13.「歴史を知らない者は永遠に幼児である」教育の素晴らしさと難しさ。単なる感動作ではなく、ちょっと後味が悪い所が、単なる学園ドラマとは一線を画している。鏡に映る自分を直視した時何を思うか?「未熟な者は成長し 無知な者は学び 酔いは醒める だが愚か者は 永遠に愚かである」 |
《改行表示》12.久々にあきれるほどひどいものを見た。 ただの女向けアイドル映画で中身なし。 底の浅い上ッ面ばかりの「高級」演出。 ひたすら学校のシーンばかりで退屈きわまりないし。 この学校が普通の学校より優れているのは何? ローテクな教室でただローマ史を教えてるだけにしか見えなかったが。 ローマ史覚えただけの連中に指導者ヅラされたくねえ。 そんなのより政経とか商学教えろよ。箔付けだけの学校か。 コンテストなんてただのローマクイズだしな、アホらしいわ。 名門エリート学校の実態を暴露する問題作。 内容のなさを変な色と人気役者と美しい音楽で粉飾した空虚な映画。 日本のリーダー達も、ローマ史を暗記すればもっと優秀になれるはず。 【且】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2009-04-15 21:26:03) |
11.ラストですべてが語られている気がしました。自分の傲慢さに気づける人間になりたいものです。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-12-14 17:16:22) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 よくある学園ドラマと思ったが、いい意味で裏切ってくれた。不正を告白されても先生に子供を預けるマーティンブライス。一方のベルはいつか自分を真正面から見つめなければならない時が来る。きっとそれは不正という形だろう。自分に巡ってきた試練にどう応えるか。他人のせいにせず乗り越えられるか。大事な事を教えてもらった。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-03 00:19:12) |
9.《ネタバレ》 懲りない奴は何を言っても懲りない。間違っていてもそれを信念として持ってしまうと、ちょっとやそっとでは変わるもんじゃありません。信念というものはそれだけに恐ろしい。そういった男の不正が息子にばれるということで、因果応報がさりげなく描かれているのは良いですね。ひとつの間違いがあったからといって全て功績を否定する必要はないという主張も納得がいくし、ラストも清々しい。ただ、それでもちょっとどこかに物足りなさも感じてしまいます。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-09 20:23:15) |
8.昔習った英語の先生(アイリッシュ系アメリカ人)が「ケビン・クラインの映画は裏切らない」と言っていました。確かに「なぜこんな名優がこんな台詞を?」と思う作品ってありますよね。いい役者は脚本を見る目が肥えているということなのでしょう。 【showrio】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-05 14:46:58) |
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《改行表示》7.色々と考えさせられる。どの人生が素晴らしいのか? 現代の世相ではベルの環境、生き方を望む人が多いのではないかと思うが如何に。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-19 23:59:06) |
6.本作の舞台となるのはアメリカのエリート寄宿学校。この学校が教える様々な学科の中で、たぶん最も重視されてるのは歴史や数学ではなく「帝王学」。生徒は裕福な家庭や上流階級の子弟で構成され、将来、様々な分野で「人の上に立つ」人材を育成してる訳です。正に「皇帝クラブ」(それにしても、もの凄くいい加減な邦題)。その学校でハンダート先生は、歴史上の皇帝達にも名を残す者と消え去る者がいることを、そして、それは何故なのかを未来の皇帝達に教えようとする。しかし三つ子の魂百まで。現実は「先生!」と叫んで泣きながら抱きついてくる生徒ばかりじゃない(てか、そんな生徒見たことない)。一つの失敗にくよくよせず、99の成功を見つめて前に進むことを選ぶ先生は、現実的で良かったです、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-23 00:03:54) |
5.《ネタバレ》 2回目も裏切られてしまった場面では、映画って分かっていても正直唖然としてしまった。でも全体を通してすごく考えさせられたし、見てよかったです。特に「人間は、人生でいつか必ず鏡に映る自分を直視せねばならない時が来る。」って言うのを聞いたときは、思わず自分はどうかって考えてしまった。 【Gene】さん 7点(2005-01-06 13:12:04) |
4.《ネタバレ》 期待していた生徒には裏切られ、目をかけていた後輩には要領の良さで先を越される。教師人生でいえばハンダート先生は敗北者なのかもしれない。それでも、彼の貫く教師としての信念や精神は、教え子たちの心の中にきっと刻み込まれて伝わっているのだろう。一筋の希望を見出したラストが良かった。 【ライヒマン】さん 8点(2004-06-02 21:46:11) |
3.《ネタバレ》 何も知らずに見たら、これって先生を失望させたビルはブッシュ二世そのもののようです。お金持ちの上院議員の息子で、勉強したのは一時だけ、あとはCやDを連ねても親のコネで名門エール大学に入学、在学中の名誉を挽回するとイベントを計画し、先生や同級生を集めておいて選挙に出る宣伝に利用する。先生の期待と温情も空しく年月を経ても「愚か者は一生愚か者」。口で美辞麗句を連ねても裏でどんな手段でも成功すればいいのだと言ってはばからず、こんな人物が国や世界を左右するようになったらどんなにか恐ろしいかと言っている。父親の嘘を知った幼い息子の将来は父との葛藤の再現を想像させる。教師として絶望しそうになった先生を救ったのは他の真面目な生徒達の先生への思いだった。この師弟愛のラストがあるので「陽のあたる教室」と同じような感動がある。先生のケビン・クラインがとてもよかった。アメリカ映画だが全寮制の学校が舞台なので、イギリス映画のような雰囲気がある。<追記>立派な大統領(役)が二人も出ているのがまた皮肉っぽくて、、 【キリコ】さん 8点(2004-04-22 19:27:13) |
《改行表示》2.こういう映画を、ちゃんと作れるところがアメリカ映画の強さ。学園ドラマなんだけど、教え子に25年の歳月を経て、二度も裏切られるという苦い現実を突きつけながらも、希望の兆しを、爽やかに描いている所に、とても好感を持てた。「まっとう」な映画です。 ケビン・クラインの的確な演技も頼もしい。そして、この映画、根底には、やはりジョン・フォードの「長い灰色の線」が息づいてると思った。 【ひろみつ】さん 8点(2004-04-16 21:47:22) (良:1票) |
1.なかなか見応えありましたよ、この映画。いわゆる学園モノの定石を敢えて外してる点が逆に新鮮で。ポスターからだと「いまを生きる」「陽のあたる教室」あたりの教師と教え子の感動路線系列だと思ってしまうけど、観客に最初そう思わせてしまうところが実はミソ(W)途中からあれれ?って展開になって、そこでホロリとさせるんだっていうラストには納得。カリスマ転校生役のエミール・ハーシュ君、将来有望ですね。時にあの演技派ケビン・クラインを霞ませてしまう程の存在感。邦題はあともうひとひねり欲しかったところ。 |