メトロポリス(2001)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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メトロポリス(2001)

[メトロポリス]
2001年上映時間:107分
平均点:4.92 / 10(Review 96人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-05-26)
SFアニメ漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【イニシャルK】さん
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監督りんたろう
助監督楠美直子
井元由香ティマ
小林桂ケンイチ
青野武ポンコッツ博士
池田勝ブーン大統領
古川登志夫スカンク
岡田浩暉ロック
千葉繁ランプ
若本規夫ペロ
富田耕生ヒゲオヤジ
井上倫宏アトラス
滝口順平ロートン博士
石田太郎レッド公
松本梨香婦人客
皆口裕子うぐいす
小山茉美エンミィ
隆大介退役軍人
やなせたかし軍服姿の老人
永井豪政治家
岡田こずえ
本多俊之金三角
林ゆたかバーのマスター
麻生智久
杉田智和
原作手塚治虫「メトロポリス」
脚本大友克洋
音楽本多俊之
岡田こずえ(音楽プロデューサー)
作曲本多俊之「THERE’S LL NEVER GOOD-BY」
挿入曲レイ・チャールズ「I Can't Stop Loving You」(愛さずにはいられない)
撮影スタジオコスモス(撮影協力)
山口仁(撮影)
製作角田良平
角川書店(「メトロポリス」製作委員会)
東宝(「メトロポリス」製作委員会)
電通(「メトロポリス」製作委員会)
IMAGICA(「メトロポリス」製作委員会)
バンダイビジュアル(「メトロポリス」製作委員会)
企画りんたろう
渡辺繁
丸山正雄
プロデューサー丸山正雄
八巻磐
渡辺繁(エグゼクティブ・プロデューサー)
大月俊倫(エグゼクティブ・プロデューサー)
藤原正道(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作旭プロダクション(制作協力)
マッドハウス(アニメーション制作)
岩瀬安輝(制作マネジメント)
IMAGICA(制作協力)
配給東宝
特撮楠美直子(コンポジット・ディレクター)
作画高坂希太郎(原画)
平田敏夫(作画監督)
川尻善昭(原画/レイアウト協力)
平田秀一(キャラクター色彩設計/CGアートディレクター/CGストラクチャーデザイン)
名倉靖博(総作画監督/キャラクターデザイン)
金田伊功(原画)
小松原一男(原画)
安藤真裕(原画)
渡部隆(CGストラクチャー・デザイン)
前田庸生(OGテクニカル・ディレクター)
木船徳光(IKIF・CGチーム)
美術平田秀一(美術監督)
編集IMAGICA(原版編集)
録音三間雅文(音響監督)
その他美野春樹(A.PF)
本多俊之(Sax,B,Cl)
りんたろう(With B.Cl)
IMAGICA(現像)
あらすじ
未来都市メトロポリスの実力者レッド公は国際指名手配中のロボット専門家ロートン博士に死んだ自分の娘に似せた人造人間ティマの製作を依頼するが、レッド公の養子でロボットを嫌う青年ロックはロートン博士を狙撃し、作業場を破壊する。現場に訪れた日本から出張中の伴刑事は瀕死の博士からティマの製作メモを受け取り、伴刑事の甥のケンイチは完成直前だったティマを救出する。ティマのことを記憶喪失中の人間の少女だと思ったケンイチはティマがロックから狙われていることを知り、重層都市メトロポリスの地階をティマと共に逃げ惑う。
ネタバレは禁止していませんので
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96.《ネタバレ》 終盤のカタストロフィ、結局は物語をここに持っていくのであれば、何もこんな込み入ったオハナシにしなくても、と思わなくもないけれど、一方では、収斂する物語の快感、というのもある訳で、やっぱり引きこまれてしまいます。 もちろん引き込まれる理由というのは、中盤に盛り込まれた雑多なエピソード(例えばロボットたちと人間との関係)がクライマックスに向けて収斂していく過程、にもあるとは言え、やはり最大はこの、緻密を極めたアニメーション、その細部へのこだわり。CGもかなり使われているけれど、CG部分に負けないだけの驚くべきアニメ表現がこれでもかと詰め込まれていて、CG部分が浮いて見えちゃうようなことは全くありません。 ケンイチくんは昭和感丸出しのキャラで、こんなクリクリ目玉の少年はもはや、ビッグボーイの看板くらいでしかお目にかかりません。ティマちゃんは、普通の美少女キャラとは一線を画したようなところがありますが、イヤミなほど足がスラリとしてます。ケンイチくんの昭和な足とは全く違う。しかし一部の作画では、さすがに足が長すぎる気もしましたが、どうでしょうか。 それはともかく。終盤、「私は誰?」と問うていたティマに対し、残酷な答えが突きつけられ、内側がむき出しとなっていく彼女の要望にもそれが表れるのですが、結局彼女はその問いを最後まで抱いたまま、彼女を救おうとするケンイチの手を離れ、墜落していく。自分は誰なのか、という問いへの答えが得られることは決してないのですが、その問いを抱えている者こそが、すなわち人間なのではないか、と。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-05-06 08:44:39)
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95.印象的なセリフがほとんどなかったなあ。唯一重要っぽい「アナタハダレ」も、全然心に響かなかった。これがラピュタなら、善玉・悪玉の主役級はもちろん、些細な脇役でさえ記憶に残る魅力的なセリフの宝庫なのに。ただ、巷にはびこったAIが賢くなりすぎて人間界の一歩先を解析し、自動的に作動するような世の中が間近と言われている昨今、この作品の中で語られる憂慮も別世界のたわごとと呑気に構えていられない気はする。  とはいっても、テーマが「ロボットの反乱」なら、『人造人間キャシャーン』(あくまでも実写じゃなくアニメ)の方が超シンプルで分かりやすく、ロボットの愛犬や乗り物のワクワク感も見どころがいっぱいあって、何より素直に喜怒哀楽を楽しめる。 本作は、無理やり政治を詰め込んで話を大人テイストにしあげている上、超美しいメトロポリスに見合うだけの、洗練されたデザインのロボットが登場しない。アルバートⅡのような、簡単に壊れてしまうもろさがあり、朴訥で、懐かしさを感じさせるロボットは確かにかわいくて私も好きだけど、いかんせん街自体が高次元なテクノロジーを駆使して造られているので、これらの不釣り合いさはどうしても違和感が残る。視聴しながらあちこちでバランスの悪さを感じていた。 映像美は素晴らしいので、視聴しなければよかったという後悔は全くないけれど、手放しでは感動できない。ジブリの実験的短編アニメ『On Your Mark!』のようにレイ・チャールズの音楽だけでセリフなしのアクションものとして、ぎゅっと縮めた作品にすれば、すごく見ごたえのある作品になった気がする。
tonyさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-02-13 15:46:59)
94.《ネタバレ》 原作未読だけど手塚治虫は好き、りんたろうは当たりはずれ多め、アキラは面白かったけど大友克洋がめっちゃ評価される理由があまり分からない人です。寝落ち2回ぐらいしてしまい、3回ぐらいに分けてやっと鑑賞、そんな感じで面白くなかったですね、ドキドキワクワクしないし引き込まれるものが何も無かった。原作未読だったので丁度いいなと思ったんですけど少しがっかりしたのが正直なところです。スターシステムですけども惹かれるキャラも無かったですね。。。ふと思ったんだけどスターシステムって吉本新喜劇の脚本家に書かせたら結構面白いのを作りそうな気がするんだけどどうかな?
ないとれいんさん [地上波(邦画)] 4点(2021-08-31 12:51:37)
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93.《ネタバレ》 評価高くない理由は何でしょう? ティマとケンイチの声?  アトムを女の子にしてしまったから? 身体能力目的ではなく最終破壊兵器のコアとしたから? ハッキリとした悪役が不在だから? まあアトムの原作知る人には心外だったのでしょう・・ でも自分にはまずまずのエンタティメントでありドラマでした。切ないストーリー。 誰もがティマが救われるストーリーを期待したのでしょうが、これも有りかと思います。 自爆シーンの音楽の使い方がオドロキでした。なるほどなあ・・ 何年かに一度、また見たくなる不思議な映画。自分がジャズファンだからかなあ?
グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 8点(2017-02-19 18:41:11)
92.《ネタバレ》 国内での評判がすこぶる悪い作品ですが、そんなに悪く無いと思うけどなぁ。誰もが認める作画は置いておくとして、この時代設定にジャズってところがりんたろう監督らしくていいじゃないですか。メトロポリス崩壊のシーンでかかるレイ・チャールズなんて鳥肌モノですよ。ケンイチの内面がよくわからないキャラクターなのは観客にティマに感情移入させるのが最大の役目だからで、言いたいことはヒゲオヤジが全部言ってくれてるからだと考えてます。私はティマのような望まない運命に逆らおうとするキャラクターが大好きなので、問題ありませんでした。
カニばさみさん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-21 11:09:00)
91.《ネタバレ》 そうですねぇ、確かに絵はキレイですが肝心の中身が…原作は未読ですが、たぶん、いやきっともう少しうまく出来たんじゃないかなぁ あまりにも制作者側がいわば「自己満」的な方向に行ってるとしか思えない出来で残念でアリマシタ
Kanameさん [DVD(邦画)] 2点(2010-11-13 22:59:16)
90.国内では異常に評価の低い作品。レトロで精細な画・CGはジブリの垢抜けてるとはいいがたい作風に不満があると新鮮に映る。(宮崎さんは手塚さんお嫌いでしたが、この国の長年にわたるジブリ偏重傾向もどうかな)欠点は洗練されすぎていて印象に残りにくいこと。
レインさん [地上波(邦画)] 6点(2010-04-17 05:59:53)
89.初見は確か雪が降りしきる受験時代だったと思います。静かな世界にどっぷり浸って何だか妙にシンクロしてしまいました。批判も多い様ですが大好きな映画です。最後のティマの言葉が胸に引っ掛かって3回くらい借りてしまったのも良い思い出。今更また見たいかと聞かれれば返答には困りますが・・・。
Kの紅茶さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-01-18 02:21:42)
88.《ネタバレ》 崩落のシーンで ”I can't stop loving you~…" ・・・・鳥肌!このシーンが好きすぎる。
まりんこさん [地上波(邦画)] 7点(2009-01-08 19:33:52)
87.う~ん、スピード感なさすぎ。新しくないテーマにだるいストーリーが付いているだけ。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-08-15 14:03:34)
86.何を語るにしても中途半端で感情移入に繋がるわけもなく、冗長。
カラバ侯爵さん [映画館(邦画)] 2点(2007-11-29 04:59:59)
85.《ネタバレ》 見てて疲れる。それぞれの描写が浅い気がする。
フッと猿死体さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-16 15:25:59)
84.テンポ悪すぎ。盛り上がりなし。全然ダメ。
えいざっくさん [ビデオ(邦画)] 1点(2007-03-29 10:10:42)
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83.《ネタバレ》 気分的には4なんだけど全然見所が無い訳でもないので5あたりでという感じ。 りんたろうが何をしたかったのかが見えなかったのが一番の問題で、その目的にかなう出来だったのだろうかと一番最初に思いました。 声優に漫画家が多数含まれている事からしてもこれは手塚治虫へのオマージュが感じられるのですが、だったら忠実に手塚作品として作ったらよかったのでは?なんとなく、借り物の寄せ集めで全然バランスを欠いてしまった感あり。 ハードに行くのかソフトに行くのかはっきりしないのが、どちら派の人にも不満足な結果になってしまったと思う。僕にはかなりぬるい話に印象がなってしまった。その割りに絵がハードなんで違うものを期待してしまう。そこにソフトな手塚キャラが人情味を出して出てきてはフラストレーション溜まってしまいます。 機械も感情をもっちゃったから大事にしようね!って言われてもピンと来ないですね。むしろ、機械に感情移入しては駄目なんだと思う。物・資源として大事にすべきであって決して人間扱いしちゃー駄目なんだと僕は思います。じゃないと食物連鎖で食べられてしまう側は生物でありながらひどい扱いを受けている事にはなりませんか?それに比べて人間の形に近いものには哀れみを感じるのはマネキンに恋するに近いものがあってちょっとひきますね。でも、人類愛の練習としてはいいのかもね。
森のpoohさんさん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-03 02:54:49)
82.映像はいいんだけど、やっぱりストーリーが上っ面で物足りなさ過ぎる。どれか一つのテーマだけでもグッと煮詰めてくれれば、まだ救われたんだが。
MARK25さん [DVD(字幕)] 3点(2006-05-20 17:37:28)
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81.残念。またしても歪んで伝えられてしまった… 日本の悪いところでまくってしまった… 原作とも違うし。 残念
坊主13さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-11 19:18:03)
80.テーマとしては面白いのですが、巧く纏まってないのが残念。
ボバンさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-25 03:00:31)
79.映像的には3D表現や自由なカメラワーク以上に、デジタル処理のもう一つの利点であり、ディズニーの得意とする「比較的ロングの緻密な動画構成」が多かったことには好感を持ちました。しかし、映画としては手塚治虫でもりんたろうでもなく、完全に大友克洋の作品という印象で、まずジグラットの崩壊ありきの物語は彼の最新作「スチームボーイ」と全く同じ。ケンイチもレイに同じく物語を引っ張る主人公ではなく、単なる狂言回しのまま終わってしまってる。それならそれでも構わないのですが、ならばテーマをティマの悲しい運命にするのか、レッド公爵の歪んだ愛情にするのか、ロックのコンプレックスにするのかハッキリして欲しい。崩壊映像そのものがテーマでは面白い映画になる筈などありません。という訳で、4点献上。
sayzinさん 4点(2005-03-04 00:07:57)
78.全体の印象は、映像9.9ストーリーその他0.1って感じ。近年のアニメ作品ではダントツの映像の美しさで、もっともっと見ていたいと思ったくらい。こんな映像世界の作品をまた作って欲しい。今度はもう少しストーリーを練ったやつでね。
稲荷寿司さん 6点(2004-12-31 16:46:20)
《改行表示》
77.《ネタバレ》 デジタル処理を活用した気合の入った映像は確かに美麗だが空虚。見た目が綺麗というだけで、演出のための必然性が感じられない上滑りな映像ばかり。  描き込まれた未来都市は、まるで書き割りのような薄っぺらさ。手間が掛かっているばかりで、まるで世界の「広がり」や「空気感」を感じない。  決してCGが悪い訳ではなく、表現における主と従の関係性を忘れてしまっている監督と製作スタッフ達にこそ問題がある。絵は単に綺麗に描けばいいってものじゃない。  また、ストーリーについても、他の方の指摘にあるように、テーマが中途半端に分散してしまっていて、肝心のメインテーマに力が無くなっている。  そのくせテーマ自体の主張性は強いため、各キャラの言動が非常に演技的に見え、その不自然さばかりが目につく。そう言う意味でも薄っぺらい。例えて言えば、豪華な食材と調理器具を揃えておきながら、料理方法を間違えている典型といったところ。   まあ、基本的に21世紀にリメイクするには、さすがにストーリーや世界観が古臭くなってしまったと言うのが最大の問題点かなと。  日本のアニメや漫画には、こうした作品の良さを受け継いだ後継者は既にたくさんあるから、デジタル処理だのと無理に現代風にアレンジしてまでリメイクする必要は無かったと思う。  
FSSさん [ビデオ(邦画)] 4点(2004-09-03 21:17:41)
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【点数情報】

Review人数 96人
平均点数 4.92点
000.00%
166.25%
277.29%
31616.67%
41818.75%
51212.50%
61111.46%
71010.42%
81111.46%
922.08%
1033.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.57点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.16点 Review6人
4 音楽評価 7.28点 Review7人
5 感泣評価 5.00点 Review4人
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