薄化粧のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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薄化粧

[ウスゲショウ]
1985年上映時間:124分
平均点:6.00 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1985-10-26)
ドラマサスペンス犯罪もの実話もの小説の映画化
新規登録(2004-01-11)【its】さん
タイトル情報更新(2022-10-31)【Olias】さん
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監督五社英雄
キャスト緒形拳(男優)坂根藤吉
浅利香津代(女優)坂根ふくみ
藤真利子(女優)内藤ちえ
浅野温子(女優)地所テル子
宮下順子(女優)仙波すえ
松本伊代(女優)仙波弘子
川谷拓三(男優)真壁一郎
大村崑(男優)松井捨蔵
竹中直人(男優)氏家正肋
花沢徳衛(男優)渡辺鉄治
柳沢慎吾(男優)明賀英之
小林稔侍(男優)森谷
菅井きん(女優)とよ
萩原流行(男優)立石
原作西村望「薄化粧」
脚本古田求
音楽佐藤勝
撮影森田富士郎
製作西岡善信
宮島秀司
松竹
配給松竹
美術西岡善信
編集市田勇
録音大谷巖
照明美間博
あらすじ
昭和20年代、愛媛県で妻子を殺し愛人宅を爆破して逮捕された炭鉱夫が拘置所を脱走し、10年余りに渡って関東、中部のダム工事現場などの飯場を回り逃避行を続けるが、最後は四国に舞い戻ったところを捕まり、無期懲役刑になったという実話を基にした西村望の実録犯罪小説の映画化。
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1
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8.《ネタバレ》 むかーし、日曜洋画劇場か何かで、ぼんやりと観てた記憶があった。うん、当時苦手だった“濡れ場”満載の、お茶の間の空気を一変に凍てつかせる、正しくあの時代の邦画らしい邦画(と私が勝手に思っている)。
実話ベースだそうだけど、実際の事件の顛末を見付けることが出来ず比較は出来ないけれど、犯罪映画だけにその現場と経緯、そして逃走劇が描かれているけれど、それらと同じかそれ以上に繰り広げられる“濡れ場”。
まぁ脱ぐわ脱ぐわで、メインの女優さんは菅井きんさん意外みんなセクシーなシーンが、あるよ。
あと柳沢慎吾のお尻も、出るよ。

今回再視聴まで忘れていたけど、松本伊代が出てたのね、あの太もも撫で回すシーン観て「あ、この映画か!」って思い出したわ。当時は『現役のアイドルだけに、観せてもコレくらいだよな』なんて思ったっけ。
でも今回観てみて、お祭りの日に坂根に言い寄られるシーンなんて、この時代のアイドルにしちゃメッチャいい演技してるんだわ。しっかり迫力出てるの。初出演映画でコレだけ出来るなら、磨けば光ったろうに。映画女優の道には進まなかったみたい。残念だなぁ…

“濡れ場”はコレでもか!ってくらい出てくるけど、坂根の人物像がイマイチ掴みきれなかった。突発的に殺したふくみを家の軒下に埋めっぱなしにした理由。仏壇と名前を書いた石を持ち歩いた理由。化粧にハマった理由(単に変装目的でもないだろうに)。
単に大金を掴んだ男が、ウェ~イってなって遊び倒して殺しちゃって、時代もあって庶民感覚鈍ったまま日雇いとして逃げ回って、たまたまイイ女に出会った。捕まった。みたいな。“濡れ場”が無ければスカスカな映画なんじゃないか?
時系列をバラバラにしているのも効果があるとは思えず。むしろ経緯を分かり難くしてしまってるように思えた。
K&Kさん [地上波(邦画)] 5点(2022-10-19 20:24:05)
7.「鬼畜」「復讐するは我にあり」に続く、緒形拳演じる犯罪者シリーズ。
やっていることはひどいのだが、この主人公の人となりがどうしようもない極悪人というわけでもなさそうで、ちょっとぼんやりしていて掴みづらかった。
状況説明に時間を割いているせいなのか? 本来なら主人公の心情描写になるはずのタイトルどおりのシーンが、妙に浮いて見えたりして……。
時系列の工夫も悪くはないのだが、それがかえってテンポを悪くしている部分があるのかも。
浅野温子、藤真利子、松本伊代との絡みのシーンは多く、緒形拳の役者としての演技も相変わらず素晴らしいんだけど、今ひとつ印象に残らない作品でした。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2014-01-02 02:49:50)
6.《ネタバレ》 川谷拓三も、取り調べられる側から取り調べる側になったんだなあ。で、この犯人像、いかにも緒形拳的で、もひとつ驚きがない。そういう自分専用の像を作ってしまったってことは、役者としてすごいことではある。蛇のような男と近所で言われて・補償金ぶとりで・女の喧嘩にはオロオロし・すぐカッとなり・長いトンネルを掘って脱獄し・女好きで(「ね、しよ、しよ」)・石に子どもの名前を書き付け・竹中直人にはいい人であり・小娘には馬鹿にされ・少女に化粧してやり…、といったキャラクター。緒形拳が演じてしまうことで、こっちがそういう型に分類して見てしまってるのかも知れないが。最初のうちは時代がよく分からなかったが、しだいに歌謡曲で絞られていった。昭和24年。ラジオの時代。駅の便所で化粧する緒形と、あと追ってくことを決めて化粧する藤真利子とがカッとバックされるあたりに、短編小説の佳篇的味わい。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-24 12:20:18)
5.ラジオ高っ!! まさにラジオが生んだ悲劇!!
アキラさん [地上波(邦画)] 7点(2009-03-12 03:36:48)
4.泥臭いながらも格調の高さも感じられる逃亡劇。「復讐するは我にあり」「鬼畜」とともに自分勝手に『緒形拳犯罪三部作』と呼んでいる1本。竹中直人が相変わらずいい味出しているが、ミスキャストの松本伊代が目障り。
Q兵衛さん [映画館(邦画)] 7点(2008-02-16 14:30:17)
3.《ネタバレ》 本来、もっと重厚で壮大なドラマを構築できたと思うのですが、時系列を変に操作しているのと、逃亡後よりも逃亡前の方に描写の多くが割かれているのとで、今ひとつ時間的な拡がりが伝わってきません。また、刑事側の追跡過程があまり描写されていないので、いざラストを迎えたときも、やっとゴールに達したというような達成感のようなものが湧いてきません。作品の軸を主人公の女性遍歴に置いてしまったのが、少しずれていたのではないかな。それでも、主人公の行動なり思考が与えるインパクトと緒形拳の気合の演技により、作品としての力はあるので、この点数。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2005-12-30 01:45:51)
2.私が小学生の頃、地元でロケしてました。あの社宅群はもうフィルムの中でしか見られません(涙)あと浅野温子さんや柳沢慎吾さんや松本伊代さんも出てます。映画自体は・・ん~自己中オヤジが好き勝手やったあげく自業自得で捕まる映画、という印象しかないですねぇ。あと全体的に泥と汗の匂いがします。
ひろほりともさん 3点(2004-03-01 17:56:50)
1.コピーが「生きんがための闘いに、人は心で化粧する」というものだったと思いますが、緒形拳さんをはじめ、竹中直人さんほか好演されています。時代ものといってもほぼ現代です。ビデオはあるようですが、DVDにならないでしょうか?五社監督BOXなんかでないとむりですかね?
itsさん 9点(2004-01-11 23:12:50)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3112.50%
4112.50%
5112.50%
6112.50%
7337.50%
800.00%
9112.50%
1000.00%

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