16.《ネタバレ》 一時代を作った出崎演出の最高峰でしょう。TVシリーズをメリハリを付けてよくまとめ、心に残る作品になっていると思います。 【クリプトポネ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-02-03 13:43:11) |
【ガブ:ポッシブル】さん [映画館(邦画)] 10点(2015-10-26 15:46:24) |
14.《ネタバレ》 傑作。●青春映画。「主人公・岡ひろみ」の葛藤と成長、(愛猫&)マキとの微笑ましいやりとり、藤堂との恋が、細やかに演出されていて、素敵な「青春映画」だと思う。作画、声、音楽など、全てが素晴らしい(OP・EDの歌も記憶に残る)。●スポーツ映画。テニスの先輩たち(竜崎、蘭子)との試合に燃える。出崎監督の「あの演出」がいい効果。●88分と短いが、ダイジェストとは全く違う。原作、テレビシリーズとも違う「いい映画」だと思う。●出崎監督は「人の思い」を描く。岡の無言電話に「岡だな」とこたえる宗方。電話のシーンは、本当に素晴らしい。★10点! 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 10点(2014-01-15 12:35:11) |
13.《ネタバレ》 アニメも好きだったが、原作のコミックは何度も読み返したほど大好き。 90分じゃ何も描けないのではと期待しないで見てみたところ、コミックやアニメにないシーンもあって、それなりには楽しめた。 木製のラケットやゲームセンターのゲームの種類に時代を感じさせる。 ひろみとマキのやりとりは軽妙だし、声もアニメと同じでイメージぴったりでよかった。 ただ、やっぱり時間的な制約で、テニスを続けることの葛藤や藤堂との恋愛感情など省略が多くて描ききれていない。 原作は非常によくできた名作漫画だけど、映画はどうしてもダイジェスト的になってしまった感は否めない。 ジュニアの代表選抜をかけて、お蝶夫人との試合が最終テストとして課されるが、その試合がクライマックスとなっていた。 ラスト、宗方コーチが倒れてベッドで死ぬ場面まで、駆け足すぎて感情が全然乗っていかない。 90分では仕方ないとはいえ、『エースをねらえ!』のファンとしてはやっぱり全然物足りなくて、こんなもんじゃないよという気持ち。 コミックを久々に全巻読み返したくなった。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-13 23:36:37) |
12.《ネタバレ》 <原作未読、TVアニメ版未見、TVドラマ版未見、OVAも未見>面白かった。主人公・岡ひろみの置かれた状況は特に誰が悪いわけでもないから、逆につらい。宗方仁、お蝶夫人こと竜崎麗香、ついでに緑川蘭子や音羽京子まで、それぞれの気持ちがよく理解できる。15歳の少女が逃げ出したいと思うのも無理はないけど、テニス部を辞めると告げたときの宗方コーチの寂しげな「わかった」も堪えた…。やはり才能を持って生まれた者は周りからの期待と戦い続ける宿命なのか。宗方は岡に自分の母の姿を重ねていたらしいが、そういうことを抜きにしてもコーチと選手の絆という点で熱くなるものがある。また、死に際の言葉も印象的。野沢那智が良いんだよなー。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-11 19:43:12) |
11.どうせテレビ版の総集編のようなものだろうと、まったく期待していませんでしたが、いやいや、その高い完成度に驚かされました。原作に沿ったストーリーですが、脚本のセンスが良く、立派な映画作品に仕上がっていました。テレビ版の雰囲気はそのまま生かしつつ、よりレベルアップした内容で、いま観ても古臭さをまったく感じませんでした。すごいです! 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-11 00:37:52) |
10.《ネタバレ》 杉野昭夫作画のシャープな描線が素晴らしい。 静の場面の端整な劇画調と、淡い背景の対照がコミックの味わいを残し、パワーテニスのスピーディで力感ある身体動画と流動線が画面に独特の躍動感を呼び込む。 そして、馬飼野康二の劇伴音楽も大いにドラマに緩急をつける。 今の時代の鑑賞なら、テレビゲーム画面や、ビデオ録画テープの巻き戻しやコマ送り映像など、当時の最新風俗・流行を取り入れた斬新さは、逆にノスタルジーの対象と写るだろう。 が、現在の無粋なケータイ文化の中では成し得ない、古きよき固定電話によるコミュニケーションもまたノスタルジーを帯びつつ、その映画的用法の見事さによって感動はまったく古びない。 「呼び鈴」の音の叙情。沈黙の時間と夜空の星のショットが醸し出す興趣。主人公とコーチの電話のやり取りは都合3度、段階的に発展活用され最終場面の感動に繋がっていく。 ラストに再び響く、呼び鈴の余韻がまた素晴らしい。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-08 17:21:07) |
9. テレビアニメのバージョンは全て観たが、90分程度で、よくここまでまとめ上げたなぁと感心してしまう。 あらすじは同じだが、テレビとは全く違う仕上がりになっている。 何故、宗方コーチが岡ひろみを抜擢したのか、この作品でしかわからないような気がする。 如何せん、母親の話しはNGだと思うが、全く知らない人が観ても感動できるセンスには脱帽。 「カリオストロの城」や「時をかける少女」と並べても古臭さを全く感じさせない。 本作を観賞した数日前に野沢那智さんが亡くなられた。 ご冥福を祈ります。 【クロエ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-11-14 01:18:40) |
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8.女性が主人公のスポ根ものとしてはナンバーワンです。映画は岡ひろみが早く上手くなり過ぎであっけないけど、TVシリーズで重苦しかったいじめのシーンなんかがごっそり無くなっていて心安らかに観られました。宗像コーチが母親と岡を重ねていたという映画のオリジナル設定も違和感なかったです。アニメ界屈指の出崎・杉野コンビとはいえ、男がこういう世界を描いたことにも感心します。 余談。趣味でテニスをやっていますが、仲間でカラオケに行ったら誰かが必ずTVシリーズの主題歌を入れます。「♪サーブ、スマッシュ、ボレー♪」はもちろん素振り付き! 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-07-12 20:48:13) |
7.漫画未見だが、近年あったテレビドラマで開眼した。今作は、主人公岡ひろみと友人愛川マキのやりとりが面白い。師弟愛、藤堂との愛、などの魅力もあるが、友情もまた青春なり。昔の女学生ってこんな会話してたのね、、、という意外な発見(驚きというべきか)がある。コーチのしごきに憤るマキ、ひろみへ「あったまにきた」と電話をするマキ、マキへ送るひろみからの微笑ましい手紙・・・。いかん、マキの声が頭から離れない(笑)。あれから25年。日本の女性は変わった。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-01 19:20:40) |
6.旧作TVシリーズ、新作TVシリーズ、続編のOVAシリーズ、 それぞれに良さがあると思うけど、やっぱり劇場版がいちばん好き。 演出が良くて感動できるし、声優陣もベストメンバーと思える。 【もとや】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-25 06:53:31) |
5.《ネタバレ》 出崎=杉野コンビの劇場用作品としては、個人的に最高作だと思います(テレビシリーズでは他にも名作が沢山ありますが)。大筋はともかく、細かな部分は原作に必ずしも忠実ではなくて、変更されていたり、独自の要素が入ったりしているのですが、それが1本の映画としてまとめ上げるための効果として見事に機能しています。特に、何度か繰り返される電話のシーンと、重ね合わせられてゆく宗方の母のイメージは、完全に原作ともテレビシリーズとも違う、映画独自の個性として強く心に焼き付きました。ひろみと宗形に物語を絞った事で、失われたモノも大きいのですが、明確な対比(師弟関係、男と女、生きてゆくものと死んでゆくもの)が生まれて、美しい物語が組み立てられる結果になったので、いい選択だったと思います。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-04-15 00:06:34) (良:1票) |
4.今回初めて「エースをねらえ!」に触れた。とてもよかった。作品の雰囲気がいい。古さを感じるもののモダンでお洒落な感じがとてもいい。中でも際立つ存在が「お蝶夫人」。オーラが違います。ちょっとはまりそう・・・。 【バカ王子】さん 9点(2004-02-01 17:42:06) |
3.テレビでやってたのを子供のときに観たのですが、途中ひろみとお蝶婦人がペアを組んで試合に出たときにひろみが口ずさんだ曲が最後、エンディングで流れたのが忘れられません。その曲、まだ歌えます(笑) 【カズレー】さん 8点(2004-01-18 02:33:15) |
2.OVAで岡ひろみを演じた水谷優子さんには悪いが、今作オリジナルの高坂真琴さんじゃないとシックリ来ないな。テニスアニメで最高峰。 【ロカホリ】さん 8点(2004-01-10 23:55:03) |
1.出崎、杉野コンビの圧倒的な映像と、主人公ヒロミの繊細な部分がこれほど合うとは・・・。ただただ、素晴らしいの一言。ラスト、飛行機で飛び立つシーンが、何ともいえず・・・心に沁みる。 【sirou92】さん 8点(2003-12-25 17:04:03) |