25.ひたすら逃げ続けて、自分を助けてくれた仲間が死んでいっても、何一つできなかった主人公。ほとんどの人々が、この主人公と同じだったんだろうけれど。ただ、著名なピアニストであるというだけで運良く生き残ってしまったというのが、あまり好きにはなれませんでした。でも、一人の生き残ったユダヤ人から見た第二次大戦下のポーランド、という意味では、後世に残すべき価値はあると思う。ところで、ポーランド=フランス合作映画でなぜポーランド人が英語を話しているのだろうか? ドイツ兵たちはドイツ語を話しているのに。 【流れ星】さん 3点(2003-02-22 17:41:30) |
24.主人公のひたすら生き延びようとするその執念に圧倒されました。大仰な音楽も演出もなくリアルな分静かに深く感動した。 【cherry】さん 10点(2003-02-22 16:34:36) (良:1票) |
23.最初、ラブストーリーものだと思ったら…ひたすらむごいっす。差別ってもんじゃないっすよ。あれは。 【つばき】さん 10点(2003-02-22 10:23:23) |
22.途中正視できなくなりそうでした。でも、事実なんですよね。。ドイツ人→ひどいユダヤ人→可哀想 などという図式になりがちですが人間が独裁政治や戦争のなかで変わっていく人 変わらない人色々考えさせられました。 【花】さん 8点(2003-02-22 02:08:41) |
21.オカマがCMでうざい!評論家が映画の宣伝すんな!それとあなた何歳から映画批評しだして「今までの映画人生~」なんて事いえるのかね。すいません内容と関係なくて。 |
20.もう、見てられませんでした。全編にわたって悲しすぎる事実・・本当に戦争って人の心を冷たく変えてしまうんですね。そんな中でも強く生きようとする人々の姿。でもこんな事実を認識しないようにして、TVで戦争のニュース見ている現実を思うと涙が止まらなくなりました。この映画を見た後は1日、どっぷり落ち込みました。 【まっくろくろ】さん 5点(2003-02-20 20:57:34) |
19. 平和で幸福な日常生活がある日突然失われてしまう事の恐怖をひしひしと感じました。住む国と家があり食べ物にも着る物にも不自由せず、愛する家族や友人が元気に生活している。当たり前でごく普通の生活だと思っていたけどそれがいかに尊い物であるかを実感出来ました。 派手なアクションや高度なCGで映画の中で描かれる戦争がエンターテイメント化されつつあるイメージがありますが、実際の戦争はこんなにも苛酷な物なんだと考えさせられます。 ストーリー後半からナチスの手を逃れつつも食料探しに奔走する主人公の姿が印象的でした。 【t2r】さん 9点(2003-02-20 17:58:26) |
18.ドラマチックな展開はないのですが、生身の人間がひたすら生きていく姿が表現されていました。うまく行き過ぎかなぁという感じですが、実話と言われればピアニストという必要性も含めて納得しないでもないストーリー。しかし、戦争は、ほんとに、地獄。 【チューン】さん 7点(2003-02-20 14:35:34) |
17.ポランスキー監督の思い入れが強過ぎたという感は否めないです。。なかなか弾いてくれないんですよ、ピアノ。。。しかしその分、数年ぶりに彼がピアノに触り、音を出した時にはもう・・・久々に泣いてしまいました。余談ですが、劇場には年配の方が多く、涙しながら観ていた方も見受けられました。 【クロマス】さん 8点(2003-02-19 21:52:59) |
16.ただ悲しいだけでなく、とてもリアルに描かれていていろんな思いが伝わってきた。 【みゆき】さん 9点(2003-02-19 17:03:54) |
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15.これは何が主題なのか?戦争?恋愛?ピアニスト?まったく持って中途半端。いろいろな要素を入れすぎて消化できないでいる。おすぎは幾ら貰ってあのCMを撮ったのだろうか? 【たくや】さん 3点(2003-02-19 14:52:45) |
14.残虐な殺人シーンの割にナチの兵隊の描き方が今一つ柔らかすぎる気がした。パールハーバーの時みたいに旧敗戦国への配慮でしょうか?音楽はすばらしいので、劇場の音響装置で堪能してください。 【Tamad】さん 6点(2003-02-19 08:30:32) |
13.今まで見てきた映画のなかで一番衝撃を受けました。映画を観る以前に原作者の手記を読んでストーリーは知っていましたが、極端な脚色もなく原作を忠実に映像化しようした努力がうかがえます。ただ、残虐なシーンが淡々と日常茶飯のように描写されていて「シンドラーのリスト」を見るに耐えなかった人にはあまりオススメできません。ピアノが大好きな自分にとっては、主人公が目の前に置かれたピアノを弾きたくても弾けない状況におかれながら空想で音楽の世界に浸るシーンでは、彼の心情が強く伝わってきてつらくなりました。特にクライマックスのシーンのショパンのバラードにはただ感動して涙が止まりませんでした。ピアノとショパンが大好きな私にとっては一生の記憶に残る映画になりました。戦争によって本来持っている良心を麻痺させてしまう人間の脆さや悲しさや極限状況に置かれた人間を支える力にさえなる音楽の持つすばらしさ、色々と考えさせられる内容でした。ラストシーンで、飢餓で瀕死状態のシュピルマンを救ったドイツ将校がワルシャワを去る瞬間に自らコートを脱いでシュピルマンに渡して言った言葉は強く印象に残りました。映画に出てくるような荒廃した極限の世界をたった1人で5年もの長い間生き抜いた主人公をみて、ただ幸運によって生き残ったのではなく、目に見えない力によって生かされたのだとすら感じました。戦争を生き抜いて、戦後に作家ではない彼が克明な手記を残し、そしてそれが映画化されて世界中の多くの人に知られるようになったことを思うと、つくづくそのように考えてしまいます。見た後に気分が晴れるまでに時間のかかる映画ですので一人で観に行った方がよいかもしれません… |
12.好き嫌いは、分かれる。特に、若い人には、嫌いという意見が多く出るかもしれない。主人公は、ナチスの迫害に果敢に立ち向かうわけでもないし、地下運動で地道な抵抗を続けるわけでもなく、収容所での過酷な労働に耐え忍ぶわけでもない。彼の才能を知る人々によって、窮地を脱し、自身の無力に涙し、飢えと虚無感に絶望しながら、ただひたすら、息を殺し、食料を漁り、逃げ惑い、隠れ住むだけである。ただ、それが、痛い。痛ましいまでに、人間の、生きることへの自我を曝け出していて、痛い。そして、彼の自我を支えていたのは、ピアノを弾くこと。廃墟になった病院の中、朦朧とした意識の中でも、あるはずのないピアノを弾いていた姿は、胸に迫る。そんな一方で、生きることへの自我を支えていたはずのピアノを前にしても、缶詰を離そうとしない姿、ドイツ将校の差し入れた食料を泣きながら食べる姿は、哀れなまでの極限を描いている。「神に感謝をすればいい」。その才能によって人々に助けられ、生き延びた彼に出来ることは、ピアノを弾くことだけ。本作を観ながら、やはり戦争は嫌だなぁと、思う。被害者になることよりも、自分や自分の家族の為に、もしかしたら自分こそが無意識に弱者を踏み躙る加害者になるかもしれない可能性が、嫌だ。好き嫌いは、分かれると思う。それでも、大掛かりな仕掛けもなく撮られた本作は、当時のポーランドを扱った映画としては渾身の一作であり、エイドリアン・ブロディの演技は、秀逸である。ただ、一人の視点から描いた作品だけに、もうひと押しという部分は、ある。 【由布】さん 9点(2003-02-18 22:27:55) |
11. おすぎはいいすぎ!ジャロってなんじゃろ?って感じです。しかし、かなりおもしろいです。中盤は逃げてばっかり同じ感じのパターンがあって辛くなりそうでしたが、廃屋の中でピアノを弾くシーンは最高でした。戦争とか差別とか人の歴史、考えさせられます。 【さすらいパパ】さん 8点(2003-02-18 22:14:43) |
10.映像もさることながら、音の扱い方が秀逸。設備の良い映画館で見たい映画。ブロディのドイツ語はちょっとヘン(役作りか?)。 【Frown】さん 8点(2003-02-18 17:42:55) (良:1票) |
9.すんごくつまんない。ただその言葉だけで表現できる作品。主人公はただ知名度と運がいいだけで生き残った戦争の被害者。でも何もしてない、戦争だったらこんな人は何人でも居る特別な存在じゃない。よく特別な存在じゃないからこそ人々に感動を与える作品はあるがこれは‘あっそう’て感じの作品。おすぎ金返せ 【ゆうめし】さん 1点(2003-02-18 03:20:16) (良:2票) |
8.逃げ回ってるシーンが多く、ピアニストとしての特徴を発揮する場面が少なかった。色んな人に助けられたあげく、最後はスマートに演奏して終わりっっ、物足りない。 |
7.個人的に戦争映画が苦手な私でしたが、ストーリーにひかれ見に行きました。戦争映画というよりは、ピアニストであるシュピルマンが、どのように戦争の中で生きたかという自叙伝的な内容でした。エイドリアン・ブロディ演じるシュピルマンを通して、生きるということの残酷さが痛いほどに伝わってきました。戦争において、善悪はないという描き方も今までの戦争映画とは違うなと思いました。生きるということはどういうことかを考えさせられました。とにかく、ひとりでも多くの方に見て欲しい映画です。そして、エンドロールで流れる映像には圧巻でした。 【はがっち】さん 10点(2003-02-17 22:49:40) |
6.淡々としかし強烈な時間が流れる映画だった。どうしても映画をエンターテイメントとして捉える習慣のついている自分としては、隠れ続ける主人公に物足りなさを感じたが、だからこそリアリティーのあるノン・フィクションなんだろう。圧巻だったのは、破壊し尽されたワルシャワ市街の光景。HPによるとかなりロケハン、セットなど大変だったようだ。それと映画の中で主人公のシュピルマンを演じる、エイドリアン・ブロディがピアノを弾くシーンが何度かあるのだが、実際にブロディが弾いたらしい。本当にすばらしかった。全体を通した感想として、第二次世界大戦中のドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を描いた作品としては「シンドラーのリスト」があるが、個人的にはあちらの方がインパクトが上だった。またこの映画はいわゆる泣ける映画ではない。「ライフ イズ ビューティフル」みたいに、どうぞここで泣いてくださいみたいなシーンはない。映画をエンターテイメントとして見た場合、「泣ける映画」はそれだけで映画を見終わった後の満足感をあげてくれるが、戦争のリアリティを追求した場合、このようなある意味、淡白な作りで良かったのかもしれない。 |