50.堺雅人さんがカッコイイ。迫力が素晴らしい。それだけで観る価値のある映画。 【うらわっこ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2020-11-14 20:57:37) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 久しぶりにガツンと面白い映画でした。ミステリーとしても面白いし、医療ドラマとしても面白い。 出てくる人がうさんくさい人ばかりで、誰もが怪しすぎです。 堺雅人演じる速水センター長。羽田美智子演じる花房看護師長。高嶋政伸演じる沼田副委員長。三者三様で怪しさ満点。一癖も二癖もあるこの面子に放り込まれる田口医師。そんな田口委員長も肩書きだけは持っているので、自由に病院の中を動き回れる。そしてもう一人の権力者、厚生労働省の白鳥が参戦。このシチュエーションが閉鎖的な院内の人間関係、勢力争い、陰謀を少しずつ明らかにしていくそのプロセスが面白い。 速水センター長が糾弾されるシーンから怒涛のごとくつっぱしるクライマックスは圧巻。ラスト30分のためだけにある映画だと言っても過言ではないかもしれない。 ラストのパニックは代表的な医療ドラマで同じようなシチュエーションを何回か見てきました。 ですが過去の類似作品と比較しても、最も規模が大きかったように思えます。この規模は映画ならでは。こーゆーのが見られるのが映画の醍醐味です。 興奮冷めやらぬまま終わりを迎え、なんとなくすっきりしない気持ちが残ります。それは速見センター長が3年間とはいえ、異動を命じられたから。その辺りの常識はよくわかりませんが、個人的にはそのまま病院に残ってほしかったです。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-07-19 04:30:33) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 クライマックス前の倫理委員会のシーンなどは、ともすればテレビドラマ的なダイアログ従属型の場面になりがちだが、 人物の出入りと共にさまざまな音響(手ばたき、携帯のコール音、スクリーンの開くモーター音)をフレーム外から先行させていくショットつなぎで シーンの緊張を持続させ、その後の動的なスペクタクルへのタメとしても機能することとなる。 病院玄関口で待機する山本太郎らのショットに、救急車のサイレン音を次第に高めていく形で響かせる。 エピローグでの堺雅人と羽田美智子のツーショトに、救急ヘリの音を響かせて次の屋上ヘリポートシーンにスムーズに繋げる。 舞台が病院という閉鎖空間に限定される舞台だからこそ、発生源不明の音響を配置することによって画面外へのベクトルを創り出す。 そうした意識的な音の用法を以て観客をドラマに引き込んでいこうという細やかな芸は 随所で確認できる。コーヒー豆を挽く不協和音の活用の巧さも言うまでもない。 モブシーンでの、画面中央からフレーム外へと放射状に人物の動線をつくって空間を広げてみせる演出も同様だろう。 モノクロでのパートカラー処理によって印象づけられる、赤色灯、血、口紅の艶めかしい赤が仄かにエロティックなラブシーンとなっている。 【ユーカラ】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-07-19 14:12:57) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 それぞれの要素のバランスが見事。充分に面白いと感じさせる作品です。 ■まずさすが映画、という感じの原作の濃縮。委員会を一つに合成したり、田口と速水がほぼ他人同様の関係であったり。映画的な時間の制約、および演出効果を高めるための措置でしょうが、それに違和感がない。プラスに働いていると思います。 ■そして何といってもメインの役者の演技が素晴らしい。第一に速水、次点で沼田、さらに花房看護師長はピシャリときてます。田口と白鳥はバチスタと同様。白鳥のウザさがかなり軽減されて親しみやすいキャラとなっているのは映画的な上手さ、というべきか。ところどころ滑舌が悪いのが玉に瑕。 さて、個人的に堺雅人扮する速水が好きすぎる。それは主張内容ではなく演技的な意味で。あのナチュラルなニヤッとした表情がツボだし、動作の面では聴診器を耳にあてるところとかすごいカッコイイ。口紅シーンも最初はえ?と思いましたがその感覚を封殺するほどに妙に合っちゃってるんですね。特筆すべきは委員会のシーン。動きのないシーンにあれだけの時間を割き、しかも良シーンとなったのも速水の演技あってのこと。「ベッドは足りない。人も寄越さない!」以降の盛り上げ、引き込まれ方。白鳥が一発逆転かました後の沼田の表情の変化も見事です。 ■バチスタと比べテンポと緩急が重視されており、ギャグ、シリアス、そしてリアルのバランスが良い。特に医療の現状をさりげなく伝えてくる描写。大学病院内部の軋轢、経営的な観点からの病院そのものの存続と現場、患者の感覚と医療従事者の合理性の差異、などなど・・・。特にトリアージは考えさせられます。医者としての合理性は「2」救えるより「3」救えるほうを選択すべき。それはとてもよくわかります。しかし、実際自分の愛する人があの状況で「救命不可能」の判定をされたら・・・やはり納得できないでしょう。大きいのは、「死亡」だけでなく「まだ生きてるが救命不可能」が同様の判定となること。目の前にまだ生きている家族がいるのに助ける手立てがない。頼みの綱の医者も見向きもしてくれない。あの夫人の気持ち、痛いほどよくわかります。 【53羽の孔雀】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-09-27 01:07:21) (良:1票) |
46.チーム・バチスタものは全くの初めてですが、予備知識が無くても医療業界を知らなくても、内容は分かりやすく結構面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-11 20:16:36) |
45.《ネタバレ》 ドラマ版のバチスタシリーズのイメージが強すぎて、違和感があります。同時代に別のキャストで同じお話を実写化するのはいかがなものであろうか?ドル箱の原作に節操なく群がる金儲けのための映画化としか思えず、純粋に映画を楽しめません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-13 22:43:36) |
44.《ネタバレ》 前作よりも楽しめました。竹内結子の可愛い演技が光っていた。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-05-03 14:33:57) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 話の本筋は意外としょぼいので、推理物と思って見たらがっかりする。 しょぼい本筋からミスリードする為だけに取って付けたような殺人事件を発生させるという構成も稚拙。 口封じの為に殺すという動機がアホ過ぎるし、どうしても殺さないといけなかったんだとしても殺し方がテキトー過ぎる。 このシリーズはミステリーというよりは、コミカルな登場人物によるコメディとして見た方が正解なのかも知れない。 とは言うものの、しょぼい本筋の真相が明らかになった後に待ち受けてるクライマックスの演出はそれなりに盛り上がったし、感動的ですらあった。 救急医療の裏側にある問題について少し考えさせられるような内容になってるのがいいと思います。 あと、チュッパチャプス程度のしょぼい利益供与ですら見逃さず、倫理委員会委員長として処罰するというオチも面白かったです。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-12-24 09:58:16) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 医療の経済原理という難しい社会問題をこういうエンタメ調で描く事にはちょっと無理があるように感じた。問題の核心というか根っこに迫りきれていないような。レベルとしてはニュース番組の特集以下。それにしても飴玉なら(しかも2万円強)利益供与が見逃されるという倫理観はオカシイのでは? |
《改行表示》41.《ネタバレ》 前作バチスタは未鑑賞。なかなか個人的にはカタルシス感じられる作品だった。強い主張はあまり感じられないが、 今の医療制度に物申す的な一石があったのはよいと思う。ラスト近くの事故による受け入れシーンは、多少長尺な印象も受けるが、私には染み入った。幾度と入院を繰り返した自身としては、内部の大変さはまた非情にならなくてはならぬ現状は察するものがある。役者陣もなかなかのお仕事ぶりで満足。高島弟さんは悪役の方が映える気がする。最後に、あんなに先にまわって精神的に支えてくれる人は、ジェネラルにはピッタリかも。 【ぽてころ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-04 00:33:47) |
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40.《ネタバレ》 前作よりは大分良かった。ただ口紅のくだりはちょっと笑ってしまった。 【なこちん】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-02-11 05:30:38) |
【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-04 18:55:50) |
38.《ネタバレ》 前作は「手術」が主軸だったが、今回は病院経営の構造と「救命救急センター」が舞台になっている。竹内と阿部のコンビも定着感が出てきたし、ミステリーや笑いのペーソスもほどよくあり最後まで面白く鑑賞できたが、終わってみると後味がどうにも薄い。もし今作に殺人シークエンスがなければ、単なる病院のよくある内輪もめの範疇を出ないストーリーであることに加え、前作同様殺人犯のぶっ飛び方についていけなかったためだろう。本作も堺雅人の好演に+1点。 【田吾作】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-10-29 16:12:26) |
37.前作よりはマシという程度で、盛り上がりに欠ける。通常の物語の構成を「起承転結」とするならば、この映画は「起転承結」じゃないかと感じるぐらい事件の真相がわかってしまうまでが早い。だからドキドキしないうちに佳境に入ってしまうのだ。その分、その後のまとめである「結」が長い。作り手はこの「結」の部分で観る者を感動させたいのだろうが、「転」に至るまでの「承」の部分が余りにも短いため、登場人物に感情移入しにくく、それ故その感動シーンであるべき「結」がダラダラ長いだけに感じてしまう。明らかに物語の構成上の時間配分が間違っている。原作が未読なので何とも言えないが、もし原作通りに作ったんだとしたら、原作を無視してでも構成を変えるべきだ。 【へろへろ】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-10-26 20:58:01) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 チーム・バチスタの続編、というか同じ病院を舞台にした別エピソード。 このパターンはキャラクターや舞台の説明を割愛できるところがいいですね。 観る側としても割とすんなりストーリーに入れることは結構ウレシイですし。 なんせ映画の序盤って2時間近く楽しむうえで結末と同じぐらい大事ですからね。 ということで世界観はわかりきったうえで観たんですが、前作のような『犯人はだれだ?』的なミステリ要素は影を潜め、現状の救急医療体制に問題点が置かれています。 そしてそのセンター長として堺雅人さんが強烈な存在感でこの映画を支えています。 流れに身を委ね、現状の救急医療現場の問題点を教示されるのが、この映画の正しい楽しみ方なのでしょう。その点堺さんの演技はみなさんおっしゃるようにとてもよかったと思います。 癒着疑惑の結末もなかなかお見事でした! それにしても前作に続き、殺人の多い病院ですね。。。 國村さんのクビがとばないのが不思議です。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-25 11:09:42) (良:1票) |
《改行表示》35.《ネタバレ》 前作未観、原作未読。 堺雅人が凄い。 何ヶ所か???と言うとこもあったけど、倫理審査委員会からスタットコールにかけての件はパターンではあるものの圧巻だった。 【かめきち】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-05 07:57:35) (良:1票) |
《改行表示》34.サスペンス感のないサスペンスだけど、その分コメディチックでおもしろい、その上救急医療の核心を突く肩のこらない社会派ドラマ。誰しも損得では勘定できない救急医療の大切さがわかる。 竹内結子さんのあの役は画期的、格好いい役が得意な役者が多い中、あれだけずっこけた役を演ずるのもなかなかできないことだ。阿部寛の役柄は仲閒さんとの共演で見ていたから驚かなかったが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-28 21:51:59) |
33.今回は医療事故ではなく、現代の医療の現実を訴えつつ途中につっこみを入れながら委員長が解決していく、爆笑作品でした、前作よりも見応えがあり面白い作品でした。 【SAT】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-31 22:16:11) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 前作よりもずっと面白い。面白くしたのは、速水救急センター長を演じる堺雅人の影響だろうね。それとトレーラー事故シーンで盛り上がるからだろう。 ちなみに原作は結構好きだ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-04 23:15:03) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 飄々とストーリーが進んでいく。音楽も控えめ。でも誰が主役なんだろう、って観賞後に感じました。竹内結子さんはこんなキャラが合っているし、上手い。阿倍ちゃんは、こんなキャラばかりだけど上手い。堺雅人さんは正直上手い。最近、悪役づいている高嶋政伸さん、いい。そんなこんなで淡々と話が進んで、盛り上がりには欠けるのだけれど、無理矢理「変」にはしていないので「好感」という評価になります。比較対象がTVドラマになってしまうのですが、あれは「変」過ぎ。 【プライベートTT】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-09-29 13:03:09) |