28.《ネタバレ》 八千草薫は優しい母親を演じさせたらこれ以上ないくらいにハマる。 ただストーリーや演出の泣かせよう泣かせようとするあざとさが鼻につく。 ベタでわかりやすいのは決して嫌いではないのだが露骨すぎ。 原作の浅田次郎の作風がそうなのか、それはタイトルから既に滲み出ている。 マリは原作ではデブでブスなのに、大竹しのぶは可愛いくて魅力的で、捨てられてばかりのホステス役には少し合わないかも。 百マイルっていえばすごい距離のようだけど、馴染みのあるキロでいえば160キロ。 車で運ぶのがそんなにたいした距離や苦労なのか、あまり伝わってこない。 母子の愛情という普遍的で感情移入しやすいテーマだし、兄弟との軋轢など誰でも身に覚えがありそうなシーンが出てくる。 なので、作品に物足りない点があっても、ある程度の共感を得ることはできる。 ラストはマリの別れの置手紙で、これで終わり?って感じのあっけなさ。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-10 00:24:38) (良:1票) |
27.無理矢理にでも客(元々は読者)を泣かそうとする為に設定をかなりねじ曲げた、人の命が掛かってる割りには悠長でベタベタな話。八千草薫の病床からの笑顔とVサインには胸を射抜かれたものの、主人公や別れた元妻等のキャラクターは非常に中途半端でイライラが募ります。しかし私も人の子、大竹しのぶ演じるマリには止めどなく涙が溢れてきてしまいました(この物語はほとんどマリが主役と言ってもいいでしょう。「天国から来たホステス」というタイトルの方が余程ぴったりくる)。この点数は全てマリに捧げます。おまけで6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-05-02 21:00:32) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 日本語の主題歌を歌っていた人がホームレス役で出ていたのには驚きましたが、正直、あの歌はこの映画に合うかどうか、うーん、ここで書くのはやめておきましょう。浅田先生がよくOKだしましたね、結構ストーリーがめちゃめちゃでしたが、役者さんに支えられていましたね。もったいない・・ 【HRM36】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-06-06 14:23:04) |
25.《ネタバレ》 多くは語らないけどずっしりくる母親の心情と、大竹しのぶの演技が見もの。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-02-14 00:14:24) |
24.《ネタバレ》 時任三郎が内気な駄目息子を好演していました。導入から中盤までの展開もそれなりに無駄なし・ムラなしの描写で好感を持ちました。で、かなり期待がふくらんだのですが・・・着地が完全な失敗なのです。手術後の主人公の心理表現、そこからの動きというのをほとんど全部省略しているのは「逃げ」としか思えないし、あんな締め方では、主役は時任じゃなく大竹しのぶになってしまいます。何のために見ている側が主人公と一緒に鴨川までついていったのか分かりません。一応、中盤までを評価して点は甘め。あと、本筋とは関係ありませんが、小野寺殿下があんな悪役を自然にやっちゃってるのは、ちょっとショック・・・。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-05 00:16:49) |
23.時任は、はまり役だと思いましたが最後まで「そんなことあるのかなぁ」という印象のまま終わりました。それと柄本は見飽きた。あそこで、もう「ああ医者だろ」って気づいてしまいました。大竹しのぶはいい演技してますが、何だか中途半端な終わり方でした。ちょっと完成度が低い作品だなという印象です。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-11-05 19:08:37) |
22.ダメダメの主人公に残酷な兄弟たち。そしてやさしい母親。ありきたりの設定だけど、見終わってイイ気持ちにしてもらえた感じ。移動中の筧利夫(役名忘れた)が説教しつつも母親を労わり、お金を貸すシーンや母親との食堂でのやり取りなど、要所要所に心温まるところがありました。 終盤、病院の電話での主人公と大竹しのぶが話すシーンが最後を締めていて良かったです。 【カズゥー柔術】さん 7点(2005-01-28 11:09:12) |
21.こういうゆるい話は結構好き。 大竹しのぶが最後にええ所を全部持っていったような気がするのは俺だけかな? 良い、悪いは別にして…。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-08-29 04:59:25) |
20.どうにも評価が微妙な作品。ダメ男は見ていたくないんだが・・・。感動する人は感動するのだろう、と思える映画。実話にもとづくストーリー、と聞いてボーナス献上で5点。大竹しのぶ演じるマリは、二重人格の様に、妻と夫とで変える態度が怖かった。もっと歳を取ったら、この映画の良さがもっと分かるようになるんだろうか。 【mhiro】さん 5点(2004-07-06 21:27:13) |
19.一人の駄目男が様々な人の優しさに支えられて立ち直っていく姿を描いた物語。 この男がほんとに駄目なので、作品も駄目っぽい雰囲気を漂わせているんだけど、 これは見る人の立場によって見解が大きく変わるのかも知れない。 僕なんかから言わせるとそんなに駄目でもなくて、 似た境遇と言うか、親近感を感じてしまうわけで、 登場人物の優しさに触れて思わず泣いてしまいそうになったり、 というか、終盤にはとうとう泣いちゃったわけなんですが、 素直に感謝したいというのが見終わった後の感想なんですね。 これはもうありがとうですよ。 【もとや】さん 8点(2004-06-27 10:17:38) |
|
18.評価できるところもあるのだが、良い映画になりそうで、なっていない。多分、俳優さんが、自分の演じる役のことを理解できていないからではないかと思う。もちろん、大竹しのぶは、こういう役柄をやらせると天下一品、その分、八千草薫を筆頭として人物の薄っぺらさが気になる(入院患者が常にお化粧をしているという時点で、相当「変」)。 この設定に思い入れがないと、ついていけない。 【みんな嫌い】さん 4点(2004-04-19 10:03:34) |
17.《ネタバレ》 かなりよかった。泣ける。込み上げてくるように泣ける。自分の母のこととオーバーラップした。 【コウモリ】さん 8点(2004-02-22 11:44:42) |
16.《ネタバレ》 藤井フミヤが好きなので見ました。最初のこじきはフミヤです。 【スマイル】さん 5点(2003-12-02 22:04:17) |
15.う~ん…素直に感動していいものなのかちょっと迷った。が、迷う時点でもうだめだなと思った |
14.号泣。監督の罠にはまってしまった。淡々としたストーリーにとぼけた柄本明の登場。金貸し、医者、他登場人物の心の温かさに観客もほのぼのする作品。 【かまるひ】さん 9点(2003-11-12 14:15:01) |
13.全体的に薄いと思いました。私の心までなにも届かなかった。たしか寝てしまった記憶があります。 【もちもちば】さん 4点(2003-07-19 01:51:29) |
12.あの静かで穏やかなムードが好きです。最後のシーン・・・空になった部屋とメッセージに胸が詰まったのは僕だけではないはずです。 【カワセミ】さん 8点(2003-06-12 23:19:37) |
【小美】さん 2点(2003-05-28 00:40:24) |
10.マリが枯れかけた花に話しかけながら活きかえらせる表情は、聖母マリアのようでした。天才しのぶちゃんに10点! 【コメツキガニ】さん 10点(2003-05-06 20:45:55) |
9.時任三郎を久々に観た映画。邦画ならこんなもんだろうと思おう。 【ピルグリム】さん 4点(2003-04-04 12:09:21) |