《改行表示》158.非常に心にしみるいい映画だった。主人公の爺さんが非常にいい。本人は自分を頑固だとことあるごとに言うのだけれど、意固地で偏屈な感じはなく、心優しい、穏やかな老人。誰か知らないけどこの爺さんの役者もすごいいい味出してる。だからほんとこの爺さんが魅力的なのだ。 出てくる人もみないい人ばかりで、トラクターで一人突き進む爺さんに色々手を貸してくれる。とても心温まるストーリー。 アメリカの片田舎の風景も、向こうに全く住んだことのない自分にも何とも言えぬ慕情が感じられて楽しめる。 最後にやっとたどり着いた兄の家。そこで多くを語らず、ほんと一言二言語って終わる。しっぶいわ~~。 まあ、多少展開がまったりしていて、だるい感じはなくもないけれど、楽しめる作品。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-23 03:59:35) |
157.それぞれのエピソードにおけるアルヴィンの言動と佇まいに、生を授かった時から、消え去ってくれない辛い思いも背負って行かねばならない定めと、毎日欠かさず何もかもを見守ってくれる大空のような存在に近づいて行く事が歳を重ねる事である素敵さを感じました。老いに対する怯えを軽減させてくれた本作に感謝。 |
《改行表示》156.テンポがのんびりとしていて、景色とBGMがすばらしく癒し系。 まったりとした気分になるが、やはり全体的に退屈。 でも、さすが人生を長く生きているだけあって、ストレイトの言葉には一つ一つに重みがありさすがだと思った。 言葉を多く交わさなくても兄弟と分かり合えるというのも、長年の功なのかなと。 もう少し年をとってからこの作品を見れば、もっと共感ができると思う。 【ひまわり】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-20 12:21:40) |
155.主人公がリアルにおじいちゃんだったので、見ていてこっちまで腰が痛くなってきたし、台詞の一つ一つに本当に重みを感じました。ただ内容的にはやや冗長。端々にリンチ色はうかがえるものの、見た後に残るずーんとした感じも今回はあまり感じられませんでした。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-22 22:19:07) |
154.風景などの映像はよいが、のんびりしていてやや退屈。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-15 21:56:49) |
153.自分の力で兄に会いに行く、ということが主人公にとっては重要で、それも「会う」よりも「行く」の方がより重要みたい。そのマッスグさ。このトラクターの遅さがよくて、一度カメラが空を仰いで戻ってきても、さして進んでいない。妊娠娘や自転車青年など若い人も出てくるが、老人の述懐を引き出すだけの役割り、この映画に出てくる他者は老人の対立物にはならない。この監督にしては意外と定型に収まってしまう。兄のもとへ向かうという熱が、もう少し彼に混乱を起こさせてもいいような気もするが、つまりこれが老いというものだ、と言っているのか。一週間に一度鹿を轢いてしまう女性のあたり、ちょっとリンチ臭が立ち込めかけた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-12 12:08:21) |
152.円熟味を増したリンチの演出に、これまた燻し銀の渋さで魅せるリチャード・ファーンズワース(マシュー!)の名演。淡々と進むストーリーの中に、ひょいと顔を出す人生の真実。日常世界の裏側に隠された闇を丹念に撮り続けたリンチだからこそ出来た映画。いや、感動しました。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-26 05:37:50) |
151.デビッド・リンチの幅広さ。様々なことを示唆しています。最高のロードムービー。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-10 00:17:50) |
150.大きな山も谷もなく、ただ穏やかにゆっくりと様々な人と出会いながら進んで行く。良い映画だと思うんですが、やはり退屈。もっと歳とってからどっしり見たら評価が上がりそうです。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-23 18:23:39) |
《改行表示》149.登場人物が全員いい人なもんで、いちいち感動させられる。 見知らぬ老人が敷地内で勝手に焚き火なんてしてたら、日本なら即通報されるだろうにアメリカ人はなんて大らかなんだろうと感心した。 まあ、さすがに鹿だけは大歓迎というわけじゃなかったみたいで、おじいちゃんも気まずそうにしてたけどね。 遠回りせず一直線に突き進むようなストレートな物語でした。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-02-22 14:47:42) |
|
148.非常にのんびりとした作品なのに、退屈に感じませんでした。癒されますね。 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 02:07:05) |
147.これは本当にデヴィッド・リンチの映画か?と最初見たときは思ったが、二度見るとあちらこちらに歪んだ世界が見えてくる。これは確かにリンチの世界だ。 【クラウン】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-01 00:48:21) |
146.帰り道が大変だなあ~。でも愛する娘さんが待っているおうちがある。帰る家と家族がいるって幸せ。飲んでいたミラー・ビールとウインナーがおいしそうでした。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-11-25 13:27:54) |
145.のんびり一人旅。タイトルバックのお陰で、なんだか小さな宇宙船で宇宙を旅しているように見えた(笑)。トラクターが生き生きしている。古い日本映画の『有難うさん』を思いだしました。あれもゆっくりのんびり進むロードムービーでした。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-11 01:51:44) |
《改行表示》144.退屈な映画だった。 役者の演技はうまかったけど。 【Vanilla】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-07-01 22:43:50) |
【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-23 20:56:07) |
142.派手な演出もないけど、しんみりと心に染み入る良作。老いることについて色々考えさせられました。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-01-16 11:13:37) |
《改行表示》141.眠くなるほど単調かつ平凡な展開の中でこそ真実は存在すると 考えさせてくれる作品。 飾らないリチャード・ファーンズワースの演技、人、 雄大な自然風景そしてトラクター。 様々な偶然が重なりあって名作は生まれると思う。 痛みを堪えながら熱演したリチャード・ファーンズワースのご冥福を祈ります。 【かんたつ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-02 09:22:53) |
140.主役の魅力だけで2時間引っ張るってところが凄い。 【池田屋DIY】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-21 11:39:46) |
139.心温まるロードムービー。仲違いしてしまった兄に会うため、脆弱なトラクターでゆっくりと兄のもとへ向かう。老いるとは何か。そんなこともテーマのひとつだと思うが、劇中で「老いて一番嫌なのは?」との若者の問いかけに対して「若い頃を覚えていることだよ」とリチャード・ファーンズワースの無垢な目が答える。この言葉とともに永遠に心に残る作品だろう。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-06 06:08:21) |