《改行表示》65.《ネタバレ》 “The Firm”『事務所』だけど『堅固な』って意味もあるようで、ランバート法律事務所の、内に入ったら抜け出すことの出来ない呪縛も表しているのかも? 人気絶頂のトム・クルーズが、アイドル映画から社会派映画まで何でもこなしていた時代の、どっちかって言うと社会派の方の映画。優秀なミッチが高収入の法律事務所に入社して、社内の陰謀に巻き込まれていくサスペンス。事務所を辞めようとしても殺される。仕事を続けたらFBIに捕まる。こんな四面楚歌をミッチはどう乗り切るのか? 静かな前半と比べて、後半ビルの窓からトラックに飛び降りるわ、倉庫の天井のパイプに掴まってキックかましたりと、ミッションインポッシブル並みにアクロバティックなアクションも楽しめます。アビーの時間稼ぎが良かったです。対するエイヴァリーの悟りきった最後も良い。 ただ最後マフィアは手付かずにしたことと、FBIがあまりにミッチの掌の上で転がされすぎてて…ミッチってこんな有能な男なのに、海岸の美人局にあっさりハメられる辺り、ストーリーのバランスはイマイチなのかも? 合法的に解決するのは良いんだけど、もう一つどこかスカッとさせてほしかったかなぁ。マフィアがあのまま大人しく手を引いてくれるとは思えなくて… 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2023-08-05 18:00:38) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 ザ・スター、トム・クルーズを主人公に、周りをベテラン巧者で固めたうえ監督は社会派の名匠というまったくケチのつけどころのない一本です。もっとも過剰に手をかけた料理が必ずしも美味しくないのと一緒で、本作もいやー面白かった!と興奮するほどのものではなかったですな。ソツの無い娯楽映画です。 キラッキラのトムの仕事ぶりはいつもながら可も無く不可も無く、下手ではないけどおお、と感心するほどの芝居ではなく評価しづらい。周りがG・ハックマンにエド・ハリスにD・ストラザーンときては、そっちに目が行ってしまいました。兄役のストラザーンをもっと出してほしかったな。 原作は未読です。だから、出演作品では必ずスーパーな活躍を見せるトム・クルーズがいかにも現実的でセコイ抜け道を選んで了とするとは意外でした。まあたしかにFBIのやり方に全人生を委ねる義理は無いですもんね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-13 19:38:22) |
63.《ネタバレ》 何かもう、すべてが中途半端なんですよね・・・。かつて在籍した4人について、もっともらしく書類の山とか写真とかが登場するのに、結局ほとんど何もなし。事務所の裏が実は・・・という部分にしても、そんな真相があったのか!なんていう驚きは何もない。思わせぶりに登場するジーン・ハックマンやホリー・ハンターもエド・ハリスも、ほとんど有効活用されていない。そのくせ2時間半超えという長さ。役者も演技してて辛かったのではないでしょうか。唯一、画面に登場して眼光を発するだけで存在感が強烈すぎるデヴィッド・ストラザーンに4点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-05-17 01:10:46) |
62.《ネタバレ》 ○トム・クルーズやジーン・ハックマンなどの豪華キャストが演じているからこそそれなりに観られる作品になっているような。百戦錬磨のジーン・ハックマンがあっさりやられるようなラストも。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-18 21:44:36) |
《改行表示》61.《ネタバレ》 封筒を開けるまでの最初の10分間は素晴らしいですが、豪華キャストでよくもまあこれほど地味に仕上げたもんだ、という印象です。盗聴器、FBI、お兄さん、浮気の告白、殺し屋とのおっかけっこなどなど、後の小さな伏線の為のシーンが多すぎて散漫で退屈な映画になってしまったと思います。 トムの泣き所だった浮気を奥さんに告白した割にその後の展開にもほとんど生かされず、むしろ奥さんはちぐはぐな行動にでます。結局ラストの「腹いせ」というキーワードが使いたかっただけの伏線なのかと感じました。 妻のせいで実は良人設定のハックマンが死んでしまうのは妻にとってはトラウマだろうし、そもそもハックマンの失態も含めて大物マフィアが郵便詐欺程度で納得するとも思えず、普通なら後日、トムか奥さん(もしくは両方)の水死体が魚と一緒に玄関前に転がるのが正しい脚本のような気もします。。 深夜TVでやってると何となく最後まで見てしまうタイプの映画であって、それ以上ではないような気がしました。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-10-31 12:19:22) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 原作未読。頭フル回転させながらの鑑賞です。 成績優秀なミッチが数多くの大手の誘いを断り、年収だけでなぜその事務所を選んだのかがまず理解できません。南部であれば、同じ年収でも物価が違うからみたいなことは言っていましたが、そんなことで?都会暮らしが長いなら、普通は都会での就職を望むんじゃない?そんで結局は選んだ事務所は超ブラック企業だったわけで、もっと真面目に就職先のことは調べようよと思ったしだいです。 ただ、事務所所属の弁護士が死んだ事故に不審なものを感じてからは、「成績優秀」の設定にふさわしく頭脳プレーを繰り広げる様には幾度となく感心。できればそのままスーパーマン設定でいってほしかったのですが、簡単に不倫の罠にはまっちゃったりして、なんかいまいち盛り上がりきれません。同じ罠にはめるにしても、もっと不可避な罠であれば説得力もあったでしょうに。 後半のタミー、アビー、レイと協力体制の同時進行で事務所摘発のために動いていく様はかなり盛り上がってくれました。はらはらドキドキの緊張感あり、逆転を予感させる高揚感あり、なんとも言えないほど気持ちがもりあがっちゃってしょうがなかったです。 で、オチはそれかー。というのが正直な感想。結局は保身優先で、現実であれば納得なのですが、映画ですからね。さもミッチが「弁護士資格も剥奪されず、なにもかもうまくいく方法を見つけた。」なんて期待させることを言うもんだから、期待しすぎちゃいました。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-28 14:50:19) |
59.飛ぶ鳥を落とす勢いだった若きトム・クルーズを中心とし、その周りをジーン・ハックマンやエド・ハリスといったベテラン勢で固め、さらにその外側にはゲイリー・ビジーやトビン・ベルといった個性派を配置するという層の厚いキャスティングは魅力的でした。本作はパラマウントにとって相当気合いの入った企画だったようで、スタッフ、キャスト共に最高のメンバーが名を連ねています。しかし、そんなパラマウントからの期待とは裏腹に、映画の内容は平凡の域を脱していません。不吉な前兆の積み重ねでイヤな汗をかかされる前半部分はそれなりの面白さだったものの、後半部分で映画は完全に息切れしてしまうのです。監督も脚本家も複雑な話をまとめあげることでいっぱいいっぱいになってしまい、この膨大な情報量が観客に伝わるかどうかとか、クライマックスで観客はカタルシスを味わえるかどうかということは二の次にされています。直し屋として有名なロバート・タウンが脚本家に名を連ねている時点で察するべきだったのですが、それにしても、思いの外低い完成度には驚かされました。トム・クルーズ以外のキャストを完全に持て余すという名優の無駄遣いぶりもかなりのもので、本作よりも2ランクも3ランクも劣るメンバーで製作された『逃亡者』に批評面でも興行面でも及ばなかったことにも納得がいきます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-10-17 01:53:35) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 映画に向いてない話を無理に映画にした、ってのの典型みたいで、ただこちらは話を追ってくだけだった。やっと終わりのほうでB級的悪人が走って追いかけてきたりしたけど、何か流れとして不自然。そもそもなんでこの事務所、よく調べずに正義感の男トム・クルーズに白羽の矢を立てるんだ(顔見りゃ、正義の人って分かるだろうが)。過度の「至れり尽くせり」の不気味さのあたりは悪くない。孤独の戦いが始まるな、ってあたりも一応ワクワクした。でもなんか映像で追う話じゃないんだよな。兄さんを釈放した後の看守にカメラがちょっと寄ってくだけで、彼が事務所に通報したと理解させるあたりは、たしかに映像に語らせてはいるのだが。けっきょくこの事務所の不正を摘発するだけで、マフィアには及ばない。この方が現実的なんだろうけど、いつもガンガン正義で押しまくるアメリカ映画にしては、スカッとしない。トム・クルーズって、両手の人差し指立てて説得するポーズ好きなんじゃない? 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-06-13 10:14:50) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 2時間半、息が抜けず、よくできたサスペンスだと思った。だって、事務所を裏切っても、辞めてもマフィアから狙われるんだし、かといって、そのまま仕事してたら、マフィアの言いなりになり、FBIに捕まるし、自分だったらどうするか?トム君、どう切り抜けれるか、と観ててハラハラしっぱなし。知人がよく似たタイトルの「ローファーム」という韓国ドラマに夢中なので、天邪鬼な自分はこれ観るかぁと軽い気持ちで観始めた。人にお奨めできる作品だと思う。グリシャムっていいね。これ以外の作品も観てみたくなった。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-24 00:40:30) |
56.原作を読んでから本作品を鑑賞いたしました。悪徳弁護士事務所とトムorFBIとの戦いの映画ですが、155分も上映時間がありながら上手に演出が出来ていなくて残念な作品でした。本作品を鑑賞するには原作を読んでから鑑賞すると数倍楽しく鑑賞できますよ。 【SAT】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-16 20:59:44) |
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《改行表示》55.《ネタバレ》 エリートが最悪の状況に、たった一人で立ち向かうという意味で 「頭脳版ダイ・ハード」といえる映画。好きです、こういうの。 挿入サウンドが、ほとんどピアノ音だけというのも良かった。 しかし、この頃のトム・クルーズは本当にカッコイイ。 スーツ姿で走る機会があるたびに、この映画のトムになりきってしまうよ。 いいじゃないですか、なりきるぐらい。 【ワイティ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-31 23:17:00) |
54.《ネタバレ》 冒頭の売り込み場面から、余りにもエリート根性まるだしのミッチが鼻に付いていました。ジィーン・ハックマンが出ているというので観たのですが、あの悪の弁護士事務所に彼のような半分善人が居れたのかが理解出来ませんでした。殺された私立探偵の秘書役の女がかなり頭の回転も良く、結構小気味よかったです。しかし、エド・ハリスがあんなツルッ・パゲだったとは!驚きました。でも、日本での法律事務所にも、こんなのがありそうな・・・?もの凄い豪華な事務所で、それも驚きでした。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-31 12:42:13) |
53.「SAW」のジグソウさんが殺し屋役で出ていたことにビックリした。エドさまがなぜにあんなにつるっぱげなんだろう・・・ 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-11-24 11:10:20) |
【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-04 11:55:28) |
51.結構ハラハラさせられておもしろかったです。ジョー・ヴィテレッリがいかにもって感じで良かった。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-09 19:20:32) |
50.エリート意識丸出しの主人公に思い入れができず、どんなにピンチになっても、人ごとにしか感じられませんでした。ポラックだから、映画館に観にいきましたが、これ以降は彼の作品に興味がすっかりなくなりました。 【かねたたき】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-06-02 02:29:04) |
【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-05-13 01:42:53) |
48.見たのは相当むかし。今CSで再放映されているさいちゅうです。オットがそばで見てるので、チラ見してたら、今思うと豪華な配役だったんだなあ、とビックリ。この頃のトムはまだポチャッとしていてかわいい。サスペンスとしての面白さはけっこうあったと思うけど、チラチラ見てても、わーまた見たいなあとは別に思わない。そんな感じ。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-11 11:49:52) |
47.《ネタバレ》 おしゃれに仕上がったサスペンス。ピアノの音がテンポがいい。ストーリーとしては最後の方のディテールがもっとほしかった。それと、監視・盗聴されているはずがそれをうまく逃れて色々と裏で動いている辺りがちょっと辻褄が合わないのが残念。 【MS】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-20 09:15:32) |
【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-23 14:59:47) |