199.南北戦争という背景の中、恋愛を軸に繰り広げられる一筋縄ではいかない人生のストーリー。これを観て、昼ドラに熱狂する主婦の気持ちがわかった気がした。 【きのこ】さん 10点(2003-01-04 16:40:02) (笑:1票) |
198.おお今見直してみるとフェイブルマンズで語られていた地平線が上にあると面白い絵になる、地平線が下にあっても面白い絵になる、その考え方を忠実に守って撮られているんですよね。あれはジョン・フォード監督秘伝の奥義というよりもハリウッドで広く伝わっていた教えだったことがよくわかります。当時のハリウッドの最高の技術のすべてが注ぎ込まれたカラー撮影と美術と衣装、ほとんどオーパーツみたいな作品です。スカーレット・オハラの堅苦しい風習に縛られない自由なキャラクターは今でも古びていません。何せこの時代に自分で事業まで始めちゃうバイタリティーです。しかしその割りに異様に土地に執着しているのが歪ではあります。軍隊や戦争が美化されているわけではないあたり、なおさら一番正当化したいのは奴隷制そのものだったという考えが見えてきます。逞しく自由に生きようとする理想と他者を踏みにじってでも利益を得ようとする貪欲さ、まあ良くも悪くもアメリカという国そのものを描いている映画だと思います。 |
197.古臭いのは仕方がない。、のだが、刺激的な話や画に慣れてしまった今の目では特筆して面白いと感じることができず、苦行のような時間だった 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-03-17 20:03:44) |
【六爺】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-01-26 15:05:19) |
《改行表示》195.まさに超大作。1939年当時に観た人は驚いたことだろう。今観るとさすがに(特に後半は)冗長なところはあるが、作品の完成度は高い。 人生はすれ違いの連続でもあり、それが物語になる。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-02-21 15:31:48) |
194.長時間の映画で内容的には殆ど主人公に共感できませんが、ストーリーは期待した以上に面白い映画でした。当時としては画期的な大作だったことを考えると世界的なヒットも肯けます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-28 21:29:47) |
193.この作品も映画館で観てほしい。映画館でしか本当の良さが伝わらない。映画の中に取り込まれ感動することができる。 【cogito】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-08-02 10:09:19) |
《改行表示》【pillows】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-02 17:48:09) |
191.レビューその③ 前半のラストシーンを劇的たらしめているのはプロットだけの活躍ではなく照明の力も大きい。この映画、「スカーレットってあまりに度を越えてわがまま過ぎるからどうしても感情移入が出来ない」という人も結構いますけど、そんな人でもほとんどの場合は「でもまああの前半のラストシーンだけは良かったかな」と思われるんじゃないでしょうか。あんなに憎たらしいと思っていたスカーレットにどうしてあそこだけは感情移入ができるんでしょうか。あそこのシーンをよく見てみると、直前のシーンでスカーレットの顔がシルエットになって、どんな表情をしてるのかが分からないようになっている。実はこれがミソ。どんなにスカーレットが嫌いな人でも、いやむしろ嫌いな人ほど「こんな状況下であのわがままお嬢様がどんな泣きっつらをしているのかが見てみたい」と思うはず。もちろんスカーレットが好きな人(私はこっちです)もやはりこの重要場面での彼女の表情は凄く気になる。そのまさに“ここ”というシーンでなんと! 顔が見えない!! いや~、賢いですねえ。これじゃあ、スカーレットの心は自分で想像するしかないわけです。でも決して押し付けがましいシーンにはなっていない。実質上は「はい、今のスカーレットの絶望的な心情を察してね」という、誘導的、洗脳的なシーンのはずにもかかわらず、まあ、これはとにかく観て頂ければ分かると思うんですが、すごく自然にスカーレットに感情移入していき易く撮られている。この時代の映画で人の顔を隠すという手法を取り入れた有名映画としては「市民ケーン」がやたら持ち上げられてますけど、私は絶対にこっちの方が頭の良いナイスセンスな使われ方だと思いますよ。だってケーンの場合は「観客の注意を喋っている人物ではなくセリフの内容に向けさせる為」という、ある意味「見た目そのまんまやんけ!」という使われ方なのに対して、こちらは「表情を見せないことこそ最強の感情表現なんだ」というお洒落な使われ方ですから。ま、ともかく「単純にシルエット効果により威圧感が増すから」とか、あるいは逆に「見方によっては『彼女の名誉を守るため』という意味合いに取れなくもない」などといった他の様々な理由などとも相まって、スカーレットを白い目で見ていた人でもここだけは「ついフッと…」感情移入してしまうようになっているのであります。レビューその④に続く…。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 10点(2013-12-03 12:03:10) |
《改行表示》190.ビビアン・リー演じるスカーレット・オハラがハマり役で、その存在感がすごい。 このスカーレットがなんとも鼻持ちのならない女で、嫌悪感を覚えてしまう。 この時代にこれだけスケールの大きい映画を作ったのは驚嘆に値するし、ストーリーの面白さは認めるが、主人公を好きになれない映画は、どうしてものめりこめない。 こういう女性に惹かれる人にとっては、感情移入もできてすばらしい作品となるだろうけど。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-12-06 17:41:27) |
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189.リバイバル上映で観ました。が、スカーレットに全く感情移入が出来ず……。イライラしちゃってダメでした。確かに絵的には壮大で絢爛豪華で見応えは有りましたが…。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-08-16 19:46:01) |
《改行表示》188.4枚組DVDの吹き替えを観たのですが、レット・バトラーの声優さんがイマイチピンと来なかったので、2枚目は字幕で観ました。 およそ3時間半スカーレットの半生はアッという間に終わってしまいました。 プレミア上映では映画が終わった後、静まり返り、暫くして観客が立ち上がり、拍手、拍手の嵐だったそうですが、我が家でも、それは十分伝わってきました。 この映画以降、ビビアン・リーは落ちぶれた役が多く、プライバシーも含めて悲劇のヒロインと言われ続けてしまいますが、映画は映画として素晴らしいと割り切ろうではありませんか。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 9点(2012-05-13 10:34:17) |
187.それこそご飯を食べる時間をも惜しんで読みふけった本です。頭に培ったイメージが、もう鮮やかにスクリーンに広がったときの驚きと感激。ビビアンの、完璧なスカーレット。細い眉と上を向いた睫毛、華奢な身体に強い瞳。グリーンのドレスが美しくて友人ときゃあきゃあとはしゃいだのが懐かしい。炎をかいくぐる馬車のシルエットは忘れがたいワンシーン。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-11-09 00:28:23) |
《改行表示》186.豪華な衣装やスケールの大きさを感じさせる映像にも感動しましたが、ラブストーリーとして楽しめました。バトラーさんがかっこよいにも程がある!(笑) 三時間半近くある上映時間も長く感じず、その後の続きも観たいなと思わされました。 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-05-24 14:05:06) |
185.1939年というのが何よりも信じられない。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-21 18:29:50) |
184.1939年という時代に、カラーフィルムを使ってここまでの超大作を作り上げたことには感服するが、作品としては「壮大なラブストーリー」止まり。やはりどこか陳腐さが目立つのでした。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 20:17:10) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2010-11-24 20:15:42) |
《改行表示》182.やっと見れました。4時間近くある超大作。でも全然飽きずに、寝ようと思いながら結局見てしまいました。スカーレットがこんな女だとは知りませんでしたが・・・。最後30分くらいで、バババッとストーリが進み、最後、意外に立ち直りが早すぎて、ちょっとびっくり。スカーレットの、「今は考えられない・・・明日考えよう」というせりふ、途中にもありますが、明日じゃ遅いやろ!と最後は突っ込みそうになりました。 周りのキャラクターも、愛すべき人たちで、ドラマとして厚みがあります。 メラニーもスカーレットも、美しい! 【しゃっくり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-22 01:04:05) |
181.ひと昔前はオールタイムベストなどといってランキングすると1位の席はお決まりの名作でした。文句のつけようのない名作ですね。あとは好みの問題で、2度3度と繰り返し見るか、DVDを買い込むかなどがその尺度になるかと思います。私は大昔に日比谷スカラ座でただ一度見たきりなので9点。大混雑で、シネラマを最前列で見る羽目になりましたが、その迫力たるや、もうすごいものでした。次に見るなら、やはり大スクリーンがいいですね。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-13 20:58:36) |
180.日本で劇場公開されたのは戦後になってからだそうだが、シンガポールなどの東南アジアでは戦前にこの作品は公開されていたようだ。それを見た日本人は、あまりの大作さゆえにこれから敵に回す国の強大さを悟り、彼らの中では戦う前から日本の勝利の望みまでもが風と共に去りぬだったそうな。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-22 20:37:27) |