267.「面白さ」という点では近年のハリウッド映画の中でもトップクラス。「日本を題材にした」という点でも他の作品と比べて日本人の描写に対して違和感はほとんどない。かなりの傑作といって差し支えないと思う。ただまぁ大村のキャラクターがダメ。小難しくしたらいいってことはないけど、もう愚劣な悪役街道まっしぐらすぎるのでねぇ…。これだけ命を懸けて戦う相手がこんなんじゃテンションも下がってしまう。 【ぷりんぐるしゅ】さん 8点(2004-05-22 21:13:27) |
266.おもしろかったけど、期待したほどじゃなかったかな?渡辺謙はかっこよかったです。 【よしふみ】さん 6点(2004-05-22 13:25:26) |
265.非常によく日本のことを勉強して制作しているのが良く分かってとても好感が持てる映画でした。むしろ日本を美化しすぎだろと思えるくらい。 ただハリウッド映画にありがちな正義と悪の図式がはっきりしすぎに思える。作中、明治新政府(官軍)=悪という感じだったが、例えば大村(大久保利通や井上馨あたりがモデル?)にも日本を欧米に負けない近代国家にしたいという強い信念があったはずだし、明治維新がおこらずにあのまま幕府とサムライの時代が続いていれば間違いなく日本は欧米の植民地になっていた(勝元は勤皇派みたいだが)。せっかくここまで日本を研究しているのだから、このような歴史背景や個人の意思を表現していれば、単なるトムクルーズが出ている映画ではなく、アカデミー賞を獲得できるくらいの作品になったような気がする。 【メソ】さん 6点(2004-05-22 11:35:43) |
264.これ、とても面白いし、若い人には(わたしも含めて)日本という国に対しての認識を深めることができる映画だったんじゃないかな。でも、みなさんも言及されているとおり、この映画には荒い部分が多い。最後の戦闘のシーンなんてほとんど見るにたえない。「殺陣」じゃないけど、戦闘にはその型というものがあるわけで、あの芝生が青々と茂っているあの戦場では総力戦ふつうはやらないよね。・・でも、それが気になったけど、『武士道』とか読んで、この映画がきっかけとなって日本という国を好きになったことは確かだ。(わたしと同じようなひともきっと多いだろう)。という意味で投稿します。 【ハル】さん 9点(2004-05-22 01:49:47) (良:1票) |
263.思ってたより全然よかったですね。 もっとトンチンカンな日本が出てくると思ってたら、ほとんど違和感がなかったし。改めて渡辺謙と真田広之ってかっこいいなあって思いました。あ、トムもなかなか、ね。 【ジム】さん 8点(2004-05-21 12:57:31) |
262.つっこみたいところはいっぱいあるし、感動させよう的な演出にはうんざりしたけど、うっかり感動したので7点。 【太郎】さん 7点(2004-05-20 18:39:30) |
261.渡辺謙がいきなり英語をしゃべりだしたのでびっくりしました。でもハリウッド映画にしては、日本に対して好意的に描かれていて景色の映像もきれいだったので少し好感が持てました。 【ジョナサン★】さん 5点(2004-05-19 09:18:02) |
260.武士道嫌いです。別に誇りなんていりません!!私が子供だったらお父さんを止めます!!負けると分かる戦いは、させないと思います。どうしてこうゆうシーンがないんですか?トムとケンさんの映画だからですか?こんな映画で私は感動しません!!残された者がかわいそうで仕方がありません。 【はりマン】さん 3点(2004-05-19 00:47:49) (良:1票)(笑:1票) |
259.時代考証について、突っ込みたい所が多々あるが、真田・渡辺の演技で救われた。武士道精神も伝わったが、やはり、ハリウッド映画ように作られた作品だと解る。戦闘シーンなどは、どこかで見たシーンの連続。 これだったら、グローリーの方が数倍上だと思う。 【ボバン】さん 6点(2004-05-18 01:18:13) |
258.まず、渡辺謙のセリフがボソボソと小声すぎて聞こえにくいとこが多かった。自分の耳がおかしいのかもしれないけど。。(汗)感動する部分もあるけど、どこか不自然さを感じて期待はずれだった。子役が良かったので1点プラスで6点。 【civi】さん 6点(2004-05-18 00:36:12) |
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257.真田さんかっこよいですね~この映画って外国人にはウケそうですよね。ただ私にはちょっと理解不能でしたね。。殺陣もいまいちだったし。。しかしその中でもゲゲッて思ったのは小雪とトム・クルーズの恋愛ですね。キスとかしちゃうなんてあの時代の女にはありえないんじゃないかなぁ。。とりあえず、可もなく不可もなくって感じですかね |
256.作りたくてもお金がない日本映画には到底描く事が出来ないこの迫力。正直驚きました。 【ボビー】さん 9点(2004-05-17 19:47:41) |
255.サムライ中のサムライ、は、やはりボブですよね!? 【ぷっきぃ】さん 8点(2004-05-17 15:04:48) |
254.結果は分かっているのに、「もしかして・・・」と思わせたエドワード・ズウィックは凄いと思います。 【リーム555】さん 9点(2004-05-17 14:46:21) |
253.何故に渡辺謙は英語を?って感じに唐突に喋りだします。そこに違和感があったり。サムライを貫くことのために反乱軍の長となってるのに英語ってあんた・・・。日本を学びとりあえず観れるハリウッド版サムライ映画を作ったことに意味がある。合戦時の大地の胎動とか鳴動というか迫力は凄まじいものがあった。夫を殺した男に好意を持った小雪はなんだかなーって感じだ。設定とか殺陣がどうとか詳しい方が観れば粗が出てくるものだが自分は割と楽しめた。山に息づく神聖な雰囲気と作られた感バリバリな村の景観の融合に美しさを感じちゃったりも。 【HIGEニズム】さん 6点(2004-05-17 13:55:14) |
252.ハリウッドが一生懸命日本を勉強して、サムライ映画を作ってくれたことは嬉しいけど・・・殺陣がぜんぜん出来てません。キル・ビルと足して2で割りたい。 【IKEKO】さん 6点(2004-05-16 14:39:02) |
251.アメリカ人からすれば異文化としての日本を撮ったのでしょうが、最早このお話が我々日本人にとっても異文化であることに気付いているんだろうか。やはりアメリカ人が撮った侍映画だなあと少々薄ら寒い、というかくどい部分が多々ある。ストーリー展開もありがち。まあそういった鼻につくところを我慢すれば普通に面白い時代活劇です。 【コーヒー】さん 7点(2004-05-16 13:56:32) |
250.この手の映画は間違いなく自分好みだと思って早くから期待していました。しかしながら残念なのは「武士道」という価値観を理解出来なかったことです。何よりも「誇り」を最上段に構えて戦う侍にとっては、家族や仲間や子孫の為に、兜を脱ぎ剣を置き、新しい日本をより素晴らしいものに創り上げていくという選択肢があったのではないでしょうか。最後まで戦い抜いた姿には感動もできましたが、死を恐れず戦う意味が伝わりませんでした。ただ、渡辺謙の演技は最高でした。あれで助演男優賞を獲れなかったのは残念ですね。 【たにっち】さん 4点(2004-05-16 13:45:35) |
249.屋上屋を架すようですが、私も一言。良くできてるなあ、さすがハリウッド映画。顧客満足度はしっかり満たした作りは、お見事です。日本の歴史的事象を背景としたファンタジーとしておもしろく見られました。日本の役者陣が、絵葉書的ジャパニズムから少しでもリアリズムに(と言っても、自分だって明治に生きてるわけじゃないからリアルがなんだか言えたものではないが)引き戻そうと健闘されていた跡が感じ取れました。けれど、いつもながら国家観、戦争観が、エンターテイメントの衣装を着せられて、スペクタクルにされているのは、個人的に、違和感はぬぐえません。特に今は。虐殺のトラウマから飲んだくれていた「キャプテン」も、結局殺戮に駆り立てられていくわけで、ここではいかなる意味づけもむなしい。実際、この映画の中では見事に破綻しています。戦い終わった惨状を見せつけて、やっぱり非人道的ですって、サイン送れば免罪されるものでも無いと思う。人間って(とあえて大上段に振りかぶりますが)どこまで戦争シーン(もしくは戦争そのもの)が好きなんだろう。 【momonga】さん 7点(2004-05-16 13:26:34) |
248.(「ダンスウィズウルブス」+「グローリー」+「渡辺謙」)÷3=「ラスト・サムライ」って感じでした。 アラ探しをすればいくらでもできちゃうけど、これは本物の日本ではなく、日本風ハリウッドファンタジー映画。 アボカドを巻いたお寿司もこれはこれでうまいじゃん、というお味でございました。 とはいえ、軽く見流したわけではありません。大変重厚でよいものを見せてもらったと思っています。 また、私は本作を好戦的な映画だとは受け止めませんでした。歴史の狭間で翻弄されていく哀れさはどの時代の人間も同じであるような気がします。 登場人物がみんな単にヒロイックな人間像として描かれるのではなく個性を持った個人個人として描かれていて(そこもさすがハリウッド! 日本の時代劇と大きく違う点ではないでしょうか)、彼らの内面にある精神性としての「サムライ・スピリッツ」がちゃんと感じられ、人間理解の深い作品だというふうに受け止めることが出来ました。 主役陣の殺陣もすばらしかったじゃありませんか。群像としての殺陣には若干不満もある(何だか「グローリー」を見てるみたいだった)し、真田さんだけ群を抜いて素晴らしく、ほかの人と差がありすぎたなど、不満も少しはありますが、ここは真田さんの素晴らしさのほうを買いたい。 自分の名誉ではなくこの映画が少しでもよくなることが本望、という彼の姿勢はまさに侍の精神と合致しているのではないでしょうか。 私はナショナリストじゃないし、最近の真田さんの作品には少し不満もありましたが、そんな私も涙が出そうでした。 製作資金が豊富にあったならば、これほどのものが邦画にも出来るのか、出来ないのか、というのが私の今の一番の関心事です。 〈余談ですが、ズウィック監督って、あの思い切りやりすぎの「アイ・アム・サム」のプロデューサーとは思えないほどの抑えた演出ぶりでしたねえ。監督としてのズウィックと、プロデューサーとしてのズウィックが違いすぎる! プロデューサーってただ儲かるように算段できればそれでいいってことなのかしら? もしそれがハリウッド・システムの常識なら、それはイヤだなあ・・。〉 【おばちゃん】さん 8点(2004-05-16 12:15:02) (良:1票) |