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(レビュー・クチコミ)
犯罪河岸
[ハンザイカシ]
Quay of the Goldsmiths
(Quai des Orfèvres)
1947年
【
仏
】
上映時間:105分
平均点:
7.00
/
10
点
(Review 5人)
(点数分布表示)
公開開始日(1949-07-05)
(
ドラマ
・
サスペンス
・
モノクロ映画
・
犯罪もの
・
ミステリー
・
刑事もの
・
音楽もの
)
新規登録(2004-10-26)【
へちょちょ
】さん
タイトル情報更新(2024-08-27)【
にじばぶ
】さん
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監督
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
キャスト
ルイ・ジューヴェ
(男優)
アントワーヌ警部
シュジー・ドレール
(女優)
歌姫ジェニィ
ベルナール・ブリエ
(男優)
ピアノ弾きモーリス
ピエール・ラルケ
(男優)
タクシー運転手ルフォール
原作
スタニスラス=アンドレ・ステーマン
「正当防衛」
脚本
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影
アルマン・ティラール
配給
新外映配給
東宝
美術
マックス・ドゥ-イ
セット
あらすじ
夫のモーリスは、妻であるジェニィの浮気を疑い、浮気の現場に足を運んだ。しかし、そこにはその浮気相手の死体が横たわっていた。後に、モーリスはジェニィから、「殴って殺した」と告白を受ける。モーリスはジェニィが警察に捕まるのを防ごうと企てるが・・・
【
にじばぶ
】さん(2010-10-23)
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5.
「恐怖の報酬」の監督&ルイ・ジューヴェ出演という事で映画館のはしごをして鑑賞。ジェニィの華のあるパフォーマンスに見惚れ、モーリスのどことなしの屈折感に見入る。お待ちかねのルイ・ジューヴェ演ずる警部は、先に観たマクラウド刑事のような、コロンボ警部のような強烈なキャラクターで存在感ありまくり。追い詰められた3人の運命や如何に! 手に汗握った身にとって、「ヘッ?」椅子からずり落ちそうな結末に、これでいいのかよくないのか考えさせられました。
【
The Grey Heron
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2019-01-13 23:15:50)
4.
《ネタバレ》
「フランス版フィルム・ノワール」なる呼称自体が奇妙ということになるが、モノクロの美しさ、殺人理由のリアルな偶発的些末さ、遊び心のある重厚さ、つまり立派な「フィルム・ノワール」作品である。
【
ひと3
】
さん
[ビデオ(字幕)]
7点
(2015-11-02 10:32:13)
3.
《ネタバレ》
前半と後半で作風が一変する中でそれぞれの人間の嫌な部分、妻が犯人だと思って庇う気弱な亭主とそいつが犯人だとばかりに決め付けて取り調べを行なう警察とのやりとりの中に取り調べる側と調べられる側のお互いの立場を描くその画き方が人間が如何に自分が一番であるとばかり言わんかのようである。サスペンス映画なんだけどその中に人間の醜さ、愚かさまでも同時に描くこの監督、アンリ=ジョルジュ・クルーゾーという人物の人間的観察の鋭さには本当に毎度ながら感心させられる。それにしてもあの刑事の態度を見ているとやはり警察という職業の持っている普通の一般市民とは違う部分が浮かび上がってくる。相変わらずこの監督の描く人間臭い男達と女達の強さと弱さ、そういう所を上手く見せる演出の素晴らしさをここでも感じることが出来る。個人的好みという意味からしたら同じ監督の他の作品に比べての7点ですが、それでも最近の映画ではなかなか味わえない良さがこの映画でも感じられた。この監督さん、外れが1つもないような気がする。
【
青観
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2012-01-17 21:56:54)
2.
謎解きサスペンスで、少々苦手なジャンルの作品だった。
ところどころよく理解できないところもあり、そういった意味でも消化不良だった。
話としてはテンポも良く、飽きさせないので、こういった謎解きモノが好きな人は楽しめるに違いない。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(字幕)]
5点
(2010-10-23 00:40:51)
1.
《ネタバレ》
アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの名が(ヴェネチア映画祭監督賞に輝いたコトで)世界に知れ渡る嚆矢となった記念すべきミステリの秀作。「アスファルト・ジャングル」や「現金に手を出すな」、「探偵物語(1951)」等のコメントでも繰り返し述べたコトではあるが、今一度ハッキリと言わせてもらう。世に傑作と謳われる作品の共通項とは”手抜きのない緻密な描写”と、主役は当然としてホンの端役に至るまで”登場キャラクターが活写されている”の二点に集約される!と。本作の場合で言えば、ルイ・ジューヴェ扮するアントワーヌ警部の凄みだけでお腹一杯になりそうな感じであるにも拘らず、犯行現場付近で怪しい客を拾うタクシー運転手や容疑者夫婦が住むアパートのお人好しな管理人、容疑者夫婦の職場である猥雑な寄席の裏方たち、事件の特ダネを鵜の目鷹の目で狙う出待ちの新聞記者連中までもが活き活きと描写されており正に圧巻。しかも短いショットの切り返しの中で全くテンポを淀ませずに、である。一つの殺人事件の犯行現場に三人の男女が別々に入り乱れた為に思わぬ混乱を来す捜査陣にあって、ギョロッとした鋭い眼光としわがれた声のキレ者・アントワーヌ警部は一歩一歩確実に真相に迫ってゆく。一見、作りとしては(コロンボでおなじみの)倒叙推理モノの系列に属しているかのようだが、終幕の意外な”どんでん返し”によって実は観客もクルーゾー監督に一杯食わされていたコトに気付かされる巧妙な仕掛けが何ともニクイ。原作は(同監督の「犯人は21番に住む」と同じ)スタニスラス=アンドレ・ステーマンの「正当防衛」。さて、記念すべき1300番目のREVIEWだけにココは気前良く10点満点!と行きたいとこだが‥フランシス・ロペスの音楽が余りに大仰かつノイズで可成り興を削がれた為、悪いが1点マイナス。でもオススメ!!
【
へちょちょ
】
さん
9点
(2004-12-10 05:17:36)
(良:1票)
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【点数情報】
Review人数
5人
平均点数
7.00点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
20.00%
6
0
0.00%
7
3
60.00%
8
0
0.00%
9
1
20.00%
10
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