70.もうだいぶ前に見たんだけど雨に塗れたレベッカデモーネイが世界一美人だと思ったことは強烈に覚えている。その美しさがこの映画の骨を作っていると言ってもいいかもしれない。 【ぷりんぐるしゅ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-03-06 01:43:06) |
69.クレアを憎悪から殺害したり、自分の苦しみを理解させるために夫と子供を殺害するといった単純復讐劇と一線を画す、ヒッチコックを彷彿させる一級サイコサスペンスだと思う(カーティス・ハンソン監督はヒッチコックを意識してるだろうけど)。自分から幸福を奪った憎しみだけでなく、満たされることのない母性愛が屈折してしまい、あのような復讐にペートンを駆り立てたのだろう。彼女の復讐は計画的かつ陰湿だが、赤ん坊に母乳を与えているシーンや最後まで子供二人を攻撃することはないペートンなどを見ると、遣り切れない思いがする。その姿が彼女のあるべき形のように思えてしまい、良妻賢母になったであろう彼女を復讐の鬼に変えてしまった不条理な現実に暗澹たる気持ちにさせられてしまうのだ。クレアを心理的に追い詰めていく過程も秀逸で、男の自分には解らない母性愛が持つ底力のようなものを感じさせれた秀作です。<蛇足>女性(特に母親の人)が観たら、どんな感想を持つんだろうと感じる映画でもありました。 【ペリエ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-07 14:03:15) |
68.多くのみなさんが産婦人科医の行為は猥褻行為でレベッカ・デモーネイの逆恨みだと仰っていますが僕的には産婦人科医の猥褻行為は適切でアナベラ・シオラの勘違いだったんじゃないかと思ってずっと見てました。映像を見ると適切な行為にも見えるし悪くも見えるしでどちらとも受け取れるのです。確かにこれは映画の手法ってやつでここがこの映画の上手い所になっているといっても過言ではありません。そういう所から僕的にはレベッカ・デモーネイの行為は逆恨みではなく夫の恨みを晴らす日本的に言えば仇討ちに見えてしまってメチャクチ感情移入して見てました。デモーネイのやり方は確かに陰湿且つ巧妙で見ていて気分の良いものではありませんが単純で視聴者に考える事を深く要求しない脚本は秀逸でした。ただラストのジェイソンシリーズばりのドタバタ劇だけが残念ですね。僕の予想ではレベッカ・デモーネイの完全勝利を予想してたもので。とにかくどちらにしても単純な脚本でよくもまあここまで考えさせてくれたものだと感謝の念でいっぱいです。 【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-13 01:03:55) |
67.なかなかレベルの高い脚本ですね~ラストあたりがちょっとだけ劇的..シンプルで尚且つ深い、ワンランク上の脚本、演出にしてほしかった..ツッコミたいところがあったので、-1点... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-02-15 17:33:20) |
66.見ての通り完全な逆恨みなワケです。レベッカ・デモーネイは「卒業白書」以来に見たけど、ペイトン役ハマってました。ただこの映画、ラスト30分くらいはかなり緊張感あるのですが、前半は淡々と進みすぎるし、ちょっと中ダレもしててヒマな部分もありました。 【A.O.D】さん 6点(2004-10-20 11:31:29) |
65.男にとっての、ではなく、生物としての女の怖さが良く出てた作品。 【マックロウ】さん 6点(2004-06-30 20:58:55) |
64.クレアが、ぱっとしなくて、どこか変なのに、妙に恵まれていて、それを当たり前だと思っているのにむかついた。そのせいで、ペイトンに感情移入しまくって見てしまった。そういう見方をしてしまうと、つまらない映画です。◆全然関係ないけど、アメリカの医師会は、患者からの訴えで医師を調査するんだよなあ。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-05-24 11:22:14) |
63.見た当時は、恐かった覚えがある。ジワジワくる恐さってのが。でもあの女ならまた生き返りそうな気がする。 |
62.サスペンスで一番好きな作品。レベッカ・デモーネイの悪女ぶりにすかっり魅了されてしまった。やっていることはとんでもなく恐ろしいのだが、そのどうしようも無い悲しみが痛いほど感じられる。如何にも善人という家族など、キャラが分かりやすいのも良い。主人公は面白い程策略にはまっていくのだが、どれも伏線がしっかりしているので、分かっていてもハラハラのめり込んでしまう。最後は、お決まりで強行してしまうが、もしそのまま去っていればこれ程怖いことは無いだろう。 【まさサイトー】さん 9点(2004-03-01 03:17:47) |
61.危険な情事のように「不倫モノかな?」と思いつつ見たのですが、ところがどっこい逆恨みものでしたね。 恐いっちゃー恐いけど、自分がああならない保証もなし。 まあ逆恨みされないように気をつけなきゃね。 【あずき】さん 6点(2004-02-11 20:25:56) |
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60.おおまかに見るとサスペンスなのだが、じわじわ迫り来る恐怖はサイコホラーに近いものがある。男性よりも女性のほうがより共感し、恐怖感を味わえるだろう。女の執念深さ、妬み深さがリアルに描かれている。 【HARVEST】さん 6点(2004-02-02 20:21:19) |
59.今まで恐ろしい映画を一杯観すぎてしまったせいか、特に際立って恐ろしいとは感じませんでしたが、正統派のサスペンス映画として非常に真面目に良く作られている感じがしました。レベッカ・デモーネイの存在感も良いですし、アナベラ・シオラが弱々しいのも上手いですよね。ひまつぶしにちょうど良いほどほどのサスペンスという印象があります。悪くなかったと思います。 【anemone】さん 7点(2004-01-04 12:23:29) |
58.女性の怒りや嫉妬のベクトルは、男性でなく女性に向かうことが多いと思う。例えば彼氏に浮気をされた場合、浮気した彼氏よりも浮気相手の女性に怒りを向けたりする、というような話も結構あったりする。…うーん、私には解せない話だけれど、それの究極なのかなぁ、と思う。事情の差、大小の差はあれど、こういうことはあるのかも知れない。とりあえず、こういう逆恨み系の女性に今まで出会うこともなくて良かった、とは思う。 【ひのと】さん 5点(2004-01-02 23:48:19) |
57.自分が喘息なのでとても苦しかったです。緊張感があってなかなか良いサスペンスでした。女って怖い!ベージュのボルボが欲しい。ボルボって外国では業務用なのかな。 |
56.女性のストーカー的な演技って怖いですよね。レベッカ・デ・モーネイが金髪の美人だけに余計に怖さが増してきます。流産したこととか、医者のモラルとかが問われる課題だとは思いますが、それよりも静かに狂気を見せる彼女の演技に拍手です。温室のシーンが怖いね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-30 16:48:35) |
55.こういう、自分にも起こり得ないとは限らない恐怖を描いた作品はかなり好きですね~~。恐怖だけでなく、人間愛も含まれてるなんて、自分にとってはかなり楽しめた映画でした。復讐を誓って平和な家族を苦しめる女性も、「実は結構普通の人なんだ」って思えるシーンがあったので、余計に怖かったデス。 【ひめ】さん 9点(2003-11-05 20:25:56) |
【civi】さん 6点(2003-10-30 06:53:31) |
53.内容もよかったと記憶していますが、一番記憶に残っているのはインテリア、好きな感じだったし、映画の為に集めた感じがしなかったのでストーリーに入りやすかったです。カーティス・ハンソン監督結構好きです。 【ウメキチ】さん 7点(2003-10-25 16:49:33) |
52.こえーぞお~。女ってのは。結婚するとそれがわかるぞ~。だけど、どこで恨みを買ってるか解らんから余計怖いっすね。 【fujico】さん 8点(2003-10-22 15:41:12) (笑:1票) |
51.出産のために行った産科医に弄ばれていると感じた主婦が、その行為を告訴したことで産科医が自殺。その妻はショックで流産。訴えた主婦にベビーシッターとして入り込み復讐をはじめるって話だけど、妊婦を弄ぶような産科医の夫を選んだ自分が悪いのに、告訴した相手を逆恨みするなんて変だなあと思う。男を見る目がないのは自分が悪いんじゃないかな、などとマジで映画に入ってしまいました。どこで逆恨みされるかわからないので怖いですね。 【omut】さん 5点(2003-09-23 17:42:05) |