25.なんという低評価・・・。 ヨシノガリという設定勝負のほのぼのコメディですが、何故、こんなに絶賛かと言われても困ります。特別良いというより、とりたてて悪いところが見当たらないんです。 ストーリー、キャラクター、テンポ、笑い、ほのかな感動、全てがフィットしていて心地よいんです。 なにより面白かったのは小学生同士の会話。誰もが一度はしたような、性への興味、好きな子の話、責任のなすりつけあい等など、どれを見ても笑いとノスタルジーがいりまじった温かい気持ちになれます。そして、理不尽な大人達への疑問から対決をテーマとして、皆と同じでいいのか?という日本人全体へのなげかけ(おおげさ)も感じつつ、なんとなく上質のコメディとなっていると思います。まぁ、もたいまさこは反則な気もしますが。この雰囲気にのれれば楽しめるとは思うんですが、いかかでしょう。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-07-15 17:29:43) (良:1票) |
24.やけに評価が低いですけど、私もそんなに悪い作品だとは思いません。一見、唯のノスタルジックな少年の成長モノですが、物語のバックグラウンドは普遍的で深い。閉鎖的で排他的でありながら、土着の文化と外来文化を融合させて独自の伝統を作り上げる融通性を持ち、他人と同じ髪型にすることを疑問に思わない平和な村…。これ即ち、日本そのものです。現在の日本が髪形も服装も自由な国だと思ったら大間違い。サラリーマンはスーツを着込み、学校は制服の可愛さで偏差値が決まり、渋谷にたむろする阿呆共は揃いの化粧とファッション。ユニクロのフリースが年間1,200万枚売れ、今や茶髪じゃない女の子は希少種。誰に強制されるでもなく、この状況です。我々は本作の村人達を決して笑えませんよ、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-28 00:03:28) (良:1票) |
23.主人公のキャラクターには共感できませんが、そこそこのコメディドラマでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-10 11:26:05) |
22.設定は「フットルース」のパクリですけど、伊豆松崎の風景もよかったですし、少年たちの演技も小学生らしい葛藤を感じさせるものがありよかった。でも髪型(ファッション)が題材ではやはりリズム・テンポの点で音楽には負けるので、「フットルース」比べてしまうと疾走感に欠けるかな。爽快感はあるけど。最後は学校男子全員が髪型変えて踊りだすのかと思ったけど、流石にそこまではやらなかったか。あの抑えの効いた静かな終わり方は邦画らしくてよかった。 |
21.《ネタバレ》 なんかこういうの観たなと思ったら、フットルースやん!そういや、転校生の子ケビンベーコンに似てたな。なんかこういうの観たなと思ったらスタンドバイミーやん!そういや転校生の子リバーフェニックスに似てたな。 |
20.《ネタバレ》 妻投稿■■旦那は服装や髪形、要は他人にどう思われるかという点において興味がないため、1000円の散髪屋に行っても「サラリーマン風」としか言ったことがないらしく、吉野刈りだろうと吉野ヶ里だろうと、それで自由だの人権だのにアプローチする原理が理解出来ないようで(よって「バーバー」という単語も理解できず、「ババア吉野」と間違ってました)。■■でも「てめーみたいな奴に●●する権利はない」という言葉は旦那(および他の自閉症者)は散々言われ続けてきた言葉なんですよね。「お前は幸せになる権利はない」とか「お前は俺の暴力を拒否する権利はない」とか・・・。でも彼は私と結婚してルームシェアまで作ってとりあえず普通とは違うけど他人(行政含む)のすねをかじらない生活を手に入れました。これは「誰から許されて」やったわけではなく「やっちゃった」事なんです。■■この映画が風刺していることは、自分の行動が「共同体に許されている」という事を求める日本人の特性ではないでしょうか。【sayzin】さんもおっしゃっていますが、日本は決して服装は自由な国ではないです。そうした中で、もたいまさこと子どもと街の人がほぼ平等に滑稽に思えるのは、「自分の権利や主張が通る」事ではなく「相手に許して認めてもらう」事を実はお互い求めている(そしてそれが上手くいっていない)からなんだと思います。自分の権利や主張が通るという事はそれで少なからず相手が困ること。憎みあい軽蔑されあうのは当たり前。いいじゃんそれで。今の社会はそうした一面を見ようとしないからね。 【はち-ご=】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-30 17:58:17) |
19.子役たちがとても生き生きしています。こういうデフォルメされた明るい不条理劇って好きです。我が家のわきにも有線放送のスピーカーがあって、巨大な音量で、どうでもいいことを、しょっちゅう長々と放送しています。頭がおかしくなりそうですが、これを聞かされるたびに「バーバー吉野」を思い出します。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-04-20 05:25:36) |
18.この作品のどこがコメディなのかよくわからない。 滑稽な髪型をしているからコメディなのだろうか? 物語としても着地点が見えてこない印象で、結局何が言いたかったのかはっきりしない。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-04-26 20:27:36) |
17.ほのぼのとしてなかなか好きです。風刺と取れないこともないけど、むしろ「あー、あったあった」みたいな子供の頃の描写が面白かったです。もたいまさこの存在感がすごい。先生も良かったけど。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-27 22:41:36) |
16.本作の面白さは何といっても吉野刈りのビジュアル・インパクトに尽きます。それに比べたら物語自体は特に印象に残るモノでもなく、子供を主人公にした物語によくある「ひと夏の冒険(+ちょっとした反抗)の物語」といったところ。だいたい、もたいまさこの言うとおり、ガキのくせに権利だの自由だのと「フザケたことぬかすな!」ですよ、本当に。それを逆手に、責任と義務を放棄して自由と権利だけを享受しようとする甘ったれた最近のガキ共を一喝する内容だったら、それはそれで面白かったと思いますが…。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-08 22:27:46) |
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15.町の男の子はみんな同じ髪形というアイデアのみの作品。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 1点(2007-10-08 22:48:27) |
14.《ネタバレ》 隣町の女子高生にかわいいと撫でられるのだから吉野刈りも悪くない。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-10-08 09:51:57) |
【魚】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-20 02:44:39) |
12.《ネタバレ》 この監督ならではの空気感満載。やっぱり「そーゆー雰囲気」を大切にした映画ですね。ただ、後年の作である「かもめ食堂」に比べると、「空気感」も徹底的ではないし、演出や表現に稚拙な部分が多いんですが、それが逆にいい感じになっていると思います。完成度はイマイチだけど、味があっていいなぁ。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-08 00:20:07) |
11.内容はそんなでもないんだけどあの髪型が・・・オープニングもよかったな 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-02 18:18:05) |
10.皆変な頭にされる地区、宗教団体みたい。内容はのんびりでちょっと少女漫画チック。 【Vanilla】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-11-25 18:30:54) |
9.《ネタバレ》 ひと言で言っちゃえば小学生版「フットルース」。都会からやってきた一人の少年が封建的な田舎の町に波乱を呼ぶという。でも、なんて愛らしい映画なんでしょ。なんとなく大人を意識し始めた子供達の、ベタなエピソード(ありゃ、今の子供って言うより私くらいの世代の感覚ですけどね。昭和40年代の子供感覚)が懐かしく楽しく。伝統を重んじる、風土を愛する、っていう古い日本人気質と、子供の自立心との対立の物語なんですが、その両方をきっちり大切にしているのが見てとれて、一体どっち側にオチを付けるんだろう?っていう不安を払拭してくれたラストシーンに、素直に良かったね、と思いました。まあ、現実的ではありません。今時、そんなコトないよ!ってファンタジーです。でも、町の子供達がみんな同じ髪型をしている、ってヘンな発想を、ほのぼのとした笑いと情緒で良質な子供映画に仕上げた感じがステキでした。最近の日本映画界は子供向けというとアニメばっかなんですけど、もっともっとこういう実写作品が出て来て欲しいところです。って、これミニシアター系で、子供向けってワケじゃないのかな? 【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-01 01:41:48) |
8.《ネタバレ》 これは何ともユニークな映画ですな。ちょっと『スタンド・バイ・ミー』的な少年たちの友情ノスタルジックに上手いこと乗せられた感はあるけど、“吉野刈り”に反旗を翻す少年たちとそれを阻む大人との戦いがユーモラスで面白かったです。子供たちの前に立ちはだかる抵抗勢力のおばちゃんも悪役としては魅力十分!世界観も古くから町に伝わる言い伝えやそこに住む住民など、「如何にも本当にこんな町がありそう」というリアリティがあって良かったです。ただいくら思春期の子の物語とは言え、やたらと話をエロ本や下ネタに持っていくのはちょっと下品な印象を受けました。程々にやっておけば良い刺激にもなるのですが…。それからお姉ちゃんのエピソードが期待させただけで結局何にも展開しなかったのも残念、本人は自己解決しているみたいなのでそれはそれで構わないのですが、観客としてはちょっと納得が行かない気がしますね。それでもこの素朴な空間、緩やかなリズム。一風変わったユーモアとなかなか心地良かったです。監督がフィンランドで撮った新作『かもめ食堂』も観てみたいです。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-25 19:31:29) |
7.ほのぼの映画。点数低くてちょっとびっくり。加藤ローサが好きな映画に挙げていたので見てみましたが感想としては良くもなく悪くもなく。でもこの映画の最初に浮かぶタイトルの活字とか音楽とか町並み情景の雰囲気、味、人の表情などの、のほほんとしたところはとても好きです。和製スタンド・バイ・ミーと謳ってますが、そう思わせるのはちょっとのシーンだけでしたね。ラストのオチがなかなかよかったです。 【未歩】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-14 12:49:04) |
6.《ネタバレ》 みなさんの評価はあまりよくないですが私はこういうの好きですよ。ありきたりだし、ありえないし、ひっかかる点や腑に落ちない点はいくつもありましたが、子どもの素直さに何か感じるものがありました。小学校のときクラスの男子がエロ雑誌を隠しもっていたことを思い出しましたし。。。笑 やっぱ小学生はガキンチョだなぁとほほえましく観れる方にはオススメしたいです 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-06 15:16:28) |