41.制作者に告ぐ。『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の成功はひとまず忘れなさい。「大人の鑑賞に堪えうる」とか、「映画ファンを喜ばそう」とか余計なことはあまり考えないで、劇場では子供たちがどこで爆笑し、どこで喝采を送っているかをもう一度よーくその目で確認して欲しい。なぜなら、未来が子供たちのものであるように、『クレしん』もまた子供たちのものなのだから。 【なるせたろう】さん 6点(2004-05-07 18:12:04) (良:2票) |
40.《ネタバレ》 【レビュー及び点数変更】すいません、じっくり考えて、映画の捉え方が変わりましたので、ちょいと変更です。思ったのですが、この映画の舞台となる世界は「西部劇」ではなくて、メル・ブルックスの『サイレント・ムービー』のような、『夕陽のカスカベボーイズ』という名の映画内映画だったのでは?と思い直しました。最初から、かすかべ防衛隊が主役である事は必然だった、パンツの発明も変身も予定されていた事、予め用意されたレールの上を走っただけだった、と。じゃ、何故映画館と映画がみんなを引き込んだのか?と言えば、それは「かすかべ防衛隊が大活躍する映画が見たかったから」。これって、つまり、『クレヨンしんちゃん』映画についての映画、というロジックが組み込まれていたのでは? そう考えると水島監督って、結構したたかな人かも。最後に、じゃあ、つばきちゃんの存在が象徴しているモノは? うーん、吹雪丸やトッペマやチャコや廉ちゃん等、映画版ヒロイン達の象徴のようでもあり、だけど、いつも『クレヨンしんちゃん』映画でしんちゃんの活躍を楽しみにしている観客の象徴なのかもしれません。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2004-05-02 19:27:52) (良:2票) |
39.どんどん私の好きなクレしんワールドから離れていく。 【王様】さん 2点(2004-06-06 02:19:39) (笑:1票) |
38.相変わらず子供向けを意識しない作りは好感が持てます(笑)昔のアニメも名作と言われるモノは子供に媚びることなく大人達がやりたいようにやっていた作品なんじゃないかなと。子供心にアニメを通して大人の世界を感じるとでもいうのでしょうか。ただ、今作は途中でオチ(解決法やヒロインの正体)が読めてしまったのでもうひとひねり欲しかったところですが、それをやってしまうと完全に子供がついてこれなくなってしまいますからね。そういったジレンマを見たような気もしました。 【BAN/】さん 8点(2004-05-10 15:15:01) (良:1票) |
37.友人とNO PLAN目当てで見に行きました(笑)登場シーンでもう叫びまくってしまいました。ウッチャンは似てました!大竹…とか…似てなかったけど、でもしゃーわせですvvvしかもしかも!!!ユル・ブリンナーとかいましたよ!!?えええ!?ビックリしたぁ!!他にも色んな超大物俳優がいて、もう劇場で一人で大絶叫でした(←大迷惑。)映画冥利に尽きる後半でしたvv話の内容は…戦国アッパレの時のような感動を期待してしまったせいか、ん~?ってカンジでしたし、カスカベボーイズの変身シーンなんかは友人と「ええええええ」って言いまくりでしたが、NO PLANと某俳優たちに8点を捧げますvvでも話的には5点かな(辛) 【Ronny】さん 8点(2004-04-30 16:23:52) (笑:1票) |
36.《ネタバレ》 これはクレヨンしんちゃんの劇場版の中でも個人的にはイマイチな感じでした。劇場版クレヨンしんちゃんに求めている要素があまり見受けられませんでした。冒頭の鬼ごっこがピークでしょう。幼稚園児の高度な遊びに感嘆です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-03-23 21:26:48) |
35.《ネタバレ》 劇場版シリーズ第12作。「雲黒斎の野望」と「アッパレ!戦国大合戦」の2本で時代劇をやっている劇場版シリーズだが、それに対して今回は西部劇になっているのは理にかなっていて、前2作のようなタイムスリップという要素を使わず、さびれた映画館で上映中の映画の中に入り込むという「カイロの紫のバラ」や「ラスト・アクション・ヒーロー」で用いられた手法を使うことで違いを出している。なので、作中の西部劇の世界はあくまで映画の中の世界ということで、「アッパレ!戦国大合戦」のようなリアル路線でなくてもそんなに気にならないし、逆に映画の中だから何でもありという荒唐無稽さが楽しく、とくに終盤のたたみかけるようなアクションはいかにも劇場版「クレヨンしんちゃん」らしい躍動感があって圧巻だった。そんな終盤とは違って前半は舞台となる西部劇映画の世界での日常を淡々と描いていて、この部分が冗長という意見もあるのだが、とくにそうは感じずに見れた。映画の世界でしんのすけ以外のカスカベ防衛隊の面々が現実世界の記憶を失って映画の世界の住人として生活している中、ボーちゃんだけは完全に映画の世界に染まらずにいるというのがなんかボーちゃんらしくていい。馬で引きずられる老人や、しんのすけとみさえが気絶するまで暴行されるなどバイオレンス度が高めなのは子供も見る映画としてはどうかと思うものの、このシリーズは監督の作風や趣味・嗜好がもろに出るので、水島努監督のそれが出た結果なのだと思えば一応理解はできる。今回登場する悪役である知事の名前がジャスティス・ラブというのがなかなかだし、声を演じているのが小林清志というのもなにかこだわりを感じる。声と言えばチョイ役で登場する荒野の七人。セリフのある三人は実際に「荒野の七人」の吹き替え版で同じ役を演じていた小林修、内海賢二、大塚周夫の三人を起用しているのも「クレヨンしんちゃん」らしいところだが、ジャスティスの部下である保安隊隊長と副隊長の声を演じているのが二人とも「ターミネーター」1作目のDVDと最初のテレビ放送版でそれぞれT800の吹き替えを演じていた声優(玄田哲章と大友龍三郎。)というのもツボだった。今回のしんのすけは中学生くらいのヒロイン・つばきに恋をするというのが新鮮なのだが、ここはもうちょっと突っ込んでほしかったかな。それでも、映画が終わって消えてしまったつばきを必死にさがすラストのしんのすけの姿には思わずうるっとさせられた。このラストを見てそれこそ「カイロの紫のバラ」のラストを思い出したのだが、このラストを見てやはり本作は西部劇よりも映画そのものを題材にしているのだとあらためて感じることができた。「オトナ帝国の逆襲」と「戦国大合戦」がすごすぎて逆に本作以降の劇場版シリーズに興味が持てなかった(「栄光のヤキニクロード」はこの二つの間で鑑賞済。)のだが、本作を見てやっぱり劇場版「クレヨンしんちゃん」は面白いと思った。また劇場版シリーズを少しづつ見ていきたい。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 8点(2019-04-19 00:29:37) |
34.《ネタバレ》 面白かったし感動して泣いたけど、子ども向けの派手なアクションと大人向けの世界観が噛み合ってなかったような…。 子どもが見て楽しいかはかなり疑問が残る(「オトナ帝国」はそのあたりのバランスがとてもよかったのだと気付いた) みさえがボスの前で歌って笑われる場面は敵を悪くさせるためとはいえ見ていて辛い。 このシナリオなら博士とマイクの役割はひとまとめにして、椿としんのすけの交流を増やして椿の魅力を見せて欲しかった。 芸人(内村)とのコラボしてる尺があるならするべきことがあるだろうと。 最後、汽車に乗って走るのが「敷かれたレールを進む」というメタファーとして上手くできている。 映画メタとしてはよく出来ている気がしたが、映画にいる間は時間が止まっており、現実に回帰すると 映画の世界など忘れてしまうというかなり自虐的な構成になっていた。 椿とシロが同一人物かについて監督は一応否定しているらしいが、そうとも解釈できる作りになっていていい。 【Donatello】さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-07-25 10:58:29) |
33.《ネタバレ》 映画の中に入り込んで帰れないというのは元ネタは知らないが面白いと思った。ただ全体的に説明不足で、なぜあんな現象が起きてしまったのか、なぜボスは「あれ」を封印できたのか、あの巨大ロボットはなんのために誰が作ったのか、なぜ映画の中に人間に協力的な人たちがいるのか、なぜ映画館が無人なのか、あの後映画の登場人物はあの後どうなってしまったのか、家をかなり長期あけていたのになぜシロは無事なのかなどなど、説明があってもよさそうなことについて全く説明がないのでなにか食い足りない。春日部防衛隊はいくらなんでもやりすぎ。 【空耳】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-05-15 04:13:02) |
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31.《ネタバレ》 序盤は展開が遅いんだけれど、西部劇のシビアな世界や記憶を失っていく恐怖をじっく り描きながら、ほどよく笑いを入れながらも、いい意味での閉塞感とを生み出していたと思う。このバランス感覚は見事。 後半からは、今までタメていたものをすべて解き放ち、なんでもありな超スペクタクル展開に! ヒーローVS悪者のロボット。傍らには走る列車。銃撃戦の大乱闘。これは楽しい!! 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-10-26 10:48:53) |
30.《ネタバレ》 あまり盛り上がりもワクワク感もない序盤。最初はちょっと心配だったかも。。 だけど大暴れする後半のはじけ具合はとても良かった。 ヒロインの女の子が映画の世界の娘ってこともあるんだろうけど、いまいちどういう立場でその世界に存在しているのかが不明確。しんちゃんにとって大切な存在であるのであれば、もっともっと存在する理由ってのがあればよかったのにな。これじゃただのNPCじゃないか。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-05-30 12:55:52) |
29.終盤は圧巻。なんでもありのスーパーカスカベ隊。そのぶっ飛び具合自体も気持ちいいが、何よりもこれが「映画の世界」の中だからこその「自由」という設定が嬉しい。しかしこの天晴れな終盤以前が「自由」とは裏腹な実に閉塞的なものとなっている。だからこその終盤の開放感痛快感ともいえるんだけど、それにしたって長いよ、つまらん時間帯が。ギャグも精彩を欠く。登場人物たちの行動規範がいまいちはっきりしないのもいただけない。「映画を完成させたい」のではなく「春日部に帰りたい」のだろうけど、日々春日部を忘れてゆく中でなぜそれほど帰ることに拘ろうとするのか。そこに明確な理由が欲しい。なんのために戦うのか。すてきなおねいさんがこっちにいないからでもいい。そこを常に起点としてお話が進まなきゃ。あと『荒野の七人』のメンバーが同じ声優と共に出てくるのはいいけど、もうちょっと活躍してもらわんと一部の大人に向けたただのサービスカットで終わっちゃってる。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-22 15:00:53) |
28.《ネタバレ》 完成されない映画に引き込まれるという基本設定、そして場末のカスカベ座の不思議な雰囲気、西部劇の舞台、荒野・・・。全体に漂う乾いた雰囲気や世界観が、かなり気に入ってます! 向こうの世界にだんだん慣れて住人になっていく様子、実はかなり大人向けな内容なのでは? スター願望のあるみさえ、「いい子」でいることに疲れてそうな風間くん、好きなネネちゃんと暮らすマサオくん、独自の価値観で俗世間に染まらないボオちゃんなど、日常の世界で抑圧されていた憧れや願望が現実化し、閉ざされた世界でありながらも、ある意味、自分らしく生きる様子に、共感めいたものを感じた人も多いと思います。話の中では「帰りたくない!」を「それは本音じゃない」と扱われていますが、強がりではなく、心からの叫びのように思えます。(本音にしちゃうと、後半のカスカベ防衛隊の活躍につなげるのに面倒なことになるから?) ヒーローに変身してからはいつものしんちゃん映画でしたが、もとの世界に戻ってきてからも、なぜ映画の中に入ってしまったのか、その意味は謎のまま。それは、ラストのひろしの行動にも表れていましたね。最後、みんなで帰ろうとした時、ひろしが「あっ、そういや何でこんなことに・・・?」と言いたげな表情で誰もいなくなった館内を振り返りますが、「まぁ、いいか・・・」とドアを閉めて、暗転終幕・・・。序盤の強制労働させられているシーンで、ひろしとマイクが「“映画”が、我々を呼んだのでは?」という会話があり、「でも何のために?」の答えは結局見つからず、それがラストシーンのひろしの表情につながっているのだと思います。 最後、ひろしがもう笑っていないのは「戻ってきたこの世界には、さっきよりももっとキビシイ“逃げ場のない現実”が待っている。」という大人向けのブラックなメッセージ、謎を解決しないことで「この話にはまだ続きがある」的なニュアンスを匂わせるなど、「謎も解けてスッキリ」という子供映画とは違う、大人向けの後味を残したかったのかも。(子ども向けのアニメ映画なら、しんちゃんがシロと再会して「めでたしめでたし」で終わっているんでしょう) ただ、芸人たちが出てくるシーンは、大人の事情が見え隠れして興ざめ。エンディングのひどい歌には怒りすら覚えました。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-11 00:11:48) |
27.《ネタバレ》 暴力描写ひいた クレしんでこれはないわ 【どちて坊や】さん [DVD(吹替)] 3点(2010-12-17 16:12:35) |
26.カスカベ防衛隊、ファイヤーッ!! エンディングの出来はクレしん映画で1、2を争う出来! 【bolody】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-07 09:59:13) |
25.《ネタバレ》 前2作と『ヘンダーランド』を含むクレシン映画四天王の一角(個人的にですが)。映画の中に閉じ込められるという設定は古いですが、タイムトラベルにパラレルワールド、魔法世界に秘境と行く所が無くなってきた次の舞台として全然あり。 とにかく、終始大好きなかすかべ防衛隊が出ずっぱりと言うのも嬉しい内容。ストーリーも敵(?)の世界の中で間接的にジワジワと責められる(少しずつ現実世界の記憶が失われていく)所は結構怖かったですね。 所々クスリとさせられるところもありますが、中盤は少し飽きが来ました。カザマ君が敵側と言うのも面白いですが心が痛みました。 しかし5人が変身してからの展開はもう圧巻。視聴者のこれまでのうっぷんを晴らすような大激戦。今までの作品では活躍こそしても最後のおいしい所には絡めなかったカザマ君達も今回はガッツリ美味しい所が用意されています。魅せ方も良く、最後の空を気持ち良さそうに飛んでる5人を見ているとコッチまで楽しい気分になりました。 演出に関しても、ボスの攻撃を受けてしんのすけ達は傷付きます(流石に血は出ませんが)。こういった子供が活躍する作品は理不尽なほど彼らが無敵過ぎに描かれる傾向がある気がして、まぁ『子供が暴力を振われる映画』とか言って『ピーチク騒ぐ・トンマな・アホ共』に目を付けられちゃ困るという気持ちはわかりますが、私としてはそういうのは詰らないと感じるので、本作のように攻撃を受けてボロボロになった方が『ガンバレ!!』と言うように気合が入るので、あえてそういった避難上等で描いてくれたことに感謝。 西部劇に関しては、ただ今まで行ったことのない世界を舞台にしたかっただけらしく特に意味はありません。所々のご都合主義も『映画だから』で納得。 最後の出口落ちは良かったですね『ああ~~っ』と唸りました。 ヒロインで言っても、つばきちゃんは全作品通してもカワイイ部類に入ると思います・・・・・やっぱシロなのかな? この映画に関しては、前2作と違いクレシンを見ていて、なおかつかすかべ防衛隊が大好きな人じゃないと楽しみ半減ですね(なので私はドストライクでした)。 とにもかくにも良い作品。最初の20分くらい見て詰らないと感じてもあと40分頑張りましょう。そっからがこの話のメインです!! 【ムラン】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-11-07 11:18:15) |
24.《ネタバレ》 みさえが本気で笑われるシーン、鞭で打たれて、声だけ聞こえるシーンなどが長くて気になった。西部劇も特別関係なかったですね。何度も見れないかも? 【spputn】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-04-25 12:55:12) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-29 20:00:08) |
22.リアル鬼ごっこと、焼きおにぎりで大笑いしてしまいました。それにしてもひろしはよく股間を打っているような・・・大丈夫かな?少し心配。NO PLANの唄でつばきちゃんとしんちゃんがダンスをするエンディングは、クレしんNo1エンディングです 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-30 23:13:54) |