4.《ネタバレ》 若松監督の作品は数本しか観てないが、異質な監督だとは思ってた。
こんな人だったんですね。納得したような気も・・
井浦新がこれからも増々面白い何かをしてくれそうで期待がもてそう♪
※めぐみちゃん考
彼女の母親は2度離婚し、父親にも会ってないめぐみちゃんは、
幼稚園の頃、おばあちゃんに育てられ、母親が時々会いに来るという環境で育つ。
カメラマンの彼には、父親を求めたのかもしれない。
子どもができた時、若松から離れ、カメラマンと家族を持つこともできたかもしれない。
しかし、若松の下にいて、彼との対決をしなければ、彼女は自由になれない。
若松が憎く、また愛していたのかもしれない。
彼女は、性に悶える映画を撮り続ける若松に、そのことにこだわるあまり、
生を軽んじている彼に、自分の死をもって、対決したのかもしれない。
僕は、その後の若松からどんな映画が生まれるかを描写しなければ、
この映画は完結しないと思う。
結局、エネルギーの塊の若松を越えることなどできないのだと言ってる感じがする。