サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUSのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS

[サトラレ]
2001年上映時間:130分
平均点:6.38 / 10(Review 144人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-03-17)
ドラマコメディファンタジー医学もの青春もの漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督本広克行
助監督羽住英一郎(監督補)
武正晴
河合勇人
キャスト安藤政信(男優)里見健一
鈴木京香(女優)小松洋子
八千草薫(女優)里見キヨ
内山理名(女優)川上めぐみ
小野武彦(男優)国光博一
寺尾聰(男優)東隆之
松重豊(男優)白木重文
小木茂光(男優)岡持勝則
深浦加奈子(女優)吉付伸江
田中要次(男優)青木順也
高松英郎(男優)田崎修
藤木悠(男優)近衛栄介
武野功雄(男優)安場史郎
森下能幸(男優)患者
黒部進(男優)竹村昭次
甲本雅裕(男優)特能保全委員会
村松克己(男優)特能保全委員会厚生省
大島蓉子(女優)町田敏枝
高杉亘(男優)ヘリのパイロット
石井愃一(男優)特能保全委員会文部省
飯田基祐(男優)自衛隊員
北山雅康(男優)
原作佐藤マコト「サトラレ」
脚本戸田山雅司
音楽渡辺俊幸
撮影藤石修
佐光朗(STEADICAM)
製作阿部秀司〔製作〕
鈴木敏夫
高井英幸
日本テレビ(『サトラレ』対策委員会)
ROBOT(『サトラレ』対策委員会)
東宝(『サトラレ』対策委員会)
森吉治予(『サトラレ』対策委員会スタッフ)
島谷能成(『サトラレ』対策委員会スタッフ)
スタジオジブリ(『サトラレ』対策委員会)(名義「スタジオカジノ」)
博報堂(『サトラレ』対策委員会)
プロデューサー奥田誠治
堀部徹
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給東宝
特撮白組(VFXユニット)
IMAGICA(VFXユニット)
ROBOT(VFXユニット)
渋谷紀世子(テクニカルディレクター/デジタルコンポジター)
美術部谷京子
松井祐一(特殊造形)
編集田口拓也
照明水野研一
川辺隆之(照明応援)
あらすじ
思っていることを周りの人々に思念で伝えてしまい、自分ではそれに気付かないという能力の持ち、しかも天才の<サトラレ>健一の元に国の「特脳保全委員会」の洋子が派遣されてきた。外科医を志した彼を保護するためにやってきた洋子が見たものは・・・。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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144.コミカルにテンポよく進んでいく前半に比べ、ヒューマン・ドラマ色が濃くなる後半はかなり大仰で、とりわけ終盤の手術シーンとそのあとの屋上で号泣するシーンとの、いわゆる“泣かせの二段重ね”はクドくて、手法としては頂けない。傑作になり損ねた作品という印象は拭えない。
ドラえもんさん 7点(2001-04-01 18:02:11)(良:2票)
143.《ネタバレ》 設定がユニークでいい。
冒頭はその設定を理解させるための説明セリフのオンパレードが気になったけど。
心の声が聞こえることから生じる悲喜劇がおもしろい。
前半はコメディタッチ、後半は祖母の病気でヒューマンドラマに。

精神科医の洋子は孤島で一人生きていたサトラレ1号と出会い、サトラレの本当の苦悩を思い知らされる。
それが洋子の健一への理解を深め、真の共感へとつながっていく。
八千草薫の優しいおばあさんはぴったりハマっていてホロっとくる。
健一を思いやる祖母と洋子の気持ちが周囲の心も動かす。

ありえない設定に違和感があるとリアリティのなさと予定調和が気になって最後まで受け付けないだろう。
だいたい人間の心はもっとどす黒いものも含んでいて、健一の心はしょせんはきれいごとにしか描けていない。
それでも、童話を楽しむように観るなら抵抗感なく作品世界に浸ることができる。
そうした意味で好き嫌いの分かれそうな作品。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-06-02 00:47:30)(良:1票)
142.《ネタバレ》 何より、サトラレに対してその意思が聞こえていないフリをして付き合って行くことが極めてアンフェアだと思いました。なので、きれい事でまとめようとしている流れに待ったを掛けたかったくらいです。サトラレが本当に存在しても、政府や周囲の対応があんなふうになるとは思えず、最後まで醒め気味でした。能力が尊重されても人格は無視されるサトラレに同情した鈴木京香のアクションは想像の範囲内だけど、感動の押し売りは想像を越えていましたね。サトラレであるかどうかに関わらず、孫のことなら何でも分かるという八千草薫のスタンスには、サトラレが社会に適応するヒントがあるように思えたのだけど、そこをすくい取らず流してしまったのが残念です。寺尾聰の役割が渋く、浮き足立った設定を辛うじて繋ぎとめていた感じでした。原作のことは知りませんが、他者に意思が伝わってしまう性質を自覚したサトラレの困惑に正面から取り組んで欲しかったです。無人島に置き去りでは、いくらなんでも…。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-01 23:41:22)(良:1票)
141.《ネタバレ》 これはずるい
何度観てもお祖母ちゃんの手術シーンは泣く
そこは攻められるとどうにもならん
初めて観たとき「ぐべばがべっぼげぼっ」って変な音出して泣いてたらしい
と未だに言われる
ひで太郎さん [DVD(邦画)] 8点(2008-08-11 18:47:54)(笑:1票)
140.《ネタバレ》 とてもSF的なストーリーでしたが、果たしてこの病が実在したとして実際はこの映画のような展開になるでしょうか?オレは多分ここまで腹黒い雰囲気にはならないと思います。だって、その人の考えがわかるんでしょう?誰が本当は何を考えてるかもわからない環境(←それが普通なんですが)に比べればよっぽどすっきりと生活できると思うんですが。個人的には、サトラレって実際いてほしいなぁとも思います。相手によっては腹の探り合いみたいなコミュニケーションを取らざるを得ないようなこの社会で、はっきりと相手が何を考えてるかわかるなんて、ある意味さっぱりしてて、簡単で、そっちのほうがよっぽどいい気がします。また、自分がサトラレでもいいかなとも考えます。その場合、自分がサトラレってことは知っておきたいですね。それでも自分の近くにいてくれる人がいれば、間違いなくその人は信用できると思うし。
あるマンガで、“病気は個性だ。真面目なやつ、ひょうきんなやつ、同じように病気のやつがいるだけなんだ。”と言っていたのを思い出しました。この映画もまさにそうだと感じました。“サトラレ”っていっても結局はその人の個性の一つであって、周りがそれを理解しさえすれば、映画のラストのように、変な特別扱いを受ける事もなくなるんです。むしろ「出来る限りサトラレの意志を尊重して・・・」とか言いながらその当人を半ば無理やりに製薬研究所に異動させようとする委員会の偉いさん達がサトラレになればいいのに。てゆーか、世の中みんなサトラレになればいいのに(笑)。非現実的ですが、本音や建前が全く必要ない、そういう世界に本気で憧れます。日本って本音と建前で持ってるような国ですから。正直すっごい疲れる時あります・・・。サトラレとは言わなくても、世界から本音と建前なんてものが消え去ってくれる事を願います☆
TANTOさん 9点(2005-02-21 11:44:20)(良:1票)
139.原作の功績とはいえ、題材がユニークで面白い。ものすごく不自然なはずなのに映画になっても自然に流す技はかなりのもの。恥ずかしいほどのストレートな心の叫びに、ありえなさを忘れて涙してしまう。コレにはちょっと泣きそうになったので、映画で泣けない私にとっては貴重な1本。
えいざっくさん [地上波(邦画)] 7点(2004-09-09 20:42:47)(良:1票)
138.泣ける。1回目みたときは9点の評価であった。2回目を妻と見たときは8点かなと思い直した。9点の作品は2回見てもやっぱり9点いいなあと思えないとね。とは言え、2回目もまあ泣けたからよしです。1ヶ月たった今。今思うにこの作品は7点ぐらいかなあと。やはり、点数は変わるもんです。 何度みたいか。1ヶ月後見てみたいか。そういうので判断しなおすと変わりますね。
なかがわさん 7点(2003-12-04 23:23:49)(笑:1票)
137.良い作品であることは認めるけど、もっと短く出来たでしょうコレ。特に孤島に住んでたサトラレと出会うシーンは必要無いと思います。ラストのお婆ちゃんごめんねシーンも最初は泣けるけど、だんだんしつこくなってきて一気に冷めてしまいました。う~ん惜しい。
終末婚さん 6点(2003-11-12 20:45:11)(良:1票)
136.主役の安藤君は抜擢ですね。澄んだ目が印象的でした。サトラレの周辺の人々の様子はやはり私も「トゥルーマンショー」とかぶりました。こっちのほうが遥かに好きですけどね。ラストあたりは見ている側を泣かせようとしているのが手に取るようにわかりますが、まんまとその罠にハマリ、オロオロ泣いておいて低点数は付けられないということで7点です。
未歩さん 7点(2003-07-05 20:14:30)(笑:1票)
135.超能力を持った主人公が普通の人間として生きていこうとしてできない、その葛藤とかを描いている点で、アメリカのX-MENとかとは違っててよろし。普通、そういうおかしな能力を持った人間が現れたら、隔離して化け物扱いするのが普通なのに、逆に保護しようとしている点でこの映画は新しいことをしている。まあ、これは原作の素晴らしさにあるのですが。途中、面白いシーンが何個もある。なかなか笑えるけど、要所要所でムードを出すことを忘れていない。ただ、この映画はようはサトラレが自分がサトラレであることを知ることが最大のテーマだと思うが、それには全く答えてない。2を作るつもりはないと思うのでちょっと残念。ラストのシーンは結構泣けるのだが、ちょっとしつこいですね。確かに。でも、まあいい映画なのではないかと思います。
えむおうさん 8点(2002-07-07 23:02:43)(良:1票)
134.私の第一印象も「トゥルーマン・ショー」(よりは良かったけど)。「思念が他人に伝わる」という設定のお陰で、掟破りにバンバン「ナレーション」が使用できるという解り易さ。更にサトラレ本人以外にも、鈴木京香の報告書等が頻繁にナレーションされる。そんな作る方も観る方も全く頭を使わないで済むナレーション説明映画と化してしまっていながら、最後は泣かされて誤魔化されてしまったような感じ。それに全体的にBGMが大仰でうるさいし(巻頭のアメリカ製戦争映画のパクリみたいな映像と音楽は必要なのか?)、脚本は凡庸の上、後半はクドい。しかし近年の邦画の中では、設定や映画的作り込みがかなりしっかりしているとは思いました。ということで、流した涙にも免じておまけの6点献上。
sayzinさん 6点(2002-06-06 00:09:22)(良:1票)
133.《ネタバレ》  『サトラレ』という設定以前に、一人の若き医師のドラマとして見応えがあり、わかりやすく面白いです。
 『サトラレ』という特異性に焦点を当てているため、その設定が活きるようなストーリー構成。つまりは、恋愛、家族、そして医療と政治、青春など複数の要素が絡み合っています。
 この作品は、『サトラレのコース料理』みたいな映画。一度にいろんな味を楽しめる反面、一つ一つのエピソードはどうしても薄味になってしまうというデメリットがあります。それぞれのエピソードの関連性がもう少し強ければ、一つのストーリーとしての完成度はより高くなり、共感度も強くなったかもしれません。
 また、ただでさえ多いエピソードに、『無人島でもう一人のサトラレと出会う』というエピソードの追加。個人的には、このエピソードはまるまる無くても良かったです。映画が冗長に感じてしまう一因を作ってしまっているだけではありません。そのまま放置してしまったことで、鑑賞後にしこりを残す原因にもなっています。
 テレビドラマは未見ですので、映画のみの評価になりますが、最後は泣きました。
 何回も同じフレーズばかり言うので、少々クドく感じましたが、それでも感動したことには変わりありません。
 一本の映画を見て、笑って、泣くことができた。
 つまりは、人の感情の琴線にふれる良い映画だったということです。
たきたてさん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-16 15:24:21)
132.サトラレという発想だけでよく頑張った。入り込めば切ないだろうが、これはもはやコメディでは。
なこちんさん [DVD(邦画)] 5点(2014-02-14 00:55:10)
131.冒頭「なんか『踊る大捜査線』みたいな雰囲気だなぁ」なんて思ってたら同じ監督だった(笑) 作品は…評判の高い作品だったので期待してしまっていたようだ。でも発想は面白かったです。情報知らずに見たらもっと評価上がってたかもね。漫画原作なんだそうですね。安藤政信さんが美しい。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-19 23:02:30)
130.《ネタバレ》 最初はコメディっぽかったのに、途中から急にシリアスになってしまったので、ついていけませんでした。無人島の人はあのままですか。
紫電さん [DVD(邦画)] 3点(2012-02-13 17:06:24)
129.設定は面白いのにテンポが悪かったり、演出が仰々しくてしらけてしまうことがしばしばあった。
この監督はテンプレ通りの音楽の使い方しかしないな・・・。
eurekaさん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-06 12:42:28)
128. 「サトラレ」という考え方を受け入れれば、この映画の世界に入り込めると思います。私は完全にはまってしまいました。 安藤政信と八千草薫の台詞には泣かされました。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-08-17 13:33:52)
127.《ネタバレ》 ラストは、泣かすためなら、なんだってやるぜ的な問答無用な手口。
でも、泣いてしまったんだから負けを認める(なんの??)しかない。

バニーボーイさん [地上波(邦画)] 8点(2011-03-10 01:53:19)
126.設定に無理がありすぎるなあ~って思って見てたのが序盤の30分。中盤のラブコメ的な話から急速に面白くなってきた。そしてあの終盤の展開にはホロッときましたよ。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 7点(2011-03-08 13:52:57)
125.《ネタバレ》 この設定は面白いはずですよね。最後は号泣しちゃいました。ちょっとノセラレタ感は否めませんが。
ろにまささん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-26 00:02:28)
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【点数情報】

Review人数 144人
平均点数 6.38点
021.39%
121.39%
200.00%
3106.94%
496.25%
5149.72%
63222.22%
73121.53%
82819.44%
9128.33%
1042.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.42点 Review7人
4 音楽評価 6.33点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review5人
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