【TERU】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-09-24 19:33:55) |
《改行表示》152.《ネタバレ》 むかしTVで観て以来。CSで視聴。 脱獄映画の面白要素がほぼ全て詰まった作品。囚人をイジメるイヤな看守が出てこないくらい。 「あんなハリボテ人形で誤魔化し続けられるわけ無いだろう」「バッツが見張っているとはいえ、何度も穴に潜っていたら…」この娯楽映画が、フランク・モリスの実話を元にしていると言うから驚きだ。2年掛けてコンクリを砕き、鉄柵を外し、浮き輪を作ったんだ。凄い。 フランクの過去や脱獄後の夢を語らないのも良い。エピソードは面白いが、モトが実話だけに、罪を犯した囚人フランクに肩入れしすぎない絶妙なバランスだと思う。 穴を掘った部屋を移される直前の脱獄。バッツが最後の最後で逃げるのを躊躇するのも人間臭い。 実話同様、生き延びたか死んだかは語られない。菊の花は溺れたフランクたちの遺品の一つなのか、所長へのメッセージで置いたのか。恐らく後者。やっぱ脱獄映画って痛快じゃなきゃ。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-03-13 22:09:30) |
《改行表示》151.《ネタバレ》 脱獄ものとしては定番でそれ以上でもそれ以下でもない。 おそらく当時としては画期的だったのだろうが この作品から影響を受けたと思われる作品がいくつも出て今では特に目新しさは感じない。 やはり気になったのは脱出シーンで比較的明るいなかで堂々と脱出した所。 真っ暗だと映画的に見辛いのだろうがやはり不自然に感じた。 見ながらこれは映画だから仕方ないんだと自分に言い聞かせながら観てた。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 4点(2020-11-15 21:02:10) |
150.《ネタバレ》 この作品もレビューしてなかったようです。クリントイーストウッドが着実に脱獄の準備をしていく様子と、看守に見つかってしまうのではという緊張感、そしていざ脱獄をする段階でのドキドキ。派手さはないですが映画の楽しみが詰まっています。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-08-04 16:09:10) |
《改行表示》149.《ネタバレ》 脱獄ものの古典的作品。 ネズミを飼う話はグリーンマイル、看守を追い詰める話はショーシャンク、等、オマージュされたかなと思う場面がちらほら。 史実なだけあってストーリーは単純。 【チェブ大王】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-07-12 03:19:06) |
148.子どもの頃にテレビで初めて観た。刑務所内の争いや、脱獄までの準備が面白くて、何回観ても楽しめる。 【noji】さん [地上波(吹替)] 9点(2020-02-23 19:51:23) |
147.《ネタバレ》 ストーリーは脇目も振らず脱獄の動機形成→脱獄の実行をシンプルに描いているだけなんだけど、何ともいえない奥の深さと余韻を与えているのは、いざというときになぜか行かずにベッドで涙するボッツ、そして通気口の下で放心状態になっているボッツ。しかもそれを何も説明していないのが良い。一方で、それを待たずに躊躇なく予定通りの行動に着手するイーストウッドたち3人組も、それに向けた決断の強さを裏から感じさせる。「早く行くぞ!」「いや、奴は仲間だ!きっと来る!だから待つんだ!」→ぎりぎりのタイミングで現れる、などという陳腐な演出はしないのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-17 02:13:44) |
146.《ネタバレ》 初見はTVだったかも?子供ながらに、どんな犯罪を犯した人たちなんだろう?と疑問に思いました。あしたのジョーに出てきた青山くんほどでは無いけどw 【ないとれいん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2019-03-20 12:17:33) |
145.クリント・イーストウッドが好きで、脱獄ものも好きなので当然及第点かな。ここの刑務所は点呼が多く厳しいが、囚人がみな協力的で優しい。ストーリー的には後半の脱獄準備がスムーズに行き過ぎで早送り感がある。あの3人は無事脱獄できたのだろうか?また、逃げ遅れた1人はどうなってしまったのだろうか?多分、地獄が待ってるのかな。。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-01-02 01:52:39) |
《改行表示》144.《ネタバレ》 しっかりドキドキする良質のサスペンスでしたが…。 鑑賞後に「ショーシャンク」のような達成感や爽快感が残る作品では無かったです。アルカトラズの非人道的管理体制を描くことがテーマのようで、鑑賞中は脱獄の成功に期待します。でも、さほど熱心に主人公たちを応援していない自分がいました。彼らの入獄理由は語られず、犯罪者としての背景が意図的に省かれていることに欺瞞を覚えたのだと思います。その辺りもしっかり描いたうえで脱獄させれば、さらに複雑な見応えが残ったと思います。 服役者の人権擁護的視点に立つなら、記録映画としての価値は十分に担保していますね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-28 02:03:25) (良:1票) |
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143.2017.05/09 BS鑑賞。評判の作品と思っていたが期待外れ。イーストウッドの冷静沈着凄腕で魅力満点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-16 23:21:53) |
142.《ネタバレ》 演出面で衝突し、ドン・シーゲルが途中降板してしまった、イーストウッドとの最後の作品。偽装のための頭部が見付かりそうになるや実はモリス本人とすげ変わっていたり、所長に殺されたも同然の仲間のために菊の花を残したりと、終盤はいかにもイーストウッドらしい演出がてんこ盛り。入所して所長室に呼び出されるや早々に爪切の奪取に成功したりと、モリスの抜け目なさに感服する事しばしば。実話モノなので成功するのは分かってはいるものの、失敗するのではないかorしかしこの男ならやり遂げるのではないかという鬩ぎ合いが絶妙。脱獄モノの教科書のような映画。自分は決して映画を作る訳ではないが、演出とは何たるやと勉強になる。成功のカタルシスを盛り上げるには、失敗のリスクを極限まで背負わせなければならない。あーこりゃ成功するわーと思わせちゃダメなんだよね。いやぁやはりイーストウッドはカッコいい。アウトローが似合う。吹替はもちろん山田康雄、さらに納谷悟朗と小林清志を共演させるなどなかなかにして心憎い。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-02-24 01:02:21) (良:1票) |
《改行表示》141.ひたすら難攻不落のアルカトラズ脱獄へ突き進む。 刑務所内の派閥が薄く良い仲間ばかり。そういった点ではドラマ性に欠けるけども年代を考えれば及第点。 その後3人がどうなったかがとっても気になりますけどね。そこがミステリアスで逆によかった。 |
《改行表示》140.《ネタバレ》 「脱獄映画に駄作なし」です。 爆破シーンとか全くないけど、リアルに描かれているから緊迫感がある。 ほとんど悪い囚人がいない中で、唯一悪人に見えたのが所長だったのが可笑しい。 最後に脱獄できなかった一人が印象的だった。 実話に基づいているっていうけど、本当に脱獄した三人は捕まらなかったのか、興味が沸く。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-02 17:40:30) |
139.《ネタバレ》 これは何度も観た大好きな映画です。脱獄ものの中では一番好きです。主人公モリスの背景は描かれていないので「なぜ脱獄しなければいけないのか」が分からず、脱獄成功後のカタルシスもありません。それなのになぜこんなに面白く、何度も観てしまうのでしょうか。一つは脱獄までの過程が非常に分かりやすく納得いく方法だからだと思います(分かりやすい=看守も気づけよとも思いましたが)。二つ目はいろんな周りの友情の描き方が静かで深いというところだと思います。音楽もなく、盛り上がるシーンもなく、映画全体が非常に淡々と進んでいきます。でもこれが男心をくすぐられます。また、これは吹き替えで観たのですが、なんと「ルパン三世」の声優が3人も出ているので(しかも役柄までほぼ同じ)、まるでルパンを観ているような感覚に陥ります。それも含めて「憎い演出」の最高峰の作品だと思います。 【金田一耕助】さん [地上波(字幕)] 10点(2016-05-02 15:35:31) |
138.《ネタバレ》 古い作品なんだけど緊張感がずっと続いている。クリントイーストウッドの演技は素晴らしい。過剰な演出が控えめでかえって緊張感を出したという感じかな。成功したかどうか?のカタルシスの場面さえ抑えられている。これでかえってドキュメンタリーぽさがでている。とにかく脱獄モノジャンルは面白いよね。脱獄したいという動機もちゃんとふってあるし。気になったのはバッツ。一番成功させてあげたかったのに。このあたりがせつなさの表現なのかな。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-20 12:17:06) |
137.先入観なのか囚人が善人に見えてしまい実話らしくなかったですが、後半の脱獄クライマックスシーンは緊張感十分でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-05-26 21:43:32) |
136.《ネタバレ》 中盤から始まる脱獄へ向けた準備も良い。でも、退屈に感じられた人が多いらしい前半の人物紹介パートもなかなか楽しめました。キャラが立ってて面白い。アルカトラズや所長に対する憎悪を少しずつ観客に植えつけるよう演出されており、見事でした。脱獄準備中はご都合的展開も少なくないので、ちょっと残念ですね。見事に脱獄して、所長に不屈の花を見せて、ああスッキリ!という映画ではないというのも良いのです。バッツはなぜ参加が遅れ、置いて行かれてしまったのか?どのような気持ちで夜を過ごし、早朝泣きながら直立していたのか?何処かへ消えてしまったモリスたち、工作がバレ、懲罰を受けることになるのであろうバッツ。モリス以外の主要登場人物は全員アルカトラズで散ったのでしょうかね。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-04-08 23:47:04) |
《改行表示》135.《ネタバレ》 淡々とプロセスが描かれるところが男らしい感じがします。 とてもタイトな作風であり、そこが非常に魅力的です。 重要なシーンで言葉は多くなく、音楽も控えめだったと思います。 また画面はとても暗いのですが、状況が分かりづらくなることはないです。 淡々としている割にテンポがいいです。 社会派的なメッセージ性が感じられます。 エンドロール画面の"顔"が印象深かったです。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-14 23:42:21) |
134.《ネタバレ》 脱獄ジャンルものは、どれだけ刑務所生活が悲惨かを観客に納得させ脱獄する囚人にいかに感情移入させるかが映画の出来を大きく左右するものです。その観点からは、もう一生シャバに戻れない終身犯は別としてもアメリカの刑務所生活は途上国なんかと比べると恵まれているように見えちゃうのが難点。そういう点ではこの映画のイーストウッドにも、飄々とし過ぎていて脱獄するぞという執念が感じられなかったのはちょっと残念です。その代わりに換気口に穴を穿つための努力を淡々と見せてくれる丁寧な描写はイイですね。看守を見張るために鏡を使うところなぞ『穴』でも使われた手口で、こういうところは万国共通なのかもしれません。ハラハラさせるところはちゃんとツボを抑えていて、ここら辺の手腕は老いたりと言えどもさすがドン・シーゲルです。音楽も最小限におさえたドキュメント・タッチの撮り方も渋いです。 アルカトラズ島の遠景が、日本の軍艦島みたいだったのが印象的でした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-17 22:17:24) |