《改行表示》94.《ネタバレ》 ~『ターミネーター2』のつづき~…続きってほどでもなく、単なる追加。 T2はLD発売当初に買ったけど、2年ほど前に買ったDVDが特別編で…ありゃりゃ、初めて観たかも?追加シーンの幾つかは知ってたのに、観た印象がない。これだけ大好きで数十回は観た映画なのに、私の中で公開版のアレで完璧だったから、何も足したり引いたりする必要性を感じなかったんだな。だから、たぶん今まで特別編を観てなかったんだわ。 印象的な追加映像…サラが毎日見る審判の日の夢。カイルが出てきたのは嬉しいけど、これを毎日なんて、まさに悪夢ではないか。未来の公園で子供と遊ぶサラは、良い歳なのにまだバーガー屋の制服を着てる。逆に言えば、そんな夢のない未来しか描けないほど、当時のサラの精神はボロボロだったんだろう。食事中ジョンに話しかけられても放心状態だったり、ダイソンに突然出産と兵器開発の違いを語ってジョンに咎められるとか、結構病んでるのがわかる。 リッチなダイソン家…まぁ、そこを掘り下げてもだから、カットもわかる。 T-800のチップ破壊未遂…特撮技術は凄い。これをカットするキャメロン監督の思い切りの良さも凄い。 T-800の笑顔…これは面白かったけど、公開時に入れていたら、コメディの印象が強くなりすぎたかも? 壊れていくT-1000…最初パトロール警官で登場したT-1000は、中盤からヘルメットとサングラスの白バイ警官に擬態。最後の工場では上半身はパトロール警官、下半身は白バイ警官になってた。受けたダメージの影響で、パーツが欠損していくんだろうか? ここまでは公開版も一緒だけど、特別編では手足が地面や柵と同化してしまう“エラー”が再現されていた。これらのシーンは弱点の無さそうなT-1000も弱ってきてる印象を与えるのと、サラが2人になった時、足のエラーで偽物を見分けたりと、公開版に入っていても面白かったかも? 上映時間がちょっと長くなったけど、面白さは遜色ない。だけど特別編を観たら、わざわざ公開版を見る必要性がなくなる気がするから、初見はぜひ公開版を。2度目以降は特別編での鑑賞がオススメ…って、こんなネタバレ・レビューで書いても意味ないか。 特別編とは関係ないけど、1のサイバーパンクな音楽に比べ、2の音楽は重々しい。なのに最後、ガンズンのハードロックが流れる。好きなバンドだけど、映画の世界観にはいまいち馴染めてない感じがして、そこだけちょっと引っ掛かってて、LDで観てた頃は歌の前に再生止めてたわ。今では歌も含めて好きだけどね。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 10点(2021-08-04 00:19:27) |
《改行表示》93.《ネタバレ》 時間をおいて観たので、正直違いはわからなかった。違いの解説を見てなるほどなと思う程度でした。 どうせ観るならこちらをお勧めします。 当時はすごいと思ったCGも近頃の作品と比較するとショボさを感じてしまいますね。 かつての悪夢のような敵が味方になるという展開は、少年漫画的で熱いですね! 個人的にHNでもあるガンズの曲が使われているのも最高です。 中国嫁専属の映画ソムリエとしては、シュワちゃんの代表作でもあるので絶対にみせたい作品です。 (CGのショボさを突っ込みそうだけど。。。1を先にみせるとショボさは倍増で、シリーズ企画が1で終わってしまいそうなので悩むところ。) 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-03-16 15:58:57) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 前作の予算640万ドル 本作は、凡そ16倍の1億200万ドル まぁ、金を掛けたほど面白くなるという訳では無いですが、前作を上回る出来映えですね。 青年ジョン・コナーが少年ジョン・コナーを守るためにT800を過去に送り込み、敵はより高性能なT1000をタイムスリップさせる。 このアイデア自体は、誰でも思い付きそうです。 しかし、前作では見られなかったCG効果もさることながら、全編にわたって緊張感が持続しており、シュワちゃんの機械的演技と相まって、ジェームス・キャメロン監督の手腕の高さが窺えます。 2019年11月公開のターミネーター:ニュー・フェイトが「T2の正統な続編」との事で、ニュー・フェイト鑑賞前に、おさらいの為に28年振りに観ましたが、全く色が褪せていない作品です。 |
《改行表示》91.文句のつけようがない。 VHS録画で観すぎてセリフまで完コピできました。面白さが増してI'll be back! |
《改行表示》90.《ネタバレ》 SFアクションはあまり好きじゃないけど、これはおもしろかった! 2人のターミネーターが対峙するシーンはかっこよかった〜! (バラと見せかけて、ショットガン) ハーレーを乗りながら、ショットガンをリロードしてるのもかっこいい! 2時間半、肩に力が入りっぱなしで観てました。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-02-03 18:57:04) |
89.《ネタバレ》 CS放送でやっていたのをたまたま観ました。最初は通常版かと思っていたのですが、要所要所で観たことのない場面が差し込まれていて、特別編だとわかりました。映画としての面白さは説明不要。もう何回も観ているけど見始めたら最後まで止めれません。特別編として追加されたシーンについてですが、個人的には通常版の方が好きです。シュワちゃんの頭からチップを取り出すシーン、うーん、あれは別になくても良いかと。とはいっても150分を超える映画を飽きさせずに見せる映画、やっぱり名作だと思います。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2016-04-23 08:36:16) |
《改行表示》88.『ジェニシス』公開に便乗して本作アルティメット版ブルーレイがリリースされたため、久しぶりに鑑賞しました。劇場版は数え切れないほど見てきた一方で、特別編はゴールデン洋画劇場で観たきりなのですが、再度鑑賞してみての印象は、劇場版とほとんど変わりませんねってとこです。追加カットとしてはっきり認識できたのは、サラとジョンがT800のCPUを壊す壊さないでひと悶着したとこくらいで、あとはあってもなくてもいいカットばかりでした。このバージョンを見ると、作品の印象をほとんど変えずに17分も尺を詰めてみせた劇場版の編集が、いかに優れたものであったかが分かります。私としては、よりタイトな劇場版の方が好みです。 公開時、『T2』についてはVFXが凄いという評価ばかりでした。確かに、映像表現を変えたという点では映画史上のターニングポイントとなった作品ではあるのですが、CGによる表現が当たり前になった現在の目で見返すと、意外にもCGが多用されていないことに気付きます。例えばT1000のアクションシーン。T1000がダメージを受ける場面は昔ながらの弾着で表現し、ダメージを回復する場面にのみCGを使う。そして演出や編集の妙により、当該場面全体が最新の映像技術で作られたかのような印象を与えているわけです。この辺りの騙し方は、本当に見事なものだと思います。その他、T1000が他人に化ける場面では双子の役者を使ったり、右腕を失った後のT800の胴体がいきなり太くなったりと、冗談のようなローテクが炸裂しています。映画学校には通わず、ロジャー・コーマンの元で修行したキャメロンならではのフットワークの軽さが本作を支えており、凡百の金満ハリウッド大作とはまるで作りが違うのです。そして、当時のハイテクに依存しなかったからこそ、四半世紀経った今でも面白い作品であり続けているのです。 あらためて見て印象に残った場面はと考えると、狭い通路でジョンを挟んで、あっちからT800、こっちからT1000が迫ってくるとこだったりします。あの場面の緊張感はハンパなものではなかったし、続くアクションの熱さは相当なものでした。T800がジョンの弾除けになるとこはカッコよかったし、周りの壁にボコボコと穴をあけながらの揉み合いも凄かった。あの短いアクションで、人外のパワー表現が見事にできているのです。本作を面白くしているのは予算やCGではなく、そうした的確な描写の積み重ねなのだと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-07-10 17:21:08) (良:1票) |
87.何年経っても色褪せない、まさに名作中の名作! オリジナル版よりも特別編のほうがより深く楽しめます。ストーリーとその結末が分かっているのに、何度見ても飽きない。毎回最後まで見入ってしまう。ジェームズ・キャメロンは天才ですね。 【たけたん】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-01-08 05:51:47) |
《改行表示》86.前作から正当進化し更に面白くなった映画は非常に少ないですが、T2は成功した数少ない続編の一つだと思います。パート1のダークさを払拭し派手なエンタメに昇華した続編では、観客が想像した通りジョン(エドワード・ファーロング)が生まれていて、観客が想像した通りに変人親子としてたくましく生きぬいている二人が見られます。裏を返せばパート1のほうがダークで深かったともいえますが、T2のぶっ飛んだ感じのほうが映画としてはテンションが高く楽しいです。(予算増加バンザイ) 観客からするとサラ同様に、T-800の恐ろしさは既に十二分に理解していますので、それをよく判っているキャメロン監督ならではの脚本が最高に素晴らしかったです。狭い通路でジョンがT-800とT-1000(ロバート・パトリック)に挟まれる流れは胸アツ過ぎておしっこがちびりそうな流れでした。また、ラストまで抜け目がない脚本はアクション映画のお手本のようで、まさかのT-800が仲間になる流れ、パート1のパーツを破壊しに行く流れ、そして液体金属がどうなったらラストに狂喜乱舞できるのかもよく判っている練りに練ったストーリー展開が素晴らし過ぎました。 普通は目新しいものを追加するとコケるパターンですが、新型のT-1000型が非常に素晴らしい。パート1でのエンドスケルトンの映像にも心底ビックリしたものですが、パート2でもT-1000の映像に心底驚きました。やっぱりキャメロン監督は凄い。(個人的にはこの続きはサラ・コナー・クロニクルズで綺麗に完結していて、私的にはこのドラマは終わりとしたい) 【アラジン2014】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-10-20 12:01:21) |
85.《ネタバレ》 もう通常版(TV吹き替え版)は何度も観てるけど、今回はシーン追加された特別版を鑑賞致しました。お?と思うシーンはあるけど、あんまり有っても無くても影響ないカナ的印象。まぁそういいつつシュワちゃんのひきつった笑顔には笑わせてもらいましたが(笑)。T-1000のパトリック、絶妙な年齢のE・ファーロング、そしての、リンダ・ハミルトン!もうこの人はやっぱりサラ・コナーだよ!! あまりにもはまったキャスティング・効果的な音楽・壮大な世界観などまさに大作にふさわしい出来。わかっていながら何度見ても面白い映画ってそうそうないですよね。いやほんとよく出来てます、10点満点。 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-08-14 10:13:01) (良:1票) |
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84.よく出来ている大作である。前作からの流れを見事に受け継ぎ、スケールアップし、矛盾や破綻のないストーリーでVFX技術を巧みに用い、あるはずのないT-800との心の交流まで描いてみせる。僕の減点法の評価では減点要素が見つからず、ほぼ満点にせざるを得ない。タイムマシンものにありがちな荒唐無稽さがなく、上手に作ればこれだけ上質なSFが作れるというBTTFと双璧をなす好例だ。本作があまりにも完璧すぎて、gdgdとの評判も聞かれる続編を観る気にさせないところが欠点か(笑)好み45/50、演出15/15、脚本15/15、演技9/10、技術10/10、合計94/100→9/10点 |
83.《ネタバレ》 初めて観たのは映画の魅力に取り付かれはじめた中学生のころ。この作品で完璧に映画中毒者にさせられてしまいました。CGなんてまだほとんど普及していなかった時代に、あの新たなターミネーター・リキッドメタルがドロドロと登場したシーンで、「えぇぇぇ!」と思いっ切り度肝を抜かされたことを今でも鮮明に覚えています。そして、そこから青を基調としたスタイリッシュな映像を背景に、冷酷無比なリキッドメタルが今までの映画の常識を覆すような迫力で暴れまくるころには、もう完全にノックアウト。それに、シュワもカッコいいし、ファーロングも男前だし、リンダ・ハミルトンのムキムキ具合もナイスだし、どれもこれもばっちりはまっちまったよ~。ストーリーの深みとしては、やっぱり一作目には劣るものの、映画の面白さを教えてくれた思い出の一作。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-25 12:48:01) (良:1票) |
《改行表示》82.オリジナルより16分長いバージョン。これらのシーンがあってもなくても、 ストーリーにそれほど大きな影響があるという訳ではないです。 特別編を鑑賞した方が、何となく得した気分にはなれるけど・・・。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-25 03:34:59) |
81.個人的には"特別編"でもどちらでも大した違いは無いかなっと思えたので、通常版と同じ点数です。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-11 23:46:37) |
80.単純に面白いけど、そこまでT-1000の倒し方に工夫があるわけでもなく、既視感もぬぐえないですね。映像は確かにすごい。それにしてもファーロングはかっこいいな。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-11-16 10:49:55) |
《改行表示》79.《ネタバレ》 1作目を好きな者としてはコンセプト自体がダメな作品。 近未来、機械が人間の手を離れ自我を持ち人間抹殺を始める。 そういう背景があるからこそ未来から来た人間を抹殺するためのマシーン、 ターミネーターの怖さがあるんだと思います。 でも頭(プログラム)をいじれば味方にできますよ、とやってしまうと、 機械の怖さが半減し、ターミネーターも所詮は道具、 人間の命令で動くロボットですよということになります。 T-1000のアイデアや派手になったアクションシーンなど、 見所はたくさんあり、1本の映画としては楽しめる作品だと思いますけど、 1作目の世界観や味を台無しにしてくれた作品と、少なくとも私はそう思ってます。 【映かったー】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-07-12 01:18:01) (良:2票) |
78.今更語るのもアレだが要するに”名作”。T-1000の存在感はやばい。 【ピンフ】さん [地上波(吹替)] 10点(2010-03-08 13:45:35) |
77.本作で「ターミネート」してたらよかったのに、とやっぱり思う。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-27 21:48:14) |
《改行表示》76.《ネタバレ》 T4を見たあとで、あらためて鑑賞してみました。 やはり出来が違いますね。 T-1000の恐怖、テーマ性、さすが本家本元だけあって、ターミネータらしさが存分に味わえます。 ただ、いくつか難点があるのも事実。技術部長がいきなり「破壊」に合意するのも自ら率先して乗り込むのも無理があるし、前作の「腕」は溶鉱炉に捨てましたが今作で千切れたT-800の腕はそのままだし。 なので、1点減点しておきました。 【EOS】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-09 23:31:18) |
75.T-1000。映画のことを知らず、最初この名前を人づてに聞いたとき、胃薬の名前かと思ってました。銃で撃たれると、べちゃっとなります。その形を見て、島木譲二の大阪名物『ポコポコヘッド』の灰皿を思い出しました。ターミネーター作品の幅を広げた2は、サラ・コナーをパワフルな女性像で描いていて、非常に満足。 |