37.《ネタバレ》 タイミングに恵まれ完全版を鑑賞。イヤーすごいですね、今から47年前(ワタシの生まれ年!)制作ですから当然CGなんかあるわけもなく、実物大のセットを組んで撮影したとのこと。大迫力の漏水シーンは実際も事故同然の状況だったようで、まさに命がけの撮影だったことを知りビックリ。大手映画会社ではなく石原・三船両氏のプロダクションの共同制作で、完成までかなりのご苦労があったそうで、多くの熱い気持ちがぶつかり合い出来上がったものなのかと感心致しました。ちょっと時間が長いのでアレなんですがとてもいい映画だとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-03-04 15:14:36) (良:1票) |
【アキラ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-04-01 01:34:11) (笑:1票) |
35.《ネタバレ》 かつて映画は映画館だけで観るために作られていた。 ビデオやDVDで既に知っている映画をリバイバルで観るとそれを実感できる。 自分の場合は例えば、「アラビアのロレンス」であったり、「七人の侍」であったり、「地獄の黙示録」といった作品だ。 これらをスクリーンで観たとき、自分はその映画の魅力の10分の一ぐらいしか体感していなかったことがよくわかった。 「黒部の太陽」はこれまでDVD等で目にすることはできなかったわけだが、この度、東劇のスクリーンで観られたことは幸運に思う。 ただ自分は、以前、実際に黒四ダムに足を運び、本作が観られない故に、原作や熊井啓監督の著書、脚本を読み、最近のテレビドラマも観たりと事前の情報を仕入れすぎていたので、すべてにおいて先が読めてしまったのが残念だ。 電気事業者のPR的映画でもあるので、今の社会状況を考えると複雑な気持ちでもあった。 個人的には衝撃や感動は薄れてしまったが、やはりこの映画、スクリーンを前提とした確固とした撮り方をしている。 会話に合わせてカメラが絶妙なタイミングで移動したり、テレビドラマ的な考えでは当然カットバックで見せるような会話のシーンで、三船や裕次郎のアップだけを執拗に長まわしで見せる撮り方は無駄がなく緊張感があり、風格を感じる。綿密な計算とリハーサルに基づいた「映画」の撮り方だ。 音の使い方も印象的だ。 雄大な風景もまさに「絵」がドラマを語っている。人夫が断崖絶壁を歩くシーンは怖すぎるし、大出水シーンでは役者は演技どころではない迫力だ。 東劇の観客は、当時を知っているであろう御高齢の方がほとんどであった。上映の宣伝が懐古的で、うまい宣伝ではないと思う。 年寄りの自慢話であっても今の若者が観る価値はあると思うのにもったいないことである。 かつて黒澤明監督が、日本映画に客が入らないなら昔のいい映画を流せばいいじゃないかという発言をしたことがある。 映画会社もそれで儲かるはずだと。 そうなのだ。名画座や懐古的な特集上映ばかりでなく、スクリーンで観る価値のある映画を、新鮮味のある切り口で宣伝して、定期的にリバイバルしてくれれば映画館はもっと楽しくなると思う。 今の若者にとっても新鮮であるに違いない。 裕次郎の遺志は、多くの映画人の遺志でもあると今回の上映を観て考えてしまいました。 【どっぐす】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-01-31 22:10:46) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 BSで放送された「特別編」なる145分くらいのバージョンを観ました。オリジナルが観たかったです。子供の頃から、この工事のことはよく耳にしました。難工事の代名詞でした。何故、そんなダムを作る必要があったかというと、電力が必要だからです。エネルギー生産に対する電力会社の大義と、ゼネコンや現場の下請け企業の意見がぶつかります。劇中、労働者を犠牲にして工事を進める電力会社を裕次郎が責めるシーンがあります。十分な電力供給=国家の発展のため、と電力会社は言う。しかし、国の発展のために人が死ぬことを黙認する状況は戦争と同じではないのか。実際、Wikiによると171名もの方が殉職しています。まさに、戦争と同じだと思いました。仮に工事の受注見積もりに「171の人命」と書かれていたら、このダム建設は成立しただろうか? あくまで、21世紀的な疑問符です。エネルギー需要という意味において、わずか半世紀の間に状況は大きく変わりました。多くの命を犠牲にしてエネルギーを作った時代と、命を奪う危険を危惧してエネルギー生産を停める時代。この二つを並べると、とても極端です。「発展」に対するビジョンに「調和」が欠落していたことの証明だと思います。作品のレビューになっていないです。すみません。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-13 19:49:34) (良:1票) |
33. スケールの大きい大作で見ごたえあるが、岩岡親子の確執に重点を置きすぎて散漫な印象がある。豪華キャストが熱演する中、辰巳柳太郎は悪目立ちしている。寺尾聰の芝居も素人っぽいのが残念。 「富士山頂」は好印象を残したが本作は少々物足りない。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-19 15:40:55) |
32.ダムを建設する話かと思っていたら、トンネルを掘る話でした。期待が大きかっただけに、ダラダラと長いだけでした。 【みるちゃん】さん [DVD(邦画)] 4点(2024-02-20 14:57:49) |
31.《ネタバレ》 石原裕次郎の遺志で長いことソフト化されず、見ることが困難だった作品です。高度経済成長期に電源不足に陥った関西電力の社運と関西経済の命運を賭けた一大プロジェクト黒四ダム建設を描いた大作です。三船敏郎は関電のプロジェクトの現場責任者。石原裕次郎は熊谷組の下請けの手配師の息子で設計技師。危険で無謀なダム建設に疑問を持ち、下請け手配師の親父とは犬猿の仲の石原裕次郎が、足が動かなくなった親父の代わりに現場の陣頭指揮を執り奮闘するという話です。3時間超という大作ですが、中だるみすることなく見れました。というかむしろ、時間が足らず描き切れていない感が残ります。工事だけでなく、発注者受注者間の腹の探り合い、腹を割った話、主人公の恋愛やら、家族の病死やら、盛りだくさん過ぎて時間が足りません。素晴らしかったのは、臨場感あふれるトンネル工事撮影です。破砕帯に近づき、支保工が音を立てて軋む場面、破砕帯にあたり、トンネル内を爆流が押し寄せる場面は圧巻です。撮影自体も結構ムチャしてそうで、高度経済成長期の狂気のようなものを感じ取れる気がします。主人公たちは死者を一人も出さないのが目標とか言っているのですが、人命確保のための体制がなってないというか、技術的な裏付けがなく、管理が杜撰で技術が稚拙で、これがせいぜい半世紀前の話というのに驚いてしまいます。隙間だらけの木矢板で山止めしているのが泣けてきます。この人命の軽い扱いは、大戦が影響しているように思います。戦後復興期は、独特の時代の狂気みたいなものを感じずにはいられないんですよね。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-07-10 19:12:21) |
30.《ネタバレ》 映画の大半がトンネルの中という、地味な絵面の超大作。 冒頭の剛によるフォッサマグナの解りやすい説明から、支柱を潰しに来る圧力を伝える軋む音は恐ろしく、すべてを押し流す水流はとても迫力がある。まるで列島の抵抗、日本人VS日本列島のように見えた。 暗いトンネルとむさっ苦しい男たちばかり映るから、合間の雄大な黒部渓谷の大自然や、剛と由紀のデートシーンが美しい。 細い山道を大きな荷物を背負って現場に向かう人夫たち。当時のカメラがどれくらいの大きさか解らないが、かなり恐ろしい撮影風景だったんじゃないだろうか?怖いなぁと思って観ているうちに、人夫の滑落死!…って、説明とか無いんだ?流しちゃうんだ? 実際171名も亡くなっていて、そのうち飯場の雪崩でいっぺんに87名も亡くなっているそうだが、確かにそこをしっかり描いたら、後味の悪い重たい映画になってしまうから、バッサリ割愛したのかな。 前段として語られる黒サン工事が、国家総動員法のもと人海戦術による地獄だった現場を表すのに対し、今回の黒ヨンは豊潤な資金とバックアップ体制で挑んでいる。だけど結果として、行き当りばったりで完成予定ありきの無理な日程。人夫を使い捨てて、金に物を言わせて作業を急いだことが伺える。どちらの現場も岩岡の親父が仕切っているんだから、時代が変わっても同じような地獄が展開されている。発破事故の際、人夫から「お前ら親子が!」と言われたときの剛の辛さが伝わる。 開通時の爽快感、開通後のセレモニーの神々しさ。最後に日本酒を撒く姿が、まるで強敵日本列島を称えるようで美しい。 一緒に樽酒を飲みたい気持ちになるが、やっぱ樽にヘルメット入れちゃダメだ。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-09 13:53:35) |
29.《ネタバレ》 中学生の時、学校で団体鑑賞した。何やら感動的ではあったが画面がやたら黒っぽくて眠たかったのを記憶している。トンネルが貫通してあれを見よと壁の旗が黒部の風に揺れる場面、どういう訳か、あれを見よ、黒部の太陽(夕日)が見えるぞ、と錯覚していた。その後10年ほど前に再見し、今回3回目の視聴となる。まさに大作である。黒部ダムの建設自体が想像を絶するが、この映画も50年以上前によくぞこんな大作を作ったなと、裕次郎の映画人としての心意気が凝縮されており十分評価に値する。記録映画としても価値があり末永く残したい映画です。ただ一つ、姉の晴れ姿に涙した妹が早世するのが悲しい。 【黒部の太陽】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2021-03-01 16:37:33) |
28.《ネタバレ》 長年見たい映画の一本だった本作をようやく見れたのがまず嬉しい。黒部ダムのトンネル工事を描いた三船と裕次郎の共同プロデュース、初共演の大作映画で、二人の本作にかける思いはじゅうぶん伝わってくるし、上映時間の長さ(3時間超え)やキャストの多さからしてもこれぞ超大作という映画になっている。内容的には正直あまり期待していなかったのだけど、(リアルタイムで映画館で見たという母親は「画面が暗いだけだった。」と言っていた。)見る前の予想よりははるかに面白かったし、時間の長さもあまり気にならずに引き込まれることができたのは良かったと思う。裕次郎が映画館だけで見てもらいたいと言っていた映画なのだけど、確かに工事現場の天井が崩れて大水がくるシーンなどはすごい迫力だし、メインとなる破水帯との戦いもサスペンスフルに描かれていて見ごたえじゅうぶんで、まさに映画館で見る映画とはこういうのを言うのだという感じで、その言葉にも納得。工事と並行して描かれるドラマとしては裕次郎演じる岩岡と父親(辰巳柳太郎)の確執や、三船演じる北川の娘(日色ともゑ)が白血病にかかってしまうエピソードが描かれていて、二つともこの手の映画にはありがちなサブエピソードだと思うものの、岩岡と父親のエピソードは、辰巳柳太郎の味わい深い演技も相まって印象に残り、これがいいアクセントになって厚みを加えていて良かったし、終盤、工事終了直後に娘の訃報を知らされた北川が悲しみを押し殺して工事関係者に感謝のスピーチをするのは素直にカッコイイと思えた。寺尾聰の俳優デビュー作とのことだが、デビュー作にしていきなり早くも実の父である宇野重吉と親子役で共演しているのがなんだか微笑ましい。熊井啓監督と言えばメッセージ性の強い社会派監督で、こういうスター同士の共演を売りにした大作映画とは縁遠い印象だが、どちらかと言えば本作では職人監督に徹している感じが強く、(社会派の側面がまったくないわけじゃないと思うけど。)監督としての器用さを感じられたことが新鮮だった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-01-03 00:39:34) |
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27.《ネタバレ》 三船敏郎、石原裕次郎!監督は熊井啓! この日本映画の全力投球ぶり! すごいっよね~! ゼネコン土建屋の現場の凄まじさが分かる。 まるで戦場のような緊迫感。 束ねる人間も半端じゃ務まりっこない。 破砕帯との戦いがメイン。 死闘する現場に、上の者も命がけで打開策を探す。 平成の今はよく知らないが、この頃はトップも猛者が揃ってたんだね。 もうただただ頭が下がります・・ 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-05-03 15:10:51) |
26.“ 大作に名作なし! ” が、そのまま当てはまる、本作..ストーリーが、ショボすぎる..トンネル工事の部分は、確かにお金がかかっていて、なかなか頑張ってはいるが..なんせ、三船敏郎、石原裕次郎に関わるエピソードが、陳腐..感動もなければ、共感もない..物語がペラペラで浅い..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-05-08 11:23:00) |
25.《ネタバレ》 一度は辞退を申し出た三船敏郎が、関電社長からいかにも通り一遍の慰留の言葉をかけられただけで早速翻意したり、石原裕次郎が、周囲からのまるで催促するかのようなセリフに乗せられて、破砕帯についての弁舌をふるったり、と、やたら手続き的な脚本が正直、気になるのですが。 それに、命がけでこの難工事に取り組んだ人々の艱難辛苦を描こうとしたであろう作品にもかかわらず、石原裕次郎を中心にしたヒーローものになっちゃってるのにも、違和感はやっぱり感じます。父との対立の場面や、工事が進まないことから現場で突き上げをくらう場面において、周りの状況を音声等で描き、あえて石原裕次郎の表情だけを捉える描写、こういうのも確かにやり方のひとつかも知れないけれど、もうひとつしっくりこない。スターの顔面だけが見せ場じゃないでしょ、時には例えば「背中で語る」ってのも必要でしょうに。終盤、ついに関電トンネルが貫通する瞬間も、大勢の作業員たちを差し置いて、石原裕次郎がおいしくかっさらっていく。そんなんでいいのか~。何も、石原裕次郎がツルハシやらドリルを手に「自分も先頭切って作業してます」みたいなコトしなくてもよくってさ。「私は現場では無力です、だけど・・・」という苦悩の描き方だって、あるはず。こういったあたり、ヒーロー映画の限界でしょうか。 しかし。 そうは言っても、作品の多くを占めるトンネル工事シーンの数々、よくぞ撮ったなあ、と感じさせる出来栄えで、なんやかんかケチつけつつも、やっぱりスゴイんです。それに、トンネル完成の際の三船敏郎の挨拶の場面もいいんですけど、それより何より、大勢のエキストラを導入した無数のヘルメット姿が感動的。「数」が感動に結びつくよい例ではないかと。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-04 10:07:02) |
24.《ネタバレ》 ひたすら生真面目な作品。まったく笑えるシーンもないし、いろいろ利権絡みの話がありそうな土建業界が舞台なのに、悪人も陰謀もなし。企業の上層部から現場のドカタさんまで、とにかく必死な感じ。もちろん色気もないしテンポも悪い。だけど傑作。全員の真摯な姿勢に、つい感情移入してしまいました。 特に終盤、家族からの訃報電報を受け取りつつ全員の前で祝辞を述べる三船の姿は、涙なしには見られません。同じ「トンネルもの」の高倉健の『海峡』より、こちらのほうがずっと上です。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-03-18 23:37:19) |
23.《ネタバレ》 昨年黒部峡谷に行ったのでこの作品が是非観よう!と思いました。 工事の計画段階から大変だったのですね。 経営者側と技術者と現場の採掘者とどれも描けているのが素晴らしい。 セットのトンネルが天井から水が溢れてくるのが凄かった。 もちろん三船さん、裕次郎さんの演技と存在感も感動しました。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-01-03 15:27:00) |
22.登場人物達があまり有能には見えない。ひたすら根性で推し進めたという感じ。現代の映画なら、工夫とかひらめきで困難を乗り切るカタルシスを演出してきそうだが、この映画ではそれがあまりない。愚直にやり抜いた結果、上手くいきました!という浅い内容に見えてしまう。 それでも、登場人物達の時代を色濃く反映した熱い振る舞いには、一定の魅力があったと思う。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-19 01:37:46) |
21.3時間を超える大作も長い割には脚本が雑で全体像がよく分からない。三船と裕二郎の自主映画にかける熱い思いは感じるが、どうみても関電のエンジニアやトンネル掘りの責任者には見えない。芝居がかった演出が目につくが、違和感を感じつつも世紀の難工事の過酷さや貫通の喜びは伝わってくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-09-10 23:43:49) |
20.完全版を見た。トンネル映画は『海峡』を見ていたので、基本的な作りは一緒(こっちが先だが)。『海峡』は高倉健目当てで子供の頃に見て感動したのだが、さすがに大人になってこの手の作品を見るスタンスは変わる。2大スター目当てという事もないのだが、見てみようという気にはなるし、でも2人ともイガイと存在感はなくて、工事関係者の1人としてある種埋没していたのはよかったと思う。『富士山頂』も見ていたので、自然に挑む系は基本的にどれも一緒だろうと、工事の大変さにはあまり関心はなく、それより見所は人間関係と役割・目的の複雑さだろう。発注者と受注者、そして下請業者、その下の日雇い。使用者と労働者、職人とインテリ等々、ゼネコンの体質がよく描かれていて、国家的プロジェクトにもこういう負の側面があるのだなあと思い知らされた。現代では脱ダムの機運も高まり時代の変化も感じさせられるが、ハコモノは永遠であり、今問題になっている新国立競技場に関しても、魑魅魍魎の世界があるんだろうと思ってしまった。原発処理も同様かな。 |
19.邦画発のスペクタクル映画。とても長い上映時間の映画だけど、俳優陣も豪華で、とても見応えがあります。 ただ実録ドラマに近い作りなので、いい意味で裏切ってくれたというような展開面での面白みはないです。 主人公と父親の関係がストーリーに厚みを加えており、「巨人の星」の飛雄馬と一徹の関係を彷彿とさせてくれます。 ひと言で言ってしまえば、熱いスポ根ドラマを観賞しているような作品でした。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-06-17 02:00:05) |
18.完全版を鑑賞。確かにこれは映画館で観る映画だが、テレビで見てもそれなりに迫力がある。 ちょっと長いと思うけど、気合の入った作品で、出来は良いと思う。ただし、観終わった後に何か残るかというと、自分にとってはそれ程でもないな、というの本音か。 引きこまれたのは間違いないけど。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-04 18:03:00) |