11.ダメでした、受け付けません。「中学生は金の卵」「北朝鮮は労働者の楽園」そんな欺瞞の臭いが臭くて耐えられません。共産主義的思想を持ち合わせてないので評価に値しない。パチンコ屋でバイトして、修学旅行サボる娘ですよ、酒まで飲んで犯られそうになったりして、ただの不良娘じゃないか。吉永小百合に騙されすぎです。家が貧乏だからと工場で働きながら夜学に通った父さんはリストラにあい、東京の大学へ行った息子は卒業してもフリーター、娘は援交のあげく風俗に就職。誰がこんな世の中にしたんでしょうかねえ。 【亜流派 十五郎】さん 0点(2004-03-07 00:02:51) |
10.特にレビューするまでもなく推しも推されもしない名画なんだから、特別書くこともないんですがねえ。もう久しく見てなかったけど、DVDで見直してみました。吉永小百合の弟が、朝鮮に帰国する同級生に袋いっぱいのビーダマを渡して「北鮮は新国家建設中だからビーダマなんかねェだろう」って言うシーンは、時代を感じちゃってホロリと来ましたわ。この映画を作ってた当時は、誰一人こんな拉致問題の時代に突入するなんて想像しなかったんだろうなあ…個人的には担任の先生、通称「スーパーマン」の演技が好きです。東野英治郎の頑固オヤジぶりもイイすね。良くも悪しくも、お行儀のいい「よいこ映画」を脱する事ができないっていう欠点があるので、1点マイナス。気持ち的には10点ですが、殺伐とした昨今の世情にもまれながら見ると、「もう賞味期限が過ぎた映画なのかなあ」とか悲しく思えてきます。 【エスねこ】さん 9点(2004-02-21 23:30:57) |
9.「貧乏な環境にある少女が、現実に負けずに明日への希望を抱く」という物語です。この映画の価値は、展開の意外性ではなく、判りやすいストーリーを支える確かな演出です。とにかく、脚本がうまいなあ、と感心し通しでした。物語が、60年代という時代と、川口という舞台と不可分に結びついています。脇役にも余分な人物は一人もいません(唯一の悪役一味ですら、ただ出ただけでは終わりません)。特に印象に残ったのは、姉弟が塀を見上げるシーン。その向こうには、それぞれ別の世界が広がっているのですが、それが彼ら一家の現状――状況しだいでどっちにも転がり得るという不安定性――を象徴しているように思えました。 【円盤人】さん [映画館(邦画)] 6点(2004-02-08 17:58:56) (良:2票) |
8.舞台は鋳物の町で有名な昭和30年代の埼玉県川口市。健気でしっかり者の少女を演じる吉永小百合を中心に添え、貧乏だがしたたかにやりくりする彼女の一家の様子を、生活感溢れる演出で描いてゆく。時にはホロ苦く、時には涙を誘うヒューマンな作風は、監督浦山桐郎の庶民に対する温かい眼差しをも十二分に感じさせてくれた。個人的には、タカユキと朝鮮少年とのペーソス溢れる物語りが忘れられない。伝書鳩を飼育して競い合う(この当時、大規模な鳩小屋があちらこちらにあった)、ほったて小屋を見つけては自分達の秘密基地にする(未整備の荒れ地がまだまだあった)、新聞や牛乳を配達して少しでも家計を助ける…等々、ジーンと胸に染み入るエピソードばかり。ところでこういう映画って、下町に育ち多少なりとも生活苦を体験していないと、ピンと来ないのではないだろうか。私としては、昭和30年代から40年代にかけて都市近郊の下町に育ってきたこともあり、大いに共感を覚えノスタルジーを感じさせてくれた。日本映画史上、確かな位置付けにある名作です。 【光りやまねこ】さん 9点(2004-01-28 13:55:53) (良:3票) |
7.吉永小百合って顔でかいなあ。と、日本人の美人感の変遷ぶりにちょっと衝撃を感じた映画でした。私がこの映画を見た当時は、小顔ブームが始まりかけの頃だったので。でもこういう映画に人々が夢や希望を与えられた時代って、ある意味とっても幸せだったんだよな、と思いました。頑張ることで誰もが生きて行けた時代。こういうシンプルな時代って、今の時代に生きてる人間からするとすごい貧乏話でもちょっと羨ましかったりします。 【anemone】さん 5点(2003-12-13 01:13:02) |
|
6.高度成長期、貧乏でも頑張って幸せになろうと、力を与えてくれる映画です。過去の出来事は嫌なことばっかりだったはずなのに、こういう映画をみると不思議なくらい、それでも良かったんだと錯覚してしまいそうです。この映画で川口のキューポラを知りました。それにしても「いつでも夢を」など、パターンがみな同じですが、きっと当時の人は毎回勇気づけられたのだろうなと思います。 【omut】さん 6点(2003-09-15 03:16:39) |
5.貧しかった頃の日本の姿、前向きに明るく生きる若者達。ほとんどの場面にいとおしさを感じました。今となっては欺瞞以外の何物でもないと判明してしまった北朝鮮帰国事業も当時の世相を示唆しており興味深い(ただしプロパガンダ映画の類ではないと思います)。清楚な瑞々しい吉永小百合を見るだけでも感動! 【JMSDF19】さん 9点(2003-01-03 00:01:22) |
4.みんな、それぞれ事情があり、問題や悩みも抱え、でも、前を向いて生きていこうとしています。そんな人たちを見ているだけで、感動させられるし、勇気づけられます。 【mic550】さん 10点(2002-10-20 21:51:56) |
3.子どもの頃学校て゜見せられて感動しました。物もお金も今のようにふんだんになかったあの時代,でもそれを補って余りあるもの・・・やはり皆さんおっしゃる「健気さ」でしょうね。 【koshi】さん 7点(2001-11-01 23:13:08) |
2.とにかく最高!俺はマジで7年前から毎晩ビデオで観てます。 【ベン】さん 10点(2001-06-07 13:36:34) (笑:1票) |
1.吉永小百合カラーがもろにでています。貧乏だけど健気に頑張る女学生。 【出木松博士】さん 7点(2000-12-17 14:52:23) |