【paraben】さん 3点(2004-11-28 00:37:14) (良:1票)(笑:1票) |
【あずき】さん 5点(2004-11-27 08:29:42) |
30.ソフィーの告白に耳を疑った。宮崎さんの優れた観察力は、花も盛りの年頃では、具現化できなかったのでは。テーマと思える『生きる力』に「恋愛」「若さ」を据えたことで、プロットに欠ける展開に陥ったのかもしれない。また、ヘタに反戦を意識したつくりも、困惑に拍車を掛けた。サリマンの言動はワケがわからない。意外にも扱いの悪い荒地の魔女が、ソフィーに呪いをかけるのは、アリかな。声優キムタクはそれほど気にならなかったが、「宮崎駿作品」に求めてはいけなかったと思う。このあたりからもスタジオジブリの“危うさ”が垣間見える。 【ダージン】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-11-27 02:50:46) |
29.さっぱり意味が分かりません。 ここはこうかな・・って補完作業があまりに多くて、それってつまり消化不良ってことでしょ。あたしジブリ大好きですよ。でもこの点。 【ネフェルタリ】さん 3点(2004-11-26 13:33:47) |
28.世界観や映像は相変わらず美しくて見入ってしまうだけど、ストーリーや設定に物足りなさを感じてしまった。ハウルとカルシファーの関係もよくわからなかったし、荒地の魔女はそれほどキーパーソンでもなかったし、もう少し設定や関係を掘り下げて描いて欲しかった。結局は愛で救われたの?それで戦争も終わったの?行き着くところがよくわからないまま終わってしまった。ちょっと心配だったキムタクのハウルは棒読みがだったもののけっこうマッチしていた。少女の時の倍賞千恵子の声のほうが気になった。最後まで飽きずに見れたのは映像美のおかげだろうと思うと、ちょっと残念。 【耳】さん 7点(2004-11-26 03:24:10) |
27.宣伝コピーについて・・・。「二人が暮らした」っていうのでてっきりトトロみたいな、生活描写にファンタジー描写を取り入れた作品かと思ってました。「もののけ姫」で対立のある世界で生きること、「千と千尋」で自力で生き成長することを描いてきて、今度は限りある生、老後を生きることをテーマとしたのかな~着眼点いいな~、と自分の中では期待大でした。しかし、この作品に「暮らし」はありませんでした。最近、ハッタリ宣伝コピーが多い中(ター○ネー○ー3とか)、宮崎作品は作品を豊かにイメージさせる宣伝コピーが多く今回も期待していましが、その点が残念です。 【めっく】さん 4点(2004-11-26 01:41:49) |
26.宮崎作品にしては、珍しく急いで作り過ぎたのかな?城内外の細部に渡る描き方や最期に板一枚になる姿には、作者のハウル城に対するなみなみならぬ愛着とこだわりを非常に感じるが、その一方で、人間の善悪やソフィーの恋心が描ききれていない。バランスが残念。海外ではたとえ評価されても、ジブリ作品に馴れ親しんだ日本では厳しいかも。待ち焦がれた4番打者には、観客は常にホームランを期待するから。 【つむじ風】さん 7点(2004-11-25 02:33:28) |
25.ものすごく期待して観ただけに、ちょいがっかりしてしまいました…。なんだかしっくりこない終わり方だったので。そして話が少しわかりにくいです。これから見にいく予定の方は、少しだけ予習をしておくと良いかもしれません。。 でも、音楽と素敵なアニメーションにはやっぱり鳥肌がたちました。そして涙。。ジブリのすごさを改めて感じます。 【kokayu】さん 6点(2004-11-24 23:43:16) |
24.これはかなり評価が分かれそう。恐らく意図的にやったのだろうが、今までの宮崎作品から比べると、明らかに説明不足で不親切な作品に仕上がっている。今作の掴みの部分でもある魔女がソフィーに呪いをかけた動機にしても、明確な答えは出されていない。しかし、そういった部分を自分なりに脳内補完できる人にとっては、世界観の良さも相まって十分にハマれる映画だと思う。少なくとも「スチームボーイ」よりは素直に楽しめた。 【終末婚】さん 8点(2004-11-24 23:04:35) |
23.物足りない感じでした。ストーリー展開が不自然な感じがしたので、感情移入出来なかったです。部分的にお気に入りな所はありました。ハウルはかっこよかった、カルシファーのキャラもよい。音楽もすき。動く城もすき。 【YOU】さん 6点(2004-11-24 16:52:05) |
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22.うーん。何だか登場人物の心理描写がちょっと乏しかったような気が…。ソフィーはハウルの一体どこに惹かれたのか。最低でもそこの部分だけは丁寧に描いてもらいたかったです。これじゃソフィーはそこら辺にいるただの面食いの女の子だよ。 【Minato】さん 5点(2004-11-24 01:23:57) |
21.素晴らしい映像美と素晴らしい音楽に支えられた映画。実際に、ソフィーが大自然にたたずむ場面で涙腺が緩みました。それは、ソフィーの前向きな美しい気持ちが素直に表現されていたから。それだけに、いろいろ詰め込みすぎてしまった内容は実に残念です。欲張りすぎてしまって、1本の大きな柱がうすれてしまったような。ただ、木村拓哉の声はとっても素敵でした☆あんまり好きじゃなかったんですが、ファンになってしまいました☆ 【ひなた】さん 6点(2004-11-23 22:50:18) |
20.ソフィーの声を聞いて、さくらや寅さんを思い出してしまった...。 ちゃんと声優を起用してほしいし、内容もいまいち消化しきれていないと感じた。 【ゆきいち】さん 4点(2004-11-23 21:16:07) |
19.筋金入りの宮崎駿ファンです!待ちきれず、初日に観に行ってしまいました..観終わった感想は、「だからどうした!?」 です..理屈抜きで楽しめる訳でもなく、強いメッセージ性、感動、がある訳でもなく..今回はすべりそうな予感がしていただけに、予感的中!悲しい..脚本が頂けません..ちまたにあふれているどうでもいいアニメやTVの2時間もので十分!って程度のストーリー.. “動く城” (動くガラクタ?) もほとんど登場する意味がないし(監督の自己満足か?)..反戦?かなんだかよく分からない、無意味な戦争シーン(戦時中という設定)..主要人物以外のキャラクターやメカは、斬新さに欠け..今までの作品の寄せ集めみたいなものばかり.. とにかく 「コナン」 や 「カリ城」 「ホームズ」 で見せた、あの脚本、演出の “キレ” が全く陰を潜めてしまっています.. ナウシカ以降(千と千尋除く)の劇場用宮崎駿作品の特徴なのですが、作品の中盤を過ぎたあたりから終盤にかけていつも “尻窄み” ..さらにラストが “ビシッ!” っと決まらない..そういう悪い癖が出てしまってます..って言うか、本作の場合、中盤からすでにストーリーが壊れてる..終盤は盛り上がるどころか、盛り下がり、失速..支離滅裂ぎみに慌てるように結末を迎え..そして “ハッピーエンド!” ..(なんじゃそりゃ!ラブストーリーとはほど遠い出来..) これは、脚本が完成していないまま製作に入ってしまうという、アニメ製作上の手法が故の弊害!ではないでしょうか..監督は、製作に追われ、時間に追われ.. “結末” を考えているうちに訳が分からなくなってしまうのでは..映画は「脚本が命!」と言った黒澤明監督の言葉を思い出します!..長編アニメの場合も、脚本を練りに練って全て完成させてから製作に取り掛かるべきなのでは..さらに脚本を1人で書くのではなく、複数人で案を持ち寄って書き上げる(かつて黒澤監督もやっていました)、といったことも考えなければ、偏った思考のまま創り込んでしまうことになります..(本作のように..) “巨匠” と言われる監督が “ワンマン” で、思い通りに創り上げた映画が、“駄作!” と酷評されることが多いのは “公然の事実!” ..宮崎監督がそうならないことを願って、次回作に期待します... 【コナンが一番】さん [映画館(邦画)] 6点(2004-11-22 14:42:17) |
18.ナウシカやラピュタといった偉大過ぎる兄がいたために過度な期待をかけられ、険しい運命を余儀なくされた数々の作品達。彼らの弟がまた一人増えようとしている。老若男女大勢の注目が集まる中、宮崎駿監督最新作「ハウルの動く城」の誕生だ。しかし大きな産声と共に姿を現したのは、美しい外見とは裏腹に人間らしい感情を全く持ち合わせていない――まるで『彼』のような――それはそれは奇妙な映画だった。そう、外見は美しいのだ。それこそ震え上がるような美しさである。表情豊かなキャラクター。卓越した映像美。宮崎節全開のファンタジックな世界観と、胸を躍らせる粋な演出。否応無しに涙腺を刺激するワルツのメインテーマ。公開前は不安材料だとばかり思われていたが、見終わってみれば拍手を贈らずにはいられない見事な声優キャスティング。どれもこれも満点だ。これだけ良い素材が揃っていたのに、なぜこうなってしまうんだろう?中身が破綻している。登場人物の行動理念や感情の動き、そしてストーリー展開が余りに荒唐無稽で理解不能なのだ。これは「説明をあまりしない映画」「観客に考えさせる余地を残している映画」という表現で許されるレベルであろうか?俺はこの点において0点を付けざるを得ない。だから俺のこの7点という結論は10点と0点が複雑に入り混じった結果としての7点であり、なかなか良いという意味の7点とは明らかに異なる。よって他のどの7点よりも見る価値のある7点だということは主張しておこう。さて上述した通り、美しい外見を持ちながら心をなくしてしまったこの映画は、自身の登場人物「ハウル」とそっくりだ。俺は彼にどんな態度で接すれば良いのだろう?ソフィーのように理由もなくいつの間にかこの映画を好きになっているなんてことは、俺には有り得ない。ただ、映画の中のハウルは不思議な魅力に溢れ、多くの人々に愛されていた。ならばこの映画もまた多くの人々に愛される存在へと成長するのでは、と考えたくなってしまうのは果たして単なる酔狂なのか?俺はそれを確かめるため、彼の成長をゆっくり見守ろうと思う。そしてこの映画が90歳になる頃、人々の記憶にハウルは残っているのか、それとも忘れ去られているのか。生きている限り、あのカカシのようにずっとこの映画の後を追いかけて行ってみようじゃないか。そんな決心をしてしまう俺は、きっともうハウルの魅力に取り憑かれてしまったのかも知れない。 【コバ香具師】さん 7点(2004-11-22 10:02:57) (良:3票) |
17.これは宮崎アニメの集大成かもしれない。場面や構成やキャスト、これまでの宮崎アニメをうまく吸収していると思う。そしてこの映画には、普段見ている映画とは大きく違うところがいくつかある。まず、明確な答えが用意されてないこと。魔法の事や周りで起きている事など、普通の人から見たら世の中はわからない事だらけ。自分の頭で補完していくしかない。見ている自分もソフィーも同じ一般人。だから彼女に感情移入する事ができる。そしてストーリー構成も明らかに違う。大きなどんでん返しや伏線、そんなのを期待してると肩透かしを食らうだろう。私にとってこれは、頭で考える映画ではなかった。感動の仕方も、他の映画のそれとは明らかに違う。見終わった後の衝撃。この映画を見て感じた事を友人と話す―また感動できる。サウンドトラックを聞く―そこでまた感動できる。時々ふとこの映画を思い出す―何度でも、感動できる。自然に。物語が頭に染み込んでいる様だ。 【じゃじゃ丸】さん 9点(2004-11-22 03:32:14) |
16.やっぱり賛否分かれるようですね、この映画。私個人としてはとても楽しめましたです、はい。宮崎映画特有のあの映像美、そして久石譲の音楽にのっけからやられてしまいました。『♪人生のメリーゴーランド』でしたか、あれは名曲ですね~vvでも倍賞千恵子の歌はあんまり合ってないように思えてしまいました(すいません…)。 さて、内容ですが、私もやはり「んんっ?」と思う場面は多々ありました。ソフィーのお母さんが何故あんな行動をとったのかがいまいち分からなかったし、ソフィーも何故あんなにちょくちょく老けたり若返ったりするのかもよく分からなかったです(私がバカなだけなのかな…)。原作もあんなカンジなんでしょうか?さらにあのカカシのカブにいたっては、ラストで思わずコケそうになりました。。。 しかし、全体を評価するとなると、やはりこれは素晴らしい、という結果にいたります。だって私泣きましたもん…!それに階段のシーンでは爆笑させていただきました。これでいいんじゃないでしょうか。笑って泣けて、感動して、それがジブリ映画の魅力なんですから。 で!!!ハウルですよ…!!!もうめっちゃツボです!!ハウル素敵すぎっ!!何ですかあの美しさは!!犯罪だ!しばらくハウル熱が下がりそうにありません。木村の声も凄くマッチしていて、本当もう最高でした…。仕方がないので待受画像探しに逝ってきます(死) 【Ronny】さん 9点(2004-11-21 23:31:51) (良:1票) |
15.ジブリ映画=絶対面白い!というわけではないということが、よくわかりました。いかんせんストーリー展開が…。でも売れるんだろうなあ。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 5点(2004-11-21 21:00:51) (良:1票) |
14.私にとってはキセル映画のようでした。素敵な最初と強引な最後をつなぐ管の中は・・?????・・、疑問や眠気を誘う煙がモヤモヤモヤ。観たい観たい、とせがんでたうちの子どもたちも「まだぁ?」、隣席のアベックはイチャイチャし始め、非常ぉ~に長く感じてしまいました。画と音楽は(しつこいほど)とても美しかったので、声優吹き替え版DVD(!)が出れば観たいです(えらいすんません)。場内のお子様観客が「ヨイショ!」と声をかけた階段シーンに+1点。連れてこられて泣き叫んでいたベビーちゃんたちは可哀想だったけど、最近あまりない「満員御礼映画館」の雰囲気を味わえたのは良かったです。混んでる映画、もっと増えればいいよねぇ。 【かーすけ】さん 6点(2004-11-21 20:57:19) |
13.話がわけわからん。ストーリー展開に脈絡というものが存在しない。キャラクターは魅力的だった。あれだけ心配された木村拓哉は映画の中には存在しなかった。というより今回のキャスティングは大成功だったように思う。問題はそこじゃない。キャラたちはよくわかんないままに仲良くなって、泣いて、悩んで、お互いを好きになってる。なんか長い時間をかけて出来ていくものがあっという間に出来上がっていって、それが当たり前のように振舞う姿は疑問符の嵐だった。そこが最大の問題だった。 何度もスクリーンから目を離し、その脇に消火器が置いてあることに気づき、早く終わらないかな~なんて宮崎作品では一度も抱いたことのない感想がわいてきた。これ、「戦争」をテーマに加えてしまったことに原因があるんじゃないか。悲惨な状況を描いておきながら、なぜハウルとソフィーだけが嘆き、憤るのか。なぜあんなにも簡単に終わらせられる戦争だったのか。今の世界を見れば冗談で済まされないことは一目瞭然じゃないか。いままで人の力でどうにも出来ないテーマを選んで、あえて完璧な解法を示さず観客に問題提起してきたんじゃないのか。悲しくて仕方なかった。 そんな中で救われたのは、主役二人が抱き合うなか、ながれはじめた 主題歌。ものすごく感動した。谷川俊太郎はやはり偉大だった。♪涙の奥に ゆらぐ・・・ 【池田屋DIY】さん 3点(2004-11-21 19:03:10) (良:1票) |