《改行表示》97.《ネタバレ》 チャンドンゴンとウォンビンの2大スターで盛り上げる。豪華なキャストに負けずと臨場感溢れる脚本も良くも悪くも韓国らしい家族愛と朝鮮戦争の残酷な描写で盛り上げる。 妻と弟の敵として北に寝返るなんて…これは戦争映画になかなか無い。まるで三国志のようだ。まさに狂気! 命の尊さは全世界共通。人間の欲で無駄な血を流す黒歴史。それは朝鮮でも同じ。 クサかったですが、おもしろかったです。 華であれば山田孝之と松坂桃李でも負けちゃいないと少し思いました。 |
《改行表示》96.《ネタバレ》 何の準備もない状態で拉致のような徴兵をされる兄弟。 弟を必死で守っていた兄が、国への恨みから北へまさかの寝返り。 戦争はもともと現実離れしたものかもしれないが、全体的にオーバーにドラマティックに描きすぎて現実感を伴ってこない。 チャン・ドンゴンとウォンビン、二人のスターのための映画。 二人のファンなら満足できそうだが、内容的にはあざとくて薄っぺらな印象で物足りない。 邦画のアイドル映画を彷彿させるようで、主役をキレイに引き立てながら型通りに進んでいく感じ。 予算はそれなりにかかった大作なのかもしれないけど、韓国映画特有の生々しい迫力や面白さが少しも感じられない。 端的に言うと、お涙頂戴でクサい。兄弟愛の押し売りに、興ざめするばかり。 兄弟愛を描くにしてももっと抑え気味にさりげなくしてくれたほうが、粋だし感動もできたのに。 遺体の人違いの原因になった万年筆だけは良かった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 3点(2017-10-28 23:14:25) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 過去に映画館で見たものを再び見ました。 弟を思って・・という部分は良いとしても、倉庫のシーン以降の兄の行動は理解しかねます。 ともかく、映画の世界であるにせよ、当時のことを考えるきっかけにはなりました。 【海牛大夫】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-30 21:12:53) |
《改行表示》94.脚本にリアリティがなくて萎えてしまいますがラストは良かったです 【pillows】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-05 04:35:06) |
93.《ネタバレ》 むしろ、兄が北に行ってからの方こそがドラマなんじゃないのか?そこに、すれ違いがあり、孤独があり、環境があり、だからこそ"brotherhood"の意味がある。しかしこの制作者は、そのテーマを、軍隊や戦場という、個々の個別要望をいちいち聞いていては組織や所属者全員を即座に危機に陥れる場面で、兄が弟を過保護にすることだと捉えてしまっている。なので、もっともらしい銃砲撃の場面と登場人物が騒いでいるだけの感傷的場面を繰り返すしかなくなってしまうのです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-06-10 00:50:49) |
92.《ネタバレ》 韓流メロドラマとは一線を画する本格戦争映画。邦画顔負けの写実性に富んだ凄惨な戦場を再現。悲しき兄弟愛ですがやや大げさなお涙頂戴的フィナーレ演出は興ざめ…。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 7点(2010-08-07 01:28:55) |
《改行表示》91.無能なくせに正義派気取りの弟を見ていると向かっ腹が立ってきて、「たのむから、みんなの迷惑だから、早く死んでくれよっ!」と願わずにはいられませんでした。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-06-01 06:07:39) |
90.朝鮮戦争の凄まじさは伝わるし、韓国映画の気合の入った映画作りも伝わる。チャンドンゴンとウォンビンの演技も凄く良いし、兄弟愛の絆の強さも涙を誘う。でも何か物足りない。残酷な戦争と兄弟の絆、そこだけをクローズアップさせ過ぎた結果、この戦争が持つ同民族同士の熾烈な戦いという切ない部分や、朝鮮半島が二分されたことに対する虚しさというか不本意さみたいなものが伝わってこないしあまり表現されていないのが難点。 【ちゃか】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-04-25 16:09:10) |
89.ひどいな、これ。と思ってたのだがココでは概ね好評のようで、またしても自分のズレた感覚を思い知る。でもこれは・・。朝鮮戦争とはいったい何だったのかといったことについてや政治的背景などがほとんど語られないのは全く問題なく、「戦争」をひとつのごくごく普通の家族、兄弟を通して見つめ直すという観点からすればむしろ正解だと言える。しかし、おそらくは感動話にするためのこの兄弟の突出した愛情物語がごくありふれた普通の家族を逸脱してしまっているため、「戦争」がないがしろ、とまではいかないまでも兄弟の感動話のお膳立てぐらいにしかなっていないのは問題ありかと。あと、決定的にダメなのが戦闘シーンの無駄な長さ。そして臨場感を得るための「ゆれ」ではなくハリウッドには遠く及ばない特撮のショボさをごまかすための過剰な「ゆれ」に辟易。個人的につまらなかった『シュリ』のほうがまだ数倍素晴らしい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-02-06 14:40:48) |
88.《ネタバレ》 韓国の友達も出来たし旦那も韓国で迷子になって韓国の警察に助けられたので、韓国は身近な国ですが、国がある日2つに分かれ、殺し合い、味方同士でも殺し合うという悲劇を映画で知った今、韓国の友達が出来る事はとても素晴らしいことだと思いました。竹島や歴史問題で相容れない考えはあるけど、価値観の違いを乗り越えて人々が仲良くなることが許されるなんてホントにホントに素晴らしいですよ。でも頭蓋骨が砕けるまで人を殴ったり、首つり死体や黒こげ死体がたくさん出てくるのはリアルで気持ち悪いし、戦争の狂気と死の恐怖を表現するには浅はかかな。この点は殺戮描写のほとんどないホテル・ルワンダの方が秀逸だと思いました。兄弟愛もラストはスター・ウォーズの最終章そのままでしたしね・・。それを差し引いても今を生きる私たちが平和のために何を大切にしていくべきか、そしてすることが許されている素晴らしさはメッセージとして十分伝わってきたので8点です。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-25 23:04:26) |
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《改行表示》87.《ネタバレ》 大国間の思惑・対立により、同じ民族同士が殺し合うという不条理とも言える朝鮮戦争の悲惨で哀しい姿(もしかしたら日本でも同様な事態になっていたかもしれないと思うとゾッとします・・・・)を見事に描ききった作品ですね。 ここで描かれる兄弟の姿は、意味も良くわからないまま戦争に放り込まれた多くの庶民たち、そして南北朝鮮の象徴であるように思いました。そして、最初は韓国軍で、そして途中で北朝鮮軍に寝返った兄の描写からは、この戦争の本当の敵は北朝鮮(韓国)では無いというメッセージが感じ取れました。 やや、戦場シーンが過剰気味のような気がしますが、この悲劇を後世に伝える非常に貴重な作品だと思います。 【TM】さん [地上波(字幕)] 10点(2008-08-04 19:14:18) |
86.南北朝鮮戦争もの。とにかく戦争シーンが残酷。グロい。戦闘シーンに賭ける思いは伝わってきました。しかし取って付けたような兄弟愛にあまり説得力はなくストーリーに魅力が感じられませんでした。 |
85.韓国映画(ベタ映画)ということであまり期待はしていなかったのですが、素直にいい映画だなと感じました。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-27 13:08:37) |
【ジダン】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-10 18:09:17) |
《改行表示》83.《ネタバレ》 全体にリアリズムを志向している中で、いちばんリアリティがないのは、ウォンビンの顔だろう。チャン・ドンゴンも、そりゃふつうにはありえない二枚目だが、顔のタイプとしては、この手の韓国人はいないことはないと思う。だが、ウォンビンの顔立ちって、この時代の韓国人にはまったく見えない。まあ、夢も希望もない話なので、せめてハンサムな俳優が演じていたほうが、多少は救いになるというものだ。ここは、ソル・ギョングやソン・ガンホじゃなくてよかったのである。 チャン・ドンゴン演じる兄は、韓国軍で勇猛な働きをして英雄になった後、今度は北朝鮮軍に寝返り、しかも最後は、弟を援護するため味方であるはずの北の兵士を機関銃でなぎ払う。もうめちゃくちゃである。要するに彼にとっては、弟を無事に家に帰すというのが闘う目的であり、思想も何も関係ないのである。ここまで極端でないにしても、大方の兵士は、なんとか生き延びて無事に家に帰るために闘ったのであり、資本主義だとか共産主義だとかそんなこと知るか、というのが実際のところだっただろう。だが本人たちが知ろうと知るまいと、兵士だけでなく一般の民衆もまた、空襲で、双方の軍の襲撃で、また粛清によって命を落とした。 「兄弟愛に感動する」というのが、この映画の正しい見方なのかもしれないが、どうもこのパターナリズム丸出しの兄ちゃんを見ていると、無償の愛なのか、保護欲なのか、はたまた、残された家族のための計算か、と余分なことを考えてしまう。 自分が帰るよりも、できのよい弟を家に帰したほうが、いずれ出世して、家族を楽にさせてくれる可能性が大きい。一族の若者だれかひとりが科挙に受かって出世すれば、一族郎党すべてそこにぶらさがる、という李朝以来の伝統をそこに見出すのは、あまりに酷というものだろうか。 家族の情でくるまれていても、自分の生き方が外側から規定されようとしていることに変わりはない。ともに生き残った戦友が「残されたほかの家族のことを考えろ」と必死で説得する声を無視して、再び戦場に戻る弟の心の奥底には、愛する兄を探し出したい、という気持ちと、自分の意思を無視する兄の意のままにはならないぞ、という気持ちがせめぎあっていたのではないだろうか。 チャン・ドンゴンの婚約者役のイ・ウンジュも、印象的な演技である。しかし、ほんとに死ぬ役が多いなぁ、この人は。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-22 18:31:25) |
82.手紙のシーン泣ける。サントラ聴いても泣けてくる。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-19 02:32:51) |
《改行表示》81.ヘタなハリウッドの戦争映画より面白かった。容赦のない描写がいいねぇ。 捕虜を問答無用で撃ち殺したり、村人虐殺とかリアルな戦場が描かれてる。 主人公が強すぎなのは相変わらずで、萎える原因にもなってるけど、 総じて66億掛けただけのことはある戦闘だった。てか韓国じゃ大ヒットしても回収できないんじゃ? 【ういろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-28 19:25:37) |
80.最近は時々韓国映画の鑑賞機会があるが良い作品も多い。この作品も朝鮮動乱を兄弟愛をベースにかなり濃厚に、描かれている。重すぎるきらいがある。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-05 18:17:32) |
79.韓国でしか表現できないメッセージ性はあるんだけど(北と南、兄弟みたいなものなのになぜ対立しなければいけないのか?とか)、映像表現はハリウッドの二番煎なので惜しいなあと思いました。これを作るのに相当な苦労はあったろうし、力作だけど、演出的にもっと別の方向性で行っても良かったんじゃないかと思います。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-10 16:12:34) |
《改行表示》78.死んだり殺したりの戦争などの暴力的な映画は嫌い。 なのであまり見る意欲は湧かなかったのだが、 横から見ていたらついつい魅入ってしまった。 ラストシーンの兄弟愛には感動して涙が出た。 物語の展開などは、多少無理や疑問が残るものの良い映画。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-04 18:03:56) |