52.《ネタバレ》 今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。 【matan】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54) (良:4票) |
51.《ネタバレ》 なんだかんだ言って、終りましたね。10年が長かったのか短かったのか。薦められて読んだ賢者の石に始まり、同時に映画を待ち望みながらの10年でした。あんなに小さな3人も今やロマンスのゴシップが飛び交う立派な大人になりました。まるで自分の子供の成長を見るようでした。映画は原作との差異や、独自の世界観の表現の手法など。監督、スタッフの違いによる細かな違いなど意見も様々でした。 でも、いいじゃん!よくもここまで同キャストでやれたものです。これだけでも映画史に残る名作と言えると思います。ハリーが、ロンが、ハーマイオニーがこんなに躍動し深く考へ行動して、はらはらどきどき十分見てる我々を楽しませてくれました。ここに、映画の醍醐味が有るのではないでしょうか! ロードオブザリングにも書きましたけど、全てのスタッフの映画への愛が結集、結実した結果に感謝と賛辞をお送りしたいと思います。 お疲れ様でした!! 最後に、始まりとシンクロするホグワーツ急行の発車を待つホームにはロンとハーマイオニーの利口そうな娘が、ハリーとジニー夫婦には新しい学校に不安でいっぱいな息子のアルバス・セブルス・ポッターが、お父さんから二人の偉大なホグワーツの校長の名がついているから、うまくやれるよ。と言われています。 おじさん泣いちゃいましたよ。 それと、ドラコの家族もいたことが、なにかこれからの魔法界の良き未来が読み取れました。 よかった!! 【としべい】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-07-21 13:07:07) (良:3票) |
50.《ネタバレ》 原作は日本語訳が待ちきれなくて『炎のゴブレット』以降は米語版で読んで、映画は『賢者の石』のカウントダウン上映から始まって全て初日に見て、舞台挨拶も3回行った状態な私が、冷静にこれだけを一本の映画として語る、ってのは無理っす。『ハリー・ポッター』の映画が完結するまでは死ねないね、って思ってましたが、遂に完結しちゃいました。10年、早いものです。さて、今回の映画は死人が沢山出る事もあって、シリーズ最暗。前編と違ってそんなにあちこち移動せず舞台はホグワーツに集約してゆき、全編の7割がクライマックス、みたいな状態ですが、まとまりには欠けている気がしました。何がどうしてそうなるのか、っていう流れがちゃんとできていなくて、とにかく原作の要素を繋ぎ合わせてみました、っていう。原作があまり上手でない構成なのを、映画も倣っちゃったみたい。シリーズ最短な上映時間、情感とか関係なしに、とにかくエピソードを描けるだけ描いておこうという感じで、これまでのシリーズで愛着の湧いていたキャラの最期をサラリと流し過ぎ!みたいな状態が頻発。ヴォルデモートとの最終対決に至るまでも、対決自体も、ヤケにアッサリとしたものに感じられ、最後の最後で随分と淡白な印象を受けてしまいました。それでも、よくぞ最後まで完走してくれました、と。ほぼ同一のキャストによって10年かけて7作の原作を8本の大作として完結させる、それは映画史に残る偉業とすら言えます。映画を見ている間、ずっと1作目からリンクする様々なエピソードやアイテムに、感慨深くシリーズを思い返しておりました。ラストシーンは映像と音楽が1作目にリンクしていて、大きな物語の幕を見事に下ろして。ここまで漕ぎつけてみせたのもまた、映画の持つチカラとして評価していいんじゃないかと。10年間の夢に感謝。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-15 21:43:33) (良:3票) |
49.《ネタバレ》 いよいよ最終章後編。長い長い壮大な物語もこれで終わり。そしてこの作品、さすがに面白いのは面白いのですが、やはり暗い物語でしたね。スネイプも、リーマス・ルーピン夫妻も死んじゃって・・。え?ウィーズリーの双子の一人も死ぬんでしたっけ? いやー、本当に後半は犠牲が多いです。ずっと昔に小説を読んで、もうすっかり細かい内容は忘れていたのですが、その記憶が呼び起こされて、小説を読んだときのように暗い気持ちになっちゃってます。 それにしてもスネイプ。泣けます。 ダンブルドアとスネイプの秘密が明らかになる記憶の旅。本当に切ない。そうでした。スネイプはハリーのお母さんのことがずっと好きだったんですよね。リリー・ポッターになってからも、ずっとその想いは失われず。かといって安易な略奪に走るわけではなく、健気に見守るスネイプ。確かにこの物語はスネイプの物語と言ってもいいのかもしれません。たった一人の人を想い続ける。その人のためなら、自分の命も名声も、すべてを犠牲にする。汚名すらかぶる。汚れ仕事を一手に引き受ける。それでいて泣き言ひとつ言わず、ドラコ、ハリー、みんなを守ろうとする。スネイプはこの作品で最も孤独で最も崇高な人物ですね。 それに対しドラコ、お前は本当に情けないやつだ。ラストくらい良いところ見せてくれるのかと期待したのですが、最後までドラコはドラコです。 最後にこのシリーズ、はっきり言ってすごく好きです。なのに、どの作品も、低評価レビューのご意見に深く共感している自分がいる不思議な作品です。 そもそも、分霊箱の破壊だったり、ハリーの中に宿ったヴォルデモートの魂だったり、ストーリーをごっちゃごちゃにしすぎたのがテンポを悪くしているよーな気がします。ですがこれはもう原作がそうなっているのだから仕方ありません。 ドラゴンボールじゃないんだから、分霊箱7つっていうのがどう考えても多すぎるんですよ。(探すのは6つですが、それでも多い) 3つくらいにしておけば、もっとメリハリのあるストーリーに出来たんじゃないですかね。 何にせよ、これで終了。 大人のハリーとジニーはなんかブサイクでしたけど、DNAの突然変異か、これこそ魔法の奇跡か、二人の子供は何故かイケメンでめでたしめでたしですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-04-05 00:29:07) (良:2票) |
48.《ネタバレ》 1、2、3、と観て、一作毎に完結しており、連続した物語の面白さは感じられなかった。それが4作目あたりからシリーズものの”つながり”が表れ、最終章で、謎の解明と、張り巡らせた多くの伏線が回収される快感を味わった。予想外の出来の良さだ。謎と伏線のほとんどは、魂を分けて保存する「分霊箱」と「三兄弟と死者の秘宝の物語」と「ダンブルドア校長の遺言書」に集約される。一度限りの登場としか思っていなかったり、大した意味もないと思っていた人物やものが、再登場したり、真の意味が明らかになるなど、奥深い一面を見せる。ハリーの額の傷の秘密とヴォルデモート卿との関係。ヴォルデモートの不死身の秘密と分霊箱の謎。伝説のグリフィンドールの剣と大蛇バジリスクの毒の合体の意味。ハリーがダンブルドアからもらった「透明マント」の由来。トム・リドルの日記の正体。世界最強の「ニワトコの杖」の真の主が、前所有者スネイプを殺害したヴォルデモート卿ではなく、ハリー・ポッターに移った理由。スネイプがダンブルドアを殺した理由。スネイプとハリーの母リリーの関係。細部までよく考えられている。屋敷しもべ妖精ドビーの思わぬ活躍と死など、意表をつく展開もあった。特筆すべきはCGの出来で、繰り返されるハリーとロンの仲違いと仲直り、生ぬるい恋愛、敵の弱すぎる手下など、”ゆるい”部分には目をつぶるしかない。描写希薄なヴォルデモートのまとめ。孤児院で生まれ、母親(魔法使い)はすぐに死亡。父はマグル(人間)。魔法学校で能力を発揮し、分霊箱の術で不死の力を得ると、ダークサイドに落ちる。純血主義を唱え、忠誠を誓う手下「死喰い人」を率いて、「マグル」や「半純血」を粛清。父親とその親族も抹殺。魔法界の大半を支配下に置く。ある日彼を滅ぼす可能性を持つ者の出現が予言される。それがハリー。赤ん坊だったハリーに放った「死の呪い」がハリーの母親の「守りの魔法」で撥ね返り、肉体を失ってしまう。この時ハリーの額の傷にヴォルデモートの魂の欠片が引っかかり、意図せぬ分霊箱となる。ハリーの血によって復活するが、ハリー母の「ハリーを守る呪文」も取り込んだため、彼が死なない限り、ハリーもまた死ぬことはなくなる。最後「ニワトコの杖」で、ハリーに「死の呪い」を用いたが、杖の真の所有者ハリーに対する忠誠心により、呪いは無力化され、結果的にハリーの体内の彼の魂だけが破壊された。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-10 06:34:17) (良:2票) |
47.《ネタバレ》 苦節10年、ロングボトムが最後に活躍してくれて良かった・・・ |
46.何がすごいって、この程度のオチを10年間も引っ張っていたことがすごい。 【akila】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-09-05 01:11:46) (良:1票)(笑:1票) |
45.《ネタバレ》 本当にご苦労様。これだけの大作をほぼ同一キャストで成し遂げた偉業には拍手を送らざるを得ません。確かにシリーズ中には面白くないと思ってしまうパートもありました。しかしシリーズを通し、一本の作品と考えるとこれほどの名作は少ないと思います。今回特筆すべき部分はやはりスネイプ先生の存在。パート1から常にハリーを目の敵にしていたその意味があんな儚い想いにあったとは・・・。ホグワーツでの戦闘シーンではあんな小さかった子供たちがたくましく育ち、果敢に闇の魔法使い達に立ち向う姿に感動してしまいましたね。原作を読んでないので、ところどころ良く分からない部分があったのは、「読めよ」という製作側の意図でしょうか。分かりました読みます。あと可笑しかったのはダニエルラドクリフは学生の役をしてるより、ラストの十数年後の役をしてる時のほうがしっくりきてましたねw 【関白宣言】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-08-02 14:28:42) (良:2票) |
44.《ネタバレ》 「パート1」から一転して息付く暇もないくらいの忙しい展開。ホグワーツが戦場となるスペクタクル感や過去作の名所旧跡巡り的な趣きはありましたが、ストーリーは分霊箱を探し出して壊す単調の繰り返しで、謎解きや心情の掘り下げなどの描写が一様に浅い。ニワトコの杖の持ち主が実はハリーだったというあたりは、最終作らしい盛り上げを演出できる要素だっただけに勿体無かった。シリーズ全体の話になるけど、原作を読んでいる者としては一作として満足に映画化できた作品は無かったというのが実感です。どの作品も駆け足でエピソードをなぞって行くばかりで、誰にも共感できない。本作のスネイプの記憶が最も感情移入できるシーンだったかもしれない。しかし、10年もかけて出演者の成長を物語世界とシンクロさせて見せたシリーズは記憶にありません。ハーマイオニーに初めて女性の色気を感じたのは「アズカバンの囚人」でした。劣等生の代表だったネビルの最終作での活躍は、背丈の伸び自体が演出でした。あるいは、マクゴナガル先生は最終作まで出られて良かったなぁ、とか。私はそんな楽しみ方をしていましたし、シリーズとして意義があることだと思います。初作で小学生だった人も本作では成人している訳で、もし主人公たちと同年代でこのシリーズを追えたら格段に興味が増しただろうと想像します。新作を観るたびに不満が先行するシリーズでしたが、再見したらディティールを楽しめそうな予感もあります。5年後くらいにまた、まとめて観ようと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-16 11:32:07) (良:2票) |
43.《ネタバレ》 最後の最後で真の意味で原作未読者層が捨てられた感がある。 原作を読んでいないと全く分からないようなシーンもあり、未読者層には御愁傷様としか言いようが無い。 内容については、迫力のあるシーンがそこそこあり、納得のいく演出の場面もあった。 ただ、最終作にしてはかなり盛り上がりに欠ける。 監督としては暗めの演出が好きなのかもしれないが、大団円として喜びを爆発させたようなエンディングでも良かったのでは? ピーター・ジャクソンみたいなファンタジーに情熱を傾けられる監督だったらと思うと残念である。 つまらないとは言えないが、最後に相応しい作品とは言えないだろう。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-16 01:53:10) (良:2票) |
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42.《ネタバレ》 最後の最後作でがっつり面白くなった。やっぱり7作かかってヴォルデモートの因縁の話は長すぎる。戦闘シーンは物量映像とも良かった。スネイプの一途な想いに涙。6作分伏線も回収できた。その分ダンブルドアがちょいと好感度落とす。マクゴナガル先生の奮闘シーンも良い。最後のアルバスセブルスポッターというところでまた涙。でもこのシリーズは長すぎて名称や地名、モノの名前覚えるのが大変。一気見が必要だなあ。見終えてみると、良い子で学級委員タイプ女子のハーマイオニーと皮肉屋でひねくれ者のセブルススネイプにシリーズ中ずっと惹かれていた自分がいることを実感する。ハリーじゃないんだなあ。だって彼は偉大な魔法使いと言うよりは、結果的に例のあの人を倒す駒だったから。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-24 15:34:59) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 これも楽しみにしていて映画館でみました。19歳の彼氏と(息子です)当然DVDも持ってます。 まず、笑いました。ハーマイオニーがべラトリックスになって金庫に行くシーンでハイヒールが慣れずこける演技。コメディアンです。その後使ってはいけない3つの呪文「インペリオ」とか使ってて、また笑いました。マクゴナガル先生がハリーに「会えてよかった」と語るシーン大好きです。「この呪文、一度使ってみたかったんですよ」なんてのもマクゴナガル先生だからこそ最高。そして全てが明かされるスネイプの涙・・・幼少時代のリリーが可愛い。「永遠に・・・」なんて忘れられないセリフですよ。分霊箱として破壊されたハリー、生きていると知ってて「死んだ」と語るマルフォイの母、お優しい。最後にニワトコの杖を折ったハリーを見つめるハーマイオニー。言い尽くせないほどいい映画でしたね。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 10点(2015-09-11 01:54:36) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 この程度のオチで10年以上も引っ張っるとは・・・ある意味、凄いな。このビジネスモデル。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-06-25 18:01:23) (笑:1票) |
39.《ネタバレ》 原作未読。やっと、やっと終わったー。でもここまで観られて良かったと最後の最後のこのPART2で思った。だってスネイプの永遠…せつなすぎでしょ。これを踏まえてまたスネイプ目線で1から観たくなりました。いやすぐではないけれど。4でセドリックが死んでからこのシリーズの色が一気にダークな物へと変貌し、そしてハリーらとともに大人の世界観にいざなわれました。でも一個ずつ箱を壊していったおかげか(せいなのか)ラストのアノお方との対決がやや貧弱な物になりましたね。杖の謎もわかりづらく再度6のラストを見直しましたし。やっぱ原作読んでた方がなお楽しめる要素が多い作品なんだろうとネットで調べて思いました。残念ながらハリーには終始まったく魅力を感じられなかった私でしたが、このシリーズをちゃんと最後まで観終われて本当に良かったと思いましたよ、スッキリした。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-10-29 03:10:10) (良:1票) |
38.なんとなく全編見てしまいましたが、原作未読のため見終わってからネットで情報を集める始末。それでやっといみがわかるなんて…原作を読まないと十分には楽しめないようです。 最初の頃はおもしろかったのにな…。 【木村一号】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-03-12 21:44:43) (良:1票) |
37.《ネタバレ》 原作通りで、面白いし何も言うことないのですけど、映画にすると物語の深さを出すのが難しいものですね。人がばたばた死んでいくのもしょうがないんだけど、なんだかね。映画が悪いっていうより、原作がどんどん暗くなっていったので、映画も同じように暗くなっていったんだけどね。それを「成長の物語」なんていうのはどうかと思う。映画としておもしろいかと聞かれたらこの映画自体にはこの点数です。評価していないけどもちろんパート1の法も観ています。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-12-28 01:57:42) (良:1票) |
36.これで全シリーズ、コンプリート! シリーズ途中のダークで複雑なストーリー展開に挫けそうになったが、最終作は納得の出来。ハーマイオニーは1作目から最後までずっと可愛かった。そして観賞後、もう一度無垢だった1作目を観たくなった。 10年楽しませていただいたお礼で10点。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2011-11-25 23:47:24) (良:1票) |
35.10年にも及ぶロングシリーズもやっと完結だね。 ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン等の主要キャストも降板もせず良く続けたと賞賛したい。 Part1とPart2を連続して観たのだが、1は退屈し、2は見せ場が多く、バランスが悪い。原作の忠実なのはある意味評価できるが、もう少し観客(特に原作を読んでいない人)のことを考えた方がよい。 シリーズを通した評価をすると、1~3作目辺りまではファンタジーとして楽しめたが、ヴォルデモート卿がしゃしゃり出てきた辺りから勧善懲悪的な内容になってしまったのは残念に思う。どこまで行っても、原作ファンのための映画シリーズといえるでしょう。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 15:20:07) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 1作目を観てしまったので、仕方なしに全シリーズを観ただけ。途中、結末が気になったので原作(日本語訳)を読んだけど、この作品の原作も映画も何が良いのか判らなかった。結局は優秀だけど認めてもらえなかった魔法使いが世界征服を企んで、それを阻止するために作られた学内の優等生達と戦う。意外な伏線が、その優等生の一人に片思いの誰かさんの物語・・・。浅い。この程度の理由で果てしない殺しあいをしていたのか。というわけで、映像努力に1点と、投げ出さずに最期まで出演してくれた主役3人に1点ずつ献上します。 【ソフィーの洗濯物】さん [DVD(吹替)] 4点(2011-11-20 12:42:02) (良:1票) |
33.《ネタバレ》 いやぁ、ついに完結しましたねぇ。10年にも渡って続いたこのシリーズ。思えば主要キャストも変更されることなく、御三方の成長がそのまま役柄の成長とリンクしてるのが良かったですね。パート1に比べれば全然面白かったです。金庫に入るときのトロッコみたいな乗り物とか、先生&生徒VSヴォルデモートの戦いとか、印象深いシーンもありました。CG技術もついにここまできたか~、とついつい関心しちゃいましたね。まぁただ、最初からずっと観てた人間としては、まさかこのシリーズがここまで暗い内容になるだなんて思ってもみなかったし、個人的には最初の頃の学園おこちゃまファンタジーの雰囲気のほうが好きですけどね。なにはともあれ、お疲れさまでしたと言いたいです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-11-19 23:44:53) (良:1票) |