《改行表示》131.吹替えがよろしくないという要素が大きいとは言え、もともとずさんな作りに思えます。主人公も妻も弟もガラッと考えを変えてしますのが唐突にしか見えません。もっと丁寧ね描いて説得力を持たせてほしいものです。不自然さ丸出しの自白ゲーム、初対面なのに犯人の片割れがいきなり「金はどこだ?」。突っ込みどころがチラホラ。 まあ、頭の悪い仲間を持つと苦労するねと主人公に同情はします。 たかが100ドルが紙幣としての利用がまれというのは、さすがキャッシュレスが先行した社会だなと。 【傲霜】さん [地上波(吹替)] 5点(2024-07-08 21:44:35) |
《改行表示》130.《ネタバレ》 はじめは慎ましそうに見えた妻、大金に目が眩み亭主に放った一言。 「たまにレストランに行ってもデザートは家で食べる」 リアルすぎて笑うしか無いです。 【ハリーハウゼン】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2022-08-14 18:33:39) |
《改行表示》129.《ネタバレ》 共犯者があの2人では絶対無理ですね。 あの2人と運命共同体とは、度胸が良すぎる。 【東京ロッキー】さん [地上波(吹替)] 5点(2022-05-31 20:33:35) |
《改行表示》128.雪深い森の中でたまたま見つけた墜落した飛行機。その中には440万ドルが残されていた・・・。 安月給だが真面目に働き、妻と、妻のお腹の中にはもうすぐ産まれくる子どももいる主人公の男。 冒頭はこの夫婦が一番まともに思える。あとは一緒にカネを見つけてしまった失業中の兄と、兄の友人。 ヤバいカネかもしれないが黙ってれば、うまくやりさえすれば目の前のカネは自分たちのもの。 あぶく銭を前に、普段は見えない人間の持つもう1つの顔を表面化させ、 あぶく銭を前に人間が豹変していく様を地味に、ひたすら地味に見せていく。 見る者に、ここに自分がいたらどうするだろう・・・?と考えさせる、登場人物を絞り地味ながらも設定が見事。 登場人物の冒頭の印象とは裏腹に、このシンプルプランに次第に精神的に耐えられなくなって壊れていく兄が印象的。 演じるビリー・ボブ・ソーントンがこの役に素晴らしくはまっています。 サム・ライミにはこういうスケールの映画ももっと撮ってもらいたいなと思いますね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-02-22 18:11:42) |
127.シンプルプランとも思わない。プランとも呼べない。まるで子供がここには何もないよ!ってかわいい嘘をついてるような幼稚なプラン?でした 笑 【SUPISUTA】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-12 01:01:37) |
《改行表示》126.《ネタバレ》 ツッコミどころが多すぎてこういうのはちょっと苦手。 あんな簡単な場所に落ちた飛行機が見つからない、という事にはじまり、ひとつひとつの事件が不思議と未解決で終わってしまう。 使えないカネのために友達や兄弟も殺してしまった、という虚しさが、後味を悪いものにしている。この映画の狙いはそこにある、といえばそうなのかもしれないが。 【チェブ大王】さん [地上波(吹替)] 5点(2019-01-01 23:03:26) |
《改行表示》125.シンプルに事が運ぶわけ無いじゃんというタイトルに突っ込みたい。 周りは知性のかけらも無いアホばっかやし。 金は人を変えるっていう典型的。欲望の渦。 なにより嫁の豹変ぶりが一番恐ろしかったわ。 |
《改行表示》124.《ネタバレ》 この手の映画を観るといつも自分に置き換えて観てしまう。正直その場になって観ないとわからないけどやはりネコババするかもしれない。 この映画ではそれを三人で見つけ、さらにハンクの嫁までが仲間に加わってシンプルな計画がより複雑になっていく。四者四様の思惑や欲が絡み合ってどんどん悪い方向へと転がっていく。その中でそれぞれの揺り動く心理状態がドラマをより一層盛り上げており、また、見所になっている。 ラストで刑事が紙幣の番号をメモしてあるとのことから暖炉に札束をなげていくが「これだけの犠牲を出しておいてそれかよ」と驚くと共にしばらく立ち直れない後味の悪いサスペンスでした。 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-19 00:42:42) |
123.恐怖。見つけてしまったが最後。ネコババすれば犯罪、しなければ後悔し続ける。大金を手にした後を思い描くと、今の暮らしが途端に嫌になるのが恐ろしいところ。計画の失敗を阻むものは、新たに罪を犯してでも排除する…。良心の呵責と欲の間で揺れ動き、やがて破滅へと向かっていく姿は滑稽であり、不快であり、恐ろしく、また人間臭い。こういう映画の採点は難しいなぁ…6点で。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-18 21:04:31) (良:2票) |
《改行表示》122.久しぶりにイヤ~な気分にさせられる作品でした。しかし、いろんな意味で感情を揺さぶられることこそ、映画の醍醐味でしょう。とにかく主人公の心の移ろいぶりがすばらしい。 最初のうちは、巻き込まれ系サスペンスな感じ。「最大の敵は無能な味方」を地で行くような話になるのかと思いきや、欲に目が眩んだ嫁にそそのかされて転落の一途。実に見事な脚本です。 見る側としては、もちろん主人公には共感できないし、応援する気にもなれません。しかし、もし自分が同じ境遇になったとき、同じことをしないと断言できるかと問われると、いささか心許ない気がします。しかも、自分の〝配役〟が主人公なのか、ジェイコブやルーなのか、それとも嫁なのかと考え出すと、ますます気が滅入ります。「イヤ~な気分」の正体はこれです。 余談ながら、本作は「G5」の合作なんですね。その割にはスケールも小さいし、登場人物も少ない。どういう協力体制だったのか、ちょっと知りたいところです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-09-12 03:14:34) |
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121.《ネタバレ》 ○出てくる登場人物にいいやつが一人もいないのはつらいところ。○FBIを名乗る者が急に現れすぎでは。○細かいことだが、ナンシーが先に撃たれたのならルーの血を浴びているのは説明つかないのでは。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-09-03 15:27:14) |
120.《ネタバレ》 まじめで平凡で幸せな生活を送っていた男が、不真面目で怠惰な男たちにそそのかされて人生を狂わされる話。もしあなたがまじめな人間で、世間の人たちの不真面目さに腹を立てながら暮らしている人なら、この映画は見るに堪えず、吐き気をこらえながら、スイッチを消そうとする自分の右手を左手でおさえないと、最後まで見ることができないだろう。こんな不快な映画を見るくらいなら、別なことに時間を使ったほうがいい。 【チョコレクター】さん [地上波(吹替)] 3点(2015-12-18 15:33:49) |
《改行表示》119.《ネタバレ》 墜落した飛行機に残された大金を見つけてネコババしようと魔が差したことから始まって、どんどん悪い方へと進んでいく。犯行を隠そうとして犯罪を重ねてしまう兄弟。結局、警察が通し番号を控えていたこともあって金は使えず、失ったものばかり。こんなはずじゃなかった・・・そんな嘆きが聞こえてきそう。 たった一人の兄も殺してしまった弟の虚無感、虚脱感が伝わってくるが、自業自得でもあるし、ジタバタとして好感の持てないキャラなので同情もできない。犯罪者になるには人が良くて不器用な兄のほうが、罪悪感に堪えきれずに哀感を誘う。 お金は人を狂わせるという教材のような映画。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-12-10 21:29:50) |
《改行表示》118.《ネタバレ》 シンプルな計画、そのシンプルさを守るために複雑な事象を多々引き起こすという皮肉な物語。人の心理もお金によって微妙にずれていくのが巧みに描かれている。 同じような映画をいくつか観たような気もするが、ある意味「シンプル」なテーマだと思う。 兄の「金持ちになったら、金目当てでもいいから好かれたい...」というような言葉が印象に残った。実は一人だけ冷静に単純な感情を持っていたのかもしれない。 主人公も、最後の殺人(?)によってついに罪の意識が戻り普通の感覚に戻ったのかもしれない。 【simple】さん [地上波(字幕)] 7点(2015-08-02 14:21:39) |
117.《ネタバレ》 ネコババした金の一部をリスクを冒して返戻したり、効果が期待できそうもない嘘の告白を録音したり、偽者FBIの誘拐犯と危険を承知で捜索に同行したり、少しもシンプルでない行動が全て裏目に出る。しかし、素朴な人間の行動心理はこんなものか。ネコババに絡む4人の場当たり的な行動も演技者の上手さと巧みな演出で自然そのもの。この4人の大金を手にする前と後の人間性のギャップが予想に反して皮肉っぽい。特に善良なはずの主人公とその妻が自己正当化しながら次第に罪悪感が希薄になっていく様子はリアルで人間臭い。ラストの兄が死を選ぶ展開は意外性と同じくらい違和感あり。真面目に生きろという教訓より虚しさを感じる。思わず原作を読んでみたくなるよく出来た映画だった。 【ProPace】さん [地上波(字幕)] 9点(2015-07-28 17:56:52) |
116.《ネタバレ》 この映画、地味ですが非常によくできています。大金を目の前にすることにより出演者らの人生が狂います。出演者の演技も素晴らしいです。兄貴のジェイコブはもちろんのこと、友達のルーも良い味だしてます。更に言えば奥さんのサラ、最初からなんか影があるなって思ってましたが彼女が一番頭の回転が早く現実的であり、そして怖い。これまでささやかながらも幸せだと思っていた生活にダメだししまくりで夫が可哀想です。ハンクとサラ夫婦は警察に捕まらないですみましたが以前のような生活はもうできないでしょう。別の映画ですが「ウォール街」に出てくる女性のセリフに「はじめから無いより、一度手に入れてから失う方がもっとつらい」というセリフがありますが、まさにそうだと思いました。 【珈琲時間】さん [地上波(字幕)] 9点(2015-07-25 09:00:07) |
115.《ネタバレ》 自分の身にも起こりかねない物語は数多くありますが、これほど身に迫るものは初めて観ました。ハンクたちは当初、外部にバレることを警戒していたはずなのに、結局は内輪のトラブルでピンチに陥ったのが面白い。普通の逃走劇になるような設定を逆手に取っていますね。典型的な『優しい隣人さん』だったハンクが何回も引き金を引くことになったのは怖い。「あの人がこんなことを!?」と驚くことはよくありますが、僕も貴方も誰でもいつだって彼のようになりえる。人殺しをする自分はすぐ隣にいる。説得力のある映画でした。前半、顔面パンチしたくなるほど観ていてイライラするジェイコブでしたが、映画終盤の彼には泣かされました。 【Y-300】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-13 21:53:37) |
《改行表示》114.《ネタバレ》 娯楽作品とは言い難い内容ですが、見る人を選ばないとっつきやすさがあります。シンプルな内容だからこそ、ディテールにこだわって非常に質の高い作品に仕上がっている気がします。 はっきり言って、お金をネコババしようが、警察に届けようが、もっと上手いやり方はいくらでもあります。つまり、この作品の何がすごいって、穴のあるストーリーにも関わらず、ハンクをはじめとする登場人物たちの選択が、『本当にそれしかない』と思わせる演出の上手さだと思うんです。 で、そのストーリーなんですが、人間の隠れた負の部分をひっぱり出しちゃっているんで、見ていて決して気分の良いもんじゃないです。 特に、いわゆる『世間からのはぐれ者』であるジェイコブとルー、それに対するハンク夫妻の対比が凄い。人としての道を確実に踏み外していくのは、良き夫、良き妻であるはずのハンク夫妻のほうである事実が怖いですね。世間一般の水準にあてはめた『善人』『真面目』なんてものが、いかに表面的なものかってのを見せつけられます。ジェイコブとルーなんか、お金が手に入ってもそんなに変わらないので、逆に人としてまともに見えます。 ジェイコブの『飛行機なんか見つけなければ良かった』という台詞が切ないです。ラストまで見たときに、冒頭のハンクのナレーションが意味を持ち始めます。欲にかられて失ったものの大きさを実感させられます。 好きなタイプの映画ではないので、この点数が精一杯です。ですが、私個人の好き嫌いを抜きにすれば、単純に映画としての評価は満点だと思います。ハンクたちは失うものばかりでしたが、この作品を観る人は教訓を得られます。 ただ、小説や映画に感情移入しやすい人は注意が必要かもです。鑑賞前は『これはフィクションです。』『これはフィクションです。』『これはフィクションです。』と3回くらいおまじないをかけておいたほうが良いかもしれません。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-04-20 14:16:06) (良:2票) |
113.2014.09/01 鑑賞。あまりにも単純。印象薄し。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-31 11:05:58) |
112.ネコババという、本当にシンプルな話が、いろいろな人間の心理によって、物語が二転三転するという、良くできた脚本のおかげで楽しめた。細かい点をつつけばいろいろあるのだが、そういう点を気にせずに、素直に見れば、非常に満足いく映画だと思う。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-08-07 17:56:41) |