3.《ネタバレ》 この映画はどこでもすごく評判悪いですが、自分には面白かったです。オープニングからしてなんの映画なのか全然分からないハチャメチャぶり。イカれた世界に放り込まれたルパート・グリントの戸惑いが見て取れる。俺ハリポタじゃちょっとトンでる3枚目だったけどこんなのついていけないっすよ!とにかく出てくる奴出てくる奴みんな向こう側に飛んで逝ってる。ところで時代背景的に喫煙シーンがよく出てくるが、ルパートは煙草全然似合わないな。たぶんあんまり吸ったことないんだろう。
ちょっと真面目に語ると、観てる間イギリスのブラックユーモア映画なのかとぼんやり思ってて今の時代には60年代は遠くなったんだなあと感じていたが、後でフランス・ベルギー合作だということを思い出した。あれは外国から見た60年代アメリカ・イギリスのファンタジーなんだな。とりあえずロン・パールマンというのはすげぇ役者だ。ゴリラを白っぽく塗ったようなパールマンは間違って人間界に送り込まれたゴリラそのもので何から何まで人間の尺度を外れている。
一応このレビューは「ネタバレ有」にしたがこの映画で「ネタ」って何だ?アポロが本当に月に行ったことか?(あ言っちゃった?) あと作り物だとは思うが(切にそう願いたい)、画面上にウ○コは出すな!苦手なんだよ!あれだけで-5くらいにしようと思ったが、やっぱり面白かったので勘弁しといてやる。
(余談:一応同種のネタを扱った映画ということで「カプリコン・1」も一緒に観てみましたが、全く関係ありませんでした。)