも含めて、作品に根の暗さを落としてしまうのはこの監督の性格なんでしょうかね。  杏奈がリアクションの薄い、表情の無いキャラであるとは言え、何らかの魅力は与えておかないと(この場合、絵ですかね。もっと彼女が描いた絵に杏奈という人格を映すとか)。どうも掴みが上手くないように思います。   中盤になって杏奈とマーニーのコミュニケーションの形が見えてくると映画への興味も膨らんできますが、それにしても構成はかなり雑だと思います。  マーニーはシンプルに杏奈のイマジナリーフレンドだと思わせつつミステリアスな要素がそれ以外の何かも想起させますが、そのミステリアスを生むためにとにかくエピソードのお尻を曖昧に切りまくるので破綻寸前。  サイロから発熱までをクライマックスに仕立て損なっている感じで、その後、真相話に至る部分があまりに唐突に感じられます。   それを救うのは細やかな作画や美術や音楽。  ジブリお得意のこれ見よがし系の丁寧ですよ作画からもうちょっと進んで、動画から質感や感触を表現する細やかさ。  匂いを感じさせる景色。  そしてキーとなる『アルハンブラの思い出』のメロディ。   物語ではなく、映画を構成する映像や音が杏奈とマーニーの世界を美しく彩り、魅了されてゆく感じ。作品空間の存在を感じさせる表現力。  終わってみれば、杏奈の内的成長を表現するに相応しい世界を共有し、心に沁みる時間を体験できたと思いました。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-21 21:17:19)(良:2票)
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73.主人公が厭世的で他のジブリ映画にはあまりいないタイプのキャラクター、ミステリー要素をはらんだ物語も独自色強めで、ジブリを期待して見ると良い意味でも悪い意味でも裏切られる作風。 今回約10年ぶり2度目の視聴だったのだが、真相をすっかり忘れていて新鮮な気持ちで観れた。 しかし裏を返せば、それはこの物語が印象に残り難い地味な物語のせいとも言える、視聴後に「なるほどなあ」と思える答えが用意されていて感慨は味わえるが、心が動くほどの感動は無かった。 また10年後にこの映画を観たとして真相を憶えている自信は無い。
勾玉さん [地上波(邦画)] 6点(2024-02-12 05:11:50)(良:1票)
72.《ネタバレ》 「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」のあと、ジブリがもう一度子供のための作品をということで制作された作品。まったく期待してなかったが、そこまで悪くはなく、米林宏昌監督の前作「借りぐらしのアリエッティ」よりは良い感じ。暗く内向的で病弱な主人公やミステリー仕立ての展開などはジブリらしくないが、宮崎駿監督や高畑勲監督の時代とは違うものを目指そうというスタッフの意気込みが感じられ、ジブリとしてもいろいろ模索しているのだろう。しかし、決して万人請けする内容ではなく、本作公開時になぜあまり話題にならなかったのかも分かる気がする。アンナとマーニー二人のヒロインの友情を描いているが、セリフなどから二人の関係が同性愛的に見えてしまうのはジブリというブランド力のある会社の作品としてはちょっとまずいのではないかと思うし、悪役的存在のばあやも中途半端な感じだ。(「借りぐらしのアリエッティ」でも少し思ったことだが、無理にこういう悪役キャラ作らなくても・・・。)後半に登場するメガネっこがいい味を出していて印象的で、彼女の登場後、物語の雰囲気が少し変わったのは良かった。それにしても、本作のあと、ジブリは製作部門の休止を発表し、米林監督も退社した。ジブリは今後どこへ向かうのだろうか?。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 6点(2016-02-13 16:26:01)(良:1票)
71.《ネタバレ》 すいません、正直に言わせてください。びっくりするくらいつまらなかったです、これ。何が駄目かって、「登場人物がそろいもそろってほとんど魅力がない」、これに尽きる。特に主人公アンナが自己憐憫にまみれた非常にネガティヴな性格で、観客からしてみればはっきり言ってどうでもいいつまらないこと(継母が自分を育てるために行政からお金を貰ってたなんて極めて普通のことじゃないですか!)でウジウジクヨクヨ悩んでいるものだから、観ていてとても苛々させられます。別にいいんですよ、主人公がそんな性格であっても。でもね、物語として多くの人の心を捉えたいのであればそれなりの演出ってものが必要になると自分は思うのです。本作においてその役割を担うのはやはりマーニーでしょう。主人公に魅力がないのであれば、もっとこのキャラクターの個性でもって観客の心を摑むべきだったのに、彼女もまあステレオタイプのいかにもな不思議系お嬢様キャラで魅力なんて欠片もありません。そうかと思えば、主人公アンナが迷い込むことになる夢幻の世界がいかにもジブリアニメらしいファンタジックなものだったかというと、それもない。もしこれが宮崎駿監督や高畑勲監督の作品なら、アニメという表現を最大限活かして、そんな日常の裏側に潜むもう一つの世界をいかにも彼ららしい夢溢れるファンタジーとして描いただろうに、本作の凡庸ぶりは監督の才能の差なのか。それとも旧世代からの脱却を図ろうとして見事に失敗したパターンか。どちらにしろ、最後まで大して面白くもない陰気なお話が延々と続く退屈極まりない作品でありました。ただ、一点、僕の印象に残ったのは、主人公アンナとマーニーとのなんだか百合っぽい怪しい関係性。もっとこの部分を活かして、思春期少女の今にも壊れてしまいそうな危うげな世界をもっとダークにもっと濃密にそして淫靡に描き出していればもっと見られた作品になったかも知れないが、ジブリならそれも無理か。二大巨匠が一線を退いてしまったいま、曲がり角を迎えつつあるスタジオ・ジブリを象徴するような作品でありました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2016-01-06 23:46:13)(良:1票)
70.十数年前に原作を既読。児童文学としてはトップレベルの傑作だった記憶はあるが、なにせ随分昔に読んだきりなので細かい筋は忘れていた。舞台が日本に移されているので、あれっ?と思ったが、観ているうちにストーリーをどんどん思い出してきた。日本的なアレンジを加えつつも、ストーリーはかなり丁寧に原作をなぞっており、内面描写の多い難しい作品を上手くアニメ化できていると思った。主人公とマーニーの関係を明かす謎解きみたいなのも確か原作には無かったと思うが、アニメらしく分かりやすくなって、良い改変だと思った。但し、内面描写が肝の作品なのに、そこの部分がちょっと物足りない感じは残った。[訂正]原作には謎解きが無かったと書いてしまいましたが、記憶違いでした。失礼しました。
すらりんさん [地上波(邦画)] 7点(2016-01-03 15:10:59)(良:1票)
69.《ネタバレ》 近年のジブリ作品では佳作の域。地味で内省的であることには変わらないが、「普通でありたい」と願った自己肯定感の低い主人公が自分らしさを受け入れるまでの過程を丁寧に掬い取る。マーニーは杏奈の理想であり、逆もまた然り。足りない部分を補い合うように共鳴する。話の噛み合わなさが気になったが、伏線だったのか。マーニーとの別れは、鬱屈した過去からの解放であり、前向きに歩んでいこうとするきっかけなのだろう(監督のジブリ離脱と重なったりして)。それほど大きな変化ではないのが逆にリアルで良かった。
Cinecdockeさん [地上波(邦画)] 7点(2015-11-09 22:07:32)(良:1票)
68.ジブリ史上最も陰気なヒロインですね。サスペンス?ホラー?とワクワクさせられたのも束の間で、終始暗い内容には辟易させられました。オチもこれまた安っぽくて、なんだかなぁといった感じ。もう少し愛されるジブリ作品を作らにゃダメよ。
Kの紅茶さん [地上波(邦画)] 4点(2015-10-24 17:56:52)(良:1票)
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67.《ネタバレ》 全部見終えたら、あぁなるほどね、とはなります。 映画館とか逃げ場のないところなら、それも成立しますが、録画で見るの辛かったなぁ。 主人公を応援する気になれず、ただの傍観者になっちゃうので、辛気くささに滅入ってきます。 このカンジってジブリが取り扱うべきものなのかな?って疑問がどうしてもつきまといました。
ろにまささん [地上波(邦画)] 4点(2015-10-17 20:08:46)(良:1票)
66.とにかく食べ物が美味そう。毎度の食事がやたらと豪華。映像の美麗さについては、とうとうここまで来たかと思わせるぐらいの高水準。話の方は、半分くらいまで「一体どういう話のか?」全体像が見えず、もどかしさが募った。ラスト近辺で「あ、こういう話なのね!」と全体像がようやく理解できてスッキリする。しかし、何か一味足りない。悪くはないけど、もう一歩何か心を打つものが欲しかった。ひょっとしたら2度3度と見直したら、面白さが広がる作品なのかもしれない。自分は1回しか見ていないので、こんな感想にとどまる。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-14 12:26:08)(良:1票)
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65.主人公が好きになれそうでなれない感じ、の映画。 そこそこ面白いが、退屈との境界をミステリーっぽい展開が何とか支えている。小品。
simpleさん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-14 00:15:25)(良:1票)
64.まとめ方は綺麗だけれども、いかんせん、そこにたどり着くまでが退屈。突然暴言を吐くような主人公に戸惑いつつ、もう一人のヒロインの登場を待っていた。マーニーが出てくれば盛り上がるのではないか…と。そんな期待も裏切られ、ただただ面白みのない時間が流れていく。終始、何かあることだけは匂わせて、オチが知りたい人は最後まで付き合ってください。という訳だ。アニメーションならではの良さも殆ど感じられず、ジブリの終焉を象徴しているようでもある(この作品の後『制作部門いったん解体』のニュースが飛び込んできた)。またいずれ放送があるだろうけど、二度目の視聴は遠慮しておきます。
リーム555さん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-11 14:35:20)(良:1票)
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63.とりあえず主人公が辛気臭い。 ワクワク感とか皆無で、淡々と話が進むのでつまんなかった。 マーニーがやっと登場して、重苦しい空気を払拭してくれるのかと思ったら、マーニーも同じく辛気臭い。 もっと陽気で明るいキャラを想像してたので、かなり意表を突かれた。 その後登場したトンボみたいなキャラが多少陽気で救われたけど、全体を通して暗い雰囲気の作品でしたな。 主人公とマーニーが揃ってあんな性格だった理由には納得したけどね。 たぶん喘息なんかより治さなきゃいけないことがあるんだろうな。 あと、どうでもいいことだけど、アニメに登場するデブキャラって総じて性格が悪い設定なんだね。 そして、酷いあだ名を付けられる運命にある。
もとやさん [地上波(邦画)] 4点(2015-10-10 09:42:50)(良:1票)
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62.《ネタバレ》 なんだこれは。 とりあえず、主人公、陰気臭すぎます。ネガティヴすぎます。完全に精神の病だと思う。そもそも、容姿端麗の美少女がこんなにひねくれて育つとは思えないんですけど。太った女の子に太っちょメガネ、とか啖呵切るのとかもうね。性格悪すぎるでしょ。かとおもいきや、美しいマーニーにはいきなり心を開いてる。アンナ自身、見た目でひとを判断してるとしか思えん。しかもさ、あんなにこじれた性格にさせたアンナのトラウマは一体なんなの?どうやら、義母が自治体から援助のお金をもらってるのがトラウマらしいのだが、もらえるもんもらうにきまってるでしょ。世の中の児童手当やらと同じようなもんでしょ。お金もらってたら愛がないの?義母がお金もらってるから、何も信じられなくなって、、とか泣かれてもね。発想が拝金主義なのか、とおもうわ。あなたを愛してるから自治体からの援助はいらないわ!とでも言えば満足だったんでしょうか。(笑)とりあえず、ひねくれすぎで性格悪すぎな主人公がみてられませんでしたね。映像はまあ綺麗なので映像だけに2点捧げます。
ギニュー隊長★さん [ブルーレイ(邦画)] 2点(2015-08-15 16:17:40)(良:1票)
61.《ネタバレ》 ひと言でいえば秀才の作った映画だと感じました。天才的な突出した部分がなく、どこか型にはまっているような作風。努力では越えられない才能という壁を見せつけられたような気がします。あちこちで不自然な部分があるのはもちろん、脇役の魅力のなさや、割り振られた役割以上物語に絡んで来ないなど、こういう感覚的な物はやはり宮崎監督の才能なんでしょう。宮崎監督だったら太っちょメガネが大筋に絡んできて、ともにマーニーの謎を解明、仲直りという流れになったような気がします。ジブリでなくても他のスタジオでも作れそうな映画、あえてジブリで作る意味が感じられませんでした。
kirieさん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-11 02:16:33)(良:1票)
60.《ネタバレ》 ジブリ映画の劇場鑑賞は「千と千尋」以来。前評判が良かったので期待していたのですが……ダメでした!私には合わない!何が一番ダメって、サブキャラクターが薄すぎるんですよ。サブキャラはジブリ作品の欠かせない魅力だったはずなのに。「ラピュタ」のドーラ一家といい「千と千尋」の湯婆婆といい、過去の脇役達は誰もが主役に負けないほどの強烈な存在感を持っていました。ところがどうでしょう、今作の脇役たちの存在感の無さ、影の薄さ!年頃の女の子が夜遅くまで出歩いてるのに、小言の一つも言わない大岩夫妻は不気味ですらあります。マーニーとの交流より先に、「太っちょ豚」と揶揄された女の子との和解を描いてほしかった。そんなこんなでフラストレーションが最高潮に達した時、満を持してマーニーのご登場。「あーはいはい」と醒めた目で観てしまいました。要するに「萌え」がやりたいのね、と。ここまで細かいドラマを犠牲にして、女の子同士の(都合の良すぎる)友情劇をやるのなら、いっそ萌え絵で作った方がよかったんじゃないですかね。主人公と義母のわだかまりの正体には拍子抜けさせられましたし、北海道はあんなメルヘンランドじゃないですし。そんなこんなでこの映画、やっぱり好きになれません。
チャゲアスキーさん [映画館(邦画)] 3点(2014-12-18 22:35:57)(良:1票)
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59.とても丁寧で真面目に児童文学をアニメ化にした作品。 ただ、また映画館で観たいかと問われれば次は地上波放送でいいやというのが素直な感想。 映画とは関係ないが以前テレビで某キャンディメーカーの企画者が「飴は一粒で満足してはいけない。もうひとつ食べたいと思える味に仕上げなければいけない」と唱えていてなるほどと思った事がある。マーニーの弱点というか短所はまさにここではないかと思うのだ。一冊の児童書を読み終えた程度の爽やかな鑑賞感は残る。ただもう一度あのシーンが見たい、あのシーンは何だったんだろう、あのキャラにまた会いたいというジリジリとした焦燥感のような欲求が全く出てこなかった。別に過去のジブリ作品にあったような冒険活劇にしろといっているのではない、この作品を誰のために何のために心を動かそうとしているのか軸をもっとハッキリさせて欲しいのだ。それとどこかゆとりというか『遊び』の部分も出してもらいたい。 マーニーはしっとりした餡で練られた一個で満足してしまう上品な京和菓子のような作品で、私がジブリブランドに求めているのはカラフルで子供が喜ぶようなやや中毒性のある「もっと食べたいと思わせる」キャンディなのだと思う。
どぶん子さん [映画館(邦画)] 5点(2014-08-28 02:41:56)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.04点
000.00%
111.28%
233.85%
345.13%
4810.26%
51012.82%
61620.51%
72025.64%
81215.38%
922.56%
1022.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review6人
2 ストーリー評価 5.77点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.11点 Review9人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 6.66点 Review9人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
長編アニメーション賞 候補(ノミネート) 

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