4.持論だけど、設定で嘘を付いたら、その嘘を取り巻く部分にはリアルを貫くことが良い映画の条件だと思っている。例えば、エイリアンやターミネーターという存在で大嘘をついても、それ以外の描写をしっかり人間に寄せてリアルに固めてあるとドラマは迫真する。これはSF作品に限らずどんなジャンルの映画にも言えることです。でも、この映画は、嘘を嘘で上書きし続けているような印象です。妊娠期間の嘘→手術しない嘘→周囲がそれに異議を唱えない嘘…etc。結果、登場人物全員がフワフワと宙を漂っているようで誰にも共感できず、何が言いたいのか良く分からない。ずるずるとだらしなく時間を費やしているとしか思えなかったです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-01-26 04:28:28) |
3.小説か漫画で読むなら起伏があって楽しいかもしれないけどこれを映画にされるとかなりつまらないですね。話がブツブツ途切れてつながりがないですね。オセロの人も素人演技で正直2時間付き合うのにつかれる。この人の株はこれでかなり下がったんじゃないでしょうか。役者の演技、カット割り、撮影、監督、脚本全てにおいてクオリティの低い作品に思います。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2007-09-26 22:28:28) |
2.《ネタバレ》 冬子と緑子姉妹が、生理的に受け付けなかった。 なんて言うかなぁ~中途半端な作品。 【あずき】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-06 06:42:12) |
1.《ネタバレ》 オセロ中島主演ゆえにコメディを予想していたのですが、違いました。たしかにコメディの味も感じます(1箇所だけ大爆笑しました)。でもその実は結構シリアスなドラマ。男と女の“生き物”としての違いを、まざまざと見せつけられた気がします。オスとメスの違い。父と母の違い。さらに女と母の違い。男→父の変化よりも、女→母の変化は、より劇的なのでしょう。考えてみれば、「身籠る」という言葉からもその事がうかがえます。自身の体の中にもう一つの命を籠もらせる。他者の介入を一切許さない長期間に及ぶ関係は、あらゆる対人関係と一線を画します。三年身籠ったことも、それを“よし”とした主人公の選択も、常職では考えられません。自分は中島をコワイと思いました。でも“母の本質”はこういうことなのかもしれません。男としても、父としても興味深く観させていただきました。ちなみに多彩な料理も見所だとか。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-23 18:55:18) (良:1票) |