8.《ネタバレ》 「チンプイ」も小学生の頃に好きでよく見ていた(確か裏番組が「ジャングル大帝」だったっけ。)ので久しぶりに見るこの劇場版も懐かしく見た。「チンプイ」は小学生の女の子であるエリがある日突然マール星のルルロフ殿下のお妃候補になってしまうというものだが、本作ではそのマール星でエリの伝記映画が作られることになるというストーリーで、言ってみれば映画撮影の舞台裏を描いた内容になっていて、そのおかげか思い出補正を抜きにして楽しむことができた。中盤あたりのエリの家にやって来たリリンが彼女と入れ替わる展開も面白かった(食事を終えたリリンがエリと入れ替わり、エリが食事を始めるシーンに爆笑。)が、やはり興味深いのはメインとなる映画撮影の部分で、ピルーカス監督はそのこだわり様とチンプイのセリフから名匠監督なのかとつい推察してしまうのは子供の頃ならなかったことだと思うし、映画監督(に限った話ではないが)はその映画の脚本がどんなに駄作でも情熱を持って取り組むという姿勢がこのピルーカス監督を通してよく描かれているし、撮影中の事故でリリンが負傷したとき、映画製作に反対していたエリがリリンの家族からの手紙を見て、自ら代役を買って出るシーンは感動的であるだけでなく、どんな映画でもそれを楽しみに待っている人がいることをも描いているのは作り手となる本郷みつる監督以下スタッフもそういう気持ちを持って作っているのだということが分かるし、何よりスタッフの映画愛が感じられるシーンとなっていて、とても良かった。こういうの好きだなぁ。(2023年3月18日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 8点(2005-08-31 16:20:13) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 ドラえもん映画の併映って良作が多い。 ポップなSF要素満載でかつちょっと人情味も入っていてうまく作られていると感心しました。40分でうまいなあ・・・・。 思い出補正抜きで楽しめました。 まぁチンプイの設定を知らなかったら厳しいかも・・・。 【CBパークビュー】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-04-07 01:41:15) |
6.相変わらずエリさまはパンツ見せすぎ。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、意外と感動的な物語になってて良かったですよ。 どんなに糞映画でも、それに情熱を傾けて頑張ってる人も居るんですね。 ラストのオチには意表を突かれてしまいました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-03 14:42:49) |
5.この映画で蜃気楼のことを初めて知った。砂漠の中に街のセットを丸々作るのはどうかと思うが・・・ 【こまごま】さん [地上波(邦画)] 6点(2006-12-29 23:45:51) |
4.おそらく再見。ちょっとエリちゃんが我儘すぎるかなと。それに比べてリリンの可憐さがいい。最後の王子様役は内木くんの出番かとおもわれたが、チンプイをもってくるとこなんかはよかった。なぜかリリン役の岡本麻弥さんがクレジットされてないのが不思議。 【バカ王子】さん 5点(2004-05-19 01:02:54) |
3.謎の生物の造型をしているチンプイももちろん印象的だが、やはりインパクトが強いのはワンダユウ爺さんだろう。まるっきり犬の風貌でエリさまをあれこれ誘惑するその的外れっぷりが面白い。愉快なキャラクター陣は、藤子・F・不二雄ならではのものだった。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2003-12-01 14:27:53) |
2.懐かしいなぁ。これ見たのいつだったかなぁ?そう、たしかテレビシリーズも見てた。ワンダユウ爺さんのキャラ好きだったなぁ。エリちゃんの代役の子、なんていったっけ?あの子とエリちゃんが交代で晩ご飯を食べる時のお父さんが唖然とした顔で言う台詞「ママ、お手伝いもいいけど、させ過ぎない方がいいな」面白かったなぁ。 |
1.《ネタバレ》 原作を読む前にTVアニメシリーズから見たクチですが、これが結構ハマッて当時観てました。マール星からやって来たチンプイが、お妃候補・エリちゃんの為に魔法ならぬ“科法”でアレコレやってくれる。「ワンダユウ~」のセリフで登場するワンダユウさん(声:八奈見乗児)の声が今でも脳裏に焼き付いています。女の子が主人公の為、藤子先生も意識して描いていましたね。見えない王子様と、内木翔の三角関係の要素もちゃんと盛り込んでいます。…にしても、マール星王室のやる事はスゴイ。エリの住む街をそっくりに造ってエリの伝記映画なるものを創ろうだなんて。TVシリーズを好んで観ていた自分には、まァそれなりに楽しめる映画でしたがストーリーが単調で地味でしたかね…。 【_】さん 4点(2003-11-03 20:27:11) |