止められるか、俺たちをのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ト行
 > 止められるか、俺たちをの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

止められるか、俺たちを

[トメラレルカオレタチヲ]
2018年上映時間:119分
平均点:5.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-10-13)
ドラマ青春もの伝記もの
新規登録(2018-11-02)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【Yuki2Invy】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督白石和彌
キャスト門脇麦(女優)吉積めぐみ
井浦新(男優)若松孝二
山本浩司(俳優)(男優)足立正生
大西信満(男優)大和屋竺
タモト清嵐(男優)秋山道男
毎熊克哉(男優)小水一男
藤原季節(男優)荒井晴彦
満島真之介(男優)ミキサー助手福ちゃん
渋川清彦(男優)松田政男
音尾琢真(男優)赤塚不二夫
高岡蒼佑(男優)大島渚
高良健吾(男優)吉澤健
寺島しのぶ(女優)前田のママ
奥田瑛二(男優)葛井欣士郎
音楽曽我部恵一
衣装宮本まさ江
録音柴崎憲治(音響効果)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
5.《ネタバレ》 若松孝二監督の作品は、1990年代以降の数本見ただけなので、ここで描かれるエッジが効きまくったピンク時代の作品は未見。ただ、本作が描く若松監督は、その映像イメージから浮かび上がる絶対的な天才・鬼才というよりは、「アート」と「ビジネス」の隙間を、多彩なメンバーをうまくコントロールしながら絶妙なチームプレーで駆け抜ける「リーダー」の姿であったように思います。それは、まさに白石和彌監督の視線から見た若松孝二の姿だったのかもしれません。無給で働くことが常態化していた「若松プロ」の製作現場の姿を、ノスタルジーで居直るのでも、現代目線からハラスメントと断罪するのでもなく、女性助監督を主人公に置くことであくまでフラットに切り取った白石監督のバランス感覚には感心します。門脇麦演じるめぐみと、師匠である若松監督、思いを寄せる足立、若松プロを去って行く人たち、関係を持ってしまうカメラマンとのそれぞれの関係は、「恋」とか「愛」という言葉で表現できないような人間関係のさまざまなあり方を表現しています。だからこそ、「チーム」の美しさと儚さに説得力があり、めぐみが「チーム」の一員であると同時に異質な存在であることを痛感させられることが、最後の悲劇へとつながったのだと思います。ただ、最後の悲劇が歴史的事実としてある以上、本作はどこか宙ぶらりんにならざるをえなかったのも仕方がないのでしょう。「俺たち」の多面的な描き方に比べると、主人公であるはずの「1人の女性」がなぜそこへ向かってしまったのかはぼんやりとしかつかむことができず、気持ちの置き所に困ってしまう結末でした。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-12 09:04:27)
4.《ネタバレ》 若松監督の作品は数本しか観てないが、異質な監督だとは思ってた。
こんな人だったんですね。納得したような気も・・

井浦新がこれからも増々面白い何かをしてくれそうで期待がもてそう♪
※めぐみちゃん考
彼女の母親は2度離婚し、父親にも会ってないめぐみちゃんは、
幼稚園の頃、おばあちゃんに育てられ、母親が時々会いに来るという環境で育つ。
カメラマンの彼には、父親を求めたのかもしれない。
子どもができた時、若松から離れ、カメラマンと家族を持つこともできたかもしれない。
しかし、若松の下にいて、彼との対決をしなければ、彼女は自由になれない。
若松が憎く、また愛していたのかもしれない。
彼女は、性に悶える映画を撮り続ける若松に、そのことにこだわるあまり、
生を軽んじている彼に、自分の死をもって、対決したのかもしれない。
僕は、その後の若松からどんな映画が生まれるかを描写しなければ、
この映画は完結しないと思う。

結局、エネルギーの塊の若松を越えることなどできないのだと言ってる感じがする。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-01-11 13:04:46)
3.《ネタバレ》 若松孝二監督の映画づくりを描いた作品で、50年前のその熱量を感じさせてもらえました。
井浦さん演じる若松監督がなんとなく飄々としていて、ちょっとコミカルにも思いましたが、言ってることは確かに激しく、ぶっ壊せ、ぶっ殺せと穏やかではありません(笑)
客に突き刺さるものを、ってところと、活動資金のために撮らなくてはならないものと、リアルなプロダクションの裏側を教えてもらえた気がして興味深かったですね。
最近の映画は『製作委員会』みたいなのが多くて、お金のかかった娯楽大作みたいなのが多いですけど、確かに『俺はコレが撮りたいんだ!』って感じるものは稀有かも。
目の覚めるような作品に出会うべくこれからも映画をみなきゃなぁって思えました。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-31 07:31:16)
2.勢いがあるタイトルなので期待したが、内容は勢いが感じられないベターとした映画でした。この若松プロの映画を見たことがないので特に感傷に浸ることもできずに退屈なだけでした。
紫電さん [DVD(邦画)] 2点(2019-04-21 12:52:18)
1.“止められるか“と言っている位だから、過激な映画の撮影を止めようとする団体との闘いになっていくのかな?と思いきや、止められない。いや、全然止められない。この時代の空気もあるんだろうけど、とにかくやりたい放題欲望の赴くままに映画を作ってるなという感じで、そのパワーはとにかく凄まじいものがあった。
私の生まれる前の時代の話だし、若松監督の事も全然知らないけど、なんかとてつもないパワーに満ちた映画だと思った。元ヤクザという経歴がまず凄いし、何故映画を作ろうと思ったのかと言ったら、映画の中では誰を殺しても何をしても自由だから。映画の中で警官を殺して復讐するんだ!と豪語するその思想はぶっ飛んでて面白いなと思った。

助監督役の門脇麦もとても良くて、彼女を主人公にしている所がミソなのだろう。ほんとに凄い大変な現場なんだなという事を客観的に捉えており、若松監督という存在の持つエネルギーと怖さを十分に感じられた。

映画の撮影に情熱を注いだ若者達の群像劇としてもとても面白かった。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2018-11-02 04:14:25)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
2120.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6240.00%
7120.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS