34.《ネタバレ》 小説版既読で続編読んでいる最中です。個人的なイメージでは多田も行天も、もっとおっさんなイメージでしたけど、観ているうちに馴染みました、原作も微妙な空気が漂う作品でしたけど、違和感無く楽しめました。めずらしく街の雰囲気が小説読んでる時に想像していた風景とほぼ同じでちょっと驚きました。続編も公開される様ですし楽しみですね。 【再鑑賞】なんじゃこりゃあのシーンが妙に受けた。中国嫁は「「意外に長いな」とちょとだれ気味でした。 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 7点(2023-06-26 09:58:26) |
33.《ネタバレ》 ものすごく面白いとか、そーゆータイプの映画ではありません。ですが最後までずっと見ちゃいます。 瑛太と松田龍平。二人が演じる多田と行天のキャラがなんだか凄く魅力があって目が離せません。 便利屋を営む多田のもとに依頼が舞い込みます。その依頼を通して多田は自分とは違う親子関係とそこにある家族の問題に触れていきます。そして行天。彼もまた多田とは違う親子関係に苦しんでいます。自分を虐待した親。だから父親になることを恐れ、精子だけ提供し、子供に会うことさえしようとしない。 コメディだと思って見始めたのですが、ストーリーや登場人物の背景はどれも深刻なものばかりです。これはコメディとは言えないかもしれません。 最近プライベートで辛いことがありました。そんなときにこの映画を見たのはなんか意味があるのかもしれない。 私にとってはこれはコメディというより人間再生ドラマ。 非日常的すぎるきらいはあるものの、基本的には誰にでも起こりうるエピソードばかりだと感じます。 映画としての面白味や旨味は薄いと言わざるをえません。 だから高い点数はつけ難いです。でもこーゆー映画って必要な気がします。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-11-08 01:42:56) |
32.《ネタバレ》 面白かった。 松田龍平の「捨てられた子犬」ようでいて、実は奥さんもいるし、大きな実家もあるというのが平成風でいい。 瑛太の人情家のようでいて、実は子どもを亡くしてる辛い過去があることも・・ まほろとは、町田市がモデルのよう。 東京にいたとき、確かに町田市の知り合いは懐かしいにおいがしてた。 うなづけてしまう。 面白い着眼だと思う。 東京に近いながらも、地元密着志向の町が舞台とは、東京でも地方でもない、新しい世界を見せてくれる。 「探偵はBARにいる」とは、また違う平成日本の顔を見せてくれる。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-09-24 23:50:47) |
31.大して何ということもない話が、何ということもなく語られていく。薬の売買絡みで一瞬「おっ?」と思わせるのだが、それもまあ香り付け程度。 いや、街の便利屋という設定を考えると、等身大で妥当なのかもしれない。素人の便利屋が常人離れした活躍でトラブルシューティング! なんて、逆にバカバカしくて観てられない。 一応、『親子の絆』みたいなテーマを提示したがっているようにも見えるが、出てくる人間みんな人任せ成り行き任せなので、それも弱い。 バディムーヴィーと言う程の気概もなく、まったりと気だるげに話は進む。 じゃあツマラナイのか? と言われると、そうでもなく丸々2時間をそれなりに観られた。 瑛太と松田龍平、当時の若手ではトップクラスと言われた二人の魅力に負んぶに抱っこのような作りだが、なぜ二人がトップクラスと言われたのかはよく分かった。確かにナンかナンとは言えない魅力があるわ、この人達は。w あと、一つだけ。瑛太の「なんじゃ、こりゃあーっ!」に、松田が「誰それ? 全然似てない」って。w ちょっと楽しい演出でした。 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-05 21:07:00) (良:1票) |
30.連続ドラマの前にこの映画版がある。なので、この映画を先に見ておいたほうがドラマの設定や二人の背景を理解しやすい。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-08-31 23:03:36) |
29.《ネタバレ》 安定の面白さ。原作は読んでないけどシリーズ通して好きな作品。変な団体とのいざこざが駆け足気味だった気がするのが残念。 【ぷるとっぷ】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-08-15 17:52:24) |
28.《ネタバレ》 原作にほぼ沿っている物語で安心して観れた。チワワあたりまでナイスでしたが、少し詰め込み感があってもう少し淡々と進むといいのかなと思った。行天が想像通りなのが最高です。 【トメ吉】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-10-15 13:09:52) |
27.主役2人のキャラクターが良かった。真面目なんだけど常に冷めた態度の多田と、ふてぶてしく常にやる気がないがお節介の行天。そんな2人の掛け合いが絶妙でいつまでも観ていたい気にさせられた。ただ、ドラマとしては面白みに欠けたかな。笑いも感動も中途半端な感じで。それよりも、あの仕事内容で生計を立てていることに驚き。一体報酬どれだけ貰っているんだ? 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-16 15:49:05) |
26.喫煙シーンが多く、見ていてかなり不愉快。懐かしいというか、古臭いというか、30~40年前のTVドラマという印象。 2人とも結構演技がヘタクソなので、コンビになるとちょっとテンポが悪くなる。原作未読なんだが、中年女がノスタルジックに負け組み・あきらめ系中年男を妄想的に書くとこうなるのかな?という感じ。 |
25.原作は未読です。さわやかな役が多かった瑛太が珍しく無骨な男を演じておりますが、なかなかハマっております。松田龍平さんは、主演よりも本作のような助演で存在感を発揮しますね。可もなく不可もなく、6点とさせていただきます。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-14 03:54:55) |
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24.《ネタバレ》 原作既読。原作のイメージとは当たらずとも遠からず。少なくとも観終わった頃にはしっくりきてます。ただ、原作の方はもう少しスピード感があったような気がしますが、本作はまったりと進んでいきます。まったりと進みますが、心地の良いまったり感です。映像化に成功した一時例といえるでしょう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-08-12 22:25:08) |
23.《ネタバレ》 瑛太さん演じる多田も龍平さん演じる行天もいいキャラクターでしたね。 それぞれ謎めいたキャラクターながらも便利屋の仕事を通して触れ合っていくさまが、コミカルな雰囲気とあいまって、物語に入り込んでいけました。 しかし後半からの、お互いの過去が顕わになってからが、あまりいただけなかったですかねぇ。 いかにも映画的というか(映画だからいいんですけど)、ちょいと重い。 お薬とか、あんま絡めて欲しくなかったなぁ。 飄々としたふたりが妙に魅力的な映画だったので、そんな過去を背負いつつも飄々と居て欲しかった。 最終的には雨降って地固まる的に結ばれますけど、あのクライマックスはどうも。。。 『なんじゃこりゃぁぁ』の件はサイコーでした。 【ろにまさ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-07-05 14:17:49) |
22.二人の醸し出す雰囲気は独特のものがある。でもそれだけが前面に出過ぎ。ドラッグや刑事の部分、中途半端。 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-05-16 22:47:20) |
21.《ネタバレ》 このまったりした雰囲気に、心地よさを感じるか、イライラするかで、まったく感想が異なると思いますが、私は後者でした。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-04 23:00:13) |
20.瑛太くんに関して 個人的な感想、ひと言 まずは、ひげを剃れ 話はそれからにいたしましょうや 似合ってないと思うんですよね だから剃れ。どうもしっくりこないんですよね 先日終了しましたフジテレビ系のドラマ〝最高の離婚〟あの時の瑛太くんを求めてしまった ねぇ お願いだから ひげ剃ってぇ~ ハナひげ似合ってないよね 安っぽいですよ~ 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-04-14 17:33:25) |
19.《ネタバレ》 導入部分では、このまま焦点がはっきりせず雰囲気だけで流れていくのかな・・・と危惧していたのですが、登場人物が実際に動き出してからは、ぎりぎりのところで破綻せずにきちんとまとまっていました。主人公が便利屋という自分の基盤についてぶれていないところが、作品に線を通しています。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-04-08 03:30:02) |
18.多田便利軒♪ なんじゃこりゃあ! のくだりとか楽しい。 チワワとか松田龍平のひょうひょうと走る姿とかなんかおもしろいシーンが退屈させないし、起承転結良かった。松田龍平は一番の当たり役だと思う。おやじさんに似てか味あるなぁ。 フランダースの犬はハッピーエンドなんだよ、いい年になってから観た僕も同感。あれはハッピーエンドとして初めて昇華する話。あのままネロが年取ってしまうと、だな。ストーリーもへったくれもない。それなら風車小屋燃えちゃいかんわな。だが、そんな不幸はフィクションに閉じ込めたいね。なんて話をしたくても、できる相手がいなくてさみしかったからここで吐き出した。ごめん。 あったかくていい映画だと思う。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-07 23:20:42) |
17.『アヒルと鴨』とは立場が逆転したかのような瑛太と松田龍平の役どころ。このキャスティングだから、ただ居るだけでも見たくなる。作品としても悪くはないと思うけど、自分は『探偵はBARにいる』の方が好きだな。背負っている過去の重さと現在の生活スタイルの軽さのギャップが大きすぎて入り込めないのかも。 自分は役者さんの演技の上手下手ってあまり気にするタイプではないけれど、今作品の子役の演技は気になった、残念。 あと、このレビューではどなたも触れていないけれど、大森監督、弟の大森南朋、父親の麿赤児という大森一家の映画であることも興味深い。 あっ、ドラマも録画して見てます。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-04 22:26:11) (良:1票) |
16.テレビ東京で始まった連続ドラマ版を見るに当たって映画版を鑑賞しました。ドラマの第一話を観て気に入ったからなのですが、この作品のけだるい空気感、イイですね。過去にそれぞれの心の傷を抱えた同級生の青年コンビが、言い方悪いが傷を舐め合いながら"人生開き直りの生きる屍・世捨て人"から少しづつ脱却していくお話。確かに、十人十色だから全く同じ心の傷の持ち主はいないよね。登場人物が上手い具合に絡んでいって飽きませんでした。しかし瑛太はかっこ良くなったなぁ。松田龍平はいつも猫背が気になる。でも今回の仰天役にはピッタリでした。ちなみに私も『フランダースの犬』はハッピーエンド派です。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-28 02:05:32) |
15.《ネタバレ》 堅気とそうじゃない世界の境目に立っている。知らない間にだ。本人は至って常識的な人間の範疇にいるつもりだし、実体もそうであるのだとは思う。だけど、世間の目は容赦ない。隣に座っている同級生に抱えられた小学生にまでそんな仕事に就きたくないといわれるような道をひた走り続けている事にいろんな感情や感傷までが鎌首をもたげそうになるけど、便利屋は大声を上げてごまかすことにした。 どちらかというとマトモじゃないのは彼の同級生の方だけど、彼はそれを理解していた。理解しつつもそこから逃げられないのは実は僕らも同じかもしれない。 しがらみだったり過去だったり、自分のいたらなさや罪だったり。もしかしたらそれが全然ないスーパーマンみたいなヤツとか、金でどうとでもなってしまうバットマンみたいなヤツが存在するのかも知れないけど、残念ながら僕らのほとんどは、びっくりするほど一般人だ。 一般人であることが一意に常識人だったり超能力者だったりしないことが、世の中のつらいところだったりもするのだけれどそこはじっと我慢だ。 我慢をしているとどうだろう。こんなにどうしようもない二人に降り懸かる微妙な大きさの事件でも、うん、変に感動とかしている僕らがいるじゃないか。 だから多少普通だからってがっかりしなくて良いんだなって納得させてくれる。変色したフィルムみたいな記憶の中の昔ウロウロした街によく似てる、まほろ駅前になんか安心感を感じた。 【黒猫クック】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-01-19 02:56:54) |