16.魅力あふれる役者さんたちと、なんとも言えない情感漂う描写に心が表れるようでした。印象深いのは堀北真希さんの演技が光ってたことでしょうか。原作の雰囲気を損なわず、ジーンと心に残る映画に仕上がっていると思います。続編がもしあるのなら吉岡さんと小雪さんのその後をぜひ・・・幸せであってほしいですね。 【kalyn】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2006-10-07 06:25:19) |
15.昭和を題材にしたのは、リアリティの追求ではなく、舞台として再現しただけのことだろう。あまりに美しすぎるところはあるが、過去はいつも美化されていくもの。特別気にならなかった。ストーリー自体もありきたりでなんの捻りもない。でも嫌味がなく、温かい。邦画も洋画も人の生死でばかり泣かせる映画が多い昨今、温かさで泣かせてくれたのは高く評価したい。 【智】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-07-15 21:16:54) |
14.今まで観た邦画の中では一番かも。吉岡秀隆の演技って好きじゃないんだけど、それも何とか許せるくらい良い作品。皆元気で、人情味にあふれまくっている。その時代は知らなくとも、ほんとにこういう感じだったんだろうなぁと思いを馳せることができる。作りすぎのようでいて、リアリティにあふれているようにも感じる。個人的には一平ちゃんと六がとても上手だったので、彼らには満点をあげたい! 【にゃ~】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-07-12 22:48:17) |
13.まだ人間同士が、目に見えるもの話せるもの触れるものとして、実体を感じてつき合い生きていた時代。あの頃は人の強情、優しさ、弱さ、見栄、そして貧乏も分かりあえた。潰しあうより支えあうほうが美徳だった。 いいですねぇ昭和。お金と引き換えに無くした物が、多大に表現されていました。昔は損得ばかりではなかったのですよね。豪快な怒りんぼオヤジ、質素で優しいお母さん、近所のお人好しなインテリおにいちゃん、素朴で無垢なお嬢チャン。たまらない人物設定です。夕日もきれいに見えるわけだ。 【チューン】さん [試写会(字幕)] 9点(2006-04-17 18:58:39) |
12. やはり、思ったとおり良い映画でした。本当に戦後、高度成長期に入っていく元気で前向きな日本の姿が映し出されていて何か元気にさせてくれる作品です。 【TM】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-04-16 22:32:14) |
11.当時を知らないのですが、何となく自分の子供の頃の日本とつながっている部分を感じて、非常に懐かしく思えて、映画の冒頭から涙が出てきました。お金も物もないんだけれど、もっとずっと大切な暖かい心はみんな沢山持っていて、もう途中から涙がどうにも止まらない。素直に良い作品だと思いました。 【ひかり109号】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-03-26 23:32:32) |
10.邦画嫌いで大して期待してなかったんですが、これは当たりでした。特にスケールが大きいわけでもなんでもない、ごく普通の話。でもそれでここまで感動できる映画、そうそうないと思います。 【トナカイ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-09 23:26:32) |
【まりまり】さん [映画館(吹替)] 9点(2006-02-04 16:18:35) |
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8.僕は昭和生まれではあるものの、正確な記憶があるのは平成からです。そんな僕が観て泣いてしまいました。はっきり言って展開は読めるし、いろんなエピソードのつなぎ合わせの印象もあります。でも泣けてしまうのです。この時代を経験したことのない僕が泣いたのだから、単なるノスタルジーではないと思います。たぶんこの時代には僕をひきつける魅力的な何かが、あったんだと思います 【千葉イッキ】さん [映画館(吹替)] 9点(2005-12-15 13:06:33) |
7.道が舗装されていなくて雑草がにょきっとしている雰囲気がたまりませんね。雨が降れば独特の土の香りで満たされるんだろうなぁ。昔が全部良かったわけではないです。完璧な時代なんてないですし、それぞれが色んな問題を抱えている。でももしこれから50年後、今の時代を舞台にした映画ができたら果たして50年後の観客は涙を流して観てくれるだろうか。そんなことを想うと何かやろうかなって気になりますね。50年後の夕日も綺麗でいてくれるんだから。 【ちーた】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-01 20:25:41) |
6.すごかった。昭和三十年代の日本をCGとはいえあれだけリアルに再現できているところに 感心した。最初の機関車が走るシーンは日本もこれだけのCG映画を作れるんだと感動ものである。 大昔ではないけど、ちょいと懐かしい、という感じ。 オート三輪とかはかろうじて見たことあったっけかなぁ。 途中からは話の展開にのめりこんで違和感はほとんどなくなってしまった。 指輪のシーンは最高だった。吉岡秀隆がいい味だしてました。 しかし彼はこういう情けない役ははまり役だなぁ。 年代も近いので彼にはかなり感情移入してしまう。 しかし彼も年をとったね。俺もまたしかり。 【あきんど】さん [映画館(吹替)] 9点(2005-11-23 18:48:54) |
5.全体的に暖かい雰囲気に包まれた良い映画でした。 横におじいさんが一人で見に来て座ってましたが、開始30分くらいからずっと泣いてらっしゃいました。 昔自分が持っていて、今は無くなってしまったものを映画を見て思い出されたのかもしれませんね。 【ろん】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-20 00:24:46) |
4.短けえよ。あっけなく終わっちまった。いやな予感はしてたんだよ。この監督のリターナーとかいう映画。ついにハリウッド映画に追いついたって言ってたけど、人真似以外何者でもなかった。タイトルクレジットに出てくる日本テレビとか電通とかのマスコミの協賛。マーケティングが絡んだ打算が透ける。ちょっと斜に構えて観た。しかし、まんまとひっかかった。真っ赤になった目を隠す暇もなくみっともない姿を家族にさらす。悔しいが、もっと浸っていたかったというのが正直な気持ちだ。 あまりにも古典的な泣きの演出だが、これでもかの押しの一手で見事陥落。考えるに人真似と王道は紙一重。前作では一歩も二歩も及ばなかったが、今回は壁を乗り越え王道を行く。40代以上なら必ず落ちる、という時代設定もだが、確実に若き吉永小百合をイメージして選んだと思われる六ちゃんをはじめ、脇を固める俳優人に隙がない。渥美清亡き後、もしくは「北の国から」終了後、ぽっかり空いた中高年の心の穴をジャストで埋めてきた。これはもう、企画の勝利というやつだ。 「死霊のはらわた」以来、久々にわざと劇場の画面からしばらく視線を外す。不覚にも嗚咽が漏れそうになったからである。あくまで吉岡君の声の周波数のせいであると自分に言い訳してみる。何だか「泣かされた」感が拭えず、手放しにこの監督の次回作に期待するという気持ちにはなれない。しかし、特に50歳以上の方、涙腺を止めておくのはダムの決壊後の濁流を受け止めるに等しい行いですぜ。 【正義と微笑】さん [映画館(吹替)] 9点(2005-11-15 22:14:17) |
3. いやー、いい映画。庶民の人情と優しさと笑顔が山盛りに詰まってます。 CGも違和感無く使われており、セットの町並みの出来も見事。 あと、「長すぎっ!」と思うシーンが全く無いように感じました。 かといってテンポが速すぎるわけでもなくて…まさに絶妙な間ですね。 昭和30年代…全く縁もゆかりも無い時代ですが、 この時代の空気や雰囲気を十分に味わえました。 俳優陣も適材適所。特に堤真一、薬師丸ひろ子の演技は素晴らしかったです。 【ふくちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-15 21:59:46) |
2.すごくいい!文部科学省が推薦しないなら私が推薦いたします。役者さんが生き生きしてたよ。特に子役が素晴らしかった!古き良き「昭和」を描いたこの作品が、「平成」の名シリーズになってくれないかと願う次第です。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-14 18:47:19) |
1.汚ったねぇ街並ではあるが、人々の力が満ち満ちていたように感じた。たしかに出来過ぎなエピソードの羅列であり作られた感はヒシヒシとする。しかしノスタルジーだけって訳では決してない何かがこの映画にはあるように思う。そこが何かと聞かれても分からない。ただ、そう思う気持ちになれる映画は希少である。配給会社の回し者になるのはシャクではあるが、昭和40年代中盤以前に生まれた人は見る価値有りだ。この映画はここ5年の邦画のNo.1と思わざるを得ない。 【クルイベル】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-09 09:42:56) |