210.まさかの安楽椅子探偵スタイル!!もっとスパイアクション満載なのかと思ってた。無理のあるストーリーをなんとなくハッピーエンドに持っていっちゃうトニーおじの力量凄いね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-11-22 20:01:51) ★《新規》★ |
209.回想ばかり延々と、身内を欺いてまでこんな作戦可能か。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2023-06-27 20:53:21) |
208.《ネタバレ》 退任まで1日でどうやって救出するのか? 回想録が続くのは当然かと。ドイツとレバノンのシーンで自己愛に満ち約束を屁とも思わないCIAのセイギカンが見応えあり。サイドショー作戦をディナー作戦に書き換えメデタシメデタシに終わるまで野暮を承知でシーアイエーはこんな間抜けな組織なのか・・・馬鹿らしさで1秒も盛り上がれず。 レッドフォードの白すぎてシワシワのお顔が寂しかった。 |
207.《ネタバレ》 レッドフォード扮する退職間近のベテランスパイが回想する過去の敵は外国人。そして現在の戦うべき相手はなんと同僚。CIAの人たちも年季の入った悪そうな顔をしていてスリリングです。 いかなる時も沈着冷静なレッドフォード上司は間違いがなくて、でもその分「情には欠ける」ので部下のブラピは反発し思春期よろしく無茶な行動に出て結果親(上官)に世話を焼かせることになるのでした。あーあレッドフォード長年貯金してきたのにねえ(涙)。 過去パートと現在パートが入り組んでいる上、現在軸ではブラピ救出の策謀も同時進行しているので結構忙しい。忙しいけれど、ややこしくないというのが脚本の凄いところで、こういう親切設計はトニー・スコットらしさを感じます。 個人的には過去パートの「東ドイツからの亡命者」の物語を一本分の映画で観たいです。シャーロット・ランブリング雰囲気抜群なのにあれだけでは勿体ない。ああそしてシャーロット姐さんはいつでも血まみれで死ぬのね・・。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-03 18:04:03) |
206.《ネタバレ》 CIAのスパイリクルートから実際の海外での妨害・暗殺活動、CIA内の会議の様子、オフィスの様子、作戦の実行、組織の非情さについてリアルに描かれながらもちゃんと師弟関係とロマンスをちりばめながらエンターテイメントに仕上げている。キャスティングもレッドフォードとブラピはバッチリはまっている。最後にブラピがヘリの操縦士に作戦名を聞き返すところはカタルシスと感動を覚える大好きな場面だ。あと個人的にハマった場面はダンカンが中国人に賄賂の値切り交渉するところで彼が交渉しながら熱心にテレビで流れているお色気番組を見ているのをダンカンの大きな図体で遮ってしまい、「もういい、わかった。それで手を打とう」といったのが妙にリアリティがあってよかった。このように全般的にリアリティを追及はしているのだが、この映画の肝である作戦の偽造があんなに簡単にもできるものなのか?と思わせてしまうところが唯一の傷で1点減点。それでも録画したのを何度も繰り返し見てしまうほど大好きな作品だ。 【エリア加算】さん [地上波(字幕)] 8点(2020-06-08 22:17:27) (良:1票) |
205.CIA工作員の話と考えると遠い世界が舞台ようですが、何度となく繰り返されるトカゲのシッポ切りの話と考えると、俄然親近感が湧いてきます。組織を守るため、もしくは不祥事を包み隠すために、外部の協力者や下っ端に責任をなすりつけるのはよくある話。ロバート・レッドフォードのような幹部または上司が現れることは滅多にありません。しかしちょっとカッコよすぎか。この作品を見るかぎり、もしかすると自分はある意味でCIA工作員よりもっと過酷な環境で働いているのではないかと、ちょっと背筋が寒くなりました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-23 23:19:22) |
204.《ネタバレ》 普通のスパイアクションものとは違う感じの映画を作ろうとしたんでしょうか。 基本的に会議室での聴聞に対して回想として過去のイベントが語られていく変わったスタイルのスパイアクションものです。 観ている途中に「わざわざこんなスタイルにしたんだから、これブラピパートは全部彼の創作で実は存在しなかった…まであるぞ」と深読みしていたため、結局わりと普通のラストにがっかり。 いや普通じゃん!! 途中で深読みしすぎた分、ラストの肩透かし感がすごかったのでした。 いやいや。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2019-04-26 13:17:14) |
203.《ネタバレ》 謎として伏せられたまま話が進む部分が多く、ビショップとミュアーの関係を説明するための回想シーンが多いので、なかなかストーリーに入り込めない。 ミュアーがビルの中であれこれ策を練って暗躍しているだけなので、スパイ映画としては動きが少ないのも物足りない。 ディナー作戦という名前でビショップはミュアーが助けてくれたことを悟るラストはオシャレだが、集中して見ていないとその前フリに気づかないので意味がわからなくなる。 一番印象に残ったのは、レッドフォードがブラピほど若かった頃の映像と思い比べてずいぶん年を取ったなと。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2018-11-29 23:09:43) |
202.《ネタバレ》 官僚的にうまく立ち回れない心の熱い工作員が、CIAの任務とは別に個人的な理由で女性を救出しようとして捕まってしまう。退職まであと一日となったその上司が、偽造した長官の命令書等により一人で軍を動かし、囚われていた男女を見事に救出する。中身の方は最後まで緊張感に満ちていて反官僚的な美談にも共感できるけど、CIAの管理体制の方が気になってしまう映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-03-04 20:03:00) |
201.《ネタバレ》 エンターテイメントとしては結構小難しい作品ですね。 もちろんわかる人は難なく楽しめるのでしょうが、私のような小市民がこの映画を楽しもうと思ったら、頭から煙り出しながらでないと無理です。 この作品のストーリーは大きく2つ。 ミュアー(ロバート・レッドフォード)とビショップ(ブラピ)の過去のエピソードを巡る回想シーン。 中国当局に監禁されたビショップをミュアーがCIA本部にいながらにして助け出す現在のシーン。 前者はドラマ性が強く、後者はサスペンス色が強い。 前者はドラマ要素が強いためわかりやすく、とっつきやすい。また、ブラピの魅力全開なので、面白い。引き込まれます。 それに対し後者の『現在』を描いたストーリー。これがわかりにくい。 ミュアーが何をしようとしているのだろうと、わくわくしながら見ることはできますが、はっきり言って結論が出るまではさっぱりわかりません。で、難しいわりには、結果を見た後のインパクトは弱い。 結局CIAは、ビショップが何か重大な任務で動いていたのかどうか、それをミュアーに確認したい。ミュアーはすべてを話してしまうとビショップが見捨てられてしまうため、情報を小出しにし、その間にマスコミにリークすることで、『アメリカ政府』VS『中国当局』の図式を作ろうとする。そしてアメリカ政府の司法取引を利用して救おうとしていたのでしょうか。 ところがそれが寸前で失敗。仕方がないので、ミュアーは強硬手段に。 違っていたらごめんなさい。簡単に言えばこんなストーリーかと思います。 面白いストーリーだとは思うのですが。やはりわかりにくいのが難点か。 今何やっているのかわからないと、緊張感も生まれないですし。 そもそも今回の騒動の事の発端はミュアーにあります。ビショップの行動も愛ゆえとはいえ、自己中心的なものであり、プライベートなものでもあります。よって一応のハッピーエンドではあるものの、爽快感は得られにくい結末というのが個人的な感想です。 作戦名を聞いたときにビショップが涙ぐむのは感動するんですけどね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-16 07:06:25) |
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200.《ネタバレ》 凄く面白いです。 スパイものと言えば、秘密兵器と強靭なスパイが敵の要塞に乗り込み、ラストは大爆発。少しステレオタイプではありますが大体こんなイメージ。こういった映画も好きです。MIシリーズなんか大好きです。 しかし本作は、回想シーンで現場での作戦遂行シーンはあるものの、実質CIA本部オフィス内のみが舞台となっています。 その限られた空間で、武器は電話、FAX、ポケベルとネイサンの頭脳・経験のみ。相手は他国の危険な組織よりタチの悪いアメリカ合衆国。 そう、ホワイトハウスやCIA本部が敵です。 そういった状況の中、つながりのあるマスコミに情報を売り政府への陽動作戦を仕掛けたり、ちょっとしたテクニックを駆使して衛星写真を入手したり、老後の蓄えを全てつぎ込み現地電力会社を買収したり、偽のサインで現地部隊に作戦遂行を指示したり・・・・・ これだけで派手なアクション満載のスパイ映画に匹敵する、いやそれ以上に面白いスパイ映画を作ってしまうなんて! ネイサンとビショップの関係・心情については、言葉は少ないですが凄く良く理解出来ます。このあたりの演出も素晴らしいです。 ロバート・レッドフォードは、穏やかで紳士的な役柄もいいですが、本作や「スティング」のフッカーの様な少しやんちゃな役の方が似合いますね。 【夜光華】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-24 14:33:30) |
199.《ネタバレ》 スパイものの割には相手との駆け引きや心理戦などが少なく残念。ドキドキは始まりの救出作戦がピーク。その後の身内との戦いでは特にピンチに陥ることもなくあっさりブラピも救出され盛り上がりはなかった。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-23 01:25:21) |
198.自分が思い描いているスパイ像とは随分違った作風でした。スパイの裏舞台を描いた感じの作品で、いささか地味に写りました。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-30 23:52:55) |
197.爆発シーンは結構凄かった そうとう集中して見ないと面白くないかも 【マーガレット81】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-05-29 19:14:15) (良:1票) |
196.《ネタバレ》 新旧二枚目スターの共演が話題になった映画ですが、今見てもそういう印象は変わりません。 ベタなカッコよさにこだわる演出はいかにもトニー・スコット作品です。 ポルシェで颯爽と走り去るサングラス姿のロバート・レッドフォード。並走するヘリでヒロインと見つめ合う一途なブラッド・ピット。 カッコよすぎるラストに痺れるもよし、呆れるもよしです。 この映画には最後に「ディナーアウト作戦」という言葉の仕掛けがあるのですが、この複線部分を初見で思い出せる人は素晴らしいです。 自分は初見ではなかったのですが、それでもすっかり忘れてました。 【でこうさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-04-21 22:07:30) |
195.《ネタバレ》 ○トニー・スコットは好きだが、この映画は構成自体があまり合わなかった。回想シーンが多すぎて、救出に目がいってしまっている以上、面白くなりようがなかった。○ブラピは若いころのレッドフォードと言われ、世紀の共演となったが、「おお」って感じにはならず、レッドフォードの老けが少し気がかりだった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-12-26 10:25:41) |
194.出来は悪くない。決して悪くないのですが、ややストーリーの展開の遅さにやきもきしてしまった感はあります。トニー・スコット監督にしては、落ち着いた印象の作品でしたが、個人的にはいつもの雰囲気よりもこちらの方が好みです。ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピットという二大スターを共演させておきつつ、落ち着いた作品にしあがっている事にも好感が持てます。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-12 17:29:55) |
193.評価が分かれているようですね。確かに、派手さはないです。また、映画の流れも、ジグソーパズルのピースを一つ一つ組み立てていって最後に全体の絵が見えて、「なるほど」と思えるような仕組みなので、そのパズルのピースを嵌め込む過程を楽しめないと面白くないのかもしれないですね。因みに、ミッションインポッシブル2の様なスパイアクションを期待して見た場合には、確かに評価が下がると思います。そのような「スパイ」映画ではないですね。とはいえ、これは私には10点でした。収穫でした。パズル好きであればおすすめです。 【あげどん】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-28 12:59:47) (良:1票) |
192.《ネタバレ》 公開時にはブラッド・ピット主演のアクション大作として宣伝されたため誤解を受けましたが、これは硬派で知的なサスペンスです(だからこそ、アクション大作への出演を嫌がるブラピもこの企画には参加したのでしょう)。「スパイ・ゲーム」は逆説的なタイトルで、これは鮮やかに敵を倒す痛快なアクション映画ではなく、神経を擦り減らすような死と背中合わせの駆け引きを描く作品です。よって派手なアクションはほとんどなく(終盤の救出作戦すら、地味な撃ち合いで終わる)、スパイという世界が持つ極限の緊迫感や、命をかけた「ゲーム」であることから生じる痛みを作品の核としています。序盤のベトナム以外にブラピが銃を撃つ場面はなく、カーチェイスも格闘もなし、敵と顔を合わせることもなし。現地の協力者を口説き、彼らを戦場に送り込む駆け引きがひたすら描かれます。作戦が敵に漏れていたため協力者を置き去りにして逃げたり、作戦の手はずを間違えて死なせてしまったりという痛みのドラマをきちんと描いており、スパイ映画としてはジェイソン・ボーン以上に誠実に作り込まれた作品だと言えます。。。と、このように硬派な作風であり、なおかつ過去の回想と現在の救出作戦が並行して語られるという厄介な構成をとるため、作りの誠実さの代償として娯楽性という意味では問題のある脚本だと言えるのですが、これがスコットの手腕により十分面白く作られていることには驚きます。派手な見せ場は少ないものの、美しいビジュアルにかっこいい音楽、キレのある編集により、勢いのあるアクションを見たような高揚感を味わえます。脚本にあったと思われる泥臭さは調度いい具合に抑えられており、必要以上に重い作品にしていません。ラスト、作戦名を聞いて師匠の仕業だと知るブラピと、ポルシェで颯爽と退場するレッドフォード、この締めはまさに痛快でした。話の交通整理もうまいもので、ややこしい構造の作品でありながら、特に混乱することがありません。困難な企画にあって、水準レベルのアクションは寝てても撮ることができ、プラスαの工夫に頭を使う余裕のあるトニー・スコットを引っ張って来られたことは幸運でした。そこいらの監督に任せていたら、観客の頭を混乱させるだけの映画になっていたことでしょう。頭空っぽの映画ばかり撮る監督だと思っていたトニー・スコットの見方が変わった一作です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-08-14 10:52:10) (良:1票) |
191.《ネタバレ》 どこの国でも諜報活動は一種の階級社会によって行われ、安全な場所から司令を出す人間と現場でリスクを冒す人間とで成り立っているのだけれど、退役を控えたときにかつて自分に忠誠を示した現場要員が敵に捕らわれて救いが無い状態であることを知ったときに所詮金で雇った人間だからと割り切れるかどうかと言う問題でしょう。兵士の場合には国家の威信にかけても救出しようとする国も、現場諜報員と言う公式には存在しない人間に対しては手を打たない。それを何とかしたいと考えた良心的な人間が自分の安定した老後を賭けての大博打ですから好感が持てます。これを感傷的な御伽噺と決め付けることも可能ですが、この種の階級制度的な実態での運用が行われているのは事実でしょうし、それに対しての希望的なフィクションは悪いものではありません。 【たいほう】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-19 00:27:20) (良:1票) |